ナランチャの奇妙な青春   作:アッシュクフォルダー

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特別編 それぞれの道

ジョルノとチノと、その一人娘のフェリーチェは、

一緒にお出かけすることになった。

 

「チノ。行きましょう」

 

「はいっ!ジョルノさん!」

 

「パパ!ママ!はやくいこーよー!」

 

と、4歳のフェリーチェは、はしゃいでいた。

 

フェリーチェは、チノが19歳の時に出産した娘である。

 

チノ22歳。ジョルノ23歳。年に数回しかない家族の間でのお出かけが始まった。

 

ジョルノとチノが出会って、9年目になるが、

チノは、9年経ってすっかりと変わっていた。

 

あれだけ背が小柄で胸も体つきも貧相だったが、

今は見違えるほどのスタイルが良くなり、大人っぽい顔立ちになっていた。

 

身長も156㎝まで伸びて、胸も体つきもココア並みに育つようになった。

チノ自身もスタイルは良くなったと思う方だが、ジョルノを誘惑できないことに、

不満を持つようになりつつあった位である。

 

「ジョルノさん。もう9年ですね。私とジョルノさんが出会ってから」

 

「そうですね」

 

「私。今、とっても幸せです!だから…」

 

「わかってますよ。チノ。これが欲しいのですね?」

 

と、ジョルノはチノの頬にキスをした!

 

「ジョルノさん…!もう!からかわないでくださいよ…

でも、嬉しいです。ジョルノさん、私のことを愛してくれていますからね」

 

「そう言えば、おでかけって、どうやってするんでしょうか…?」

 

「私も、そんなに経験は無くて…

でも、フェリーチェが喜んだら、それでいいと思います」

 

「そうですね」

 

ジョルノとチノは末永く幸せに過ごしていく様だ。

 

 

一方。ナランチャとココアの方は…

 

「ココア!好きだ!付き合ってくれ!」

 

「え?もう付き合っているじゃん!」

 

「えっ?」

 

「私ね、ずっとナランチャくんのこと、好きだったんだよ?

だから、もう、付き合っているんだよ?」

 

あれから、ココアは157㎝に伸びてスタイルも、

高校生時と比べると、良くなっていたが、姉には少々負ける方らしい。

 

すると、ナランチャは決意した。

 

「じゃあ!俺と…俺とケッコンしてくれ!!!!」

 

「うん!私、ナランチャくんとケッコンしたい!」

 

こうして、ナランチャとココアは結婚して籍を入れた。

 

ナランチャは自分の母親の墓参りをしていた。

 

(かーちゃん。俺、ココアって子とケッコンしたんだ!

それに、色々あったけど、今はギャング組織、

パッショーネの№2だ!これから、ミスタとジョルノ、

それに、フーゴにトリッシュと一緒に頑張っていくぜ!)

 

すると、後ろから、聞きなれた声が…

 

(ナランチャ)(ナランチャ)

 

「えっ?ブ、ブチャラティ!?アバッキオ!?」

 

そこには、死んだはずの、ブチャラティとアバッキオの姿が!

死んでいる為、影は薄い。

 

(天国から神様にお願いしてもらって、

こうして、幽霊としてナランチャの前に現れたんだ)

 

(ジョルノやミスタ、それに、フーゴにトリッシュと、

上手くやっているようだな?)

 

「あぁ!俺、これから、みんなと一緒に頑張っていくぜ!」

 

(あぁ、ジョルノやミスタがいるから、きっと大丈夫だろう。

ナランチャの母にも、挨拶はしたぜ?ブチャラティもな)

 

(あぁ。俺もアバッキオも、天国でずっと見守っているからな)

 

「あぁ。俺、もう少ししたら結婚式を挙げるんだ!」

 

(ジョルノに続いて、よかったな)

 

(あぁ。じゃあ、また式で会おうぜ)

 

と、ブチャラティとアバッキオは、どこかに消えていったのだった。

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