ゼロのウイルスがゼEROウイルスだった。 作:みかん
民間人の悲鳴が四方八方から聞こえる中、エックス達は形容しがたい存在…ゴッドカルマシーン・O・イナリーを認識して思った、どうしてイレギュラーは発生するんだろう…‥
「…哀れな」
カーネルの反応から敵対していた人物だとわかったが…少なからず元からあのような存在ではないと理解した。どちらにしてもあの存在は倒さなければならない!色々な意味でレプリロイドが奇異の目にさらされてしまう!
エックスは心で思ったまま建物に身を隠しながらチャージバスターを撃ち放つ、撃たれたのを認識したのかイナリーは回避行動をしようとするが…白い液体が無限に出続けている棒により視界が狭くなり避けきれず、白い液体の製造・貯蔵される部位に当たった。
「ウホォォォ!?」
人語すら喋る機能もないのだろう…空中で痛みにのたうち回っているのが見えた、それにより棒が動き白い液体が辺りに集中して飛び散る。それを全身に浴びた者達は恐怖と絶望に酔いしれるが…それは
「汚い!?臭い!?ギャアアウあへ?へへへセックス...」
「…ええセックスしかないわ」
「何してるんだ!?」
「肉と肉がとろけ合うまで交わり続けろ!」
エックスは己のせいで変になってしまった民間人の事で後悔している中、ゼロとカーネルは白い液体に触れることは危険だと改めて理解した。そして問題なのが敵が思っているより頑丈だということだ…見た目は柔らかいように思うが、エックスの攻撃を受けて多少の傷しかできていないようだった…‥見たくもなかったが。
ゼロもサーベルだけでなくバスターも持っているが戦闘スタイルから使用していなかった、それにエックス程の威力は出せない、カーネルも同様であった。同時に撃ち続ける事で倒せなくはないだろうが…相手は先ほどの攻撃に気づいてこちらに近づいて来ている、そして棒を腕をロケットのように飛ばし標準を合わせるように徐々にこちらに向きを変えている…‥
「これ以上被害が出る前に迅速に奴を始末する。二人は援護を頼む」
カーネルは建物内部から近くの高さのあるビルを登っていくのが見えた、エックス達も建物内部を経由して場所を変えながら攻撃をして注意を向けさせていると…ペンギーゴが現れた。
「ゼロにエックス!」
会って早々に氷のつぶてを吐き出してきた、二人は突然の奇襲ではあったが左右に回避した、だがそれが狙いだったのだろう…ゼロが回避したのに合わせて物陰から何者かが射撃を行った、避けるためのほんの数秒にも満たないタイミングによる奇襲…ゼロは反応しようとするが間に合わず直撃してしまう。だがそれは破壊を目的にした銃ではなく捕獲を目的にした電撃銃であった。
「ガァァァ!?」
「ゼロ!ッ君は行方不明になっていたマックじゃないか!」
「相変わらず甘いなエックス!敵がいたらすぐさま撃つべきだろ!」
マックはエックスの
「ゼロ!ッマック!どうして...」
「…いいかエックス!お前の甘さでゼロが捕まった、次会う機会があればその甘さは命取りになるぞ!」
マックはその言葉を残して自分の前から消えていく…自分のせいだ!ロックマンなら助けられた!どうして僕はできないんだ!…‥エックスは撃ったマックではなく対処できなかった自分の判断の悪さを呪った、
その様子を見ていたペンギーゴは任務は果たせたと感じながら…自分は悪者で
「八ッ!情けないクワッ…外のあいつを対処しなくていいのか?」
ペンギーゴも床を凍らせ滑りながら消えていく…エックスは動けるようになるまでその場で己を呪い続けた…‥
カーネルはゼロ達の援護がなくなった事・連絡しても繋がらないことも合わさり、敵と遭遇した可能性を考慮した。援護に向かいたいがこのままあの空飛ぶ汚物を放置もできない、敵は既に地上近くまで降りて来ておりカーネルがビルの上から奇襲をかければ首を斬ることも容易かった…今もなお出続けている白い液体に触れるのを考慮しなければ…‥カーネルは覚悟を決めた
レプリロイドが社会進出に従いハッカーなどネットワークにおいても犯罪の規模が増加するのが予測された、それに対処するコンピュータプログラムも必然的に開発された。
「表では凄いことになってるみたいね…こちらからでは何もできないけど応援はしてあげるわ」
そのプログラムも自分の意思を持つレプリロイドと同様に思考できるだけの知性を持って自らの仕事を全うしていた。彼はクジャク型プログラム、クジャッカー…今もなおネットを監視して不正行為を見逃さないようにしている。
「仕事ね、認識証明…株式会社にとりプロデュース?代表取締役がカメリーオ?そんな会社ないはずだけど、そもそもカメリーオってイレギュラーハンターじゃない不正よ!不正!」
表では港湾施設にカメリーオが緑のキャップをかぶり、水色の服装で警備員と話していた。
「あのカメリーオさん?貴方のIDは不正と判断されましたが…それより貴方はハンターだったのでは?」
「最近になって人間の娯楽にハマってねーえ、よくできてるだーろ?にに」
「はぁ…お遊びでしたら」
別なところで…警備員がカメリーオと話している最中、VAVAは警備員の目を欺き内部に侵入していた。
「馬鹿にしてるのかしら!?何よこのウイルス、侵食が早!助けイヤァァァー!?…ナニモ…モンダイナシ」
クジャッカーはあまりに無駄なことで時間を浪費したことに怒りを覚えていたが…先ほどのアクセスの際にコンピュータウイルスが同封され、クジャッカーは開いてしまった…‥
「ふむ、やられたか…まあ良い、あれだけ浴びたのだウイルス深度が高まったはずだ、そのままレプリフォースに戻れば…クク」
イナリーの出ていた白い液体…それはドップラーが調節したウイルスであった、元々ミサイルに乗せる為に調節していたウイルスを量産目的で性質を変えて搭載されていたのだ。
「…うん?ドップラーか」
「起きたか友よ…調子はどうだ?」
「ドップラーよ、レプリロイドの
「最高のようだな、そうだな新たなる可能性を開くとしよう!」
二人は笑う、親友と笑って新たな開発に心を踊らせる…それが正しいと思う感情しか今のケイン博士には判断できないだろう。
…‥だがケインよ、我々の邪魔をする奴らがいる。協力してくれるか?…‥
ジェネラル将軍はイレギュラーの罠かどうかを確認するためイーグリードとアイリスに面談を行った…第一に感じたことは、うるさいだった
「ハンター本部の者達が異常な行動をしていた為、原因を探索中にアイリス嬢を発見保護しました!」
「イーグリード殿、そこまで声を上げる必要はないと感じるが」
「それは否定すまい」
「馬鹿にしているのか貴様!先ほどから」
「前からなんです、フクロウルさん」
「アイリス!こいつは本当に大丈夫なのか!?」
話している内容はまともであった…言動は微妙だ、レプリロイドの性格は様々故に常に声を上げるレプリロイドもいないわけではない、一切こちらの忠告を聞きもしないのは頂けないが…常時監視付きで保護が妥当と考えた
「…レプリフォース本部内に滞在を許可する、二人には監視を付けるが問題ないな」
「はい、信用されないのは承知の上です」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」
「「うるさい」」
アイリスは変化が見られないことから監視の人数を多くする必要がないと考えたが…イーグリードは倍にすることを決めた。そんな時、部下から緊急の報告を受けた…都市の電力が停止した、原因は地下動力炉が何者かに破壊されたのが原因とのことだった。
「何故だ…発電所はどうした、動力炉は予備電力のはずだ」
「それが、同時に原因不明のシステムエラーが起こったようで調査中です」
これもハンターか…と思いつつ部下に原因解決の為、部隊の派遣指示を出す…アイリスたちの様子を見ると驚きの感情を読み取れた、第三勢力の可能性も考慮しつつ、より一層気を引き締めるように演説が必要だと考えながら自分自身も行動しようとするとアイリスの様子に変化が生じた。
「うぁぁ…兄さん?」
アイリスとカーネルは元々一つのレプリロイド案から創られた兄弟であった。レプリフォースの開発部は平和を願う心と無双の戦闘力を持つ伝説のロボット…ロックマンを目標として新たなレプリロイドを開発しようとした、だが完成したレプリロイドは相反する考えに暴走…故に別々の個体として創られたのが兄弟だからこそ、見えない絆が兄弟には存在している。
カーネルから連絡があった際は詳細に聞く必要があると考えその場を後にするのであった…‥
エックスが自由に行動できる頃には外の敵はカーネルの手で始末されていた…カーネルが白い液体を全身に浴びた状態で立っている、バケツを借りて水を汲みカーネルまで近づいた。
「カーネル!大丈夫なのか」
「うわぁぁぁぁぁぁぁ」
「カーネル!」
カーネルは突然叫び出し持ってきた水をかぶるだけでなく、近くの水道から全身に水を浴びた…しょうがないことだと思いながら落ち着くまで待った、だが様子が変だ。
「アイリス、アイリス、アイリス」
アイリスの名前を壊れたように発言している、こんな状態では任務に連れて行けない…ゼロの事もある、捕獲したことからすぐには手を出されないはずと自分に言い聞かせ今を見る、己の無力さを感じ、もう自分は迷わないと決めたのだ。
「…僕はケイン博士を救出に向かう…カーネル、必ず助けるから!」
エックスは研究所に一人で向かった、その足取りは重くそして荒い、仲間を次々と失う中で彼の心に
…‥アイリスでオナル、アイリス、アイリス…‥
「さて、これからどうするか…どう見てもシグマ隊長はオクトパルドの奴を利用しようとしてるな、めんどくせぇ事を考える」
マンドリル型レプリロイド第17部隊所属、
マンドリラーは面倒なことは嫌いだ…彼は電気を操ることができる、電気は彼にとっておやつであり、発電所の制圧もメカ二ロイドに大半を任せ、発電所制圧後は電気を貪り食うことに集中していた。
彼にとってシグマは尊敬できる人物であるが…自分のペースを崩す程の忠義はない、あくまで成り行きで賛同しただけだ…‥性欲うんぬんが無ければわからなかったが、彼はこの計画を馬鹿らしいとすら思っている。ウイルスによって性欲に興味が出ると聞かされていたが…
「自分の立ち位置を考えないと詰むな…いっそのこと各運営の情報を人類に
彼は頭が回る、普段からのんびりとして過ごしてる彼だが考えなしに行動しているわけではない、自分の思ったことを実現するためには全力で取り組むが面倒ごとが嫌いな為、他者からのんびりしていると思われがちなのだ。
「…ほとぼり冷めるま逃げちまうか、
…‥どうすっかなぁ~…‥
捕獲されたゼロは完全に意識を刈り取られた上でサーゲスの研究所に連れてこられた。
「ゼロ…お前の本来の力を覚醒させる、そして倒せ!全ての敵を倒すのだ!」
ゼロを手術台に乗せ、サイバーエルフと機械を準備する…しかし連れて来たマックが反論する。
「博士、貴方に頼むのは洗脳であって強くする為では」
「わかっておる…君もそこにいるのじゃ、弱体化しているとはいえゼロを捕獲できたのだ、実力が相当あると聞いている」
マックはドップラーに洗脳される前は身辺警護に当たる腕利きハンターとして有名であった、別部隊に限らず話を聞きアドバイスやコミュニケーションを大事に思う人物として他のハンターからも好印象を受けていた、それ故にエックスとも交流があり彼の事を知っていた。
甘い所はあるが、有望なハンターだと…今の彼はどう思っているかは彼自身しかわからない。
…‥
白き妖精が混沌の世界を見つめている、自分に出来ることをするためにある人物の元に向かっていた。
『このままでは…SEエックス、駄目だその道は行ってはならん…』
ゼeroを書く上で他作品ネタは必ず入っています、この作品ではあくまで人類で流行っている物として扱います。
『カメリーオ』→ゼeroにおいて「株式会社にとりプロデュース」の代表取締役になっている。そしてエックスが好き、純愛派。
『マンドリラー』→ゼeroウイルスに汚染されてもキャラがぶれない珍しい人物。何か提案されると「間違ってるんじゃ」と反論して相手を泣かす。時折「は?」とキレる。
『クジャッカー』→元からオネエ口調で印象があったが、「おっぱい」と言う言葉しか喋れなくなっている様子。この作品ではまとも?
『カーネル』→見損なったぞカーネル!ゼeroMAD初期だと「うわぁぁぁぁぁぁぁ」と叫ぶだけだったが…今ではアイリスを襲う強姦魔の一員になっている。
まったく関係ない話。見てる方の中で『遊戯王リンクス』をプレイしている方はいるだろうか?作者は遊戯王リンクスをプレイしている。そしてランク戦でデゥエルキングまであと三勝だったのに…四連敗して気分が落ち込んでいる。