ミスタとナランチャは、
元・パッショーネの少女である、
シーラEの身柄を拘束するのであった。
「こいつ、パッショーネの女の子だぜ?」
「ジョルノと同い年くらいの、
シーラEって、女の子だぜ?」
「ミスタ、ナランチャ、ありがとうございます。
さて、この子から、色々と、聞いてみたら、
僕を心酔しているみたいだ」
「あぁ、この子は、親衛隊と暗殺チームの連中の、
連絡役をしていたから、抹殺するべきか、
そうでも、無いか…」
「で、どうするつもり?」
「僕たちに、危害を加えないことを、
条件に、生かせてあげましょう」
ミスタは、シーラEの口に貼っていた、
ガムテープを剥がした。
「ふぅ~やっと、喋られるわ」
「シーラE…」
「それで、アタシをどうするつもり?
殺すの?殺さないの?」
「今、それを決めている、最中だろうが!」
「無条件降伏なんて、受け入れられないわ」
「それ、言うと思った」
「そう言えば、ナランチャ、
アンジェリカは?」
「今、牢屋の中に、ぶち込んでいる状態で、
麻薬をやめるように、部下に指示している状態だ、
精神科医が、検査している最中だ」
「ありがとう、ナランチャ」
「アタシは、地獄の底の魔物以下の最低最悪のゲス野郎が、
この、パッショーネの中にいるの!
暗殺チームのイルーゾォよ!」
「アイツは、死んだぜ?」
「えぇ、イルーゾォは、この世で、
最も、残虐で、無惨で、苦痛に満ちた死に方をした、
あの男は、自分のしてきたことと、生まれたことを、
後悔するほどの苦しみを味わいながら、
僕と僕の仲間の前で死んだんだ」
「それは…よかったわ…」
「それで、これから、どうするつもりだ?
シーラ?」
「働く場所が無いわ…」
「そりゃ…アレだもんな…俺達、ギャングだからよ~
そう簡単に、働き手が、見つかる訳がねーし…」
「じゃあ、ラビットハウスで、アルバイトしてみるのは、
どうですか?」
「ラビットハウス…?あぁ、あのカフェね、
あそこの、カプチーノは、美味しいって、評判だわ」
「それじゃあ、彼女を、
そこで、働かせよう」
「それで、いいの?」
「自分が言うか?シーラ?」
こうして、シーラEは、ラビットハウスで、
アルバイトを始めた。
チノの父、タカヒロは、シーラに挨拶をした。
「キミが、新しく入って来た、シィラ・カペッツートだね、
それじゃあ、チノたちの事を頼んだよ」
※シィラ・カペッツートは、シーラEの本名
「それで、どうしたらいいの?」
「そうだね、それじゃあ、接客をしてみようか?
お客さんが来たよ」
シーラは、ぎこちない笑顔で、
接客するのだった。
「いらっしゃいませ…」
と、淡白的な態度を、タカヒロに見せつつ、
アルバイトに励むのだった。