メジロマックイーンと料理上手なトレーナー 作:不死者のナザリック
今日はちょっと長めにできちゃいました
ピピピピ、ピピピピ、ピピピピヒ…
目覚ましの電子音が合宿所の一室に鳴り響く
鳴り響く目覚ましのすぐ横に敷かれた布団がモゾモゾと動くと布団から手が伸び目覚ましの停止スイッチを何度も叩くように押す
しかし何度叩く様に押すも目覚ましの音がやむことはなかった
「あーもうっ!うるさい!!」
音に耐えきれなくなって布団の主、マックイーンのトレーナーが布団から上半身を這い出すと手にした枕で目覚まし時計を押さえつける
「……ふへへへ…これでよし…」
まだかすかに鳴ってはいるがこれぐらいの音なら問題はない
俺はお布団をかぶり直しまたうとうとと、夢の世界へ入ろうとしていた
しかし夢の世界は一分も経たず崩壊した
「トレーナー!起きてくださいですわ!!」
部屋に入ってきたマックイーンが俺の布団を剥ぎ取り、カーテンを開けて俺に朝日を浴びせる
「ぐあ~~…灰になる~…」
「あなたは吸血鬼ですか、早く起きてください!朝練習の時間ですわ!」
「ん~…あと5分~というかなんでいつも目覚ましが鳴ったってすぐわかるんだよ」
「当然ですわ、トレーナーの目覚まし時計が鳴りましたら私の携帯に通知がくるようになっていますわ。それにこの目覚ましを止められるのも私だけですわ」
マックイーンは説明しながら枕から目覚ましを取り出すと手にしたカードを目覚ましにかざすとけたたましく鳴っていた電子音が停止した
「…悪趣味」
「ひどい言い方ですわ、そもそもトレーナーが起きないのがわるいじゃないですの」
「だったらあの爆音目覚ましを持ってこいよ」
「あれではトレーナーが起きない事がわかりましたからこのヒトの耳が最も嫌う周波数をはっしてなおかつ本人には止められないこのマーク2目覚ましなのですわ♪♪」
マックイーンはどこか自慢げに語る
「それが悪趣味なんだよ、メジロ家は時計のメーカーか何かかよ」
「そんなわけないでしょう!いいから朝練いきますわよ!!」
マックイーンに引っ張られる形で布団から起き上がり、ジャージに着替えて砂浜へと向かった
◆◇◆◇◆◇
ゴルシにここに連れてこられた後たづなさんに事情を話した所、合宿所の管理人の人に掛け合ってくれたらしくそのご好意で少し早めに合宿所で寝泊まりをさせて貰っている。
その後のマックイーンの行動がまたすごく合宿所に着いたとたん、携帯でどこかに電話をかけた。俺がどこに電話したのかと聞くとマックイーンは「きっと驚きますのでお待ちくださいですわ♪♪」と言ってきたから待つこと小一時間、合宿所の目の前に黒いクラシックの高級車が止まりそこから執事の方なのかな、タキシードを着こなした初老の男性が出て来てマックイーンに大きめのバッグを二つほど渡しマックイーンと俺に軽く会釈をすると車に乗って合宿所を後にした
「なにもってきてもらったんだ」
「しばらくはここに滞在するのですから、着替え等の日用品ですわ、トレーナーのもありますのよ」
「えっ?」
もうひとつのバッグを開けてみると確かに俺の着替えが下着も含めてあった。
「おい、これどっから持ってきた」
「あら、トレーナーの服のサイズを知らないとお思いですの♪♪」
えっなにこの子怖い
「なーあーマックイーンーあたしの服はないのー?」
俺が少し引いているとゴルシが俺の横からひょっこりと現れた
「あなたの分は多めに持ってきてもらったので私のを貸しますわ」
「おーありがとなマックイーン、でもなーマックイーンの服ってどうも上半身が窮屈なんだよなー」
「あっおいバカやめろ」
その話題はスイーツバイキングの臨時休業と並んでマックイーンにとって禁句だ
「ゴールドシップさん…♪」
「ぴひっ!」
「誰が上半身最速の機能美ですてっ!!」
「ぴぎぎゃーー!!!!!」
「ゴルシー!!」
マックイーンから怒りのメジロドライバーをもらい土に埋もれたゴルシを掘り起こしつつマックイーンをなだめながら夏合宿が始まるのだった
◆◇◆◇◆◇
早朝の砂浜、まだ日も出たばかりで涼しいここをマックイーンと俺、そして途中からやってきたゴルシと一緒に砂浜を走っていた
「ラスト200メートルまいりますわ!」
そう言ってマックイーンはラストスパートの加速をかける
「うおおおおお!あたしも負けてたまるかー!!!」
それに負けじとゴルシも一気に加速する
最初は俺より後ろでだらだら走ってるのにラストスパートで一気に加速してマックイーンとほとんど変わらないスピードになるあの加速力とパワーはすごい
「やっぱり凄いな~二人とも」
俺もできる限りの加速はしてみたが二人との差は一向に縮まらずむしろどんどん離される
結局6バ身位つけられて俺もゴールした
「ハァ…ハァ…やっとゴール」
「遅いぞトレーナー!もっと最後の加速を強くしないとこのゴールドシップ様に追い付くには100年早いぜー!!」
「さすがにお前の追い込みはまねできねえよ」
「そんなことより、タイムはどうですの?」
「おっと忘れてた」
マックイーンに言われて時計を見る
「おっ前よりタイム縮まってるな」
「本当ですの♪♪」
「ああっ♪全員良い感じによくなってるよ」
やっぱり新しい環境が刺激になるのか成長の速度は早い
「よっしゃあああ!!あたしはこの合宿でもっと早くなってやるぜ」
「ずいぶんやる気ですのね?」
「そりゃもちろんそれだけ早くなりゃ水に沈まずに走れるかもしれないんだぜ」
「……聞いた私が愚かでしたわ」
まぁ何はどうあれやる気があるのはよしとしておこう
「よし、あと一本走って今日は終わりにするぞ」
「わかりましたわ、ラストですのも今以上の走りを見せますわ」
「よーしあたしもゴルシちゃんエンジンオーバードライブだぜー!!」
「おっ二人ともやる気満々だな、俺も頑張らないとな」
「おーーこのゴールドシップ様とやるってのかー?」
「さすがに勝てるとは思ってないが俺も負けず嫌いでな6バ身も差をつけられて終わるわけにはいかないからな」
そうして俺たちはまた走り出した
早朝の砂浜で叫び声をあげながら爆走する3つの影の噂が合宿所近くで広まるのはそう時間はかからなかった
◆♢◆♢◆
朝練習後シャワーを浴びて汗を流したあと合宿所の調理場に行き朝食の支度に取り掛かった
最初は作ってくれると管理人の人は言ってくれたが流石にそこまでしてもらうのは申し訳ないから食事は全てこっち持ちにさせてもらった
たまごを6個、ボウルに割ってかき混ぜその間に砂糖を大さじ2杯入れてさらにかき混ぜ、かき混ぜ終わったら中火のフライパンに入れて固まる前にかき混ぜコロコロとしてきたら火を止めてスクランブルエッグの完成
それ以外にはレタスとトマトときゅうりのサラダ、大量のトーストを作ってお皿に乗せて調理場のすぐ隣の食堂へと運んだ
♢◆♢◆♢◆
「二人ともできたよー」
「なあなあ今日はどんなの作ったんだよ?」
食堂に来た瞬間ゴルシが俺に飛びついてくる、おかげで料理を落としかけたがいつものことだからかなんとか耐えた
「ゴールドシップさん、はしたないですわ」
マックイーンは席に座りお茶をすすっている、しかし後ろのしっぽはゴルシ以上にブンブンと揺れていた
「今日の朝食はトーストとスクランブルエッグとサラダだ、ゴルシ離れろ!動きづらい!」
「えーやだー動きたくねぇートレーナー引っ張れよーゴルシちゃんはお腹ペコペコで動けねぇんだよー」
「あーもっ邪魔くさいな」
引っ付いているゴルシを引きずりながらなんとか移動して座らせて、料理を置く
「じゃあ食べるか♪」
「いただきます」
「いただきますわ」
「いただくぜー!」
「このスクランブルエッグとっても甘くて美味しいですわ♪♪」
「俺の好みでつくちゃったから口に合うかわからなかったから良かった」
「甘くて、ふわふわ、最高ですわ♪♪」
「甘いのもいいんだけどよーゴルシちゃん的には塩とかだし汁入ってるのもすきなんだよなー」
「それはスクランブルエッグというよりは卵焼きかだし巻きだな」
「おっよくわかったな!」
「おまえ……俺をバカにしてるだろ」
「えーゴルシちゃんわかんなーい」
「ん〜まあいいか、今度作るときはだし巻き卵でも作るか」
「おっ良いのか?」
「オーダーにはできるだけ答える主義だからな」
「ん~なんでゴールドシップさんばっかりなんですの~」
マックイーンは頬をむーっと膨らませながらみてくる
まったく…うちのお嬢様はやきもち妬きなんだから
「マックイーンのお願いはいつでも聞いてあげるから1食くらい良いだろ♪」マックイーンのほっぺをむにむにしつつ答える
「もー私のほっぺむにむにしないでください!」
マックイーンはそんなことを言っているがしっぽはブンブンと振っている
「なーあートレーナーは今日はなにすんだー?」
「ん〜今日は商店街にでも行ってみようかなって思ってるかな」
ここ数日はマックイーンと山や川辺、海に行ったりしていたから少し人の活気を見たくなってしまったのと買いだめていた食材も無くなりかけているから今日は地元の商店街に行ってみようかなと思っている
「マックイーンとゴルシはどうする?」
「私はトレーナーにお供しますわ」
「マックイーンは食い物にはすぐに反応するよなー」
「ちょっとゴールドシップさん!!」
「おっとマックイーンのメジロのバカ力が発動しちまうな」
ゴルシは席から跳び上がると「じゃっ!あたしは山に白昼の星空観測行くからお昼とマックイーンを頼んだぜー!ごちそうさまー!!」そう言うとゴルシは窓から飛び出して行ってしまった
◇◆◇◆◇
朝食を片付けて、色々出かける準備を済ましてマックイーンと合宿所を出て商店街へと向かった
商店街は流石に学園近くの商店街ほどデカくはなかったがあっちにも引けを取らないくらい活気に満ちていたし、何より目を引くのは店舗の半分を占めるんじゃないかというほどの魚屋の数であった
「商店街って言うよりは魚市場だなこりゃ」
「トレーナー、そこかしこからいい匂いがしますわ♪♪」
「食欲をそそられる匂いだな」
「さあ、トレーナー早く行きましょう」
マックイーンと商店街に入りいくつかのお店をまわった
「トレーナーこの細長い魚はいったいなんですの?とても歯がギザギザですわ〜」
「太刀魚だな、ちょっと小骨は多いけど刺し身と塩焼きが美味しいんだ」
「初めて見ましたわ」
「おうお嬢ちゃん、そんなジロジロ見て太刀魚見るの初めてか?」
マックイーンが太刀魚を見ていると魚屋のおじさんが声をかけてきた
「あまり見ませんのでじっくり見てしまっていましたわ、変わった魚ですわね」
「目もきれいですし鮮度いいですね」
「あったりめいよ、ここの魚はみんなとれたて新鮮産地直送だからな」
「ほー…どうするマックイーン?」
「太刀魚、食べてみたいですわ」
「夕飯にでも食べるか、じゃあ3匹ください」
「まいどー」
魚屋のおじさんに太刀魚を袋に入れてもらい代金を払った
「おう、にいちゃんこれはおまけだ」
おじさんはそう言うとイカの胴やエビ、アサリの入った袋を貰った
「かわいいお嬢ちゃんにめんじておまけだ、いっぱい食わせてやんな」
「ありがとうございますわ♪♪美味しくいただかせてもらいますわ」
「おう、また来てくれよ〜」
そのまま数店舗歩き回り野菜だったりと色々と食材を買ってまわった
「随分買っちまったな、それに色々まけてもらってな」
マイバッグには沢山の食材が詰められていて流石に重かったから片側をマックイーンに持ってもらった、そしてお互いの片手にはホカホカのコロッケが握られている
「色々頂いてしまいましたね」
「道行くお店に声かけられたもんな」
マックイーンと商店街を歩いてると道行くお店から「そこのかわいいお嬢さん」と声をかけられていた
「もう…私だってけっこう恥ずかしかったんですわよ」
「え〜でもマックイーンがかわいいのは事実だろ」
「!!!ちょっちょっとと、トレーナー!!?ここここ、こんな人前でなんてこといいい言いますの!!」
「ん?俺は率直な感想言っただけだが?」
「も、もうっそう言うのは二人っきりの時に行ってくださいですわ…」
♢◆♢◆♢
「ただいま〜」
「ただいま帰りましたわ」
マックイーンと買い物を終えて合宿所に帰るもそこにはゴルシの姿はなかった
「あいつまだ白昼の天体観測してんのか」
「ゴールドシップさんの奇行はいつものことですわ、お昼ごはんを作っていれば匂いに釣られて帰って来ますわきっと」
「あいつは夕方の小学生かよ」
「むしろそ例外に例えられますの?」
「ん~…例えようがないな」
「そう言うことですわ、今日のお昼ご飯はどうなさいますの?」
「そうだな、魚屋のおじさんから貰ったおまけでも使って今日は焼きそばにでもするか」
「今、焼きそばって言ったか!!」
焼きそばと行った途端朝出て行った窓からゴルシが飛び込んできた
「あら、匂いでは無く言葉に反応しましたのね」
「このゴルシちゃんスーパーゴルシちゃんミミセンサーをなめるなよー!!」
「どんだけ地獄耳なんだよ」
「それよりトレーナー!!今焼きそばって言ったよな!!」
「あ〜そうだが?」
「あたしはこれでも焼きそばには厳しいんだぜ!作るなら誠心誠意で頼むぞ!」
「ん〜多分お前の思ってるような焼きそばじゃないと思うがまぁやってみるか」
◆♢◆♢◆
厨房に立った俺は料理の準備を始める
「おっ中華鍋あるじゃん、フライパンで作ろうと思っていたけどこれなら沢山作れるからこっちで作るか」
調理道具を揃え、次に食材の確認をする
焼きそばの麺3玉
キャベツ半玉
豚肉1パック
エビ6尾
アサリ9個
イカの胴1つ
「よし、作るか」
下準備にエビは殻をむき、背わたを取りしっぽの一部を切取りアサリと一緒にお湯に入れてゆでる
エビは色が赤くなったらアサリは殻が開いたら取り出す
イカの胴は1センチ位の太さで輪切りにしていきリングを作る
豚肉は3センチ位の大きさに切りキャベツは4センチほどの大きさにザクザクと切る
中華鍋を強火で熱して鍋が熱くなったら中火に変えて油をしき豚肉を鍋に入れる
豚肉が焼けてきたらチューブタイプのニンニクを長箸で肉にちょんちょんと付けて焼く
焼きそばの麺を鍋に入れて肉ともども焦げないように麺をほぐしていく
ほぐしたらキャベツを鍋に入れてある程度しんなりするまで麺と混ざるように焼く
エビ、アサリ、イカを加えて軽く混ぜ塩コショウを適量ふりかけてさらに焼く
塩ダレを大さじ3杯ほど入れて全体に混ざるようにかき混ぜながら焼き全体に混ざったなら火を止めてできた焼きそばをお皿に盛り付ける
盛り付けたら青海苔をふりかけて紅生姜を添えれば
海鮮焼きそばの完成
♢◆♢◆♢
「はい、おまちど〜今日のお昼ごはん、海鮮焼きそばだ」
「あら、想像していた者とは少々違う感じですわね」
「普通の焼きそばと違って使ったソースが違うからな」
「嘘だろ…おめー焼きそばの使わなかったのか…」
「海鮮だからな、使ったのは塩ダレだ」
「おいおい焼きそばソースを使わないなんて卵かけごはんのごはんくらい大事な事じゃねえかよ」
「私はこれは全然良いと思うのですが?」
「マックイーンは焼きそばの真髄がわかってないなー」
「まっとりあえず食ってみろ、口に合わなかったら作り直してやるから、まっそんな必要ないと思うがな」
「ほーう…焼きそばマイスターのこのゴールドシップ様の舌をうならせる自信がありやがるんだな」
「あるに決まってんだろ」
「もーお二人共!冷めてしまいますわ!早くいただきましょうですわ」
飲み物を持ってきて席に座り
「いただきます」
「いただきますわ♪♪」
「いただきますだぜ!」
ズルズル…モグモグ…
「う、美味すぎるぜ…なんだこの焼きそばは…こんな感覚初めてだぜ…!!」
はい落ちた勝利♪
「ジャンクな味かと思いましたが塩味が効いていて意外とさっぱりしていて美味しいですわ〜♪♪」
見事完勝♪♪
「くっ…古今東西の焼きそばを知り尽くしたこのゴルシ様を唸らせるなんて…悔しいがトレーナー…お前がナンバーワンだぜ!」
「おっおう、ありがとな」
「しかーし!!今回は1番を譲ってやるがこの焼きそばマイスターのあたしが必ずお前の舌を唸らせる超絶スーパーな焼きそばを食わせてやるからな!!」
「そいつは楽しみだな♪♪」
「あの、トレーナー美味しすぎるのでおかわりをいただきたいのですが」
「あたしも頼むぜトレーナーお前の焼きそばを食いまくってこれを超えるためのインスピレーションをはぐくまなきゃいけねえからな大盛りで頼むぜ!!」
「はいよー材料はなぜかいっぱいあるからなできたて好きなだけおかわりしていいからな」
二人の皿を受け取り厨房へ向かい二人が満足するまで焼きそばを作ってやった
◆♢◆♢◆
「満腹、満腹美味かったぜー」
「美味しすぎて少々食べすぎてしまいましたわ」
「マックイーンすごい美味しそうに食べていたもんな」
「当然ですわ、トレーナーが作った料理ですのよ美味しすぎるに決まってますわ」
「確かにトレーナーの料理は美味いよなーそういえばトレーナーは何やってんだ?」
「食器や調理器具の片付けをやってるんじゃないですの?」
「おっじゃあしばらくは二人っきりだな」
「?」
「マックイーンてよートレーナーが付いてから笑顔が増えたよな」
「えっ!なっいきなりなんですの?」
「だってよー出会った頃のマックイーンってずっと厳しい表情してたからよートレーナーと出会ってからなんか柔らかくなったよななんつうか肩の重荷が減ったつうのかな?」
「…確かにトレーナーと出会ってからなんだか肩の荷が軽くなったと思いますわ…好きなことを我慢しては出せる力も出せない、トレーナーの言うとおりでしたわ」
「なんだそりゃ?」
「トレーナーの口癖ですわ、この言葉のおかげで私はここまでやることができましたわ、そしてトレーナーは私に使命でわない夢を見せてくれましたわ」
「夢?」
「天皇賞連覇という私にかせられた使命では無く私の夢をトレーナーは示してくれましたわ」
「フフッ…成長したんだなマックイーン」そう言いながらゴールドシップさんは私の頭を撫でてきた
「ちょっと何故頭を撫でますの」
「マックイーンの成長が嬉しくてなーだから大人しく撫でられてろよー」
「ふん〜ん〜…♪」
◆♢◆♢◆
食堂と厨房を隔てる壁を背にしつつ俺は天井を見つめていた
俺の言葉がマックイーンを救い、夢への道を示した
「好きなことを我慢しては出る力も出ない」
俺もこの言葉に何回救われたかそれにマックイーンと出会えて良かったと思っている、マックイーンが背負おうとしている物くらいいくらでも背負ってやる
それより、ゴルシのやつ意外と面倒見が良いし周りも見えていたんだな
俺はそのことに驚きつつ、二人の元へ戻って行った
決意と驚きの混ざった顔は相当変だったのかマックイーンとゴルシには少し笑われてしまった
「ピースピース♪♪画面の前のお前ら元気にしてるかー?大勝利ウマ娘ゴールドシップ様だぜー!!」
「お前らアンケートありがとなしかも大勝利!いやーゴルシちゃんの日頃の行いの良さだよなー」
「これで今日からこかはあたしのコーナーだな」
「さーてこれから何をしていこうかな」
「そうだ!今日の白昼の天体観測した時よタキオン星雲から一筋の流れ星が見えたんだ!正にあれこそあたしが探しもとめていたものエデンへの鍵!」
「こうしちゃいられねぇ、今すぐ落下地点を観測するためにゴルシちゃん号でいかねぇと」
「じゃっお前ら次回も楽しみにしてくれよなー♪♪あっあとあたしにやって欲しいこと、食わせたいもの大募集だからなー」