ジョルノが、ギャングのボスになってから、
数日が経った。
覚悟はしていたが、引き継ぎの作業をする毎日で、
疲労感があったので、カフェで、ゆっくりすることになった。
ジョルノは、ラビットハウスに来店して、
店内の席に座った。
「いらっしゃいませ…ご注文は?」
グラスを置いたのは、可愛らしい少女だった。
小学生くらいにしか、見えない少女だった。
「じゃあ、オススメのブレンドコーヒーで、頼むよ」
「え、あ、はい、かしこまりました…」
彼女は人見知りで大人しそうな、女の子だった。
お客様を相手に、接客するのは、大変だと、
ジョルノは、そう感じるのだった。
彼女がコーヒーを淹れる様子を、ボーッと、
ジョルノは、見ているのだった。
「お待たせしました、ブレンドコーヒーです…」
「ありがとう」
と、ジョルノは、チノの淹れた、コーヒーを飲むだった。
チノは、感じるのだった。
ジョルノの見た目に、心を奪われた。
ジョルノは、コーヒーを飲んだ後、
普通に店から出た。
それからというもの、ジョルノが来店してからは、
チノが、積極的に、ジョルノの相手をするようになった。
「いらっしゃいませ…ご注文は?」
「ブレンドコーヒーで、お願いします」
すると、複数の女の子達が、
ジョルノの前にやって来た。
(あ!ジョルノ!私と一緒にお茶しない?)
(えー?ジョルノは、あたしのジョルノなんだけど?)
(ちょっと!ちょっと!ジョルノは、私の!)
「キミたち、邪魔だよ、向こう行けよ、
僕は一人が好きなんだ」
(えーそうなの?じゃあねー!ジョルノ!)
(バイバーイ!ジョルノ!)
(チャーオ!ジョルノ!)
女の子達は、帰って行った…
この人の名前は、ジョルノと言う名前らしい。
チノは、思わず、ジョルノの名前を呼んでしまう。
「あの…ジョルノさん?」
「?どうしましたか?」
「あっ、あの!コーヒーもうすぐ、出来上がるので…」
「わかりました、待っておきますね」
会話が続かない…
「あっ、あの!私、チノって、言うんです!」
「チノって、言うんですね」
「は、はいっ!その…ジョルノさん!
また、来てください!待っていますので…!」
「えぇ、来ますよ、
ここは、ナランチャも、働いているので、
よく、来店しますよ」
「ナランチャさんを、知っているんですか?」
「えぇ、僕の友人です」
「そうだったんですね…」
「チノ…でしたっけ?
キミの淹れる、コーヒーは美味しいですよ」
「あ、ありがとうございます!」
それからというものの、ジョルノは、
時折、週に三日位のペースで、
ラビットハウスに、来店するようになった。