もしも剣姫と兎の立場が入れ替わって年齢も変わって少しだけ性格が違っていたら…?   作:坂木みさき

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連続投稿です。
ちなみに3話かけて何も進んでません。


第3話 ステイタス更新と激レアスキル

「おっしゃ、アイズたん。今日は初めてダンジョン潜ったしステイタスの更新しよか〜!」

「…お願いします」

フィンとベルから報告を聞き終わり、ベルから散々抱きつかれ、つい先程まで離れるのをごねていたベルを「みんなステイタス更新せないかんとやから離れてーなベルた〜ん」と説得して事なきを得た。ちなみにベル遠征帰りのストレスが酷ければ酷いほど幼児退行が進む。フィンに連れられ(連行され)て行った。

 

「さてさて…どないなっとるか楽しみやな〜っと。さっさっ、アイズたん。背中出してベッドに横になってな〜……ちなみにさっきまでここにベルたんが寝っ転がってたで(ボソッ)」

「わかりまし……えっ、ベルさんが…!(ボンッ)」

 

服をめくるのを少し恥ずかしがっていたアイズはロキの一言により顔を真っ赤にしながらオズオズとベッドに寝そべり…ほんの少し、ほんのすこーしだけ匂いを嗅いでみたりしていた。

 

「くふふ…アイズたん可愛ええなぁ……よっしゃ更新するで〜……ってなんやこのスキルはああああ!!!」

「ビクッ……スキル…?」

「……って思ったけどベルたんが関わってるならそうでもないか…」

 

ロキの匂いしかほぼしない(ロキのベッドだから当たり前だが)所から先程すれ違った時に香ってきたベルの匂いを恥じらいつつも探していたアイズは、背中に股がっていたロキの大声に体を揺らし、(……バレちゃったかな…?)と心配しつつも、自分に最初恩恵を刻まれた時にはなかったスキルが顕現したということに驚いていた。

 

「隠す…と思ったけどまあええか…ほいアイズたん、これがアイズたんのステイタスや。あんま言いふらしたりしたらあかんよ?」

「ありがとう…ございま………!?」

ロキが背中から退いて体を起こしたアイズに共通語で書き写されたステイタスシートを渡されたアイズは、新しいスキルが顕現したと聞き喜びで先程までの顔を赤みが引いてきたと思った矢先、スキル名を見てまた顔を真っ赤にしていた。

 

そのアイズを眺めていたロキは

「この手のスキル何個目やねん……ウチの子達みんな似たようなの持っとるがな……まあ大半はベルたんのせいやけども」

 

と、ベルに初めて恩恵を刻んだ時に見た効果をレアスキル効果……のはずのもはや見慣れたスキルに呆れていた……

 

アイズ・ヴァレンシュタイン Lv1

スキル

「兎追一途」

・早熟する

・追熟する

・追い掛ける程効果上昇

・追い付くまで継続し追いついた時点で効果を失う

◢◣◥◤◢◣◥◤◢◣◥◤

 

顔をもはや熟れたトマトのようにしながら走って部屋に戻って言ったアイズを見送っていたら、ステイタス更新にきたベルがやってきた。

「ロキ、アイズが走ってったけど何かあったの?」

「ん〜?特に何もないで〜…もうベルたん落ち着いたんか?」

「ん、落ち着いたよ。フィンと汗流したからね。僕もステイタス更新してもらってもいい?」

「……なんやもう落ち着いたんか…残念や…まあステイタス更新しよか!いつも通り頼むで〜」

 

ベルは主神室に入ると直ぐに上半身裸になり、ロキのベッドに寝転んだ。

(いつ見てもベルたんの体見るのは眼福やぁ…!)

 

ベルは着痩せするタイプなので体重が少し重めなのは見た目よりも中身が筋肉で詰まっているからである。

無論某猪人のように見た目ムキムキという訳では無いが。

 

「ぐへへ〜!たまらんなぁ!」

「ロキにそう言われると嬉しいよ」

「……さっ、ステイタス更新してまうよー……ってベルたんスキ…」

「ん?」

「い、いや!?なんでもないでほ、ほい!これが今回のステイタスやで。Lv7なのにまだまだ伸びるなぁベルたんは。何かあればLv8にもなれるかもなぁ〜!」

「お〜、伸びてる…Lv8の為の偉業かぁ…深層で3日くらい戦い続けるくらいしかないかな…?」

「む、無理は厳禁やぞ!?分かっとるな?!3日間ホーム開けたら許さんからな!?」

 

ベルの無茶が聴こえてきたロキはスキルが顕現した事を隠すため話が逸れたことを喜ぼうとした瞬間、その無茶を直ぐに停めさせた。

 

「わかってるよ、大丈夫、そんな事しないよ。次は誰を更新するの?」

「そやなぁ…アイズたんのステイタス見てもらいたいしフィンかリヴェリアにでも声掛けといてくれるか?」

「わかった。見かけた方に声掛けしとくね。じゃあ僕はお風呂入ってくるから」

「いってらっしゃい。……ウチもお風呂追いかけてええ?」

「あはは…僕は気にしないけど母さんが怒るんじゃないかな?」

「せやろなぁ……んじゃま、2人に声掛け頼むわ!」

 

おっけ〜と軽く手を振りながら退室して行ったベルを見送り、手元にあるベルのステイタスシートをまじまじと眺めた。

 

「ベルたん…スキル増えとるがな……ってスキルの効果増えとるしなんやねんもう…」

 

ベル・クラネル Lv7

スキル←NEW

「愛兎」

・愛されやすい

・魅了効果

・魅了無効

・鈍感

 

「家族ノ絆」

・早熟する

・家族を守る時ステータス大幅アップ

・家族と共闘時に家族のステータスアップ

・家族の成長促進

・限界突破←NEW




な ん だ こ の ス キ ル

ちなみに3話使ってまだアイズがダンジョンに潜り始めて1日目です。
何も進んでない。

次は銀髪町娘VS栗毛小人族が勃発!?
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