ホロライブラバーズ:Another person of the hero   作:しおのさばやき

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UA600突破ありがとうございます。
後編です。全編を先にご覧ください。


第五話 反逆とメイド(後編)

湊あくあSide

私の名前は湊あくあ。

先日高校生になったばかりのメイドです。

「おい!ガキメイド!さっさとてぇうごかせぇ!」

今声を大きく張り上げたのは私のご主人様である須郷誠(すごうまこと)様だ。

須郷誠様はかの有名な大財閥、須郷財閥の会長である須郷諭吉様の孫にあたるお方だ。

朝2:00に起床し着替え、玄関、トイレ、大広間などの清掃、4:00から朝食の準備、6:00になると先輩方が起床して、ありがたい指導をいただく。

再度掃除しなければいけないとこは目立つようにわざと汚してもらい、ご飯がおいしくなければ作り直しを指示してくれる。

そのあとご主人様に顔を見せないように登校、道の途中のコンビニエンスストアで先輩の中で私に親切にしてくれるタナカ先輩が毎月6万円くれるのでそのお金で朝ごはんと昼ご飯を買う。そのあと授業を受けた後下校。

下校中コンビニエンスストアで夜ご飯を購入、公園で晩御飯を済ませてご主人様のお屋敷に帰る。帰った後はご主人様からのご指導を受けた後掃除、洗濯、晩御飯を作りご主人様にお出しし、感想をもらい改善点の把握。その後シャワーを2分で浴びて明日の学校の準備、そして反省文を3000字、毎回違う内容を記入しご主人様に反省文を受け取ってもらう。ご主人様が受け取れる時間は11時その後反省文を提出。そのあと就寝。これが私のあたりまえの毎日だ。私の親は須郷財閥に借金をしていて払うお金も惜しいため私は労働力として須郷誠様に迎え入れられた。そのためホントは学園にも入れさせてもらえないはずなのに入れさせてくれるのはとてもありがたいことだ。

「おい!ガキメイド!なぜ今日は帰りが遅かった!!!5分も遅刻だ!!」

「す、すみません、、、、道に迷ってました」

「それで済まされると思ってんのかぁ!?おい!サトウあいつに罰を」

「かしこまりました。ご主人様。あくあ、こちらへ来なさい」

「はい、、、、」

こうして大きなミスを犯せばメイドの先輩たちからの折檻が待っている。

「お前はぁ!!またご主人様を困らせてぇ!!」

「すみません!!すみません!!」

私はどうすればわからない。どうしておこられるんだろう、、どうしてなぐられるんだろう、、どうして、、、、どうして、、、

「!っいっつ」

どうやら私は気を失っていたみたいだ。

「、、、、、」

「タナカ、、、さん?」

「、、、あくあ、、貴方は行くべき場所を見つけたはずよ」

「いくべき?ばしょ?」

「ええ、貴方に盗聴器を付けていたの。ごめんなさいね、、、私ももともとあなたが嫌いだった。だからあなたに漬け込んだし、貴方が怒られている声を聴いて、私は劣ってなんかいないって思ってた。でも、貴方に同情してしまった。私も加害者側なのに」

「そ、、んな、、、」

「でもあなたの会話を聞いていたら貴女は居場所を見つけることができたのでしょう?だったら早くここを出ていきなさい。午前一時、私はご主人様にあくあが脱走したと報告する、、、だから逃げなさいあなたのGPSは外してあるわ。ねじ曲がっているし自分勝手な罪滅ぼしだけど、、、私はまだここで終わりたくないの。」

そういって私はタナカさんに開放してもらった。そのあと真っ黒なゴミ袋に入れられた。

「ご主人様、私はごみを捨ててまいります。」

「おう、ついでにあのクソガキメイドに今は鶏肉の気分って伝えとけ!」

「かしこまりました」

田中さんがお屋敷の裏口からドアを開け、外に出たのだろう。芝生を踏みしめる音がする。

「外に出たわ、早く逃げなさい、、、ここから坂上家の家はわかるでしょう?」

こくりと頷き立ち上がる。

「それじゃあ、もう会うことはないでしょうけど、、、」

「タナカ、、、さん」

「何かしら?」

「いままで、、お世話になりました」

「ッ!、、、私は何もしていないわ、、早くいきなさい」

まだ痛い足を引きずりながら、でも少しでも早く陽平さんの家に向かう。頭の中で二人が言ってくれた温かい言葉が頭の中によみがえる。

『無理に話さなくてもいいけど、、、何かあったら頼っても大丈夫よ?大丈夫、私は息子には厳しいけど息子の友達には私は甘やかすタイプよ』

『なんかあったら言ってね、正直最近学校来てなくて心配だったからさ』

一か八か賭けるしかもう道はない

お願い、、助けて、、助けて、、、助けて、、、

ピンポーン

「はーい!どちら様ですか?」

「たす、、けて、、、ください!!」

 

 

陽平Side

夜の9時過ぎにいきなり家の玄関のチャイムが鳴ったので「誰だろう?こんな夜更けに?」と思いドアを開けた。

「はーい!どちら様ですか?」

「たす、、けて、、、ください!!」

「あくあちゃん!?」

ドアを開けるとそこにはボロボロになり裸足のあくたんがそこにいた。裸足も気になるがそれ以上に気になったのがものすごく腫れている足だった。

「かあさん!!救急キット!!父さんは布団の準備して!!」

「なんかわからんけどわかった!!」

「あくあちゃん!?お父さん早く!!陽平!ドア閉めて鍵を閉めなさい!」

「「分かってる!!」」

父さんが急いで来客用の布団をしいて俺があくたんを担ぎ布団に寝させる。

「何があったんだ?」

「わからん、でも助けを求めてた」

「とりあえず目が覚めるまで様子を見ましょう」

「そうだな、腫れてるところには保冷剤を当てておこう」

「俺はホロライブ学園に問い合わせてくる」

「「わかった」」

これは由々しき事態だな、、、そして相当むかっ腹が立つぜ

prrrrrr

「はい、ホロライブ学園長の谷郷です」

「もしもし、戦闘科1-2の坂上陽平です」

「どうされましたか?」

「夜分遅く申し訳ございません。少々相談事がありまして、、、」

あったことと確認できた事実をすべて話した。

「成程、、、少し調べさせてもらっても?」

「はい、おねがいします。失礼します」

ガチャ

「学園長はなんて?」

「事のすべてを調べてくれるんだと、、」

「なるほどな、、、とりあえず陽平は寝なさい明日は学校だろう?」

「ああ、お休み」

「おやすみ」

明日すべての決着を付けれるといいが、、、

あいつにも頼ってみるか、、、?

 

 

=====翌日=====

昨日、学園長に問い合わせたので学園長室に呼び出された。当然のように光太郎も巻き込んだ。

「あの、、何やったんだあいつらみたいな目されるんですが、、」

「まあまあ、手伝ってくれよ、、、友達の家のことについてなんだ」

「、、、、わかった」

家の事情であると分かってからすんなりと納得してくれたのは彼自身の家のこともあったからだろう、、、

コンコン

「「失礼します」」

「どうぞ、入ってください」

ドアを開けると谷郷学園長と長いひげをお持ちのダンディなおじいさんが座っていた

「どうぞ座ってください」

「「ありがとうございます」」

座る許可が下りたので腰深く座る。

「谷郷くん、君の学園の生徒はよくできているじゃないか」

「ありがとうございます。須郷先生」

まさか、、、この人須郷諭吉!?あの大財閥の!?

「さて、孫の件じゃが、、ワシとしては『好きにしてくれ』といった感じじゃな。わしも老い先短くはないが、ボケてはおらん。ちゃんと後継ぎは決めておるしあやつは立場と金を無駄遣いしておる、、、生産性のないガキはどうも好きになれんくてのぉ、、、すでに縁は切っておる。まあ、あのバカは気づいておらんようじゃがの。煮るなり焼くなり好きにしろといった感じじゃ」

「成程、つまり須郷様はいらない駒は捨ててやるが、こちらまでダメージを与えるなとおっしゃりたいのですね」

「おお、その通りじゃほんとにこの学園の生徒はようできておる、、、理解力もあるし少なくともゴミを始末する生産性もある。わしは君たちのような子は好きじゃよ」

「お褒めの言葉をいただきありがとうございます。学園長」

「ええ、許可も下りたことですし、、、私も生徒が気づけられっぱなしというのは癪ですから、、二人とも、全力でつぶしに行きなさい」

「「はい」」

「第一種特別処置を出します。二人とも戦闘準備を」

「「了解!!」」

学園長室から出て装備品を確認し須郷誠邸へと向かう。

「ええのう、、、ああゆう若いもんは」

「ええ、活気にあふれていますね」

 

 

=====須郷誠邸=====

「準備はいいか?」

「ああばっちりだ」

「じゃあ、、行くぞ!!」

「おう!!」

作戦内容はこうだ、まず麻薬所持の疑いで通報があったと突入、戦闘になったら戦闘するし戦闘にならない場合は制圧が楽になる。そこで須郷誠を始末するって算段だ。

「警察だ!動くな!!」

「先日ここでの麻薬所持の疑いが出た!」

「お前たちこそ動くんじゃねぇ!!」

お出ましか、、、

「ここが誰んちかわかってんのか?須郷財閥の人間の館だぞ?お前たちやっちまえ!!」

須郷誠もといクズが号令を出すと一気にメイドたちが俺たちに対し武器を構えて突撃してくる。

「極力、女は殴りたくねぇんだがな!!」

「しゃあねぇだろうが!俺だってこの屋敷に入ることすら嫌だったよ!!」

あるものは銃を構えある物は剣を構え様々な角度から攻撃してくるが連携ができていないので簡単にいなせるし簡単に倒せる。

「お前、銃で撃ってねえよなぁ!」

「ちゃんとアピアリングケーン展開して殴っとるわい!そういうお前は!」

「安心しろちゃんとみねうちだ!」

ろくに戦闘訓練もされていなかったのだろうもはや戦国〇双みたいにメイドたちをバッタバッタと倒していく。メイド隊は10分もしないうちに壊滅した。

「どうするあとはお前だけだぞ?」

「クソ!どいつもこいつも使えねぇ!!」

「おめぇがダメな主人だったんだろ?他人のせいにすんな!!」

「こうなったらぁ、、、」

そういってクズは注射器を取り出した。

「なんだありゃ?」

「違法薬物所持ってマジだったんじゃね?」

「こいつは20億円で買った。ドーピング剤でなぁ、、、誰でも吸血に慣れるって代物だ」

「うわぉマジじゃーん」

〖これでお前をころしてやるぜぇぇぇぇぇぇぇ!〗

「でかーーーい説明不要のでかさ」

見た限り体長3Mはありそうな見た目をしている。一様相手の実力は分からないので警戒はする。

〖ギャハハくらえぇ!〗

くっそ!でけえ上にすばしっこいのか、結構厳しいかもしれん、、、

素早くこちらを見つけては暴れまくるので屋敷はぶち破られていないもの内部はかなりボロボロになっていた。

「がっ!」

「陽平!!」

でかいこぶしで吹っ飛ばされ壁に打ち付けられた。いってぇ、、、受け身取れなかったぜ、、、確かに怪力だけどこれは、、、あれだあやめ嬢や団長よりかは弱い。

「陽平!大丈夫か?」

「ダイジョブダイジョブモーマンタイ!」

「なんで片言なんだ、、、よ!」

「冗談はさておき光太郎、、あれ拘束できるか?」

「できんことはないが数秒しか持たん。なんか策あんのか?」

「吸血鬼には核ってあるだろうあれを破壊すれば吸血鬼って死ぬらしいが。まがい物の場合、核を破壊しても人間に戻るだけらしい。」

「なるほど?で?拘束しろってか?」

「ああ、一発で仕留めるわ」

〖無意味な作戦は終わったか?じゃあ死ね!!〗

「術式:霧雨!白昼夢!!」

〖そんな術式無駄だぁ!!〗

怪物のこぶしで二人は殴りつぶされ、こぶしには血しぶきが付いた。

「と、思っているのか?」

俺はデザートイーグルにあらかじめ持ってきた銀弾を仕込みリロード核の部分である心臓の少し右あたりを狙い撃つ。銀弾は核の部分にまっすぐジャストヒットしクズの体はみるみる縮みそして全裸で倒れている状態になった。

「えーと、4月18日午後4時22分麻薬所持及び暴行罪その他もろもろで、逮捕!」

俺たちにとっての初めての事件は無事解決で終わった。

 

===to be continued===

 

 

 

 

 

 




あくたん編は次で終わりです。
昨日書いたのを見た人が楽しんでくれると幸いです。
感想評価誤字報告オネガイシマス。

作者ツイッター:https://twitter.com/kizukibeya0214

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