ナランチャの奇妙な青春   作:アッシュクフォルダー

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第五部 第九話 シーラE 登場

ミスタとナランチャは、

元・パッショーネの少女である、

シーラEの身柄を拘束するのであった。

 

「こいつ、パッショーネの女の子だぜ?」

 

「ジョルノと同い年くらいの、

シーラEって、女の子だぜ?」

 

「ミスタ、ナランチャ、ありがとうございます。

さて、この子から、色々と、聞いてみたら、

僕を心酔しているみたいだ」

 

「あぁ、この子は、親衛隊と暗殺チームの連中の、

連絡役をしていたから、抹殺するべきか、

そうでも、無いか…」

 

「で、どうするつもり?」

 

「僕たちに、危害を加えないことを、

条件に、生かせてあげましょう」

 

ミスタは、シーラEの口に貼っていた、

ガムテープを剥がした。

 

「ふぅ~やっと、喋られるわ」

 

「シーラE…」

 

「それで、アタシをどうするつもり?

殺すの?殺さないの?」

 

「今、それを決めている、最中だろうが!」

 

「無条件降伏なんて、受け入れられないわ」

 

「それ、言うと思った」

 

「そう言えば、ナランチャ、

アンジェリカは?」

 

「今、牢屋の中に、ぶち込んでいる状態で、

麻薬をやめるように、部下に指示している状態だ、

精神科医が、検査している最中だ」

 

「ありがとう、ナランチャ」

 

「アタシは、地獄の底の魔物以下の最低最悪のゲス野郎が、

この、パッショーネの中にいるの!

暗殺チームのイルーゾォよ!」

 

「アイツは、死んだぜ?」

 

「えぇ、イルーゾォは、この世で、

最も、残虐で、無惨で、苦痛に満ちた死に方をした、

あの男は、自分のしてきたことと、生まれたことを、

後悔するほどの苦しみを味わいながら、

僕と僕の仲間の前で死んだんだ」

 

「それは…よかったわ…」

 

「それで、これから、どうするつもりだ?

シーラ?」

 

「働く場所が無いわ…」

 

「そりゃ…アレだもんな…俺達、ギャングだからよ~

そう簡単に、働き手が、見つかる訳がねーし…」

 

「じゃあ、ラビットハウスで、アルバイトしてみるのは、

どうですか?」

 

「ラビットハウス…?あぁ、あのカフェね、

あそこの、カプチーノは、美味しいって、評判だわ」

 

「それじゃあ、彼女を、

そこで、働かせよう」

 

「それで、いいの?」

 

「自分が言うか?シーラ?」

 

 

 

こうして、シーラEは、ラビットハウスで、

アルバイトを始めた。

 

チノの父、タカヒロは、シーラに挨拶をした。

 

「キミが、新しく入って来た、シィラ・カペッツートだね、

それじゃあ、チノたちの事を頼んだよ」

 

※シィラ・カペッツートは、シーラEの本名

 

 

「それで、どうしたらいいの?」

 

「そうだね、それじゃあ、接客をしてみようか?

お客さんが来たよ」

 

シーラは、ぎこちない笑顔で、

接客するのだった。

 

「いらっしゃいませ…」

 

と、淡白的な態度を、タカヒロに見せつつ、

アルバイトに励むのだった。

 

 

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