ジョルノ、ナランチャ、ミスタの三人は、
生まれつき不治の病にかかり、
麻薬に手を染めている、14歳の少女、
アンジェリカ・アッタナシオを、
なんとかして、更生させようと、
必死で努力を積み重ねていた。
ブチャラティの為にも、
彼女を更生させたい、そう思うのであった。
「さて、シーラは、ラビットハウスで、
アルバイトして、新たな道を、歩むことは出来たが…」
「問題は、この子だな…
むやみに、殺すわけにもいかない…」
「精神科医の助けもあってか、
多少、単語は、喋れるようには、なったぜ?」
「それは、よかったですね…」
「…ら、らら、れろれら、れ、らら…」
「…困りましたね、この状態じゃ、
満足に人生を歩ますことが出来ない」
「マッシモ・ヴォルペ…どこ…?」
「誰だ?マッシモって?」
「聞いたこと無い、名前だな」
「調べてみますね」
ジョルノは、パソコンで、
マッシモ・ヴォルペの資料を閲覧した。
「この人…麻薬チームの人間だ」
「生きているのか?」
「いや、死んでいる、
思い出しました、コイツ、
最悪、他の標的は全員取り逃しても、
彼だけはどんなことが有ろうとも必ず始末する様に、
部下たちに、命令して、
一年前に、殺害されたはずです」
「そうだったのか…」
すると、アンジェリカ・アッタナシオは、
言葉を放った…
「死んだ…!?」
アンジェリカの瞳から、涙が流れた…
「うぅ…うわわわわぁぁぁぁぁんんんん!」
アンジェリカは、泣き出した!
「アンジェリカにとっては、大切な人かもしれないが、
この人は、キミをダメにさせるだけの、クズ野郎だ」
「ナランチャ、どこで、その…アンジェリカを拾ったんだ?」
「なんかさ、近道しようと思ったら、
偶然、倒れていたんだ、
それも、ゴミ箱の近くに、捨てられていたように、
思えたけどな…でも、放っておく訳にも、いかねーからな…」
「そうでしたか…
それにしても、謎だ…麻薬無しで、
どうやって、生き延びたんだ?」
「麻薬に詳しい、医者に診てもらったけど、
どうやら、薬を万引きして、
それを、麻薬代わりにして、中毒を起こしていたらしいぜ?」
「そうだったんですね」
「マッシモ…うぅ…う…
うわわわわぁぁぁぁぁんんんん!」
「また、泣き出したし」
「ナランチャに、頼みたいことがあります」
「なんだ?」
「アンジェリカは、人の温もりを求めていると思います、
チノだったら、女の子だから、
すぐに、打ち解けるのでは、無いでしょうか?
年齢も近いですから、でも、リスクが高い…」
「でも、やるか…」
「えっ?マジで?」
「あぁ、更生させるって、決めたんだ、
ブチャラティだったら、
アンジェリカを、必死で、全身全霊で、
更生させるって、言うはずだ、
俺達も、その精神に則って、やろう!」
「あぁ、それしかないな」
「じゃあ、チノに事情を伝えておきます」
「俺、ココアに言っておく!
ココアって、社交性があるから、
アンジェリカ、心開いてくれるかな…?」
「前向きに考えましょう、今は、それしかできない」
こうして、アンジェリカの更生が、
今、始まろうとしている!