恋した女の子が不老不死だった件   作:万年寝太郎

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はじめに

初投稿です
僕は文才がありません
でも書きたかったのでノリで書いてしまいました
ついでに意見も聞いて修正したかったので投稿してしまいました
あぁ許し亭許して...(懇願)


1話

その竹林はかなり広大である。そのくせ常に濃い霧が立ち込め、緩やかな傾斜により方向感覚が狂いやすく、竹がえげつないスピードで成長するため目印を付けたとしてもなくなってしまう。

妖精ですら帰り道を見失う、名前通り生物を迷わせる為だけにあるかのような竹林。

ただの人が迷い込んだらまず出られない。

だけだったらまだマシだった。

何とこの竹林、妖怪が出るらしく人も襲うらしい。生存ルートが一筋も見えない魔の竹林。

一応竹林のどこかに永遠亭というこの辺の土地の病院みたいなものがあるらしいが、竹林の性質上辿り着ける可能性自体が薄いため、妖怪に襲われる方が恐らく早い。

このように確かに危険ではある、あるのだが、ようは入らなければただの竹林である。

頭のおかしい自殺願望の馬鹿以外は、この竹林には入ろうとすら思わないだろう。ぶっちゃけそれが最適解である。

なら、何故今この話をしているのか。

答えは単純明快、火を見るよりも明らかである。

 

それは、僕がその馬鹿であるからだ。

 

「はえ〜〜〜・・・本当に迷った」

そう、何を考えたか無策で突撃したのである。

もはや帰り道どころか、どっちがさっきまで進んでいた方向かすら分からない。

噂通り一応でつけた目印も消え失せ、本当に目印を付けたのがここなのかすらも分からない。

そこへ更に夜の暗闇というダメ押し。

詰みである。

このままではモンスター(に)ハンターされてしまう。

 

危険性はさっき自分で話してただろうが、お前何やってんだ、と思われるかも知れない。だが待ってくれ、これには深すぎて逆に浅い理由があるのだ。

あれは確か数時間前、昼ぐらいに遡る。

 

 

 

人間の里

 

 

 

「どこだここは」

僕は記憶を失ったまま、人々が往来する道のど真ん中で佇んでいた。

全くもって冗談ではない。出身地や趣味どころか名前すらも覚えていない、完全な記憶喪失状態である。

だが、どうやら僕は元々楽観的な人間だったらしい。不安感を微塵も感じない。

それどころか、むしろワクワクしているような気さえする。まるで、ここに来たかったような・・・

記憶なしの状態で放り出されてワクワクするとか、記憶を失う前の自分は一体何者なのだろうか。正直、心が図太すぎて怖い。

とか思いつつも、状況を把握しないと何もできないので周りを見渡してみる。

どうやらここは、山奥にある里っぽいところらしい。巨大な山が見える。

里全体はそんなに栄えてはいないが、人々や店がかなり賑わっているようだ。この雰囲気結構好きだ。

花屋、貸本屋、蕎麦屋、団子屋・・・何だあれ、霧雨店?客の買った商品を見た感じ的には雑貨・・・道具屋?生活に必要なものを買う店は、どうやらほぼ全て揃っているらしい。

食品店の各店舗には、野菜や米、肉はもちろんだが、海の気配はしないのに塩や海産物を売ってる店まである。輸入しているのだろうか。

あっ、今めっちゃ綺麗なメイドが野菜買ってった。絵になるなぁ・・・ん?何故メイドがここに?

メイドさんがとても気になるが、気にしても仕方がないと割り切り、とりあえず行くあてもなく歩き出す。

歩いてりゃ何とかなるはずだ。

 

散歩途中でさっきの綺麗なメイドさんと紅白の巫女服と腋の主張が激しい巫女さんっぽいのが雑談してたり、取材っぽいのを済ませた瞬間視界から消え去ったヤベェ記者っぽいのがいたり、赤青のナース服っぽいのを着た別嬪さんと、何故か女子高生っぽい制服を着た可愛い女の子が薬を売ってたりしていた。

住人の個性の強さに目眩を覚えつつ歩き続ける。

すると、いつの間にか村の端まで来ていた。

里の面積は少し栄えた集落程度だったため、そこまで時間はかからなかった。

なんとなく街の外へ目を凝らすと、何やら竹林のようなものが見えた。

昼にも関わらず、竹林は遠目から見て分かる程濃い霧に包まれている。

異様な雰囲気を隠すことなく溢れさせているそれは、さながら異界への入り口だった。

「なぜ昼の時点であの密度の霧がかかっているんだ・・・?昼の時点であんな霧かかってたら、絶対迷u」

 

「迷いの竹林だ、知らないのか?」

「うぉ?!」

真横から声をかけられ、驚きで肩が跳ね上がった。竹林のほうを注視していて気づかなかったのか、突如横に誰かが出現したかのような錯覚さえ覚えた。

バッと声の方を向くとそこにはーーー

 

 

 

「迷いの竹林のことを知らないってことは新入りか?・・・って、固まってるぞ、おーい」

視認した途端、時が止まった。アルビノの如き白髪。燃え上がるような紅の瞳。血色を僅かにしか感じない真っ白い肌。絶世の美女と呼ばれても過言ではない顔立ち。ぶかぶかのシャツとサスペンダーで吊ったズボンの上からでもわかる細身。

頭が真っ白になり、衝撃が体を突き抜ける感覚がした。

 

 

 

 

 

か、可愛いいいいいいいい!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日、一人の男が不老不死の女に恋をした。

 

 

 




文字数少ないねごめんね(鬱)

正直なところ投稿するのクッソ怖かったです
でも、投稿して意見とか貰わないと一生成長できないと判断して投稿しました
厳しい指摘、ゆるい指摘、お待ちしてます。

あぁでもやっぱり厳しい指摘怖い・・・許し亭許して・・・
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