ナランチャの奇妙な青春   作:アッシュクフォルダー

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第五部 第五話 チノ ジョルノに恋をする

ラビットハウス、ここは、ジョルノに、

とって、落ち着く憩いの場所、

チノの淹れる、コーヒーを、

ジョルノは、週に三回くらいのペースで飲んでいた。

 

「ジョルノさん、こんにちは」

 

「やぁ、チノ、ブレンドコーヒーを一つ、

淹れてもらえませんか?」

 

「は、はい…わかりました…ごゆっくり…」

 

チノが、ジョルノからの注文の、ブレンドコーヒーを

作っていた、いつもより、時間がかかっている…

何かあったのか?と、思いつつ、

ジョルノの席には、ブレンドコーヒーと一通のお手紙が、

添えられていた。

 

「チノ…これは?」

 

「えっ、えっと…その…私…お手紙書いたんです…」

 

「わかりました、読んでおきますね」

 

ジョルノは、コーヒーを飲みながら、

チノが書いた、手紙を読むのだった。

 

そこには、こう書かれてあった…

 

(ジョルノさん、私はチノです。

もし、よかったら、私と一緒にお出かけしませんか?

私…ジョルノさんのことが、気になります)

 

「チノ…」

 

「!?」

 

「いいですよ、ただし、一週間後の日曜日でいいですか?

今週は、忙しいので」

 

「えっ?あっ、はい!ありがとうございます!

後…ジョルノさん…これを…」

 

「これは…ラテアート?」

 

「はい…」

 

ハートの形が描かれた、ラテアート、

シンプルな、ラテアートであった。

 

「期待してもいいんですよね」

 

「えっと…はいっ!」

 

ラビットハウスに初来店した時から、

チノは、ジョルノに、惚れていた。

いわば、一目惚れだ。

 

チノは、一瞬にして、心を奪われた、

その、黄金に輝く可憐な容姿に、

惹きつけられるようになったのだった。

 

「その…ジョルノさん!」

 

「どうしましたか?チノ?」

 

「私と付き合ってください!」

 

「!!」

 

「私は、ジョルノさんに惹かれたんです!

一目惚れしたんです!

まだまだ、わからない部分が、いっぱいありますけど…

でも、私は確信が持てるんです!

この人は、とても、いい人だと!

私は、そう感じたんです!」

 

と、チノは、ジョルノの前で、

そう、叫んだのだった…

 

 

「…」

 

「…」

 

「いいですよ、付き合っても」

 

「本当…ですか?」

 

「えぇ、チノ、僕も、キミのこと、知りたくなりましたので」

 

「ジョルノさん…」

 

「今からでは、何も出来ませんが…

でも、僕も確信が持てます、

この子は、いい子だと…」

 

「ありがとうございます…」

 

「じゃあ、次に来店した時、

僕のメルアドと電話番号が書かれた、

メモ用紙をチノにあげます」

 

「は、はい!よろしくお願いします!

ジョルノさんっ!」

 

「えぇ、これから、よろしく、チノ」

 

これは、まさしく、恋の始まりであった…

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