アンジェリカは、
ジョルノとナランチャと共に、
ラビットハウスに訪れた。
「みなさん、今日は、よろしくお願いします」
「よろしくね!キミが、
ナランチャくんが言っていた…」
「ジョルノ・ジョバァーナです、
そして、この子が、アンジェリカ・アッタナシオです」
「…」
車いすに座っていた、アンジェリカは、
まんざらでもない表情を、ココアに向けるのだった。
「ココアさん、お待たせしました」
「待たせたな!」
「あっ!チノちゃん!リゼちゃん!」
「ココアさん、この人が…」
「うん!アンジェリカちゃんだよ!」
「この子がか…」
アンジェリカは、ココア達に、暗い表情を、
こちらに、向けるのだった。
「それじゃあ!アンジェリカちゃんの交流会を、
開催します!」
「ココアさんが、主催じゃありませんよ?」
「一応、アンジェリカは、僕とナランチャの前に、
居させてください、何かあっては、遅いので」
「りょーかい!」
「わかりました」
「よし、わかった」
こうして、アンジェリカの交流会が、
開かれるのだった。
「それでは!ただいまより、
アンジェリカちゃんの交流会を始めます!」
「何度も言いますが、ココアさんが主催では、
無いですからね」
「わかっているよ!
それじゃあ、まずは!何からだっけ?」
「考えてなかったのか!?」
と、リゼがツッコむ。
「…」
アンジェリカは、随分と、他愛もなく、
不機嫌かつ、不愛想な表情をしていた。
「気を付けてくださいね、
彼女は、精神障がいを持っていますからね」
と、ジョルノが警告した。
「そうなんだ…じゃあ!
尚更、私たちが、仲良くしてあげないと!」
「ココアさんと私たちで、どうにかするような、
案件じゃないですよ…」
と、チノも、ココアにツッコミを入れた。
「じゃあ、アンジェリカちゃん、何して遊ぶ?」
「…」
「計算問題でも、やってみる?」
「遊びの範囲じゃないです」
「チノちゃん、ごめん!」
「全く、本当にしょうがない、ココアさんですね」
すると、アンジェリカが、突然、歌い出した!
「ら、らら、れろれら、れ、らら…」
「これって、歌なんですか?」
「すっごく、上手だね!アンジェリカちゃん!」
「褒めてるし」
「じゃあ、こうしましょう、
アンジェリカに好きなようにやらせましょう」
「具体的には?」
「歌を披露するとか…ですかね?」
「ジョルノくん!ナイスアイディア!
じゃあ、チノちゃん!アンジェリカちゃんと、
歌ってみる?」
「嫌です」
「どうして?」
「歌うのが恥ずかしいからです…」
「そう言えば、アンジェリカって何歳なんだ?」
「アンジェリカは、14歳ですよ」
「じゃあ、私と同い年なんですね」
「チノちゃんと、アンジェリカちゃん、
同い年なんだ!じゃあ、仲良くなれそうだね!」
「そうですかね…」
「うぅ…」
「あっ、アンジェリカちゃんが、
何か、話したがっているよ!」
「珍しいですね」
「コ…」
「コ?」
「ココ…ア…チ…ノ…リ…ゼ…」
「私たちの名前を呼んでくれた!」
「あの、アンジェリカが…
フフッ、よほど、気に入ってくれたみたいですね」
「私たちと、友達になりたいみたい!
応えてあげないと!」
「そうですね」
「そうだな」
「では、もう少し、遊びましょうか、日が暮れるまでは」
「よーし!俺も頑張って、楽しませるぞ!」
「えぇ、そうですね」
ジョルノ達は、アンジェリカを、
楽しませるために、目一杯、遊ぶのだった。