殺人鬼の目覚め
「うう……遅くなっちゃったよ。」
パスパレでの撮影が押してマネージャーさんに近くまで送ってもらったけど暗いな……変な人がいなきゃいいけど。その時だった
「ぎゃあああああ!!」
突然悲鳴が聞こえてきた。しかもこの近くなので怖くなった。
「こんなことになるんだったら家まで送ってもらうんだった……」
そう思いながら歩いていると、血が周りに飛び散っているのを見た。そして恐る恐る血が出ている場所を見てみると……
「俺が何したってんだよ!!」
『貴様はこの世に害をなした。それが貴様の死ぬ理由だ!!』
フードを被った男は薙刀のような槍を首に突き刺しそのまま切り裂く。そして男の首と胴体は離れ離れになってしまった。
「ヒッ!!」
おぞましい光景を目の当たりして怖くなり私はすぐに家へと戻った。
『誰かに見られたか。まあいい。』
俺は殺した”モノ”の近くに青薔薇を添えた。これを行うことで殺したヤツの存在を記憶するというものだ。
『さて、戻るとするか。』
そして夜道をかけていく。
次の日学校では大騒ぎになっていた。なんせ学校付近で殺人事件が起きたのだから。
「ここって、彩ちゃんの家の近くじゃない?」
「もしかして、見てしまったのでしょうか?であれば体調不良も納得がいきます。」
事件の話題で学校全体が騒がしくなっているが、丸山さんは休んでいる。流石に心配だわ。そう思っていると松原さんから連絡が届いた。
【有栖川さんを見ていない?こころちゃんの話だと無人島から帰ってきて以来姿が見えないらしくて……】
「彼が姿を消す?また何かしているんでしょう」
白鷺さんはそういうが、私にはおかしいと感じる。彼はいなくなる時も書置きは残していくと弦巻さん自身も言っていたのを思い出した。でも……この不思議な感覚は一体?そんなことを思いながら授業を受け放課後になりcircleに向かおうとしたら……
「緊急放送です!!生徒の皆さんは校舎から出ないでください!!」
突然の緊急放送に驚いたが、その指示にしたがい学校に残ることにしてその連絡を湊さんにも回したところ、羽丘側も同じようになっているらしい。
「二校とも緊急放送で残れってまさか……」
そう考えた次の瞬間あたりからサイレンが鳴り響き校門前を警察と救急車が走り去っていく。まさか
「殺人事件が起きた……」
突然の条の失踪と共に起きる殺人事件。次は誰が被害者となるのか……犯人は誰なのかベールはまだ包まれたままである。
『この”カラダ”はいいものだ。まさかこいつをもう一度使えるとは……』
フードをかぶった男はそう囁く。
『戻ってきたか”暴乱王の槍”。この力再び利用させてもらおう。』
はいというわけで新章のプロローグ的な感じのやつです。そろそろバンド活動させないと怒られそうなのですが、この章の最後でやります。まあ、ここまで言えば殺人鬼の正体なんてすぐわかると思います。