ホロライブラバーズ トロフィー『悪意は善意に』獲得ルート   作:EVOL2019

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(初変身がいつ頃になるか分からないので)初投稿です


Part.34 dungeonを攻略せよ

 主人公達が落下していったホロラバ実況はここですかって?ええ、ここですとも。

 はい!皆さん!おはこんばんにちは!幽真くん達が無事なのか不安なEVOL2019さんだよ!

 前回は、ダンジョンを探しに出発した幽真くん達でしたが、ダンジョンどころかその入り口さえも見つからず、途方に暮れていたところ、ころさんが(虫によって)暴走し、3人もろとも坂から転げ落ちてしまいました。

 視聴者の諸君も気になっているでしょうから、ゲームへゴォォォ!!

 

>『っ・・・・』

 

>目が覚める。身体を起きあがらせようとするが、頭に鋭い痛みが走る。どうやら、落ちた時頭を何処かで打ってしまったようだ。頭を手で触ってみるが、血は流れてない。

 

>『あの後落ちて・・・・そうだ。おかゆ達は!』

 

>辺りを見ると、おかゆ達の姿も見てとれた。見た感じ外傷はないようだ。今はまだ気絶しているように見える。

 

>『それにしても、ここは一体・・・・』

 

>辺りを見渡すと、さっきまでいた場所と打って変わり、植物はほとんどなく岩などが剥き出しになっている場所。かなり薄暗く、自分がいる場所がどんなところなのか目を凝らしてやっと見えるくらいだ。

 

>『とりあえず、灯りだな』

 

>持ってきておいた懐中電灯を取り出して、つける。薄暗かったその場所は明るくなり、その全貌が明らかとなった。

 

>『これは、壁画みたいなものか?』

 

>壁には、絵らしき物が描かれている。

 

>『龍の絵に、人間の絵?』

 

>一つの絵を見てみると、一匹の龍が大勢の人間と戦っている絵だ。

 

>『この絵・・・何か違和感が・・・・』

 

>その絵に何か違和感を覚え、その違和感が何なのかを知るために、近くで絵を見ようと近づいた時、左側の方から獣のうめき声のようなものが聞こえ、さらには、肌寒い風が吹いた。

 

>『・・・・もしかして、ここが爺さんの言っていたダンジョンか?』

 

>意味ありげな壁画に、奥の方で聞こえた獣のうめき声。ここが爺さんの言っていたダンジョンの可能性が高いだろう・・・。そうとなれば、おかゆ達を起こした方が良さそうだ。

 

 ころさんの暴走で、坂から転げ落ちたらその先が探し求めていたダンジョン。これぞ、怪我の功名という奴ですね。流石ころさん。

 まさか、それを想定して暴走した?

 な訳ないですよね。流石にそれだったらころさん、かなり幸運値高すぎですよねー。

 偶然だとしても幸運値高い気がしますが、まぁ、そこは、おいておきましょうか。

 

「2人とも・・・ごめんなさい」

 

>ころねとおかゆを起こしたのはいいが、ころねは自分のせいで落ちたことに負い目を感じているのか、さっきからあんな感じでへこんでいる。垂れていた耳もいつもよりぺたーんとなっており、尻尾も元気がないように見えた。

 

「大丈夫だよ。ころさん。虫は誰だって苦手だし、それにあんなに降ってきたら僕や幽真だってころさんみたいになってたから・・ね?そうでしょ?幽真?」

 

>『あ、ああ。そうだな』 

 

>なんだ、今の・・・・。言い方はいつも通り、のほほんとした感じなのに、圧が物凄かった・・・。

 

「2人とも許してくれるの?」

 

「勿論だよ。」

 

>『最初から怒ってはないんだが・・・勿論許すよ』

 

「ありがとう。2人とも」

 

>さっきまで涙目だったのに、急に笑顔になる。くっ・・・その笑顔はずるいぞ。ころね。

 

「どお?うちのころさん?可愛いでしょ?」

 

>小声で、おかゆが話しかけてくる。

 

>『あ、あぁ』

 

>うちのころさんって、お前らは恋人かなんかか?・・・何故だろうか、この先を踏み込んだら物凄く怒られそうなのでこれ以上は追求しないでおこう。

 

「それで、ここが、例のダンジョンなんだっけ?」

 

>『おそらく・・・』

 

「なら、進む?進んじゃう?勿論進むよね!答えは聞かないよ!」

 

>『なら、行こう』

 

「じゃあ、灯りを持ってる幽真を先頭にして行こうか」

 

>その後、俺を先頭にして、ダンジョンの中へと足を踏み入れた。

 

 

>『はぁ!!』

 

「グギャァ!?」

 

「いっくよー!!」

 

「ギャァ!?」

 

「僕についてこれるかな?」

 

「「「「グギャァァァ!?」」」」

 

>『よし、粗方片付いたな』

 

>周りを見ると、先ほどまで戦っていたゴブリン数十匹が絶命している。

 

「2人とも、お疲れ〜」

 

「おかゆ!こぉね沢山倒したよ!!」

 

「やっぱり、ころさんは凄いよ〜」

 

>『また、やってる・・・・・ん?』

 

>2人のイチャイチャを遠目に見ていると、2人の奥の方の壁に何かキラリと輝いてみえた。2人の邪魔をしないようにその壁の方に歩み寄ると、鉱石らしきものが壁に埋まっていた。

それも一個だけではなく、バラバラに配置されているがいくつもの同じ鉱石が壁に埋まっている。

 

「どうしたの?」

 

>2人の世界は終わったのか。おかゆ達が俺を挟むようにして両サイドにやってくる。

 

>『いや、この鉱石がちょっと気になってな。壁のあちこちに埋まってるが少し不自然だなって・・・』

 

「それなら、こぉね。本で見たことあるよ」

 

>『そうなのか?』

 

「うん。確か名前は・・・《魔導石》だった気がする」

 

「その石なら僕も知ってるよ。その石に魔力を流せば周りにある物質の形を変えるんだったよね」

 

>『そんなものが、あるのか・・魔法とか無縁だったから知らなかった・・・・』

 

「そこまで希少価値はないんだけど、本来ならこんな浅い場所じゃなくて深いところで発掘される物だから、ちょっとこれは異常だよね」

 

>『ダンジョンを作った人が埋め込んだみたいな感じか』

 

「多分そうだね。」

 

>となると、このダンジョンは自然発生ものではなく人工的に作られたダンジョン。そこに龍が住み着いたってことになるのか。・・・・周辺の物質の形を変える石・・・何故こんなものがこのダンジョンに・・・それもこんな大量に埋め込まれている。これを埋め込むことで何かいいことでもあるのだろうか・・・・

 

>『駄目だな。考えても分からん・・・』

 

「ダンジョンの構造を変えるためだったりして」

 

「それだと、作った人も迷っちゃうんじゃない?」

 

「あ、それもそっか」

 

>構造を変えるため・・・ね。一応、この石のことは気に留めておこう。

 

 ここで、新アイテム『魔導石』くんですか。

 魔力を流し込むだけで周辺の物質の形を変えることができるのは便利ですね。これをいくつも持っていて魔力を持っていればいつでも武器を生成できますよ。

 くっ・・・こんなとき、幽真くんに魔力があれば・・・・。

 にしても、謎ですね。そんな『魔導石』を何故ダンジョンの壁に埋め込んだんでしょうか?

 ころさんが言っていた通り、ダンジョンの構造を変えるためなんでしょうかね?

 んー、わかんねぇ!!(投稿者は馬鹿である)

 

>その後、ダンジョンの中を複雑な構造に迷いながらも、ゴブリンやスケルトンなどのモンスターを討伐していった。

 

>『ここは・・・・』

 

「おかゆー!幽真ー!この部屋、広いよー!!」

 

「やっと、迷路地獄から抜け出せた感じかな」

 

>気がつくと、通路からは抜け出しており、大広間らしきところに出た。

 

>『ここが、このダンジョンの最奥なら、討伐対象の龍がいるはず・・・・』

 

>右を見ても、左を見ても、龍の姿は見受けられない。まだ、この部屋以外に別の部屋があるのだろうか。

 

>『ここは何もなさそうだし、戻ろう』

 

「そうだね。ころさーん!戻るよー!!」

 

「はーい!」

 

>『』ゾクッ

 

>『っ』

 

>なんだ。今の感じ・・・。どろりとした何かが背面を伝ったような・・・まるで、獲物を狩るライオンに睨まれたそんな感じだ。・・・物凄く嫌な予感がする。

 

>恐る恐る上を見上げると、"奴"がいた。紫色の目をギラギラと光らせている。そして、奴の視線の先はおかゆの姿がある。

 

>『っ!やばい!!』

 

>こちらに歩んでくるおかゆの方へと走って向かう。それと同時に奴は天井から急降下し、おかゆへと一直線に飛んでくる。

 

「おかゆ!!上!!」

 

「え?」

 

>『間に合えぇぇぇぇぇ!!』

 

>そして、ドゴォォォォォンと轟く音と共に、赤い鮮血が宙を舞った。

 

「お"がゆ"ぅぅぅぅ!!」

 

 え?え?え?やばい。俺の理解力が追いついてないんだが!?部屋に入ったかと思えば、龍が襲いかかってきてるし!?

 おかゆ!!?大丈夫!?大丈夫だよね!?死んでないよね!?原作キャラ死ぬのは嫌だよ!?

 最後の描写が曖昧になってるから、どうなってるのかわかんねぇぇぇ!!どうなったんだぁぁぁぁぁ!?

 

《久々に投稿者がイカれたので今宵はここまで》




相変わらず、ころさんの喋り方に苦悩するEVOL2019です。
なまった喋り方を小説で再現するのって難しいですね・・・。何かいい案があれば教えてください。
ちなみに、ダンジョン攻略後、水着回を数話やって、次のホロメンストーリーに入る予定ですね。ご了承ください。
なお、あのライダーへと変身はホロメンストーリーで行います。

ホロメンを敵役として出すのはあり?

  • あり
  • 仲間になるのならいい
  • なし

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