もしも剣姫と兎の立場が入れ替わって年齢も変わって少しだけ性格が違っていたら…?   作:坂木みさき

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どうも、前の作品を書けないのに新しいネタが浮かんだので書いてしまったものです。
何百番煎じのネタやねーんと思うけど書きたかったから書きました。


第1話 白兎の王子様

「な、なんでこんなにミノタウロスがいるの……!…っ不味い…もう逃げ場が…!」

「ヴモオオオォ!!!」

 

迷宮都市オラリオにあるダンジョンの中で1人の少女が、ダンジョンの怪物であるミノタウロスに追いかけられていた。

長い金色の髪に美しい人形のような顔をしたこの少女、名はアイズ・ヴァレンシュタイン。

オラリオには2週間ほど前に来たばかりで、オラリオに来る前は小さな村で義理の祖母と暮らしており、冒険者になることと英雄のお嫁さんになるのが夢だった。

 

ある女神にその容姿を気にいられ、ファミリアの団長や幹部達が遠征中で不在の中女神の独断で入団を決められ眷属となり、アドバイザーになってもらったギルドの職員に認められ、今日からダンジョンに潜り始めたばかりの新米も新米である。

 

初日ということで「1階層」でゴブリンを相手に肩慣らしをしていただけなのに、突如「1階層」にミノタウロスが現れた。

 

「し…死にたく…ない…!!!やだ…!……でも…このまま逃げてても…」

「ヴォぉぉおお!!!」

 

ミノタウロスはアイズを目の敵にするかのように追いかけ回し、アイズはダンジョン内を走り回った疲労によりとうとう転んでしまった。

急いで立ち上がろうとしても恐怖と疲れで体がまともに動かなくなり、振り返えるのがやっとだった。

 

そのアイズの目に映ったのは涎を垂らしアイズを悠々と殺せる力を込めた拳を振り上げているミノタウロスの姿だった。

 

(あぁ…もう…死んじゃうんだ…私……英雄も見つけられないで……こんなミノタウロス相手に……)

心が折れ諦めてしまい、拳を振り落とそうとしているミノタウロスを見ないように目を瞑り自分の死を待った…その時

 

「ヴモォ…!?」

「……え?」

急にミノタウロスが悲鳴のようなものを挙げたかと思うと、目の前でバラバラに崩れ落ちた。ミノタウロスの血がアイズに降りかかる…と同時にアイズは誰かに抱えられた。

「ごめん!!大丈夫だった!?!??」

「………!?!?!!!?」

目を開けたら目の前に白兎の王子様がいた。しかも私をお姫様抱っこして。

(…かっ……かっこいい…!)

 

「遅れてごめん!!君が生きててくれてよかった!!!本当に…間に合ってよかった!!ごめん!!…あ、そうだそろそろ降ろすね?」

「…?……?!?!」

白兎の王子様が助けてくれたのに何を謝っているのか分からないアイズは、お姫様抱っこされていたという事態に気づき、ボンっ!っと顔が赤くなり

「ご、ごめ、ごめんなさぁぁあいいいい」

とアイズにしては珍しい大声で叫びながらダンジョンの外に駆けていった。

 

「あっ…行っちゃった…大丈夫かな…?」

「……おい、○○。牛野郎は見つかったのか?…ってなんだアイツ?叫びながら走っていきやがって…もしやアイツ牛野郎に殺られかけたのか!?」

「あ、○○○。大丈夫ギリギリ間に合ったよ…。あの子以外にも被害は無いから大丈夫」

「ならいいが…流石に被害があったらめんどくせぇからな…一旦戻るぞ、○⚪︎○が戻って来いって言ってたからな」

「ん、わかった。そう言うことなら戻ろう」

 

 

◥◤◢◣◥◤◢◣

一方走り去っていたアイズは自分の拠点に戻り、ミノタウロスの血で汚れたまま主神室に突撃しに行った。

「……○○…!!!!!聴きたいことがあるの…!!!白髪で赤目の白兎の王子様について聞きたいの……!!」

「な、なんやアイズたん…体揺らさんといて……どしたん……てぇ!血っ!血だらけやから!ウチの部屋汚れるから!!質問は後で答えたるから一旦洗ってきぃな!」

「…あっ…ごめん…○○…お風呂入ってくる…」

「かまへんけども……とりあえず行ってらっしゃい」

エセ関西弁を使う赤髪糸目無乳の主神は、血だらけのまま自分の肩を掴みグワングワン揺らしてくる可愛い眷属に血を流すように促した。

 

お風呂に駆け出していったアイズを見送った主神は

「白髪赤目の兎ってもう○○たんしかおらへんがな…なんかあったんかな?……白兎の王子様ってなんやねん…アイズたんが知ってる訳ないと思うんやけどなぁ〜」

とアイズに聴いた容姿で自分の眷属だと直ぐに思い立ち、でも何故?と思いつつも

「ま、もう遠征終わる日のはずやし帰ってきたらアイズたんも分かるやろ。…にしても○○たんが王子様かいな……ハードル高いでぇアイズたん…○○たん人気者やからなぁ〜…しかも…えへへ…」

 

アイズの夢を知っている○○としては、王子様呼びしているのが自分の眷属ならとりあえずの文句はない。が、○○は余りにも人気がありある女神がご執心なのはオラリオでは有名な話でもあるし、なんなら保護者が1番過保護であるのでそう簡単には行かないだろうなと。

 

し か も !!!○○たんはウチの事がだーいすきやからね!!!

 

そして……

◥◤◢◣◥◤◢◣◥◤◢◣

 

「○○。無事…とは言いきれないけれど遠征完了したよ…はぁ…」

「あぁ…報告することが多かった遠征だったが…誰一人欠けることなく生還した…○○…私の息子よ…離れるんだ……!私がいるんだから抱きつくんじゃない…!私に抱きつくんだ…!」

「ガッハッハッ!まあしかないじゃろ!命あっただけマシってもんじゃからな!さ〜てワシはさっさとダンジョンに戻るぞ?戦い足りんからな!」

と上から遠征疲れと現状にため息をつく小人と息子が主神に抱きついており悔しい王族と遠征から帰ってきてダンジョンに向かっていくドワーフの、団長副団長最古参幹部の3人と

「ただいま戻りました○○様!!!」「○○!!離れて私に抱きついてよ〜!あ、もどったよ〜○○〜」「○○いいわね…私も抱きつこうかしら…ふふふ…ああ、戻ったわよ。○○」「○○さん…は、はしたないです…!…あ、戻りました○○」「…戻った。…ちっ!うるせえぞバカゾネス!…あ?なんだ?新入りか……ってお前…?」「……!?!白兎の……王子…様…!?」と自分の主神に抱きついている最高戦力兎と、兎と主神大好きなアマゾネス姉妹と兎が好きな気がしないでもない思春期エルフと口は悪いが優しい所がある狼、

 

(ちゃんと主神にただいまを出来るいい子達)を目の前にした、お風呂から戻ってきて主神に白兎の王子様について聴きに来たアイズ

 

というカオスな主神室が生まれ、その部屋の主は。

「アッハッハッハッハッ!!やっぱり家族って最高やんな!!みんな、おかえりなさいやで!!」

と大笑いしていた。

 




な ん な ん だ これは
誰なんだこいつら…??

どこのファミリアが舞台なんでしょうかね…?(すっとぼけ)
ちなみにめんどうなのでこの原作のこの謎のファミリアの所属の人はもう出てこないです。
この人たち居ればだいたいなんとかなると思うので。…超凡夫と貴猫は出るかも。
続けば次話から名前全員出ます。
好評なら続きます。
ちなみにこの話に出てくるキャラはみんな本家と少し違うようにするか、本家よりも積極的したいかなと思ってはいます……多分。

感想評価お待ちしております。モチベに繋がるんで(((
続いたら次話は○○君を好きなあの女神が出るかも!?
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