ナランチャの奇妙な青春   作:アッシュクフォルダー

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第五部 第十三話 フーゴとの再会

ラビットハウスで、

ナランチャがアルバイトしていたら、

ある客が、ナランチャの前に現れた。

 

その人は、よく知っているような人だった。

 

そう、パンナコッタ・フーゴという、青年だった。

 

「ナ、ナランチャ!」

 

「フ、フーゴ…」

 

「キミは…ここで、アルバイトをしているのか?」

 

「おっ、おう…」

 

「ちゃんと、しているのか?」

 

「しているさ!ココアから

数学や算数や計算を教わっているんだぜ?」

 

「それは…よかったね…」

 

「にしても、気まずいな…

仕事が終わったら、ゆっくり話そうぜ?」

 

「うん、いいと思います」

 

こうして、久々に再会した、ナランチャとフーゴだったが、

何かと、気まずい感じになっていた。

 

とある広場にて。

フーゴとナランチャは、ベンチに座っていた。

 

 

「まさか、こんなところで、フーゴと出会うなんてな…」

 

「ナランチャ、君は、一体、何をやっているんですか?」

 

「俺か?俺はな、あの後、ジョルノがボスを倒して、

ジョルノが、トップになって、

俺が№2で、ミスタが№3になったんだ!

 

それでな!俺はギャングの身分を隠しながらだけど…

学校に通い出したんだ、夜間学校だけどよ、

それで、ココアって、女の子が、

いつも、計算や数学や算数を教えてくれているんだ!」

 

「それは…よかったですね、ナランチャ、

学校に通っていること自体、驚きでしたけど」

 

「失礼だな!こんな、俺でも、夜間学校に受かったんだぞ!

そーゆーフーゴは、今は何してんだ?」

 

「…僕は本当に正しかったんだろうか?」

 

「えっ?」

 

「あの時だ、もう、思い返すと、二か月前の話だな、

僕がナランチャ達と別れた時、

心のどこかに、後悔という、二文字が横切ったんだ」

 

「じ、じゃあ…フーゴも?」

 

「僕も一緒に居たかった!

けど、無理なんだ…僕は…正しい馬鹿にはなれない!」

 

と、フーゴが泣き出した。

すると、同時にナランチャも泣き出した。

 

「フーゴ…!俺だって、本当はな、ずっと、会いたかったんだ…」

 

「僕もですよ…ナランチャ…!

でも、よかったです…生きていて…

そして、幸せに新しい人生を歩んでいて、

僕よりも、ずっと、立派ですよ!」

 

「そ、そんなぁ…言い過ぎだよ…フーゴ…

俺が学校に通い出すきっかけを作ったのは、

紛れもなく、フーゴなんだよ…!」

 

「そう言ってくれると、計算問題を教えた、

自分も…何とか、前を向けそうです…」

 

「フーゴは…これから、どうするつもりだ?」

 

「知りませんよ…そんなの…ナランチャ達を裏切った自分に、

未来なんて…あるはずが…」

 

「そんなことねぇよ!

俺も協力するよ!フーゴが新たな道を歩みだす、

きっかけを作るのに、手伝ってやるよ!

その…勉強を教えてくれた、恩義もあるからさ…」

 

「ナランチャ…君は、とても優しくなりましたね」

 

「そ、そうかな?フーゴに褒められるのって、

何だか、久しぶりだな…アハハ…」

 

「ちょっと、待ってください、

僕まで、笑いそうですよ…アハハ…」

 

こうして、フーゴは、

前を向くために、ナランチャと一緒に、

再び、道へと、一歩踏み出すのだった。

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