さくばんは、おたのしみでしたねェ?
ああああああああああああああ!!!!
やっちまったあああああああああ!!!!
何!?
4階層でこれかよ!? この先どうすんの!?
痛覚無いけど、触覚がないわけじゃないんだぞ!?
考えても仕方ねぇや。
次どうするか考えておこう。
さて、キリトにメール送ろう。
ゲーム内の女性と付き合うことになって、プロポーズまでしちゃったんだけどって。
ピロン♪
あ、早い。さーて中身は。
『リア充爆発しろ』
は? お前もレテかイレースといい仲になればいいと思うぞ。
エリンシア姫? アイク狙ってる人だし、気にしなくていいぞ。
ピロン♪
『アルゴにその情報売っていいか?』
てめぇ、はったおすぞ。
ピロン♪
『ブレ坊、挙式はいつなんだい? おねーさんが手伝ってやんよ♪』
この状況楽しんでやがる!?
つーか売りやがったのかあの坊主!
とにかく場所を聞き出そう。合流したいってことで。
場所はこのベグニオン帝国に近い場所にいた。
「ワユ、俺の仲間と合流したい。昼には行くから」
「ん、わかった」
甘えてくる姿は可愛らしいけれど、これが今後どういう方向にいくかわからない。
恋は盲目?らしいから、嫉妬や焼き餅焼くとて手を焼くなみたいな状況になるかも。
頑張ろう。
「おいおい、まじかよ」
「おいこらブレイン! こんなかわい子ちゃんどこで見つけてきたんだ!?」
「ブレイン君、それって結婚指輪?」
「おめでとう二人とも。それで、挙式はいつダ?」
「ブレイン、お前も大したやつだな」
「いやー、めでたいなあ」
「現実の女とやらんのか、変わっとるやっちゃ」
上からキリト・クライン・アスナ・アルゴ・エギル・ディアベル・キバオウの順番。
行くときにはベグニオン帝国に来てたから、ワユを背負って合流してやった。
その時薬指に見える白銀の輪っかをみて、目敏い奴らが声をかけてきた。
面倒な問答だぁ。
「それでどうやったんだ?」
「お前が欲しいって言った」
「直線的すぎんだろ!?」
クラインが驚いているけれど、その直後に処刑間際だったり毒状態だったり、
戦闘継続ということもあって非常に疲れた記憶しかないぞ。
「それで、あなたの名前は?」
「あたしはワユっていいます。ブレインとは旅の相棒やってるよ!」
「私はアスナって言います。よろしくお願いします」
「えーと、じゃあアスナさん。よろしくね」
意気投合出来たらいいね。
えーと色々話を聞いたが、美の化身の配下をぶっ潰しに行くんだって。
俺達はディアベルの方の傭兵団に所属して動くことになった。
今回の戦場は室内。今までの様に、フォーカスが居場所を特定してくれる可能性は低い。
足跡だけはすべて判明するんだけどなあ。
ちなみに攻略組は、全員フォーカスつけてる。
当たり前だよなあ?
さらに滅茶苦茶久しぶりに、SAO産とFE産の武器が使用されてる。
素材はそんなに集まらないけれど、敵を撃破するとついでにでてくるので
それらを使ってSAO武器を手入れしている。
「あたしはキルソードでいいよね?」
「ああ、いつも通りだ」
それと今回からチーム戦になるから、今まで持ってきたいらないアイテムを
彼らに提供してやった。
武器耐久は減らないというか、それをしたら大群で死ぬし。
ありがたい改変だ。
とにかくこれで資金繰りがよくなればいいけれど。
ダメならダメで、俺達が狩りつくせばいいし。
それに俺もまだマスタープルフでやるべきことがある。
こいつを使って、さらに奥義の書を使い違う奥義も覚えられるか試さないとな。
それでオリヴァーの腐敗を正すため屋敷に特攻した後、サギの民がいる森に向かい
オリヴァーをぶっ潰してサギの民と和解をして森を復興。
そしてクリミア復興のために、傭兵団を一時的に正規兵として昇進させる。
「いやー案外楽勝だね!」
「当然だろう。相手は私兵であって、士気も装備も潤沢な正規兵じゃないんだ。
これから向かう戦場は、デインの精鋭ばかり。俺達も一層気を付けないとな」
「わかった、気を付けるよ」
エリンシア姫より将軍になったアイクとディアベル。
新たな兵士や将軍たちと共に、長城へ向かう。
やはり古代より朝駆けと奇襲は、手っ取り早い攻略法だな!
今では俺やワユも、将軍格になっている。
将軍というよりかは、軍団長のような感じだ。
無名のソードマスターたちを従えている。
ちなみに他の部隊は、剣士とかだ。
だが戦闘前に俺達が鍛えて、マスタープルフを支援させて昇格させた。
更に俺はスキルを盗むの他に、エリートを取得した。
敵が弱いので、経験値取得は必至。
そういうわけだ。
スキルキャパはもうないので、キャンセルとか使えないけれど
攻撃を食らわなければ何も問題ないってわけだな!
それと俺もマスタープルフを使って、クラス変更をしたけれど相変わらずの無地。
そして奥義の書を使って、流星を覚えた。
ただなぁ、流星の5連続攻撃は普通に腕っぷしでどうにかなるレベルだから、
いらなくね?みたいな。
それと細剣の攻撃力不足は、天空の防御半減と攻撃力倍増効果でなんとかなっている。
またアルゴにこの情報を伝えたが、必殺よりもまずダメージを与えないといけないので
この情報は比較的安価になってしまった。
「ま、ここに来たばっかのプレイヤーには有用だろうナ。
駄賃は次の階層でいいか?『不死身の奴隷』さん?」
「ほんとその二つ名やめてくれないかなぁ」
「一番死んでるんだから仕方ねぇだロ?」
次の戦場は水門解放で大変なことになった山間部での戦闘だ。
俺達は途中で市民を救助しながら、アイクたちに先を行かせつつ
周囲の地形や敵の進路を確認する。
「ブレイン! この人、怪我してる!」
「わかった。……担いでいく、ワユも避難するんだ」
「でも、まだ人が……」
「これ以上は戦場で遅れを取る。帰参するぞ」
「……うん」
そして帰参してけが人を運び込んだら、ツイハークやソンケルバーンと
稽古をして経験値を稼いでおいた。
それと流星は、5回分の攻撃の中に1回ずつ必殺や奥義判定がある事が分かった。
だから天空を5回発動させてしまった。
以前言ったと思うけれど、細剣だと天空モーションはない。
だから通常攻撃の中に、天空が入っているんだ。
つまり10回攻撃している中に、天空または流星がはいっている可能性がある。
「進軍を開始する」
狭い城の中を、ゆっくりと進軍していく形になるけれど基本的に
俺達が最初の露払い役になる。
「「はああああああ!!!」」
全必殺の35+5(ほぼ天空発動で二回発動)。
つまり連続80回連続で使用することができるというわけだ。
ぶっ潰しまわって敵を早急に破壊した。
この戦闘が終わったら、河川流域に住まうひとたちの救援にあたった。
「よし、このくらいでいいか。あとはベグニオンからの救助部隊がやるんだな?」
「そうだ。しかし、二人とも凄いよな。息ぴったりだ」
「まあ色々あったしなあ」
「その色々を教えてくれないのか?」
「攻略には関係ないな」
「そうか」
キリトと共に進軍に邪魔な木々を片付けて、行く手のインフラを整えた。
これをやっておくと、意外と馬が走りやすくなって進軍速度が速まるんだよな。
そうそう、俺はプレイヤーと会話があるけれど、ワユは誰としているか。
それはアスナやアイク傭兵団のミスト、キルロイ達だ。
原作の支援会話以外にも、やっていることはやっているな。
これでアイク傭兵団と俺達の傭兵団が解散したり、暗闇などではぐれた場合
ちゃんとした友好関係を築く事ができそうだ。
俺もちゃんと彼らと話さないとな。
次の進軍場所は、雪がしんしんと降る山間の開けた林の中だ。
ここはパラディンが大量に居るって、FE経験者が云ってた。
なんだいるじゃん、古参兵が。
彼のいうことを少しでも聞いていれば、たぶん黎明で苦戦することもなかったんじゃないか?
俺達は基本的にワンマンアーミーなところがあるから、打開だけは得意だぞ。
そして俺達の方面とは違う方を攻撃したアイクらやディアベルは、
かなり苦戦したと聞いた。
やはり必殺+天空がない彼らにとって、騎兵祭りは辛かっただろう。
それでよくわからない鴉野郎は、半殺し状態で撤退していった。
スナイパーがいればなあ。
次は嫌に静かなデイン王都ネヴァサ。
ここは釣り野伏せのような感覚で先頭集団を隔離されてしまう。
俺達は先鋒だから気にしなくていいが、キリトたちは後方だから
彼は俺達と共に最前線へ来てもらおう、そうしよう。
「次は王都か」
「ここで21だからまだあるな」
「ブレイン何を言っているんだ?」
「ファイアーエムブレムの章の事だよ。
ここ蒼炎の軌跡は、28章まであるんだ。だから、この王都は囮でしかないし、
ラスボスやその取り巻きよりも弱いやつらしかいない」
「そういやリンド配下が言ってたな、ここは通過地点でしかないって」
「他には何か聞いたかい?」
「いんや」
キリトはその人物から少しの情報しか渡されなかったようだ。
というかその人物紹介してくれない?
この物語が終わったら、15週トライアルマップ?をクリアするのに付き合わせるから。
「あいつはリンドの肝付だから無理だろ。
ていうかトライアルマップってのがあったのか」
「そうそう。あったらの話だ。クリア後もこの世界はあるしな」
「それもそうか。でもそれは攻略に行き詰った時しか来ないだろうなぁ」
「行き詰まることは無いんじゃないか? 基本的にその層の素材や武装を手に入れるわけだし」
「あーそれもそうだな。25層ごとに休んで、周囲をめぐってみるのもいいかもな」
俺はキリトやワユと共に、先頭を歩いていると腹に響く音が城内に響き渡る。
ガコンッ
はい、閉じ込められたな。
「なんごとだ!」
「キリト殿、我々は城に閉じ込められました!」
「なんだと!?」
驚いているなあ、知ってたけど。
「どうするの!? 撤退できないってことでしょ!?」
「まあ、知ってた。王都なのに静かってことはおかしいし」
なお、俺のフォーカスはばっちりと、奴らの姿をとらえていた。
というより、外からも奴らの気配が丸わかりだったし、この展開も知っていたから
なんてことはない。
「ほら、戦闘準備だ。いくぞ」
「は、はい」
「皆! ブレイン殿を見習え!」
「流石は隊長だ……」
「ほら、ワユも落ち着いて」
「う、うん」
「はい、深呼吸」
「すーーーーはあーーー」
「どう? 少しははやる気持ち、収まった?」
「そだね、早く戦いたい」
「その意気だ。さて、俺達の成すことはいつも通り、行くぞ!」
「「「はっ!」」」
「やっぱブレインすげぇわ」
「ぼやく暇があったら、俺よりも編成人数多い軍団を指揮しろよ」
「おおう」
俺は笑い飛ばしてやった。するとキリトも、そうだよな、と笑って後方へ向かった。
さて少数精鋭は俺達がやることは、まったくもって変わらない。
辻斬りだ。いくぞ。
途中でスリープした仲間三人を、俺と仲間二人が背負って戦った。
「隊長が背負いながら切り込んでる!?」
「お、おれも負けて……」
「ぬおおおおお!!!」
「やっぱり、ブレインって凄いや!」
護り手ないから普通に苦しいんですがみなさん!
だけど士気というかバイタリティを落とさないように、全力で戦うしかないんだなこれが!
さて例の竜は、わざと逃そう。
どうせシナリオ的にこっちにくるし。そもそも、子供だ。
おっと、今からクリミア王都メリオルに行かないとな!
それとゼルギ……ゼルネアスが来るし、戦闘できないかなぁ。
そもそも漆黒のあの鎧は、女神の加護が与えられたやつで不死身だ。
いや攻撃はとおるし、HPの回復もするが実質のイモータルなんだ。
そういうわけで、生身の彼と全力で戦いたいんだな。
さてさて、西方へ向かう前に将軍が合流した。
俺はすぐに彼の下へ行く。
おーいたいた、見事なマントと紅蓮の甲冑だ。
フォーカスによると、女神の加護なしの鎧だ。
そんなわけで、模擬訓練をお頼み申し上げるぞよ。
「君は?」
「ああ、彼はディアベル傭兵団の剣士だ。名前は……」
「ブレインです。どうぞよろしく」
「ああ、私はゼルギウスだ。それで、何の用かな?」
「高名な方と存じ上げております、ゼルギウス将軍。ぜひ、私と手合わせ頂きたい」
「結構な自信だな」
「はい。この軍では互角以上の相手がおりませんので」
ワユのキャンセルで、攻撃が無効化されることがあるんだけどな。
「それはそれは……では、お相手願いましょうか」
「獲物はそのままで構いません」
どうせ切り傷無くて、HPで受けるし。
そういうわけで、屋外にでてゼルギウス将軍と一騎討することになった。
俺のスキルは、盗む・エリート・天空・流星だ。
そしてここで経験値を得れば、レベルが10以上になる。
次は月光なんだろうなと思いながら、サナキがくれたマスタープルフを思い浮かべる。
とにかくだ、今はゼルネアスと戦わなくては。
間違えたゼルギウスだ。
「お、キリト! 審判やってくれ!」
「え、は? ああ、いいぜ!」
フォーカスで情報抜き取ったな?
目がゼルギウス将軍に向いてたぞ。
「では、尋常に」
「勝負!」
俺はゼルギウス将軍と手合わせしたけれど、この人隠す気あるのかな?
覇気もそうだけど、フォーカスが漆黒の騎士(ゼルギウス)として表記されてる。
他のみんなのもそうなんだろうなあ。
さらに言うと剣筋もそのままだし、隠せないのか隠そうと思ってないのか。
どちらにせよ、経験値になってもらいます!
攻撃を受けても、流星と天空で回復できるし常に必殺だ。
なお、どちらも通常モーションだから将軍も、まさかロード奥義を食らっているとは思うまい。
謎の硬さだけど、ゲームと違って攻撃を与えるたびに経験値が入ってくるから、
今もなお成長している。
本当は倒した方がいいんだけど、それよりも訓練で格上を相手にした方がいいなこりゃ。
よし、ここでクラスチェンジ!
おっといきなり押されてしまった!
でも必殺と天空が合わさると、2ダメージ入る。
経験値がごりごりと入って来ておいしいですよ。
それと一瞬だが、ゼルギウスの動きが鈍った。
大丈夫大丈夫。ゼルギウスも、月光が入ったようだけど1でも残っていれば
継続できるから。
HP60が徐々に削れていき、1になった。
「そこまで! ブレインの勝利!」
「そういうわけなんでね、剣を外してくれませんかね!」
「曲がりなりにも、私はベグニオン帝国の将軍だ。おめおめと生き恥を晒すことは出来ん」
「でしたら、私に褒美としてお願い事を叶えてくれる権利をくれませんか?」
「君にか?」
「ええ。それなら、褒美ですので負けたことにはなりません」
「……いいだろう。で、お願い事とはなんだ」
「実はですね、クリミア正規兵はもともとはグレイル傭兵団だったんですよ。
その傭兵団団長アイクの父親は、デインの将軍『漆黒の騎士』に殺されてます。
グレイルさん元々は最強の剣士だったらしいじゃないですか。
そんな騎士が殺されるのですから、先鋒の俺達は決死の覚悟で当たらないといけなくなります。
そういうわけで、その時が来るまで剣の腕を磨きたいので、模擬戦の相手を手伝ってください!」
「……ああ、……それくらいなら力になろう」
動揺しまくってんな。
女神の加護なしじゃ、お前はほぼ負ける。
なにせ俺は『不死身の奴隷』だしな。
心の中で俺は、恥ずかしくなった。
気持ちが悪いなこれ。
そんなわけで、サンドバッグができたのでみんなで叩いて行こうね!
おら、くらえや。
天空+必殺!
「ところで、ブレイン」
「なんだい、ゼルギウスさん」
「追いかけなくていいのか?」
「まあ、なんとかなるでしょ。それに、先鋒が殲滅しちゃあ他のやつらに経験を渡せないのでね」
「なるほどな」
面と向かってバトルしまくっていると、お互いに口調が崩れてきた。
それにクラスチェンジしまくって、スキルキャパが増えていくといらない奥義をすてて、
いい感じの書物で色んなスキルを試すことができる。
その中でも、キャンセルと待ち伏せかな。
カウンターほどではないけれど、相手の攻撃を無効化してすぐに攻撃することができるのは、
このスキルの有用性が証明されたってわけだ。
ただ、そこは剣技でなんとでもできるから、つけるかどうかで言えばつけないな。
キャンセルは本当に便利だけど。
鳴動と狙撃・陽光は入手できた。
次だ。
「おいブレイン!」
「あれ、ヤナフさん」
「まだ稽古してんのかよ!?
すでにオルリベス大橋で、戦端を開いているぞ!」
「了解! 今行きます!」
「ったく、乗れ!」
「ゼルギウスさん、ありがとうございました!」
「ああ、行ってこい」
「行ってきます!」
ヤナフさんの背中に乗って、一気に大橋に来た。
降り立った場所は、クリミア王国のNPCが出現する方角だった。
「これ以上は無理だかんな?」
「ありがとう、ヤナフさん。じゃ、次は俺が貴方を守る番だ」
「あー、期待せんでおく」
クリミアの援軍が見えたけれど、そんなのは無視してヤナフさんを守りながら
俺は色んな奥義を使ってこいつらを滅殺していく。
基本的に下級職だから、経験値が1しか入らない。
あー、数だけは立派だな!
「つっよ」
「だろう?」
ヤナフさんもいつもの煽り文句もなく、純粋に驚いてた。
「あ、ブレインだ!」
「あの光はどうみてもブレインです、本当にありがとうございました」
「隊長!」
「隊長を救い出すぞ!」
「「「うおおおおおおお!!!」」」
ちょっとまって、印付き燃やしたがり中身年増なプラハと増援がやばい
デルプレー城の戦いがある。
だから消耗はやめろって!
あとそれと、俺の隊の兵員増えてないか?
ああ、キリトの軍団もいるのか。
そもそもなんでお前そこにいるし。
「おいおいおい、流石のベオクも多勢に無勢だろ」
「無駄口叩くなら体力回復して、向こう岸に渡ってください」
「そうさせてもらうぜ」
「敵はたったの一人だ、囲め!」
「ようこそ地獄の一丁目へ。それじゃ、人生をリセットしようか」
ゼルギウス将軍で鍛えた剣の冴えを見るがいい!
そんなこんなで、レベル10になったのでマスタープルフを使う。
衝撃もついでに覚えた!
そして動く要塞ハール将軍も、ジルによって仲間になった。
よかったよかった。
「お前は半生がいい、炭焼きがいい?」
「ウェルダンかミディアムレアでオナシャス!」
そんなこんなでぶっ殺した。
「なあ、おいキリト」
「なんだい、ヤナフ」
「こいつ強すぎないか?」
「ごもっともだな。だけど、まだあんなものじゃない気がする」
「うげっ、あれ以上強くなんのかよ」
そうだぞ、まだ強くなれるぞ。
強くなったら、本編15週のRTAでもやろうかな。
どういう条件で、周回できるかも見ておきたい。
「ブレイン!」
「おっと。ワユ、元気にしていたか?」
「うん! 今日も強くなったよ!
そうだ、模擬戦してみない?」
「お、いいね。じゃ、相手になってやる。
よし、ハール将軍ちょっと」
「私か?」
「そうそう。審判してください」
「まあ、それくらいなら」
キャンセルとか待ち伏せとか、すっげぇつらいぞ!
あとクラスチェンジしたばかりだから、攻撃力が低くて
いつぞやで見た必殺+天空でしのぐ場面になってしまった。
それに現在、ワユが上級職で一番レベルが高い。
レベルは15だったかな?
スキルは、見切り・キャンセル・流星・待ち伏せのはず。
さすがにゲームと同じというのはありえないな。
おかげで敵も味方も、強い。
ただしリアルタイム戦闘のせいで、全然意味ないってことを考えるともの悲しい
物があるけれど。
お互いの指輪が鈍く照り返す。
そこからは考えることをやめた。
いやあのね、ワユさん強いし速いんだわ。
ソシャゲでもないのに、好感度MAX?で基礎能力値が上がっているのか?
強すぎる。
ちなみに、俺は上級職を8回やっているので、経験値がものすごいと思うぞ。
ワユのレベルは16になっている。
ということは、全員と模擬戦すれば凄いことになるのでは?
そういうわけで、彼女と戦闘を終えた後ハール将軍や加入したての皆と
戦闘しまくった。
「やっぱり強いや」
「すまないな、手加減できないんだ」
「大丈夫だよ、すっごく練習になったから!」
「それならよかった」
ちなみに、アスナもキリトも普通に強いですはい。
だが我が天空に限度はないのだよ!
それと気づいたんだけど、自分たちのステータスの見方がわかった。
自分でメニューを開いて数値でみるのではなくて、フォーカスで自分の情報を見ればよかったんだ。
これで気づいたのは、クラスチェンジするたびに能力値が最大値もろとも上昇しているってことか?
つまりあのクラスチェンジで上昇している能力値が、そのまま最大値も引き上げるんだ。
だから今ものすごく強くなっているってこと。
いやぁ、頑張ったかいがあった。
ただ俺は現状、取得経験値が1だけだ。
そう……レベルを10にするまでに、戦闘を1000回経験しないといけないんだ。
それもエリート付きでこれだから、いつか経験値も0になるんじゃないかな。
恐ろしすぎる。
色々考えていると、次の戦場が見えてきた。
ここがあのジョフレとユリシーズらがいる場所で、最大の戦場になる場所だ。
じゃあ、突撃しよっか。
「行くぞ」
「え、大将の指示――」
「ここはデインの領域だ。他にも兵士がいる。ならばここで殲滅してやれば、
兵站や生き残った仲間たちを迎え入れることができる。
ここで殲滅できなければ、今度は俺達が挟撃されて死ぬ」
「ブレイン、頭いいんだね」
「ワユを救うために軍を相手にする男だ。これぐらいの方がいいだろう?」
シナリオ的に、ここはいくしかない。
それに経験値がおいしいドラゴンナイトもいる。
彼らだけは経験値が2になるからな。
さっさと撃破して行こう。
俺らの隊員と共に進んで、後方から攻めかかる。
そして徐々に削っていくんだ。
「あれ、ワユ。ブレインたちは?」
「ブレインなら西に向かって突撃していったよ?
あたしも今から行くんだけど、アスナも一緒に来る?」
「え、待って、それ、団長に伝えないと!」
「アイク! ディアベル! いるか!」
「どうしたんだキリト」
「どうしたんだい、キリト君」
「ブレインが西に向かっていった!」
「何!?」
「なら決まったな。これより包囲を崩して攻撃する」
お、歓声が聞こえた。
そろそろ来るかな?
「て、敵――」
「おっと、喋らせねぇぜ」
「見敵必殺」
「ぎゃ」
撃破していって包囲を半壊させる。
そして城を開放した後、すぐに北へ向かう。
そこから賢者や魔法使いを倒して、向かってくるパラディンどもを撃破していく。
よし、マスタープルフを使って、奥義の書だ!
瞬殺GET。これで一撃必殺できるな。
そのままアイク軍と共に挟撃して、敵を壊滅させる。
なお敵の漆黒の騎士は、女神の祝福を受けているので倒せない。
だが周囲にいる敵を倒すことで、HPを回復させて奴と向かい合う。
「やはりゼルギウス将軍ですよね。見覚えのある剣筋だらけだ」
「だからなんだ」
「鎧を脱いで戦おう。それとも何か、臆病風に吹かれたか?」
「ああ。貴殿の腕が恐ろしい」
「そりゃどうも。だけど、分厚い鎧の奥で震えている奴に言われても、
全くうれしくもないんだが」
彼が従えるHP60のジェネラルを、一撃の下葬った。
そしてHPを回復させて、なおも挑んで陽動しておく。
(やばい、つよすぎる。どうしよう(´・ω・`))
とりあえず漆黒の騎士には、ご退場願った。
ついでにアイクに押し付けたからどうにかなるはず。
今はエタルド?ラグネル?がないから、攻撃は通らないけど。
これが終わったら、ガリア王国のカイネギスやフェニキスのティバーンと合流する。
合流地点は、かのボルトアクス将軍がいるマレハウト山岳だ。
落石を誘導すれば勝てるな。
それが終わったらピネル砦とナドゥス城の攻略だ。
また砦は即行で攻略し、洗脳されたおっさんを殲滅。
ナドゥス城の方も、アイクが漆黒を戮した。
そしてリアーネというリュシオンの妹を助けるべく、グリトネア塔へいく。
リアーネ自体は、橋での攻防前後で捕縛されたはず。
彼女はメダリオンに封印された邪神を目覚めさせるキーパーソンではなかったが、
それでも世界に二人しかいないらしいサギの民だ。
救出しなければならない。
また漆黒の騎士だけれど、死んだのはうそだぞ。
城が崩れたところで、離脱している。
そんなわけで、フォーカスでやつの足跡を追ってみた。
お、いたいた。
後で絶望に染めてやろう。
それで幽閉されている筈の塔は、ラグズのなりそこないが大量に存在している。
なんかもう、どうぶつえんだ。
おいでよどうぶつの森!
それとこのマップでは、経験値がたくさん入る。
だから撃破するわ。
大量のワンマンアーミーを、先手を持って潰させていただく。
「痛っ」
「ワユ!」
「大丈夫! 行って!」
「ああ! 行くぞ、皆!」
「「応!」」
ソードマスターレベル18の群れで挑む。
彼らは強いかもしれないが、設定的に薬で本能のみで動いている。
危険だが単調だ。比較的容易に、そいつらを撃破することができた。
また経験値が3とおいしいので、優先的に貧弱な猫を頂いている。
そして後方より魔法の支援。
一気に敵が消えていき、行く先の道を駆けあがっていく。
塔までの道は、夕暮れもあって若干くらいけれどフォーカスのおかげでそんな
心配は露と消えた。
途中の赤龍や黒龍は撃破し、コユージョを殲滅した。
流石に龍はきついぞ。
なりそこないでも、能力が人間よりもはるかに高い。
さて戦闘が終わったら、戦後処理は任せよう。
なにせこの塔は実験場かつ屠殺の場でもあるからな。
よって、最下層はいかない。
そして行こうと思っている皆には、覚悟して行ってこいって言っといた。
「おい、知ってたのか?」
「焦点の合わない目、常時唾液が出ている口蓋、大振り過ぎる無能な本能。
大体わかっていたさ」
「なるほどな」
キリトの追撃を軽やかにかわして、次の最終決戦へ向かう。
その前に兵士たちの下へ行く。
「よっ、次は最終決戦だ。
終わったらみんなどうするよ」
「俺はベグニオンに戻ったら、デインの仮占拠を行う役割に充てられるんじゃないかな」
「自分はクリミアで衛兵します」
「俺はもともと土方だしな。そっちに行くぜ」
みんなこの後のことは、ちゃんと考えてくれているようだ。
いつも通り、だれも死なさないぞ。
「おーいワユ」
「ブレイン! やっと戦が終わるね」
「ああ。やっと平和になるんだ」
「この戦争が終わったら、ブレインはどうするの?」
「しばらくは漆黒の騎士を捜す」
「え!? アイクが倒したって言ってたけど」
「あいつが? まさか。明日には、ベグニオン帝国にでも戻っているさ」
「なんでベグニオン帝国?」
「そりゃあいつがゼルギウス将軍だからな」
「凄い、なんでわかるの?」
「一騎討しまくったから、対面で戦うとわかってしまうんだよ」
「そうなんだ」
「それとクリミア王国が落ち着いたら、挙式しよう」
「うぇえええ!?!」
「ん、嫌か?」
「嫌じゃないよ。うん、落ち着いたら絶対しようね!」
「約束だ」
「約束!」
というのは建前で、周回プレイのための条件を探す旅に出ます。
更に放置中の1層の様子を見に戻る。
さすがにね、ガイア達が気になって仕方がない。
しばらくは1層と4層を股にかけて動いて、暁の女神にできるかどうかを試す。
できなければ、15週するだけだあ。
それとディアベルに、サンダーの開発資金をもらいに行く。
これで細剣と同じスペックのものを開発して、ついでに魔防の低い敵のために
今使い始めた。
「うおおおおおサンダアアアアア!!!」
「ウルサイ」
「ぐべっ」
「最終決戦前に何やってんダ」
「そりゃ、魔法使いたいに決まってるだろ」
「だったら、前からそれやっときナ」
アルゴから強い突っ込みを受けてしまった。
でもまあ、これも今日で終わり。
クリアしたら、皆上の階層へ上る。
皆も二層くらいクリアしたら、皆の事を忘れるだろうな。
だが俺はこの階層をクリアするまで、上には登らねぇから。
はい、というわけでやってまいりました決戦。
皆に号令を出した後、クリミア王城にやってきたんだ。
そこにいたのは、上級職で固いやつらしかいない。
普通に苦戦するレベルで、細剣でも攻撃力が足りないところがあった。
しかしそこはサンダーでなんとか克服する。
防御が固いなら、魔防が低い奴を狙えばいいじゃないって。
最終的にアシュナードは、アイクの天空で倒れることになる。
そしてそれと同時に、王城の中央噴水が変化して次の階層へ行く
ワープゾーンになる。
「お、解放された」
「おっしゃ、次いくで次!」
「ここの事も終わったし、次行くか!」
ディアベル傭兵団の中でも、アイクらとの交流をほとんどしなかったメンツは、
すぐに次の階層へ旅立ってしまった。
しかしある程度交流のあった俺達は、まだまだやるべきことがある。
皆と話して解散した後、キリトやアスナたちと話してワユや他の将兵に声をかけた。
更にキリトやアスナは、交流を終わらせたらさっさと次の階層へ向かった。
体感一年以上もここにいたのに、そのそっけなさはまずいだろ。
現実世界では、まだ一か月も経過していない。
この体感時間の長さの違いが、俺達を世界に縛り付ける楔になるのだろうな。
マスタープルフを使って、咆哮を手に入れた。
相手を1ターン行動不能にする。
たったそれだけではあるけれど、次から周回した場合非常に楽になるだろう。
とにかく今日は、ワユと一緒に高級な宿で泊まることにした。
つかれ過ぎて、どうにもわからない。
問題は次の日にな。