「本日の第5Rジュニア級メイクデビュー戦!
10人のウマ娘達が出走しています」
「一番人気はキョウエイボーガン。続いてマヤノペトリュースと人気が続いています。この二人が人気を集めていますが、注目のウマ娘はどの娘でしょうか?」
「そうですね、やはり上位人気の二人は注目したいです。取材によるとキョウエイボーガンとマヤノペトリュースは学園の選抜レースでも一緒に走った事があるそうですから、少なからず意識はしてるでしょうね」
「なるほど! 二人も含めどの娘に勝利の女神が微笑むのか楽しみです」
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???
「……ん? 何見てるの?」
「メイクデビュー! 大逃げするウマ娘が出るって友達が言ってたんだ!」
「ふーん? なんて娘?」
「キョウエイボーガンって言うんだ! 人気も一番なんだ!」
「なるほどねー。……じゃあ私はマヤノペトリュースって娘を応援しようかな」
「えー! なんで!? 一緒に応援しよーよ!」
「いや別になんとなく気になっただけだから……」
「きっとキョウエイボーガンが勝つ! トレーナーもそう思うよね!?」
「え、えぇ。そうですね……」
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競バ場
「ペトが2番人気とは……見る目がないね。あんなに可愛いというのに……!」
「可愛さだけで人気は決まらないんじゃないかな……?」
マヤノペトリュースのデビュー戦が始まるのををスダホークと共に待っているトレーナー。
「ペトにはなんて声をかけたんだい? 変に緊張させてはないだろうね?」
「絶対勝てるよ! って一言だけかな。変にあれこれ言うと考えすぎちゃうと思うから……」
「まぁペトは真面目すぎるところがあるからね。それくらいが良いのかもしれない」
「ただ、キョウエイボーガンは選抜レースで負けてる相手だから意識しすぎないかが少し心配だけど……」
「心配いらないさ。ペトならそれくらい分かっているとも」
「……そうだね、トレーナーなんだから信じてあげないと……」
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「ふぅ……」
マヤノペトリュースは息をつく。
(ボーガンには負けたくないな……最内なのもあって絶対大逃げを仕掛けてくるからスパートのタイミングが大事になってくる)
「おーい? もしもしー?」
ふと気がつくと見知った顔が声をかけてきていた。
「ボーガン? ごめんなさい。ちょっと集中していて……」
「全然良いよー! 普通そうだよなー! せっかくだから仲良くなりたくて声かけたんだけどタイミング悪かった!」
「縁あってまた一緒に走れるんだ! 良いレースにしような! じゃ! また後で!」
そう言った勢いのまま離れていくキョウエイボーガンに多少困惑するマヤノペトリュース。
「あんなに熱い娘だったんだ……レースの後話してみようかな?」
「各ウマ娘ゲートインをお願いいたします」
係員がゲートインを促す。
各ウマ娘順番にゲートに入っていき、大外枠のマヤノペトリュースは最後にゲートに収まる。
メイクデビューが始まる。
キョウエイボーガン
・マヤノペトリュースと仲良くなりたい熱血ウマ娘。大逃げする気満々。
???
・チームの皆でメイクデビュー観戦中。