文字通り【Caligula2】発売前に溢れてしまった妄想

素人が必死こいて書いた作品なので、感想を書く際に御容赦頂けると幸いです。

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めっちゃ楽しみすぎて、溢れてしまったので書いてみた。

今作に登場したら、愉悦部として、終盤に何かやらかそうとしそうだなと思った。


全てを無に返そうとした者

ーーーようこそ、新しい世界へ

 ここは謎のバーチャドール・リグレットによって創られた《リドゥ》

 

 

「あのとき、ああしていれば……」

 と、密かに抱える人生をやり直したい想いを実現してくれる世界で、現実を思い出し、帰らんとする者たち《二代目帰宅部》

 そして、現実へ帰ることがリドゥを破壊しかねない行為へと繋がるためと、帰宅部を阻むリドゥの守護者たち《オブリガードの楽師》

 

 

 そう、これは帰りたい者たちと帰りたくない者たちが織りなす物語……

 

 

ーーー“では無い”

 

 

 この物語は

 

『共ニ、コノ世界ヲ守ロウ……頼リニシテルゾ……』

 

 “帰宅部”も

 

『ねぇ、お願い……貴方だけは……私に嘘を、吐かないで…』

 

 “楽師”も

 

『わぁお、流石ぁ!!

 ボクのファンクラブ名誉会長は伊達じゃないね!!』

 

 “現実/地獄”も

 

『キミ、本当に良い人だね。

 あとは“顔”さえ見せてくれたら完璧なんだけどな〜〜』

 

 “理想/リドゥ”も

 

『……貴様の心意に興味は無い。ただ彼女だけは、傷つけるな』

 

 たった一人

 

『おねがい……せんせいだけは、きずつけないで』

 

 楽師の手によって

 

『へー……流石はあのブラフマンが直々にスカウトしに行っただけはあるってわけだね。

 で、キミ、実のところ何が目的なんだい?』

 

 無へと返される

 

『ーーー嗚呼、忌々しい……忌々しいが……

 ……やはり、オマエが切り札になったか』

 

 そんな救いのない話だ。

 

 

 

「誰だ?あの真っ黒い楽師?」

 

「今まで見たこともない人ですね。キィ、知っていますか?」

 

「ーーなんで……なんでオマエがそこに!?」

 

「?知っているの、あの黒い人のこと?」

 

「知ってるも何も……オイ、リグレット!ソイツが何者なのか、オマエが分からないはずが無いだろ!

 なんでソイツがいるんだ!なんでソイツをこの世界に呼んだんだ!!!」

 

「お、おいどうしたんだよ。いったいアイツはーー」

 

 

「五年前にソイツが、ソイツが“メビウス”と“現実”を滅ぼそうとしたんじゃないか!!」

 

『ごめんね……みんな……ごめん、なさい……』

『なんで……どうして……こんな、やつ…なんかに……』

 

「なんとか言え!!リグレットッ!!!」

 

 

 無念と共に消えていった二人を思いながら叫ぶキィを無視するかのように、彼女“リグレット”は背を向け、彼の下へと向かって行く。

 

 彼……朧げな黒い骸骨の楽師は二丁拳銃をその手に実体化させながら、彼女に向けて合成音声を響かせた。

 

 

【……曲の準備を頼む、リグレット】

「はい。では、あの曲ですね」

 

 

 

【ーーーSuicide Prototype】

 現実も、理想も、全てを無に還そうとした怪人が、帰ってきた。


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