ほのぼの鬼殺隊生活(本編完結)   作:愛しのえりまき

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第十二話 変わりゆく世界

 好天に恵まれた秋の日。

土柱邸の畑では、主人の斗和、お手伝いの夏世、継子の佳成と非番の倫道も来て、さつまいも、じゃがいも、人参、牛蒡、葱、大根の収穫が行われていた。

 

(野菜の収穫なんて、小学生の時の芋掘り以来だけど良いもんだな)

ずっしりとした大根の重量感に倫道が顔を綻ばせる。

 気持ちよく晴れた空の下、久しぶりの土の感触を味わいながら、鍛錬とは違う汗を流して収穫作業を楽しんでいた。

 

(もしかしたら、俺がこの世界で色々やったから物語が変化してしまったのか?佳成はこのまま死なないのかも……?でも代わりに何か良くない事が起きなければいいけど)

”野良着の隊士”の世界では、斗和、倫道が十九歳の今年、佳成が殺される。倫道はさり気なく佳成を監視し、隠に擬態して任務にもついていくという過保護ぶりだが、全く危なげ無い戦いぶりで、今のところそれらしい場面には遭遇していなかった。

 収穫作業の前、倫道は佳成の死、あるいはそれに代わる出来事への不安で気持ちが晴れなかった。だが心地良い風に吹かれて三人と一緒に作業をしているうちに、次第に気分も晴れてきた。

(死んでしまう主人公を救って正反対のハッピーエンドにしようとしてるんだから、変わる所は出るよな。だからと言って、黙って運命を受け入れるなんてできないけど)

倫道はそう考えることにした。

 

 全ての命を救うことはできない。全てを思い通りにすることはできない。それは不遜に過ぎる考えだ。だが倫道は力の限り足掻くと決めていた。

 

「斗和さん、芋煮会しよう!」

収穫が終わる頃、倫道が斗和に提案していた。

 

「芋煮(いもに)って山形の?あれは芋の子(里芋)じゃないの?」

前世で山形の村山地方と縁があった倫道は、秋の風物詩を思い出していた。馬見ヶ崎川(まみがさきがわ)の河川敷に直径六メートル以上もある大鍋を据え、一度に三万食の芋煮を作る、自称”日本一の芋煮会”が有名だった。パワーショベルのような専用の重機を使い、何トンもの具材を調理する様は圧巻だ。

 

「まあ細かいことは気にしない気にしない!みんなで食べれば美味しいよ!今日は牛肉買ってあるんだ」

斗和は倫道の適当さと用意の良さに苦笑し、特に鍋の予定は無かったがそれも良いかと思い直し、準備することにした。

 

 畑では夏世と佳成が仲良く野菜を荷車に積んでいた。佳成は掘り出してまとめてあった葱の束をしゃがんで両腕いっぱいに抱え、荷車に載せようとしていたが、その背後に怪しい影が忍び寄る。

 

「これで最後……!あっ?」

立ち上がろうとした佳成はどてんっ!と仰向けに倒れた。

 

「ぶわっ!」

佳成は両腕いっぱいの泥のついた葱を全て体の上にぶちまけて見事にひっくり返った。

倫道が、立ち上がろうとした佳成の羽織の裾を踏むという単純極まりないイタズラをしていた。

 

「……り・ん・ど・うさん?」

顔の上の大量の葱の隙間から、泥だらけで倒れたままじろりと倫道を睨む佳成。こんなしょうもないイタズラをする者など他にはいないため、佳成は倫道の仕業とすぐに分かった。笑いを堪え、目を逸らす倫道。

 

「こらっ!もう頭来た!」

葱を持った佳成が追いかけ、慌てて倫道が逃げる。斗和と夏世は大笑いしながらそれを見守った。

 

「待てっ!葱の呼吸 壱ノ型 蛇紋岩!」

手に持った葱を何本も投げつける佳成。

 

「葱の呼吸 拾壱ノ型 ネギ(なぎ)!」

倫道はその一本をキャッチすると、冨岡の水の呼吸の技を真似てそれを次々と払いのける。

 

 だがそれを見ていた斗和の表情が険しくなった

 

「こらあ二人して!!野菜玩具さするでね!ままかせねぞ!」(野菜を玩具にするな!ご飯食べさせないよ!)

斗和は腰に手を当て、仁王立ちで叫ぶ。ビクッと動きを止める倫道と佳成。

 

(全くこのガキんちょども!でも働いたのにご飯抜きはいくらなんでも可哀そうだから、代わりに……)

斗和は思案し、二人に申しつけた。

 

 

 

 

「佳成のせいだぞ!葱を投げたりするから!」

「倫道さんのせいだろ!倫道さんが全部悪い!」

土柱邸の居間では、くつくつと鍋が煮える音と美味しそうな匂いがしている。その鍋の前で、三十分間の正座を申しつけられた倫道と佳成が互いに罪をなすり付け合い、醜い争いを繰り広げていた。

 

 鍋の美味しそうな匂いと立ち上る湯気が食欲をそそり二人を苦しめるが、そんな二人の目の前にマスカラスがわざわざやって来て、斗和から貰った熱々のジャガイモを美味しそうに突っついて食べる。

 

「マスカラス、もう煮えてる?」

斗和が聞いてきた。

 

「大丈夫!良ク煮エテル!アタイ達ダケデ食ベヨーゼ!」

((あっ!そんな!))

倫道と佳成は泣きそうな顔になった。

 

 その後、ようやく斗和の許しを得た倫道と佳成も鍋の前に陣取り、マスカラスも倫道の頭の上にスタンバイし、みなでワイワイと騒がしい夕餉となった。

 

 倫道とマスカラスは例によって曲芸を披露したが、そんな中、斗和が

「令和!」

とカラスを呼んだが令和は姿を現さず、反応も無かった。斗和の鎹カラス・令和はほとんど喋らないが、主人の斗和が呼びさえすれば素早く現れ、言われた用事はきっちりこなすデキるヤツだった。

 

「あれっ?令和?!どこ行ったの?」

斗和は庭まで見渡したがどこにも姿が見えない。実は令和は嫌な予感がして、先程から姿を隠していた。

 

「斗和さん、どうしたの?」

肉を催促するマスカラスのクチバシ攻撃を捌きながら倫道が聞いた。

「何でもないの。どんどん食べましょう!」

曖昧な笑顔で答えながら、斗和は令和の勘の良さに驚いていた。

(令和め、隠れたな!でも倫道君たちのあの芸をやらせようとしたこと、どうして分かったんだろう?)

 

 

 

 山形の秋の風物詩、芋煮。地方によって違いがあるが、倫道は醤油仕立てで牛肉を使う内陸風の味付けを斗和に頼んだ。

 村山地方など内陸部では醤油仕立てで牛肉を使うが、海沿いの庄内などでは味噌仕立てで豚肉を使う。両者の反目は根深く、この争いは「山形芋煮戦争」と呼ばれ、毎年激しい暴動に発展して多くの死傷者を出している。さらに一部地域では、細かい具材の違いで多数の宗派に分かれて互いに争っている。県民同士が血で血を洗う騒乱となり、全県下で非常事態が宣言されるのだ。

 

 樹上に群れを成す赤い小型モンスター”サクラン坊”を狩るため、全国から集まった凄腕のハンターたちが町中を闊歩する初夏の風物詩”サクランボ狩り”の時期とともに、芋煮会の時期は山形県の最も危険なシーズンである。

(※作者注 ”芋煮会” ”サクランボ狩り” について一部事実と異なる記述があります)

 

 今日は里芋の代わりにサツマイモとジャガイモを使い、牛蒡も入れて鍋で煮込む。軽く沸騰してきたら醤油、料理酒、砂糖等調味料を加えさらに煮込み、芋が柔らかくなってきたら葱と牛肉を入れ、適当なところでいただく。

 

「あー、んまいにゃー!」

倫道が思わず村山弁で呟くほど、芋煮鍋は美味しくできた。村山地方では、語尾の「なあ」が「にゃー」になるのだ(本当)。

 

(えっ!倫道さんまで!)

斗和と夏世が時々話す、東北地方太平洋側とはまた違った方言に佳成は混乱したが、芋煮鍋の旨さには感動していた。そりゃあ野菜のできが良いからね、と斗和と夏世は得意げだ。

 

「野菜は美味いけど、それにしても味付けも絶品だね。お醤油と料理酒と出汁、お砂糖がすごく良い具合!」

倫道は斗和の味付けを褒め、

「今度はすき焼きも作ってよ。また良いお肉たくさん買って来るから!」

「分かった、じゃあ今度は倫道君の柱就任祝いの時だね!」

 

「うーん、柱はあんまりなりたくないんだよね。斗和さんも辞めたいんでしょ?」

「実はそうだけど、言ったっけ?」

ハッキリとは言っていない気がするが、と斗和は少し訝しむ。

(もしかして、思考を読まれてる?)

僅かな疑念が芽生えたが、倫道がさり気なく話題を変え、佳成と夏世のアツアツぶりをからかいながら楽しく時間が過ぎて行き、それ以上は特に疑いを深めるようなことはなかった。

 

 

 

(このままこのメンバーで現実世界へ戻れたらなあ) 

倫道は思わず夢想した。人喰い鬼と殺し合いをしない、現実世界へ。

だがそれは不可能な願いだ。

 

 それが叶わないなら、この暖かい時間がずっと続けばいい。ずっと続くのが無理なら、せめてもう少しだけ。

 

(無理なのは分かってる、鬼滅のパラレルワールドなんだから。戦いは覚悟していたはずなのに……)

それでも願わずに居られなかった。

誰も傷つかず、みんなで農作業をしながら穏やかに歳を重ねていく、そうなったらどんなに良いだろう。登場人物たちが傷つくのは辛く悲しい。ましてや目の前にいる佳成は死んでしまう運命なのだ。

 

(俺はそのためにこの世界に来たんだ。みんながほのぼのと平和に暮らしていけるように。そのために……!最後まで俺の責務を全うするんだ!)

これから起こるその悲劇を回避できるかどうかは、倫道にかかっている。全てを知っている倫道にしかできないことがある。

 

 

「リンド―!肉ヨコセ!」

倫道の切ない胸中を知ってか知らずか、箸でつまんだままの肉を奪おうとマスカラスがクチバシで鋭い一撃を繰り出す。我に返った倫道がひょい、ひょいと肉を動かしてマスカラスの攻撃を逸らし、肉をあげなかった。

「ほーれ肉だぞー」

「ギャオオオ!腹タツ!」

 

マスカラスが倫道の額を突っつき、その隙に肉を奪った。

「いでえええ!血が出るだろうがこのクソガラス!」

「ウルセー!ブッ殺ス!」

マスカラスのクチバシと倫道の箸が激しく火花を散らす。

「ますからすちゃん頑張れ!」「マスカラスいけー!つつけー!」

夏世と斗和がマスカラスを応援し、

「ますからす!倫道さんをやっつけろ!」

佳成もマスカラスの肩を持つ。

 

「分かったよ!肉をあげれば良いんだろ!」

仕方なく倫道は肉を多めにマスカラスに食べさせてやった。

「生ゴミとか虫とかカエルで十分だよな?カラスなんだから」

倫道がぶつぶつ言っていると、

「面倒見テヤラネーゾ!」

マスカラスがふんぞり返る。それを見た三人がまた笑い、こうして楽しい時間が過ぎていった。

 

 

 

 季節は秋から冬へ移ったが、結局佳成はその後も元気に任務をこなし、戦死することなく無事にその年を越した。

 

(佳成はこのまま死なずに済むのかもしれない)

倫道の中で、そんな期待が芽生え始めていた。

 

 

 

 しかしそれは、淡い期待に過ぎなかった。

 

 

 

 また新しい年がやって来た。斗和、倫道は今年二十歳となる。来年早々には炭治郎たち主人公組が鬼殺隊に入隊し、物語は一気に動き出す。

 

 斗和と倫道には、その前にやっておかなければならないことがあった。

鬼殺隊当主・産屋敷耀哉に、自分たちの素性を説明し、”真実”を打ち明けること。斗和と倫道は話し合い、耀哉には知っておいてもらおうと考えた。

 しかしそれは真実ではない。

 

 この世界は鬼滅の刃の世界ではなく、”野良着の隊士”の世界なのだ。本当のことを知るのは、この世界では倫道ただ一人のみだった。

 

 斗和と倫道は二人揃って鬼殺隊当主・産屋敷耀哉に面会を求めていた。手紙では説明しようもない、妄想としか言えないような、現実離れした内容を説明しなければならない。

 

 斗和は、もともと原作の世界に存在しない自分が動くことで起こる反動を危惧していた。杏寿郎や色々な人を助けたいが、その代わりに他の隊士や柱が死んでしまう、もしくはそれと同等の良くないことが起こるのではないかと考えていた。

 倫道にも迷いはあった。おそらく自分はやがてこの世界から消え、その先はどうなるか分からない。それでも、もしかしたらこうなるのではないか、と悪く考えるよりも精一杯動こうと割り切っている。

 自分が迷い込んだ時点で、この世界は既に作品と同一の世界ではない。無数にあるパラレルワールドの一つとなっている、と倫道は考えている。その考えが正しいのかどうかは分からない。ただ確実に言えることは、今いる世界が、この“野良着の隊士“の世界が自分にとっては全てだ。今できる事を全力でやり抜き、この”野良着の隊士”の世界を良くするよう頑張るしかない。

 

「様々な的で迷いながらその矢を放たず」

 

 高校時代、倫道が恩師に言われた言葉だ。色々考えながら実行に移せない、そんな彼を歯痒く思ったのだろうか。だから、やらずに後悔はしたくない。全力を尽くさずに終われない。心を燃やす、熱い生き方を。倫道はそう考えていた。

 

 

 

 

 産屋敷邸の会見の間で斗和と倫道が正座して待っていると、鬼殺隊当主・産屋敷耀哉が現れた。

「おはよう、斗和、倫道。倫道とはこうして会うのは初めてだね。今日はよく来てくれた。……それで、どうしても話しておきたい重要なこと、というのは?」

耀哉はかしこまる斗和と倫道に穏やかに語り掛けた。

 

「お館様。今から私たちがお話し申し上げるのは余りに突飛な内容ですが、嘘ではございません。ですがお聞きになられて御不快に思われるようでしたら、私たちはいかなる処分も謹んでお受けいたします」

平伏したまま斗和が述べた。

 

「分かった、余程のことのようだね。だけど、まずは聞かせてもらわなくてはね」

耀哉は穏やかな様子を崩さず微笑んだ。

 

 斗和は経緯を語った。

自分たちは前世の記憶を持つ転生者。自分たちがいたのは、”令和”という元号の、大正から百年以上も時代を下った未来。そして。

 

「私たちのいた世界では、鬼と鬼殺隊に関するこの一連の出来事は物語として書物になり、衆人の知るところとなっており、私たちもその物語を読んで結末まで知っております。今私たちがいるのは架空の物語の世界。作られた虚構の世界なのです。皆様は、私たちが読んでいた物語の登場人物なのです」

 

 耀哉は衝撃を受け、混乱した。自分の生きる世界が虚構、物語であるなどと、そんなことを急に信じられるはずがない。しかし耀哉は、斗和と倫道が人を騙す人間ではないことは良く知っており、何よりこの二人を信頼していた。剣士としての強さももちろん、人間性や誠実さを高く評価していた。

 

(この二人は無意味な嘘を吐く子たちではない。かと言って、すぐには信じ難い内容だ……)

耀哉は混乱しながらも、話しを聞こうとした。

 

「どういうことかな?私にはまだ良く理解できないが……。つまりこの世界は物語で、結末まで全て決まっていて、君たち二人は物語が作られた未来の現実世界から来た、と?」

「おっしゃる通りです」

斗和と倫道は耀哉の動揺が収まるのを待った。

 

「斗和、倫道。君たちのことは信頼している。かと言って、すんなりと信じられる内容ではない。何か信じるに足る証拠はあるかな?」

 

 結末まで全てを知っていることが分かったら、鬼殺隊を辞めさせられたり、拘束されたり、果ては斬首されるかもしれないと斗和は恐れていたが、思い切って言った。

 

「今から凡そ九年前になりますか、十三歳のお館様と十七歳のあまね様は、”貴女が嫌なら私からこの話は断ります”というお館様のお言葉で結婚を決められたのではないでしょうか」

斗和がそう言うと、耀哉は驚いた。妻のあまねと自分しか知り得ない、実際に語った言葉が一言一句違わずそのまま再現されたからだ。耀哉の驚きはまだ終わらない。

 

「失礼は重々承知しておりますが、この事実を知っている者はごく少数と思われますので、敢えて申し上げます」

お咎めなど無いことを知っている倫道は落ち着いて、踏み込んだ内容まで言い当てた。

 

「千年前、元々は産屋敷家の身内であった鬼舞辻無惨が鬼となり、血筋の者が鬼になったことで産屋敷家は呪いを受け、一族が絶えそうになった。神主の助言により、鬼を倒すために心血を注ぎ、神職の御一族と婚姻関係を結ぶことで一族は絶えることはなかった。しかし、それでも皆様は三十年と生きられない……」

倫道は話し終え、失礼いたしました、とまた平伏した。

 

 耀哉は驚愕した。鬼の始祖、鬼舞辻無惨は産屋敷家の血筋。当の産屋敷家の人間の他にはそれを知っている者はおそらくいない。

 産屋敷家の呪い、倫道が敢えてそれに触れたのには理由があった。

 

 それから斗和と倫道は、大まかなストーリーを語った。

 

「最終決戦は次の次の冬。おそらく再来年の一月頃と思われますが、そこで無惨との全面対決となります。大きな犠牲を払いながらも鬼殺隊は勝利し、無惨は滅び、無惨の配下の鬼たちは全ていなくなります」

斗和はきっぱりと言い切った。

 

「無惨は倒される……。それが来年、再来年だとは……。悲願が叶う……私たち一族の千年の悲願が……!」

 耀哉は大いに驚き混乱していたが、この間も終始穏やかな雰囲気は全く変わらなかった。しかし無惨の討滅を告げるとその空気は一変し、耀哉の表情は鬼気迫るものへと変化した。

 当代の鬼殺隊当主・産屋敷耀哉は、春風のように常に穏やかに振る舞いながら、鬼舞辻無惨討滅に誰よりも執念を燃やしている。その気迫は、自身と家族の命を懸けてでも殺そうとするほどだ。斗和と倫道は、耀哉の凄絶な笑みにその激情の一端を垣間見て、思わず息を呑んだ。


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