ほのぼの鬼殺隊生活(完結)   作:愛しのえりまき

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第三話 悪夢

 早朝、まだ陽も昇りきってはいなかった。浅草にほど近い住宅街を目指し、少年がひた走っていた。呼吸は荒く乱れ、時折ガクリと膝が折れて今にも倒れそうになるが、歯を食いしばって気力で堪える。転ぶことは絶対に許されなかった。そうして全身の傷から出血するのも構わず走り続ける。状況は差し迫っていた。

 

(早く!早く見つけないと……!頼む、見つかってくれ!)

住宅街に入ると、少年は周囲を警戒しながら震える手で家々の塀を丹念に探っていく。手で探った後には血の手形がベッタリと付着してまるでホラーであるが、そんなことを気にしてはいられなかった。少年はひたすらにある場所を探していたが、その姿は人命救助をする者と言うより完全に不審者であった。

 少年の背中には重傷を負った女性がいた。苦痛の呻きも弱々しく、意識は朦朧とし、顔には既に血の気が無い。命の灯はまさに消えようとしていた。

 

 

 

 ここから、時間は前日の昼間へとさかのぼる。

 

 

 

 鬼殺隊に入って三年目。

十七歳になった倫道は、剣士としての他、隠の医療班に紛れ込んでの活動もこっそりと行っていた。その関係で度々蝶屋敷に出入りしていたのだが、その日偶然にも聞いてしまったのだ。女性ばかり消える事件が発生し、鬼の仕業と考えた鬼殺隊は数名の手練れの隊士を差し向けたが、全員が消息不明となっていた。強力な鬼の関与が疑われ、警備担当区域に近い花柱の胡蝶カナエに出撃の指令が下ったのだ。出立は今夜。

 

(間違いない、童磨だ!童磨に遭遇してカナエさんが殺される。やるしかない、何としてもカナエさんを死なせない!今の実力では童磨は倒せないだろうが、何とか救出するだけでも!)

 

 倫道は隠の姿のまま、隠の同僚に向かって話し始めた。

「なあ、知ってるか?最近目撃された上弦の話。女ばかり喰う変態らしいぞ。見てたヤツの話だと色々な氷の血鬼術を使うらしい。中でも恐ろしいのは、自分の血を凍らせて微粒子にして、見えないように周囲にまき散らす技だ。知らずにこれを吸い込むと肺が凍って壊死し、呼吸が使えなくなるらしいぜ」

倫道はカナエが聞いていてくれることを願いながら、診察室の前の廊下でわざと大声で喋った。

 

「どうしたのですか?」

騒がしくしていたためか、診察室からカナエが顔を出した。

 

「失礼しました、花柱様。最近目撃されたという上弦の噂を聞いたものですから」

倫道は噂で聞いたというていで、知っている限りの童磨の危険な技を説明した。生きていて欲しい、そう願いながら。

 その夜、カナエは単独で任務に赴いた。

 

 日付が変わり、午前三時を過ぎた頃。

 

「こんばんは、良い月夜ですね」

月明りが仄白く周囲を照らす。屋根から飛び降りてふわりと着地し、花柱・胡蝶カナエは佇む鬼に微笑みかけた。鬼はカナエの姿を見て目を細める。その虹色の瞳には「上弦」「弐」と刻まれていた。

 これが標的の鬼に違いない。カナエは確信した。

 

「こんなに可愛い獲物が向こうから来てくれるなんて、今日は何て良い夜なんだろう!俺の名前は童磨。君、名前は?」

上弦ノ弐・童磨は口の周りを血糊でヌラヌラと光らせながらニヤリと笑い、喰べていた女性の体を放り出すと、嬉しそうにカナエに話しかけてきた。

 

「花柱・胡蝶カナエ。この辺りで女性ばかり襲ったのは貴方ですか?」

カナエはにこやかな表情を崩さない。柱と聞いて童磨はさらに嬉しそうな表情になった。

 

「俺はみんなを救済しているんだよ。俺に喰われた人たちは、俺の一部としてともに永遠の時を生きていくんだ。だから」

童磨が得意気に語ろうとするが、言い終わらぬうちにカナエが動いた。

 

花の呼吸 伍ノ型・徒の芍薬

 

 瞬きをする間。花弁のような軌道を描く幾つもの斬撃が、上下左右から童磨に迫った。童磨は両手の鉄扇で何とか頸を守ったが、その体には幾つもの傷が刻まれていた。

 

「おっと危ない!君 、速いねえ。でも話は最後まで聞いておくれよ。君も救済してあげるよって言おうとしたのに」

そう言っている間に体の傷は見る間に治癒し、童磨は変わらず薄ら笑いを浮かべたまま、鋭い刃のついた鉄扇を広げて構えた。

 

(上弦ノ弐、確かに私の手に余る相手かもしれない。いいえ、関係ないわ。私は花柱・胡蝶カナエ。この鬼は絶対にこのままにしてはおけない)

弱気な考えを振り払い、カナエは気迫をみなぎらせて構えた。

 

 ――激しい戦闘が始まった。

 

 倫道はカナエの任務がどこであるか事前に特定できなかったため、任務を一つこなしてから隠に擬態し、カナエの警備区域と隣接した地区全体を夜通し探して走り回り、何とか戦闘中のカナエを発見した。戦闘開始からかなり時間が経過している様子で、カナエは左腋窩から胸を切られていた。肋骨も斬られ、傷は肺に達しているのだろう、傷口からは血の混じった空気が呼吸の度に漏れ出している。

 

(傷が深い、肺をやられてる!行かなきゃ、カナエさんが殺される!)

倫道は隠の装束のまま、刀を持って飛び出した。

 

 水の呼吸 参ノ型・流流舞い!

 

 倫道は黒い刃を煌めかせ、流れる水のエフェクトとともに両腕、頸と三連撃を見舞った。

 

「危ない!下がりなさい!」

カナエは咳き込み、口から血を噴き出しながらこの無謀な隠に叫ぶが、奇妙なことに気付く。隠が刀を持ち、全集中の呼吸を使い、見事な技でこの上弦の鬼と渡り合っている。

 

(水の呼吸!冨岡君?違う、あの隠は誰?本当に隠なのかしら?)

水の呼吸の使い手で、ここまで強い剣士は冨岡以外に心当たりがなかったが、あれは違う。だがこの戦闘の行方を見定めることなく、カナエの意識はここで途切れた。

 

(増援?へえ、なかなかやる)

油断していて最初の一撃は躱せず、手に持った鉄扇ごと左腕を切断された童磨であったが、ニ撃目の右腕は切断できず、頸を狙った三撃目は、瞬時に再生された左手の鉄扇にがっちりと防がれた。

 

「君、この子を助けに来たのかい?でも自分が死んじゃ意味がないだろうに。引っ込んでた方が良いんじゃない?」

鍔迫り合いをしながら童磨はへらへらと笑い、倫道を愉快そうに眺めた。

 

「空破山!」

童磨が冷気を撒き始めたことに気付き、倫道は飛び退って一旦間合いを広く取った。そして真空波を飛ばし、童磨をカナエから引き離そうと牽制する。刀を振る度に真空の刃が童磨に傷を刻むが、その傷は瞬時に治癒してしまう。

 

「君は面白い技を使うね。さっきの斬撃と言い、柱なのかな?でも黒子みたいな変わった恰好をしているし……。遊び甲斐がありそうだけど、今は邪魔しないでおくれよ。せっかくの御馳走なんだ」

 童磨はあくまで穏やかに、にこやかに語りかけるが、徐々にその殺気が重圧となって倫道に迫る。用心してはいたが、カナエは血鬼術・粉凍りを吸い込んで肺の一部が壊死し、加えて左肺は斬られて直接損傷を受けている。左胸の傷からは呼吸の度にシュッと血の混じった空気が漏れ出しており、呼吸も十分でない状態だ。その他全身に傷があり、出血量も多い。幸いなことに夜明けが近づいている。だがカナエを捕食することを邪魔された童磨の静かな怒りを受け、倫道は背筋が凍る思いだった。

 

(こいつの戦い方も技も知ってる。だが今の俺に捌けるかどうかは別問題だ。これ以上戦闘を続けると、カナエさんを連れて逃げる体力も無くなってしまうし、下手すると俺も殺される。何とか逃げるしかない)

客観的には柱とほぼ同等の実力を身につけている倫道だが、やはりこの時点で単独では童磨は倒せない。最初の奇襲以外は防御的に立ち回っているため、粉凍りは吸っておらず致命傷も負っていないが、いつの間にか大小十ヶ所以上も斬られ、体力は削られて行く。

 

(アレを使うしかない……本当は魘夢をペテンにかけるためだったんだが)

ここで使えば情報を共有されて、おそらくもう上位の鬼相手には使えなくなるだろう。

 

 倫道は、前世で見たバジリスクの”瞳術”みたいなチート技を使えないかな、とそれらしい物を幾つか試していた。しかし体術ではないので鍛錬ではどうにもならず、そこまでのチートはいくら漫画といえど再現できなかった。だが、一つだけ何とか使える術があった。

 

”邪眼”。

 

 視線を合わせた相手に一分間だけ都合の良い幻を見せる技だ。だが、魔女の家系でも何でもない倫道の場合は制約が多く、外から大きな刺激が伝わってしまうと解除されてしまう。

(※作者注 邪眼⦅邪視⦆については幾つか解釈があり、その多くは”悪意を持って相手を睨みつけ、その相手に呪いをもたらす”というものですが、物語の都合上ここでは”GetBackers~奪還屋”で使われた設定を使用します)

 

 

 水の呼吸 捌ノ型・滝壺!

 

 倫道は立ち木を蹴って高く跳躍し、落下の勢いも利して全力で斬りかかった。童磨は倫道の斬撃を鉄扇で受け止め、激しい鍔迫り合いとなる。頭巾とマスクに隠されたその下で、倫道は必死の形相で力を籠める。

 

「お前、地獄って知ってるか?」

頭巾から僅かに覗く血走った目で童磨を睨み、倫道は童磨に話しかける。

 

「そんな物は無いんだよ。それは可哀想な人間が作り出した幻想だ」

童磨は涼しい顔で倫道の刀を受け止め、ヘラヘラと笑いながら答える。

 

倫道はマスク越しに薄らと笑いかける。

「じゃあ、俺が地獄ってのを見せてやるよ」

 

 ギャリンッ!と一層激しい火花を散らし、倫道と童磨は再び激しい鍔迫り合いを繰り広げた。倫道は肩で息をしながら童磨を睨んでいる。

 

 両者の視線がしっかりと交錯した。

 

ーー

ーーー

ーーーー

 

(技は出し尽くさせたようだし、もう殺そうか)

そう判断し、童磨は倫道を殺しにかかった。

 

(何を言い出すかと思えば、全く哀れなものだ。遊んであげたいけど夜明けまでもう時間がない。この黒子はさっさと殺して、柱の女の子をいただかないと)

 

 血鬼術・蔓蓮華

 

 鍔迫り合いで動けない倫道の足元から氷の蔓が伸び、倫道の全身をあっという間に絡め取って凍らせて行く。倫道は声を発する間もなく、数秒で全身が凍りついた。

 

「可哀そうに。せっかく仲間を助けに来たというのに」

童磨は何の感情もこもっていない涙を流しながら、凍りついた倫道を鉄扇で斬った。鉄扇の連撃で頸が飛び、四肢も斬り落とされ、倫道の体はバラバラになって地面に転がった。頭巾もマスクも切り裂かれ、倫道の素顔が露わになった。倫道の目は光を失って虚ろに見開かれたまま、ぼんやりと宙を見つめていた。

 

 童磨は気を失っているカナエに近づき、生きたままその体を吸収した。それは今まで味わったことが無いくらいに甘美で、いつにもなく喜びに近い感覚を覚えた。カナエは悲鳴一つ上げず童磨に取り込まれ、髪飾りが一つだけ現場に残った。

 童磨は名残り惜しそうに蝶の形をしたカナエの髪飾りを舐めていたが、ふと舌に痛みを覚えてそれを良く見ると、髪飾りの蝶の体から太い針が生えて舌を貫いていた。童磨は髪飾りを投げ捨てようとするが、舌に刺さったまま針が抜けず、髪飾りは本物の蝶のように動き出し、羽が畳ほどにも大きくなってバサリと童磨の頭部を覆い、頭を潰す勢いで締め付けた。

 

(えっ?何だこれ)

童磨が蝶の髪飾りを斬ると元の形と大きさに戻り、破片となってぱらぱらと地面に散らばった。

 

 辺りを見回すと東の空が明るくなっていた。奇妙な現象に当惑はしたが、美しく強いカナエの肉体を取り込み、童磨は満足感を覚えながら退散しようとしたが、何かが絡みついて脚が動かない。足許を見ると、斬り落とされた倫道の両手が童磨の両脚をしっかりと掴んでいた。しかも腕は地面に根を生やしており、指先から蔓がどんどん伸びて童磨の全身を覆って行く。童磨は慌てて蔓を切って脱出しようとするが、後から後から蔓が伸びてなかなか自由が利かない。童磨があたふたと蔓を切っていると、斬られた倫道の頭がゴロリと童磨の方を向き、青白い顔でニヤリと笑った。

 

「ジゴク……ミセテ……ヤル」

その口からしわがれた声が漏れたかと思うと、頭は空中を飛び、大きく口を開いて童磨に襲いかかった。童磨は何とか自由になる腕を使い、飛び回って襲ってくる倫道の頭を斬ろうとしたが、両腕を食い千切られ、足許からはさらに蔓が伸びて童磨をがんじがらめにする。

 

「!」

童磨は自分の腹の中で何かが蠢くのを感じた。それは次第に強くなり、ついに童磨の腹が内側から破られて大量の血液が吹き出し、そしてヒトのような何かが這い出してきた。そいつは童磨の足許に落ちて血溜まりの中でのたうち回り、やがて一糸纏わぬカナエの形になった。ただ全身の皮膚は真っ赤にただれ、所々皮膚が溶け落ちて肉が剥き出しになっている。

 

 その怪物は血溜まりの中からズルズルと這い出し、爪を立てながら童磨の体を這い昇った。真っ赤な皮膚に全身血塗れ、長い髪も血に濡れてべったりと体に張り付き、瞳孔の無い白く濁った目が童磨を見た。怪物は童磨の顔の付近まで這い上るとゆっくりと口を開けたが、限界まで開くとさらに口の両端が裂けていき、カナエの口は見る間に顔の半分以上にも大きく広がった。

 

「ジゴク……ミセテ……ヤル」

びっしりと生えたノコギリ状の牙の奥からうなり声に混じってヒトの言葉が聞こえ、怪物は童磨の顔に噛みついて喰らい始めた。鋭い牙がガッシリと童磨の顔面に食い込む。ミシ、ミシという頭蓋骨を潰される音は、耳からだけでなく骨から直接童磨の脳に届いていた。

 

「ゲゲ……ゲゲゲ……」

顔面の肉を骨ごと喰いちぎり、噛み砕くバキバキ、グチャグチャという咀嚼音が周囲に響いた。獲物にありついた怪物は口からダラダラと血を溢れさせ、瞳孔の無い目を細めて不気味な歓喜の声を漏らしていた。

 

(何だこれ……どうなってるんだ?!)

童磨の感情が僅かに揺らいだ。今まで抱いたことのない感情。取り込んだ人間が腹を破って現れ、自分を襲い喰らう。失った体がうまく再生できず、既に頭部は三分の一ほど血塗れの怪物に喰われており、童磨は身動きできないまま残った左目で状況を見ていた。目蓋は喰いちぎられて目を閉じることもできず、血鬼術は放とうとする度に砕け散ってしまい実体化できない。

 

「ジゴク……ミセテ……ヤル」

ふと周囲を見ると、地面の裂け目から血のような赤い液体がブクブクと吹き出し、そこからもう一体別の女が這い出てきた。手足は爬虫類のように曲がり、人間にはあり得ない奇妙な動きで、腹部からはみ出した臓器を引き摺りながらゆっくりとこちらに近づいて来る。

 

(あれは……さっきの女)

それは童磨がカナエと戦う前に殺し、食べていた女だった。

美しかったその顔は半分ほど皮膚が溶け落ち、白く濁った瞳孔の無い目が童磨を睨んでいる。

 

「喰べることでその人は俺の一部となる。現世の苦しみから解放され、共に永遠に生きる」

これは救済なのだ、童磨は日頃そう言いながら人間を喰らっているが、一方では死ねば肉体や魂など消えて無くなり、天国や地獄などありえない、そう思っていた。天国や地獄を信じる人間を、哀れで愚かだと思っていた。自分が喰い殺されるなど考えたことも無かった。

 

(俺は死ぬのかな……)

生きながら体を喰いちぎられるその激痛のなかで童磨はぼんやりと考えていた。

 

ーーーー

ーーー

ーー

 

「ジャスト一分。悪夢(ユメ)は見られたか?」

倫道はカナエを背負って全速力で逃げながら呟いた。

 

(大分引き離したし、もう日の出だ。だけど考えてみたら童磨は恐怖なんて感じないんだよな。使いどころを間違えた!まあ弱体化してないから頸を刎ねるのは難しいし、逃げられたから良しとするか)

倫道はマスカラスと合流し、予め目星をつけておいたある場所へと向かって、傷の痛みをおして疾走する。

 

 

 

 

「これは……どういうことだ?」

童磨はぽつんと戦場に取り残されていた。自分を縛っていた蔓も無ければ、助けに来た黒子の死体もあの血塗れの怪物もいない。思わず自分の顔を触ってみるが、特に異常は無い。

 

(参ったね、完全にしてやられた。あの柱の女の子も取り逃がした訳か。妙な幻術を使う鬼狩りがいる……これは報告だ。ああ、日の出になっちゃうな、戻らないと)

苦笑いをしながら童磨がそう考えた時、不意に琵琶の音が響き、童磨は無限城へと転送されて行った。

 

 それから倫道は走り続け、浅草の近くまでようやく辿り着いた。

(くそっ!早く!早く見つけないと……!頼む、見つかってくれ!ここまで来て間に合わないなんて……こっちが悪夢だ)

倫道はマスカラスのナビも使い、浅草に近いこの住宅街を懸命に走り回り、その中のある場所を探していた。この辺りだろうとあらかじめ目星をつけてはいたが、その場所は巧妙に目眩ましが施され、発見は困難を極めた。

 

 ある一軒の屋敷の塀にほんの少しの違和感があった。倫道がその部分を押すと、すっと向こう側に腕が突き抜けた。

 

(あった!助かるよカナエさん!)

血だらけの倫道は、安堵の涙を流した。倫道は塀を突き抜けて転げるように中へ飛び込み、その姿は通りから消えた。倫道の目的地は珠世の診療所。この瀕死の重傷者を診られるのはここしかなかった。カナエを背負った倫道は、愈史郎の血鬼術で隠された診療所をついに探し出し、飛び込んだ。

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