多くのウマ娘、トレーナー達が日々夢に向かって邁進しているトレセン学園。そして今日もまた新たな夢を持つトレーナーが1人足を踏み入れる。
「トレセン学園ってめちゃくちゃ大きいよね……不安しかないよ〜」
少し……というよりだいぶ緊張した面持ちで門へ向かい歩いているこの人物が今年からトレセン学園のトレーナーになる男性。緊張からか俯きながら歩いていると、
「おはようございます! 今日から配属になるトレーナーさんですよね?」
門に立っていた女性に気づいておらず、声をかけられたことに少し驚くも「そうです、えーっとあなたは?」そう返すと「あぁ! 名乗りもせずに声をかけてごめんなさい! 私トレセン学園理事長の秘書をしております敏川たづなと申します」
たづなと名乗った理事長秘書によると新人トレーナーに学園案内するため待っていたとの事だった。
男は改めて自分の名を名乗り、たづなの案内を受けて学園内を回った。
「ここが理事長室です! 理事長がお待ちですよ!」一通り回った後たどり着いた部屋の前で、たづなはそう言い大きな扉を開けた。そこには自分より一回りほど幼く見える帽子に猫を乗せた女性が座っていた。
「歓迎! よく来てくれたなトレーナー君! これからの君の活躍期待している!」事前に会ってなければ絶対理事長だと分かんないなと少し失礼な事を考えてしまいながらも、「こちらこそありがとうございます、少しでも期待応えれるよう頑張ります」と挨拶をした。
「トレーナー室や必要な資料などはある程度用意していますから、これからのトレーナー生活頑張ってくださいね!」たづなが男に向かい声をかける。「質問! 生徒会室には案内したのか?」と聞くと、「そうでした!
トレーナーさん! 早速行きましょうか!」と言うと同時に扉を開ける。理事長に会釈をし、トレーナーとたづなは生徒会室へ向かう。
「ここが生徒会室です! 生徒会長さん達がいれば良いのですが……」
そういってノックをした。「どうぞ」と短く返ってきた。「失礼します」と扉を開けるたづなに続いて部屋に入る。
「君が新人トレーナー君かな? 私はシンボリルドルフだ。生徒会長をやらせてもらっているよ」和やかな笑顔で挨拶をした、現会長で「皇帝」と呼ばれるシンボリルドルフ。無敗三冠含むGⅠ七勝のウマ娘が持つ風格に唾を呑むもすぐに挨拶を返す。
「副会長のエアグルーヴだ。よろしくたのむ」
シンボリルドルフに続き手短に挨拶した冷静沈着といった様子のウマ娘と「女帝」と呼ばれる実力者である。
「まだ来たばかりで大変かもしれないが、午後からデビュー前でトレーナーが決まっていないウマ娘が走る選抜レースがある。良かったら見ていっていくのはどうかな」シンボリルドルフがそう提案する。
「せっかくなのでそうしてみます。午後までは学園を回っていても?」
トレーナーがたづなに聞くと「もちろん大丈夫ですよ! 選抜レースは学園内のレース場で行うので時間までには来てくださいね!」たづなの忠告を頭に入れ、2人に軽く挨拶し生徒会室から出て学園を回ることにした。
改めて学園をまわる前に軽く腹ごしらえでもしようと考えたトレーナーはカフェテリアを目指して歩いていた。しかし、「やっぱり広すぎる……迷子になってるよ絶対」不安になりながら歩いていると
「あの、なにかお探しですか?」と一人のウマ娘が声をかける。
後の担当ウマ娘との出会いは偶然だった。
・主人公
新人トレーナー。若干方向音痴。
・後の担当ウマ娘
どう考えても迷子の動き方をしていたトレーナーに声をかけた。
書き方難しいですね、、
主役のウマ娘は史実にはいるけどウマ娘化していない娘で進める予定です。