ナランチャの奇妙な青春   作:アッシュクフォルダー

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第五部 第十二話 アンジェリカの交流会

アンジェリカは、

ジョルノとナランチャと共に、

ラビットハウスに訪れた。

 

「みなさん、今日は、よろしくお願いします」

 

「よろしくね!キミが、

ナランチャくんが言っていた…」

 

「ジョルノ・ジョバァーナです、

そして、この子が、アンジェリカ・アッタナシオです」

 

「…」

 

車いすに座っていた、アンジェリカは、

まんざらでもない表情を、ココアに向けるのだった。

 

「ココアさん、お待たせしました」

 

「待たせたな!」

 

「あっ!チノちゃん!リゼちゃん!」

 

「ココアさん、この人が…」

 

「うん!アンジェリカちゃんだよ!」

 

「この子がか…」

 

アンジェリカは、ココア達に、暗い表情を、

こちらに、向けるのだった。

 

「それじゃあ!アンジェリカちゃんの交流会を、

開催します!」

 

「ココアさんが、主催じゃありませんよ?」

 

「一応、アンジェリカは、僕とナランチャの前に、

居させてください、何かあっては、遅いので」

 

「りょーかい!」

 

「わかりました」

 

「よし、わかった」

 

こうして、アンジェリカの交流会が、

開かれるのだった。

 

 

「それでは!ただいまより、

アンジェリカちゃんの交流会を始めます!」

 

「何度も言いますが、ココアさんが主催では、

無いですからね」

 

「わかっているよ!

それじゃあ、まずは!何からだっけ?」

 

「考えてなかったのか!?」

 

と、リゼがツッコむ。

 

「…」

 

アンジェリカは、随分と、他愛もなく、

不機嫌かつ、不愛想な表情をしていた。

 

「気を付けてくださいね、

彼女は、精神障がいを持っていますからね」

 

と、ジョルノが警告した。

 

「そうなんだ…じゃあ!

尚更、私たちが、仲良くしてあげないと!」

 

「ココアさんと私たちで、どうにかするような、

案件じゃないですよ…」

 

と、チノも、ココアにツッコミを入れた。

 

 

「じゃあ、アンジェリカちゃん、何して遊ぶ?」

 

「…」

 

「計算問題でも、やってみる?」

 

「遊びの範囲じゃないです」

 

「チノちゃん、ごめん!」

 

「全く、本当にしょうがない、ココアさんですね」

 

すると、アンジェリカが、突然、歌い出した!

 

 

「ら、らら、れろれら、れ、らら…」

 

「これって、歌なんですか?」

 

「すっごく、上手だね!アンジェリカちゃん!」

 

「褒めてるし」

 

「じゃあ、こうしましょう、

アンジェリカに好きなようにやらせましょう」

 

「具体的には?」

 

「歌を披露するとか…ですかね?」

 

「ジョルノくん!ナイスアイディア!

じゃあ、チノちゃん!アンジェリカちゃんと、

歌ってみる?」

 

「嫌です」

 

「どうして?」

 

「歌うのが恥ずかしいからです…」

 

「そう言えば、アンジェリカって何歳なんだ?」

 

「アンジェリカは、14歳ですよ」

 

「じゃあ、私と同い年なんですね」

 

「チノちゃんと、アンジェリカちゃん、

同い年なんだ!じゃあ、仲良くなれそうだね!」

 

「そうですかね…」

 

「うぅ…」

 

「あっ、アンジェリカちゃんが、

何か、話したがっているよ!」

 

「珍しいですね」

 

「コ…」

 

「コ?」

 

「ココ…ア…チ…ノ…リ…ゼ…」

 

「私たちの名前を呼んでくれた!」

 

「あの、アンジェリカが…

フフッ、よほど、気に入ってくれたみたいですね」

 

「私たちと、友達になりたいみたい!

応えてあげないと!」

 

「そうですね」

 

「そうだな」

 

「では、もう少し、遊びましょうか、日が暮れるまでは」

 

「よーし!俺も頑張って、楽しませるぞ!」

 

「えぇ、そうですね」

 

ジョルノ達は、アンジェリカを、

楽しませるために、目一杯、遊ぶのだった。

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