笑顔の君は俺を導く   作:ネク

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お久しぶりです。というわけで今回も殺人鬼編の続きでございます。

では,お楽しみください


理由

「弦巻さんを殺すってどういうことですか!!」

「冗談にしてはたちが悪すぎるわよ。」

 

 フェリシアという女性が告げた弦巻さんを殺すために有栖川さん……いえ”ジョーカー”を使う……まさか!!

「ここ最近起こっていた殺人事件の犯人は貴方なんですね。」

『ご名答。だが俺が殺した理由には依頼主は関係ないぜ。よく思い出してみろ、殺人事件の被害者になっているやつらの特徴をな。』

 

 そういえば殺された人達に共通していたのは……かつて何かしらの罪で捕まった人達そして初犯ではなく二回以上逮捕されている人達だった。

『俺は”正義”のために”悪”であるあいつらを殺した。現に被害にあっていたやつらは全員喜んでいたぜ。さらには一部のやつらは俺を”青薔薇の殺人鬼”なんて言って神格化してやがる。』

「くだらないお話はそこまでにしてくれませんこと?早く彼女を殺してくれませんこと」

『へいへい。ったく俺は女を殺す趣味はないんだがな』

 

 弦巻さんにジョーカーが近づき刃物を振り下ろそうとした瞬間、近くからハロハピの音楽が聞こえてきた。その瞬間ジョーカーの様子がおかしくなった。

 

『ぐっ………くっ………やめろその音を俺に聞かせるな……』

「どうしてハロハピの曲を聞いた瞬間に様子が……まさか!!」

 

 この音の発信源は奥沢さんと松原さんが連れてきた黒服さん達のスマホから流れていた。

「こころちゃん……逃げて。紗夜さん、白鷺さん、美咲ちゃん、花音ちゃん……このことを皆に伝えて。」

「皆さまこちらです!!」

 

 黒服さんの合図で車に乗り込みこころちゃん達はこの場から離れてくれた。よかった……

「どうして貴方が出てきますの?今すぐジョーカーに変わりなさい!!」

「断る。この”身体”は俺の物だ。アルベルトのものじゃねぇ。」

「使えません事。今すぐにでもあなたを殺したい気分ですがそうしてしまうとジョーカーも死んでしまいますの。まずは貴方のその人格を消すことにしましょうかね。」

「約束しろ。彼女達に手をだすなよ。」

「その約束”今”はいたしましょう。ですが”その後”は知りませんわよ。」

 

 俺はフェリシアに連れられてとあるポットの中に入る。そして俺は……再び意識を失った。

 

「条……どうして。」

「こころちゃん……」

 

 こころちゃんはあの日以来元気がない。そうだよね……信じていた人が殺人鬼でしかも殺そうとしたから。でも……なんで私達の音楽で元に戻ったんだろう?

 

「ねぇ美咲ちゃん。どうして条さんは音楽で戻ったんだろう。」

「まさかと思うけど、思い出したとか?まさかね。」

「なら条さんを見つけてもう一度私たちの音楽を聞かせるのはどうかな?」

「凄いこと考えますね……でも戻る可能性があるならやってみてもいいのかな」

 

 そのことをこころちゃんに伝える。戻らなかったときが一番つらいけど、この可能性に賭けてみたい。今私たちにできることはこれぐらいだけどやってみないと。

 




今回はここまでです。久々に書いたかつ上手く書けているのか不安だらけではありますが、無事できました。今回のタイトルの理由は条が殺しをする理由と約束をした理由をイメージしてみました。
またのんびり更新となりますが、お楽しみいただけますと幸いです。
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