この俺、ナランチャ・ギルガは、
恋ってやつをしていた。
一つ年下で、学年は一緒で、同じ職場に通う、
ちょっと、変わった先輩。
保登心愛…ココアちゃんに、俺は恋をしていた。
今日も俺は、心愛ちゃんとい一緒に、
算数や数学の、勉強をしていた。
そのおかげで、今、数学だけの点数は、
首位をキープしている!
(それ以外の五教科は、全て10段階中、1だけど!
実技は…イマイチ…だ)
でも!数学は10段階中10だぞ!10!
数学だけ、見たことのないような、点数ばかりの連続…
それどころか、90点以上は、常にキープしている!
数学だけはな!
余談だが、次に成績がいいのは体育。
今、この俺、ナランチャ・ギルガは、
夜間定時制の高校に通っている。
ギャングの№2という、身分を隠しながらも、
昼はラビットハウスで、アルバイトして、
学校に通う少し前に、
ココアちゃんから数学や算数を学んでいる。
「よーし!ナランチャくん!今日も満点だよ~!」
「えっ!ホントか!?ココアちゃん!
俺、やればできるんだな!」
ココアちゃんは、ナランチャに、数学と算数を教えており、
ほぼほぼ、専属の数学・算数の家庭教師になっていた。
ココアも、ナランチャに、数学と算数を教えることが出来て、
喜びを感じていたのだった。
「ナランチャくん、息抜きに、
どこか、お出かけに行かない?休みの日に!」
「えっ!?いいのか!?」
(これって、ココアちゃんからのお誘い…
つまり…デート!?あーヤベェ…
こんなに、可愛い女の子から、一緒にデート行こって、
誘われたら、断る訳が無い!)
「どうしたの?ナランチャくん?」
「ううん!何でもない!いいぜ!
俺、ココアちゃんと、お出かけしたかったんだな~!」
「やったー!どこに行く?」
「うーん、ココアちゃんが、望むところなら、
どこでもいいぜ!」
その後、ココアの希望で、街中を探索することになった。
ココアとナランチャは、木組みの街に、
やって来たばかりの為、まだ、慣れていない様だ。
休みの日、ココアとナランチャは、デートに出かけていた。
「ナランチャくん!今日は楽しもうね!」
「おう!俺、すっげー楽しみだぜー!
こんな、楽しい出来事…初めてだぜ…」
「ナランチャくん?」
「俺、実は…学校に、まともに通ったことがなかったんだ…
イジメられていて…」
「ひどい!ナランチャくんに、そんなことする人がいるの?」
「まぁ…今、通っている学校は、楽しく過ごせているけどな…
色々あってな…実は17歳なんだ…」
「17歳…?ということは、リゼちゃんと同い年?」
「まぁ…そうなるな、俺、5月20日生まれの17歳だけどな、
学年はココアと同じなんだ」
「私は4月10日生まれの、16歳で…
学年が同じ…高校一年生か…」
「高校一浪しちゃってさ…一年遅れで高校入学したんだよ。俺」
「そうだったんだ…
でも、ナランチャくん!これからだよ!」
「そ、そうだよな!ココアちゃん!」
「今日はめいっぱい楽しもうね!」
「だな!」
こうして、ココアとナランチャは木組みの街を探索するのだった。