ホロライブラバーズ トロフィー『悪意は善意に』獲得ルート   作:EVOL2019

40 / 64
(昨日がミオちゃんの誕生日だったので)初投稿です。


Part.39 レベル上げ〜ドラゴンと鬼人を添えて〜

 ペットを飼い始めたホロラバ実況始まるよー!!

 前回はダンジョン解放+新しい家族が増えるという非常にうま味な展開でしたね。

 さて、今回からはダンジョンでのレベル上げと参りましょうか! 

 

>腹部の方にいつもは感じない重みによって、目が覚める。体を少し起こして腹部の方に目を向けると、コウタが丸まって眠っていた。

 

>『?昨日、そこのクッションで寝かせたような・・・・』

 

>ベッドの隣にあるコウタ用の寝床クッションを見ると、もぬけの殻だった。どうやら、俺が寝ている間にこちらに移動してきたらしい。

 

>『しばらくは、一緒に寝た方がいいのかもしれないな・・・』

 

>コウタを起こさないように、自分の上から降ろして、ベッドに寝かせる。寝室から出ると、朝飯を作るために台所に向かう。

 

>『俺のはいつも通りでいいんだが・・・・ドラゴンって何食べるんだろうか・・・・』

 

>ドラゴンは基本雑食と本で書いてあった記憶はあるが、あの日記では、魚とかを好んで食べていたと書いてあった。あれは個体によって異なるのだろうか?それとも、種族が好んで食べているものなのだろうか?

 

>『何かコウタが食べれそうなもの・・・あ、そういえば、昨日刺身買ってたな。』

 

>これをコウタにあげてみよう。もし食べれないようであれば、肉とか野菜をあげてみるか。

寝室のドアの方でカリカリとドアを引っ掻くような音が聞こえた。

 

>『コウタが起きたのか?』

 

>寝室のドアの方へと向かうと、小さく鳴くコウタの鳴き声が聞こえた。おそらく、朝起きたら俺がいなくて心細くなっているのだろうか?

ドアを開けると、腹部の方に衝撃が加わり、身体の重心がずれて、後ろに倒れる。

 

>『イタタタ・・・・。コウタ、寂しかったのは分かるが、突進はやめてくれ・・・・』

 

>そんな俺をお構いなしにコウタは、俺の顔をぺろぺろと舐めてくる。ドラゴンっていうよりか子犬に近いな・・・・。

 

 飼い始めて、1日目でコウタにそこまでされるとはかなり懐かれてますね。幽真くん。

 いいゾォ!コウタ!そのまま幽真から復讐心を消し去ってしまえぇ!!

 

 まぁ、絶対消えることなさそうなんですけどね・・・・・。

 最近は幽真くん楽しそうに生活を謳歌しているというのに、途中からそんな生活できなくなるんやろうなぁ。

 だがしかし!俺は諦めないぞ!絶対に幽真くんをハッピーエンドまで持っていってやりますよ!!

 あと、そろそろ、ホロメンとのイチャイチャが見たい(本音)

 

>『食えるか?』

 

「キュゥ?」

 

>刺身を手に乗せてコウタの口元へと持っていくと、コウタは不思議そうに刺身を見る。そして、ぺろっと、刺身を舐める。

 

>『どうだ?食えそうか?』

 

「キュッ!!」

 

>コウタは目をカッと見開くと、お気に召したのかマグロの刺身をガツガツと食べ始める。

 

「キュッ!キュッ!」

 

>『まだ、あるから落ち着いて食べろよな』

 

>刺身を手に乗せて持っていくと、今度は刺身を器用に前足で持つとムシャムシャと食べていく。

その様子はドラゴンというよりかは

 

>『コツメカワウソだな』

 

「キュ?」

 

>『いや、なんでもない』

 

>コウタが美味しそうに刺身をむしゃむしゃと食べるのを横目に、俺は朝食を食べていく。

 

 

>食べ終えると、皿を洗って戸棚に直していく。その間コウタは食事に満足したらしくリビングの日の当たるところでゴロゴロしている。

 

>食器を片付け終えた。今日は特に予定はないが何をしようか?

 

>『何をする?』

 

▶︎鍛錬を積む

 街の探索をする 

 誰かに電話する

 コウタの散歩をする

 ダンジョンへと向かう

 

 冒頭で宣言通り今回はダンジョンに向かいますよ!

 レベル上げandスキルゲットを狙っていきます!

 前回のような失敗はしません!しっかりレベルを上げてボス戦に挑みまっせ!!

 

>服に着替え、家から出ようとしたが、コウタがついてきたさそうに後ろをついてきてまわる。

 

>『コウタがついていきたさそうだ。どうする?』

 

▶︎連れて行く

 置いていく

 

 連れて行ってもいい気がしますが、ダンジョンに連れて行って戦えるのでしょうか?

 あ、どうやら、戦えるみたいですね。

 なんなら、この子自体にもスキルとかありますよ。えっと、『俊敏』に『火炎耐性』『爆破』が今の所この子が所持してるスキルです。

 炎のドラゴンらしいスキル構成のようです。戦えるのであれば連れていきましょうか。

 この子のレベル上げもその内大事になったりするかもですし。

 

>コウタを肩にのせて街の中を歩いていると、急に目の前が真っ暗になる。

 

「だ〜れだ」

 

>『誰って、あやめだろ?』

 

>すると、視界が元に戻る。後ろを向けば、膨れっ面のあやめがいた。

 

「む、そこは分かっていても分からない素振りをするのが大事なんだぞ」

 

>『えぇ』(困惑)

 

「それにしても、久しぶりだな。幽真。あれから元気にしておったか?」

 

>『あぁ、元気にしてるよ。最近は新しい家族も増えたしな』

 

「新しい家族って、肩の上に乗ってるカワウソか?」

 

>『やっぱり、カワウソに見えるよな・・・。でも、この子はドラゴンなんだ』

 

「え?・・・またまた、幽真。余に久しぶりに会ったからと言って嘘はよくないぞ。嘘は泥棒の始まりだぞ」

 

>『いや、ドラゴンなんだ』

 

「・・・ほんとに?」

 

>『ほんとほんと』

 

>あやめは疑いの目をこちらに向けてくる。疑われても真実なんだからどうしようもないな。

 

「お主、ドラゴンなのか?」

 

「キュぅ?」

 

「まぁ、幽真がそんなに言うんだから、そうなんだろうな。で、今からどこかに行くのか?」

 

>『ダンジョンで鍛えに行こうかなって』

 

「そうなのか!なら、余もついていきたい!!」

 

>『どうする?』

 

▶︎いいよ

 一人で鍛えにいきたいからまた今度にしないか?

 

 これは逆に下選ぶ人おるぅ?お嬢との好感度が上がるし、もしかしたらお嬢のかわ余なところ見れるなら連れていかないとですねぇ。

 なので、上を選んじゃいましょう。

 

>『いいよ』

 

「良かった。断られたらどうしようかと思った」

 

>『断ったら俺何されてたんだ・・・』

 

>こうして、俺はコウタとあやめを連れて、ダンジョンへと向かい、ひたすらモンスターたち狩っていった。

 

>『ふぅ・・・・とりあえず、ここらは狩り終えたかな』

 

「幽真、お疲れ様だぞ。にしても、凄いな。また剣の腕上がってるんじゃないのか?」

 

>『そうか?』

 

「そうだぞ。明らかに剣を振る構えも洗練されてきておるし、動きにもキレが増しておる。さっきの回転切りなんか特に良かったぞ!余も負けてならないぞ。」

 

>『それを言うなら、あやめも強くなってるんじゃないのか?あれから、レイさんに稽古つけてもらえてるんだろ?』

 

「何で知ってるんだ!?まさか、お父さんから聞いたのか!!」

 

>『え、あ、うん。というか、毎日あやめと何したかメールが届く。』

 

「なっ!?毎日!?じゃ、じゃあ、余が何してるのか幽真はいつも知ってるのか?」

 

>『あー・・・まぁ、そうなるな。』

 

「っ!!忘れろ!幽真!今まで見てきたメール全部忘れてくれ!!お願いだから!!」

 

>顔を真っ赤にしたあやめは、ポカポカと俺の胸部を殴る。忘れろったって、どう忘れろってんだ・・・。というか、忘れたところでレイさんから新しくメールが届いてまた記憶することになるんだが・・・・。

 

>『忘れろと言われても見たものはそう簡単には忘れられないし・・・てか、地味に痛い』

 

「忘れろ!忘れろ!忘れろ!忘れろ!忘れてくれぇ!!」

 

(余が何してるかが幽真に筒抜けだったとは、恥ずかしくて死にそう・・・・・。帰ったら絶対お父さん問い詰めないと・・・)

 

>それから、しばらくあやめにポカポカと殴られた俺だった。

 

>『落ち着いたか?』

 

「うーー・・・・死にたい・・・・」

 

>『なんというか、ごめん。』

 

「ううん。幽真は悪くないんだ・・・悪いのは全部お父さんだから。・・・・」

 

>『俺も止めなかったし、俺にも非がある。ごめん』

 

「そ、そうか・・・・なら、幽真は許す・・・・でも、お父さんは許さない」

 

>ご臨終です。レイさん。強く生きてくれ。さて、これからどうするか・・・・あやめは何故か顔をうつ伏せたまま、服を掴んでる体勢で離れないし・・・そういえば、コウタどこ行った?

 

「キュゥゥゥゥゥゥゥ!!」

 

「っ!?」

 

>コウタを見つけたと思えば、小型モンスターに攻撃を仕掛けて火炎弾放って焼いていた。いや、凄いなコウタ。あ、小型モンスター咥えて持ってきた。

 

「どうしたんだ?幽真?」

 

>『いや、コウタが獲物持ってきた』

 

「キュッ!」

 

>コウタは獲物を置くと後ろ足で器用に立つと、誇らしげに鳴いた。まるで、「どうだ。僕はちゃんと獲物を狩れるんだぞ」と主張しているようだ。

 

『「ぷっ!あっははははははは!!」』

 

>その様子が面白くて二人で大笑いしてしまう。

 

「キュ?キュ?」

 

>コウタは何故笑われてるのかが分からなくて首を傾げている。

 

>『誇らしげにするのはいいが、泥んこじゃないか。こりゃ、帰ったら風呂直行だな』

 

「コウタは強いんだな。余は気に入ったぞ」

 

>あやめはコウタを気に入ったのか微笑みながらコウタの頭を撫でる。コウタもコウタでその撫でが気持ちいいのか目を細めて幸せそうに撫でられている。微笑ましいな。

 

>『そうだ。そろそろ昼だし飯を食わないか?』

 

「余、持ってきてないんだが・・・・」

 

>『それなら、俺のを分けるよ。今日は多めに作ってきてるし』

 

「本当か!いやぁ、幽真が作るご飯。前から食べてみたかったんだ余」

 

>『前、約束してたけどなかなか機会がなかったからな。なら、存分に味わってくれ』

 

「そうさせてもらうぞ」

 

>スキル『悪意』の中から弁当とコウタ用の餌入れを取り出す。やはり、このスキル便利だ。入れた時のまま保存されるからまだ弁当が温かい。

 

>『それじゃ、いただきます』

 

「いただきます」

 

「キュッ!!」

 

「幽真、美味しいぞ!卵焼きふわふわだし、炊き込みご飯もちょうどいい味付けだ」

 

>『お気に召したなら何より』

 

>俺も卵焼きを箸で掴んで口に運ぶ。うん、上手い。甘すぎず、しっかりカツオダシの風味がある。焦げてもいないし、食べやすい。今日も成功してるみたいだ。チラリとあやめを見ると、美味しそうに食べてくれている。良かった。

 

「キュッキュ!」ガツガツ

 

>チラリとコウタの方も見たが、アジ(内臓を取り除いた)を頭から食らい付いているせいで絵面がなかなかグロいことになっている。切り身にした方が良かっただろうか・・・・。

 

「ご馳走様。美味しかったぞ!幽真!」

 

>『それは良かった。作った甲斐があるってもんだな』

 

「キュっ!」

 

>コウタも満足しているようだ。ほんと、ドラゴンっていうよりコツメカワウソって言われた方が信じるほど似ている。でも、卵から生まれたし、本当にドラゴンなんだろう。

 

>その後、モンスターを狩り続け、気がつけば夕方となり、俺たちは帰路に着いた。

 

「そういえば、幽真に聞こうと思ったんだが」

 

>『どうした?』

 

「来週、海にみんなと行くんだが、幽真も行かないか?」

 

>『海か・・・しばらく行った記憶ないし、うん、いいぞ。俺も久しぶりに泳ぎたい』

 

「それなら、良かったぞ。詳細は追って知らせる。で、お願いなんだが・・・」

 

>『お願い?』

 

「余の水着、一緒に買いに行ってくれないか?」

 

>『水着?』

 

「余も実はあんまり、友だちと海に行ったことがなくてな・・水着がないんだ。だから、頼む!」

 

>『全然問題ない。いつ買いに行くんだ?』

 

「明日にでもと思ったんだが」

 

>『了解。明日ね』

 

「そんなにすぐ決めて大丈夫なのか?用事とかないのか?」

 

>『基本休みは鍛えるか読書くらいしかやってないからな。全然問題ない』

 

「そ、そうなのか」

 

>『あ、じゃあ、俺はこっちだから、また明日な』

 

「あぁ、明日駅前に10時で頼むぞ。」

 

>『おう』

 

>こうして俺たちは別れた。

 

(どうしよう・・・・いきおいで誘ったのはいいんだが・・・これ完全にデート・・・幽真はそんなに気にしていないように見えたけど・・・・明日何着ていこう・・・・)

 

>≪あやめとの仲がぐんと深まった気がする≫

>≪スキル『剣舞』を獲得した≫

>≪スキル『状況把握』のスキルレベルが上がった≫

>≪ペット『コウタ』がスキル『炎舞』を覚えた≫

 

 新スキルゲットぉ!!

 そして、スキルレベルも上がりましたよ!!

 コウタも成長してくれましたし、お嬢の可愛いところも見れましたし今回のイベントは当たり枠!

 スキルの説明は次回にしますので今宵はここまで。では、Ciao〜。




ミオちゃんハッピーバースデイ!!
昨日だったけど、とりあえず祝わねばなるまい!!
祝え!!(迫真)


いやぁ、誕生日記念ライブとオリジナル曲良かったですねぇ。
Howlingめっちゃかっこよかった・・・・(感動)
わんわんわおーん/さしみおも良かったよ。ツッコミそうだったけど、とにかく可愛かったとだけここに記そう。
では、Ciao〜

ホロメンを敵役として出すのはあり?

  • あり
  • 仲間になるのならいい
  • なし

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。