ホロライブラバーズ トロフィー『悪意は善意に』獲得ルート 作:EVOL2019
やぁ、6期生の中じゃ、沙花又推しなEVOL2019さんだよ。
いやぁ、うん。ここでは深くは語るまい。とりあえず、可愛いよねッ!!
それじゃ、いつものを。画面の前のみんな〜!!黒服フルボッコリアルタイムアタックが始まるホロラバ実況はっじまるよぉ!!
はい。前回は物語が本格的に動き出したところで終わりましたね。
全く、平和というものは何故こんなにもあっけなく終わってしまうのか。永遠に続けばいいというのに・・・。
まぁ、仕方ないですね。自我がある生き物がいる限り何処かで必ず衝突するものです。では、ゲームヘゴぉぉ!!
>「誰がこんなことを・・・・」
>「十中八九あの男達だろうな・・・・。」
>「こぉね。ちょっと、警察行ってくる!!」
>『・・・・やめた方がいい。警察に行ったところで時間の無駄だ』
>警察へと向かおうとするころねを引き止める。行っても適当に促されて、無かったことにされるだけだ。
>「でも!!これじゃ、おかゆのお店が・・・」
>「大丈夫だよ、ころさん。落書きされたのはシャッターだけだから、上げれば営業はなんとかなるよ」
>「おかゆ・・・・」
>『だが、流石にこれをこのままって訳にはいかない。営業開始までなんとかなるようにやってみよう』
◇
>『・・・・』
>泡を含ませたスポンジでシャッターにされた落書きの跡をゴシゴシと擦るが、なかなか落ちない。
>誰がこんなことを・・・・。ここは、あの2人の大事な場所だ。なのに、その場所を踏み躙るような真似を・・・・・
>『』ガリッ
>「幽真?」
>『え?あぁ、ごめんごめん、力を入れすぎたみたいだ』
>「でも、指から血が出ておるぞ!?」
>あやめの言う通り、指と爪の間から血が出ていた。俺はそれを腕を背中に回すことで咄嗟に隠す
>『大丈夫だ、あやめ。大丈夫だから』
>あやめは心配そうにこちらを見ていたが、俺は大丈夫だと言い張り、作業を続ける。少し泡が滲み指先に痛みが走るが、このくらいの程度なら十分耐えられる。
>「そ、そうか?それなら、いいんだが・・・。何かあったら余を頼ってくれても良いのだぞ?」
>『その時は頼るよ。心配してくれてありがとう』
>あやめの言葉に笑顔で返す。だが、その心の内では俺が気づかないうちに、『小さく黒い何か』が蠢いていた。
着々と幽真くんに異変が出始めてますね・・・。
痛みをあまり気にしなくなるのは非常に不味い。かなり不味い。
何が不味いってもしこれがより進行してしまったら『感覚麻痺』のスキルを獲得してしまうところですよ。
このスキルは主人公の育成によっては良スキルとして有名ですが、生憎幽真くんはそのスキルに対応した育成をしていません。なので、かなり不味いです。
詳しく説明しますと、スキル『感覚麻痺』はその名の通り痛みに関して鈍くなってしまいます。
痛みに対して鈍くなってしまうと、幽真くんが状態異常や身体の異変に気づくことがなくなり、またそれに関するログも出てきません。なので、気がつけるのは最悪な状態つまり、死亡や骨折、半身不随になったときのみです。
いや、一応病院に行けば幽真くんの身体状況について知ることはできますが、病院の診断はお金がかかるのであまり利用したくないんです。
以上のことから、『感覚麻痺』を取るのは非常に不味いです。
◇
>あの後、4人で落書きを消すことに努め、なんとか開店前には元の姿に戻すことが出来た。
お店はいつも通り賑わっており、繁盛していて、大忙しだった。
>『鮭おにぎり四つ、400円になります。ありがとうございました』
>お昼頃には、お客の数はピークを達し、11時頃からあった人の姿は2時間経った今ようやくなくなろうとしていた。
「お疲れさん。ありがとうね」
>『これくらい大丈夫ですよ』
>お店はひと段落付き、昼休憩に入ろうとしていた。俺とお婆さん以外は帰宅ラッシュに備えるために買い物へと出向いているため、今お店にはお婆さんと俺しかいない。
「本当に君はよく働いてくれるよ。君みたいな子がうちに婿入りしてくれたら、この店はお店は安泰だよ。なんなら、幽真くん、おかゆちゃんを貰ってくれないかい?」
>『ぶっ!?急に何言い出すんですか!?』
「嫌かい?おかゆちゃんはいいお嫁さんになると思うよ?」
>『それはそうかもしれないが、彼女の意思もある。・・・それに、俺は・・・・・』
>俺はこの先、どのくらい生きることが分からない身だ。復讐を果たしてそのまま死んでしまうかもしれないし、復讐を果たせず殺されてしまうかもしれない。そんな俺が未来を約束する相手を作る訳にはいかないのだ。
「幽真くんも色々と抱えてるものがあるんだね。」
>『そう・・・ですね・・・』
>そんなことを話していると・・・・
「ここが猫又おにぎり店ですか。外装と一緒で中も随分とまぁボロボロですね」
>店内に黒服を纏い黒縁メガネをつけた細身の男が入店してきた。後ろには、以前おかゆを殴り飛ばした男の姿もあった。
>『っ・・・入ってきて早々、店の悪口。お前客としてきた訳じゃなさそうだな。お前何者だ』
>殴りかかりたいところだが、生憎ここは店内だし後ろにはおばさんがいる。俺は殴りたい衝動を抑え、相手に対して問いかけた。
「君には用はない。私はそこにいる店主に用があるんだ」
「私に何のようだい」
「私『黒薔薇』に勤める『榎田清也』というものです。つい先日部下にあなた方に個々の土地から立ち退くようにお願いしたのですが、お気持ちは決まりましたでしょうか?」
「はい。私たちはここを立ち退きません。ここは、主人が残してくれた大事な場所です。」
「そうですか。それは残念です。お答えが聞けたので私はこれで」
>メガネをクイッとさせてそう言うと、男は部下を引き連れておにぎり店を去った。
>今の男、どうにも胡散臭い。何故最初みたいに部下を寄越さずわざわざ自分が足を運んできた?偵察か?何のために?
「こらこら、幽真くん。怖い顔してるよ」
>『え、あ、すみません。』
「さ、そろそろ。おかゆちゃん達が買い物を終えてくる頃ね。こちらも準備しておきましょうか」
>『了解です』
>その後、買い物から帰ってきたおかゆ達を交えて、夕方のラッシュに備え準備を行った。
◇
>翌朝・・・・、奴らはとんでもないことをし出した。
>「どういうことぉ!?なんで、こんな張り紙があっちこっちに貼っての!?」
>ころねが机を強く叩き声を荒げる。だが、その姿を全員が咎めることはない。何故なら全員が同じ気持ちだからだ。
>「手段は選ばないみたいだな。お相手さんは・・・」
>『そうらしい・・・。じゃなきゃ、こんなことはしない』
>机の中心にあるのは、ありもしないデタラメが書かれている紙。おかゆがどうたらこうたらとか、店主が何してただみたいな店の評判を落とすような内容が書き込んである。
「店主いるか!!これどういうことだ!?」
>そんな話をしていると、店に不破さんが勢いよく入り込んでくる。その手には大量の誹謗中傷の紙を握りしめていた。どうやら、この紙は至る所に貼り付けてあるらしい。
>息をきらしている不破さんを落ち着かせ、事情を説明する
「」ドンっ!
>そのことを聞いた不破さんは壁を殴る。壁を殴っていない手の方は力強く握りしめられており、震えている。
>『不破さん、これどこに貼ってあったんだ?』
「警察署からここまで走ってきたが、町中の至る所に貼ってある。」
>『なら、回収しに行こう。幸いまだ明朝だ。人目につく前に回収すればなんとかなる』
>「幽真・・・・」
>『ここは、おかゆとおばさんの大事な場所だ。相手がどんな手を使ってこようが、俺は抗い続けてやる』
>「余も行くぞ」
>「こぉねも!!」
「勿論、俺も手伝おう」
>「みんな・・・・そうだね。負けるわけには行かないよね」
>『人手は多い方はいいが、店をおばさんだけにするわけには行かない。チームに分けよう』
>話し合った結果、回収班は俺ところね。店番はあやめとおかゆがすることにした。理由としては、あのメンバーの中ではあやめが1番強いため、もし店側で何かあっても対処できる。おかゆは今から開店準備があるために残ることになった。後は、消去法で俺ところねが回収班となった。
>『本当に至る所に貼ってあるな・・・・』
>電柱や掲示板、塀など、見渡す限り町中の至る所に貼ってある。中には店の写真や、おかゆやおばさんの写真を載せているものもある。
>「ほんと、デタラメばっかりじゃん!おかゆはそんなことしない!」
>『おかゆを知ってる俺らはそうだが、知らない奴からすれば十分と言っていいほどの印象付けにはなるな・・・・。立ち退かないなら立ち退く状況にするか・・・・。姑息な真似を』
>貼り紙を勢いよく剥がす。手にはすでに100枚近くの紙が溜まっている。
>その後2時間近く町内を歩き回り、数百枚もの貼り紙を剥がした。剥がした貼り紙は店の裏にある釜戸で焼却処分したのだった。
>≪あやめとの仲が良くなった気がする≫
>≪ころねとの仲が良くなった気がする≫
>≪おかゆとの仲が良くなった気がする≫
いやー、黒服の男達のボスみたいなの出てきましたねぇ・・・・。
一体彼らはどこまで俺たちをイライラさせれば気が済むのでしょうか?
1発あいつらの顔面ぶん殴り・・・いや、顔の原型がなくなるまで殴り続けたいです!!
では、今宵はここまで!!また次回!!
(お出かけという名の旅に出るので)失踪します
ホロメンを敵役として出すのはあり?
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あり
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仲間になるのならいい
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なし