ナランチャの奇妙な青春   作:アッシュクフォルダー

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第五部 第二話 ナランチャ ココアに出会う

ナランチャ・ギルガは、

木組みの街にやって来た。

 

「ここが、木組みの街か…

えっと、ラビットハウスは、

地図だと、この辺だけどなー

地図、読めねーから、よくわかんねーしな…」

 

案の定、ナランチャは、

ラビットハウスに辿り着いた。

 

「ここが、ラビットハウスか」

 

ナランチャは、早速、中に入った

 

「あの!今日から、ここで、働くことになった、

ナランチャ・ギルガです!よろしくお願いします!」

 

と、お辞儀した。

 

「えっと…」

 

そこに、小さな女の子が、やって来た。

 

「貴方が、ナランチャさんですか?

父さんから聞いています、私はチノです」

 

「ココアだよ~よろしくね!ナランチャくんっ!」

 

「リゼだ、よろしくな!」

 

「よろしくお願いします!

それで、俺は何をしたら、いいんだ?」

 

「そうだな…じゃあ、まずは、仕事の体験を二日間しておく、

いわば、研修みたいな感じだ」

 

「よーし!覚えることが、たくさんあるけど、

頑張るぞー!」

 

「じゃあ、私が教えるね」

 

「ココアさんでは、頼りになりません」

 

「チノちゃん、ひどーい!」

 

「まぁ、とにかく、まずは、制服だな、

腰にかけるエプロンを探しに行かないとな!」

 

「そこからか…」

 

「エプロンがあったはず!

ちょっと、取って来るね!」

 

と、ココアが、ナランチャの為に、

エプロンを取りに行くのだった。

 

「あったよ!ナランチャくん!」

 

「ありがとう!ココア!」

 

ナランチャは自分の腰に、エプロンを巻くのだった。

 

「よーし!頑張るぞー!」

 

 

しかし、物覚えが悪いためか、

全く、覚えられなかった。

 

「あーやべー全然覚えられねー」

 

「大丈夫、ナランチャくん?」

 

「そのな、数字、値段が、覚えられなくて、

計算できねーんだよ。俺、頭悪いし…」

 

「計算や数学なら、任せて!」

 

「ホントか!?教えてくれるのか!?」

 

「うん!私が教えてあげるね!

コーヒーの値段から、計算のやり方とか!」

 

「おぉー!ありがとう!ココア!」

 

ココアはナランチャに、計算問題や、

コーヒーの値段を覚えてもらうように、

色々と工夫するのだった。

 

「この問題は、こんな感じに解くんだよ!」

 

「おぉ!ありがとう!ココア!

おかげで、覚えられそうだよ!」

 

「どういたしまして!

計算や数学、得意だから、わからない所があったら、

聞いてね!」

 

「うん!ありがとう!ココア!」

 

 

こうして、その日から、ナランチャは、

ココアから、計算問題や、数学を教わるのだった。

 

しかし、ココアは全日制の女子校

ナランチャは、夜間定時制の共学校の為、

 

なかなか、時間帯が、合わないのだった…

 

休みの日には、二人は、必ず会っているようだ。

 

その日に、数学の勉強をする事が多いのだった。

 

 

 

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