転生先は、新世紀エヴァンゲリオン   作:㐂眼翔

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壁|`_´)¬[最新作]スッ

壁|[最新作]ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘


そんな日常…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンジがレイの部屋に足を運ばせてから三日過ぎ。 レイは、その日からシンジに懐くようになった。 学校では、男女全員で恋愛の話で盛り上がるほどレイはシンジにベッタリと側にいるようになっていた。 シンジ自身は、一度その事について否定して以来は何も言わなかった。 レイはレイで周りの視線や噂話をされても我関せずでいた。 それ以来、シンジとレイが一緒にいるのが当たり前と言う学校での生徒は思う様になっていた。

 

 

 

 

★☆★☆★☆

 

 

 

 

日曜日の朝、2人と1匹は朝食を食べていた。

 

「ご馳走様です」

 

「クエッ」

 

「ご馳走様〜。 ねぇ、シンちゃん。 明日、何か予定ある?」

 

ミサトは食器を片付けてるシンジに問いかけた。 ミサトに聞かれた質問に、シンジは食器を流しに全部運び終えてから考える。 そんな考えているシンジの足元で、ペンペンがシンジの足に懐いていた。

 

「うーん、今の所は何も無いですね…。 どうしました、ミサトさん?そんな事聞くなんて」

 

「あのね、明日面白い物が見れるかもしれないのよ」

 

シンジはミサトの勿体ぶる言い方に不思議に思いながら、疑問をぶつける。

 

「でも、俺明日学校ですよ? 夕方ぐらいになりますけど」

 

ミサトはニヤニヤしながら答える。

 

「それはネルフの仕事としてだから、学校は休ませてもらうから」

 

「…ミサトさん、その言い方だと最初から俺に拒否権はなかったんじゃ?」

 

ジト~と目を細めシンジはミサトの目と合わせる。 しかし、ミサトはシンジの視線から逃げる為に目を明後日の方向に向けた。 それも目を泳がせて。 そんなミサトを見てシンジは溜め息をつき、渋々と了承する。

 

「その件は了承しますよ、葛城一尉。 はぁ~、どうせ前日に言われた事を今日まで忘れててそれを誤魔化す為に今遠回しに聞いてきたんでしょうね…」

 

ビクリと身体を震わせるミサト。 それを見逃さないシンジは、悪~い顔しながら残念そうに言う。

 

「あぁ~、折角ミサトさんが頑張って仕事してるからお酒のツマミを考えて下準備して今晩にでも出そうとしているのに…。 本人は悪気は無く、反省と言う言葉もなさそうだし…。 よし! トウジ君の家にでもお裾分けしよう。 カズキさんも飲む人って聞いてるし、後で感想も聞かせて貰わなければ…」

 

シンジが独り言のように言うと、それを聞いたミサトは顔を青ざめていた。

 

(ま…まずい。 シンちゃんの作ったツマミが食べれないのは…。 私の明日への活力とも言える物ががががががが)

 

今のミサトは、好きな物がビールに引きも取らないシンジの作るツマミが食べれないと考えると絶望に駆られていた。 ある日仕事から家に帰ると、夜遅くにシンジがリビングで起きていた。 最初は子供が起きててはいけない時間帯だったので寝かせようとしていた。 だが、シンジはシラっと答える。

 

「眠りが浅くて、この時間に起きてしまうですよ…。 この後も寝ますけど、何か動いた後じゃないと寝付けられないんで。 …そうだ、ミサトさん。 この後アルコール入れて寝るんですよね?だったらツマミ作りましょうか」

 

それからミサトは、仕事終わりに命の元とも言えるビールと毎回変わるシンジのお手製であるツマミが楽しみとなる。 事前にミサトの好みや嫌いな物を聞いているシンジは、酒に合うツマミを色々と作り上げた。 どのツマミもミサトが好評の物で、ミサトの中ではシンジの作るツマミは好物になっていた。 しかも、夜遅く帰ってくる場合は余り量を多くせず胃に負担掛かりにくい物を用意をして、仕事が早く終わり一緒に晩飯を食べれる時はミサトの食べる量を調節して風呂上がりにビールとツマミを食べれるようにまで気遣いするほど。

 

「残念だな〜、俺が作った自家製腸詰めをミサトさんに食べて欲しかったけど…」

 

シンジはユラ〜と座るミサトの後ろに回り込み肩を柔らかく揉み始める。 肩を揉まれ始めたミサトは、日々仕事の疲れである肩コリをほぐされながらツマミが食べられなくなる焦りと肩コリがほぐされていく気持ち良さで彼女は、感情がグチャグチャだった。 少しの間、シンジは肩を揉みミサトの反応を見ながら煽る。

 

「しょうがない。 トウジ君の所に電話して、夕方に届けますか…」

 

余りミサトの反応が見られないのを肩揉みを止め、電話がある場所に移動しようとすると。

 

ガタタッ

 

ガシッ

 

「なっ!?」

 

シンジは後ろから、突如と身体を抱きしめられて驚く。 シンジとミサトの身長に少し差がある為、脇から腕を通し彼の胸元で手を固定してシンジの左肩にミサトの顔を乗せてきた。 流石のシンジも、普段ミサトのスキンシップで慣れてるとは言え明らかにスキンシップを超えた体の密着度と薄着でシンジの顔が紅くなっていた。 そんな状態を見ていないミサトは、シンジ抱きしめながらすがる様に謝り始めた。

 

「ごめんなさい! 私のミスを誤魔化す為に、シンちゃんに遠回しに言い訳を言いました! だから! だから‼︎ シンちゃんが納得するまで謝るから、ツマミを〜〜〜〜〜!」

 

(下手したら、今日からシンちゃんが作るツマミが食べれなくなる可能性が…。 それだけは阻止しなくては!)

 

「わ、わか、わかった…。 わかり、わかりましたから…。 離れましょ…? …ねぇ」

 

(ぐああああああああああっ!! やめろぉぉぉ! 今、そんな女性の体を密着させたらー!!)

 

外見は焦り、内心で叫ぶシンジ。 中身は成熟してるシンジと言えど、彼もまた男子と言った所か。 そんな内心の言葉に意味が滲み出ていた。 だが、そんなシンジの状況は知らずより一層に抱きしめながら謝るミサト。

 

「ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! 許してー!」

 

「わ…わ…かり…ました…から…。 だ…だか…ら離し…て…」

 

そんな状態は数十分続いた。

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

 

あれから謝り倒したミサトもシンジから離れ、顔を紅く染めて恥ずかしそうにしているシンジを見たミサトは不意に胸がキュンとなる。

 

(や…やばいわ! いつものスキンシップでは、見せない照れ方…。 そんなシンちゃんを見たら、より一層に抱きしめたい! いやいや、私はショタじゃない! 彼とは15も離れてるじゃない…でも……、ハッ! 違う…。 違う!違〜〜う!!)

 

ミサトは椅子に座りそんな煩悩に駆られながら、シンジがキッチンで食器を洗う後ろ姿を見ていた。 横顔から少しまだ紅くなっているシンジの顔を見てミサトは思い返す。

 

(でも、私がシンちゃんに惹かれてる理由はわかる気がするわ。 男の子なのに外見が女の子に近くて、何でも出来る男の子で人の気遣いも接し方も知ってる。 笑った顔も困った顔や照れる顔…。 どれもが可愛く14歳とは思えない《男》としての顔をしている。 最近、レイがシンちゃんに懐いているのも頷けるわね。 彼は周りを変える力がある。 どうしたら、あんな子に育つのか…。 でも…そんな事より、私がシンちゃんに好意を超えた物に近い感情を持ってしまった事よ…。 ………よくよく考えてみると、私はシンちゃんに支えられてるんだ…。 あの子が来る前は、こんなに楽しく思える生活はしてなかったわ……)

 

 

 

 

 

 

 

 

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ミサトがネルフに入る頃、第3新東京市に引っ越してからは愛想笑いが多かった。 職場には大学時代の友人であるリツコがいたのは喜んだがミサトの心を軽くするほどではなかった。 だが、彼の存在が現れてからミサトの笑みが変わった。

 

シンジが第3新東京市に来て、ミサトの家で同居してから生活がガラリと変わった。 シンジが来る前は、食事はコンビニ弁当にツマミとビールが当たり前。 その為、食費が嵩む始末。キッチンやリビングは散らかし放題。足場無くし使える場所の制限。 独身女性で、ネルフと言う厳しい仕事場では少なからず家事をする気力は余り出せないと言える言い訳は出てくるであろう。

 

やはり、仕事でのストレスはミサト曰く命の元とも言えるビールで発散させていた。 とはいえ、仕事場から家に帰って1人しか居ない空間でビールとコンビニで買ったツマミを口に運ぶがミサトは内心寂しい気持ちになり好きなビールも味気が無く感じていた。 ペットのペンペンがいるが、彼はミサトの帰ってくる時間帯が殆どが深夜の為にその時には自分の寝床である。 日々人類を守る為にネルフで働く中、ミサトの中では使徒殲滅の決意が孤独と言う感情に薄まりかけていた。

 

そんな弱りかけたミサトの所に司令室からお呼びがかかる。 ミサトは不思議に思いながら、司令室に向かいゲンドウの前に立つとある特別命令が下される。

 

「葛城一尉。サード・チルドレン、碇シンジを本部まで連れてくること。 如何なる手段を使ってでも本部まで連れてくるのが君の仕事だ」

 

ゲンドウに言われ渡された資料をミサトは見ていると、驚愕して目を見開いていた。 写真に写るシンジを見て、最初は女の子としか見えず性別の欄を見ると《男》と書かれておりミサトは驚く。 しかし、ミサトの中ではそれぐらいしかシンジの印象が無く本人は早く終わらせて帰りたいと言う思いだった。 そしてシンジの事を使徒を倒すだけの存在としか思えなかった。 一例にレイが上がるのだが、ミサトは人類の為にと言えば良くは聞こえるがネルフの入った理由でもある父の仇をとる道具とも思えていた。

 

実際シンジと出会い、ミサトの荒みかけた心を変える物だった。 彼の初対面は、使徒が踏んづけた戦闘機から爆風から車で守った所からだ。 早速車に乗って貰うとした所、シンジの判断力と身体能力にはミサトは驚きを隠せなかった。 瞬時に考えられる頭脳、常人には真似が出来ないであろう曲芸に近い動き。 この二つだけでも、普通の子供が出来るわけが無いと言うのに彼に話しかければ無理のない言葉遣いで話す。 そして、国連軍が放ったN2爆弾の爆風で車のルノーが動かなくなりミサトは意気消沈してる中、シンジは独自に動き無事に車を動かせるほどの応急措置で本部に向かった。

その前にミサトがある行動で、本部に送り届けなくてはいけないシンジを失神させてしまった。 無事シンジの意識も戻るが、彼は激怒とは言わないが怒っていた。 ミサトも自分の行動で気を失わせた事は悪く思い、謝ると子供とは思えない許し方をされて咄嗟に軽口を出すと見た目には想像出来ない雰囲気を出され再び謝罪。

 

無事に本部着き目的地に向かう中ミサトは、この時まだ本部の構造が把握し切って無かった。 その為に、迷い困っている所に彼から救いの手を差し伸べてきた。 ミサトは猫の手も借りたいと言うほど、気持ちが説破詰まっていたので彼に頼んだ。 逆に案内しているシンジの後を追いながら、後ろ姿を見ていると頼りになると感じたミサトは一層彼を見る目が変わる。

 

さて、彼が本部に呼び寄せた理由であるエヴァの前に連れて行く事である。 最初はエヴァを見て、驚きふためくと思っていたがシンジは何か感じている様に見えた。 そんな所に彼の父親であるネルフの司令官であるゲンドウが姿をシンジの前に現せた。 そして、彼をエヴァに乗せると言う話があがる。 ミサトとリツコが言い合いが終わると親子で話している。 そんな2人を見てミサトは思った。

 

(やっぱり親子なんだなぁ…)

 

2人が会話してる中、突如の揺れでミサトやリツコはその場に座り込んでしまうが親子2人は微動だにせずにいた。 それに驚くミサトだが、シンジの上から揺れにより蛍光灯が落ちてきた。 彼女は揺れに耐える為に、その場に座り込んでいてシンジを助けに行けなかった。 本人のシンジは一歩も動かずその場に立っていた。

誰もが最悪な光景を浮かばれた。しかし、最悪な光景では無く驚く光景だった。

 

ザッパァ

 

拘束具を引きちぎり、エヴァはシンジを落ちてくる蛍光灯から守った。 リツコはあり得ないと言ったが、ミサトの中では希望が見えていた。シンジは自分の身を守ってくれたエヴァを見て乗る決断をした。 その後、リツコとミサトに手を貸し座り込んでいるの優しく立たせた。 ミサトは、もうシンジの歳は誤魔化しているんでは無いかと思っていた。

けれど、彼にも弱い所はあった。 シンジはミサトに胸を貸して欲しいと言ってくる。最初は、何を言っているのか解らずミサトは焦っていたが彼の状態を見て理解した。

ミサトから見てシンジは、歳に似合わないほど人間性を持ち完璧に近い人間に思えたが、それは間違いだった。 彼にも弱い所はあるのだ。 いきなりの父親から呼び出し、使徒の脅威、そして初めて見るエヴァで戦場に出ろとの事。 そんな物が彼を襲い、心に負担を持たせていた。 その中、シンジは自分の言葉で戦うと言い切った。

 

誰もが彼を英雄視するが、ミサトだけは違っていた。 彼も立派な人間であり、そして《子供》であると。 そんな彼をミサトは向かい入れ、近寄り優しく抱きしめるとシンジの体温は以上に低かった。 恐怖で血の気が引いているのが分かるがシンジの表情から、そんな風には見えないほど隠していた。

 

(私は、彼を道具として見ていた。 でも、シンジ君も人間。 普通の子供なら、泣き叫ぶか逃げると言うのが当たり前なのに…。 それが普通で誰もそれに責める権利も無い。 大人は、子供と使徒を戦っているのを見ているだけ。それと言うのにシンジ君……)

 

そんな思いがミサトの中で渦巻いていると、シンジはミサトから離れ礼を言う。 その顔には、誰もが安心させる笑顔だった。 その後、シンジはエヴァに乗り使徒を倒した。 ネルフスタッフ全員が、人類の敗北と感じさせるほどの勝利だった。

しかし、この勝利が人類に希望を持たせる。

 

その後ミサトは、今後の事を色々と考えながらもシンジの事を考えていた。 これからも人類の脅威である使徒が襲いかかる中、使徒を倒せるエヴァを操るパイロットの碇シンジ。 彼の精神やコンディションで、エヴァの動きが変わるものだ。作戦部長とも言えるミサトは思いつく。 ならば、彼の側に入れば管理や監視もできるでは無いかと。 その中に少しミサトのシンジを知りたい気持ちもあった。

 

そして、彼女の行動は早かった。 いち早く病院に行きシンジを見つけ出し、本部に連れて行こうとしたが彼の要望でレイに顔合わせがしたいと言うので病室を案内しようとすると、シンジは着いて来れず男の子とは思えない可愛らしさにミサトは暴走させた。 無事、シンジのやらなくては成らない事が終わるのを見てミサトは住む場所はどうするのかと彼に聞くと予定が無く、ミサトの中ではガッツポーズ。 パワハラに近い荒技でミサトの家でシンジが同居する話が始まった。 最初は、余りの汚さにシンジの逆鱗に触れたが朝に目を覚ますとリビングやキッチンと玄関etc…が綺麗になっていた。

 

それからシンジが家の事をやることに。 ミサト自身は、元々が家事が出来る方では無かったので何も言わず。 まだ短い時間だが、彼との生活は楽しく思えているミサト。 血も繋がっておらず、つい最近まで他人だと言うのに本当の家族とも言えるほど暖かく思えていた。 シンジにちょっかいを出せば倍に返され、スキンシップをした所でやった方が恥ずかしくさせられて、ミサトは何も隠さずに本当の自分に近い物出せていた。 少しずつシンジの表情も色々な顔をするようにもなっていて、ミサトは嬉しかった。

前日、シンジがミサトの部屋の掃除をしている所にミサトの机の上に一冊のノートを発見される。 タイトルに書かれていたものは。

 

『サード・チルドレン監視日記』

 

その晩に、リビングのテーブルに対面になるように座りシンジはミサトに問いかけた。

 

「ミサトさん、俺を監視し易くする為に同居させたんですか?」

 

ノートをミサトの前に出されて聞かれたミサトは、心に刃が斬りかかったような感覚に囚われていた。 返事を返せないでいたミサトの表情を見て、シンジは溜め息をつく。 ミサトは、シンジの一つ一つの行動に怯えていた。

 

私と一緒に暮らそう。

 

私達は家族だ。

 

そんな言葉を言ったのミサトである。 その言葉を裏切るのと変わらない事をしているのだから。仕事上、断れないのだがミサト的には本当は断りたかった。 それが出来ない為、ミサトはシンジに日記を隠していた。 今の生活に充実して寂しい思いも無く毎日が楽しい生活と言うのに、また1人に戻るかも知れない事やシンジに信用されなくなるやらミサトの中で負の感情が沸き起こっていた。

 

「ミサトさん…」

 

突如、シンジから名を呼ばれ身を強張らせる。 ミサトの中では、次にシンジの口から出る言葉を想像していた。 テーブルに手を重ね震わせながら。

 

(俺、この家出ます。かな…? ミサトさんは同情でこの家に?かな。 それとも、裏切ったな!かな…。 あ〜ぁ、シンちゃんとの暮らしは良かったのになぁ…。 …また、1人なるんだ…。 でも、当然だよね。 私が言った言葉を裏切るような事してるんだから…)

 

そんなネガティブな考えが、ミサトの目元に涙が溢れそうになっていた。 しかし、自分が悪いのだから泣く訳にはいかないと思いミサトは目を瞑り我慢する。

 

ポンッ

 

そんな時に、ミサトの重ねていた手に柔らかく暖かい物が乗せられた。 ミサトは驚き涙目になりながら目を開けると自分の手の上に、シンジの両手が乗せられていた。訳が解らなくなるミサトは、シンジの方に視線を運ぶとミサトは驚く。

 

シンジの表情が、困り果てた顔に笑顏を混ぜた様な表情だった。 予想外の出来事に、ミサトは混乱してる所にシンジの口が開く。

 

「ミサトさん…。 別に俺は怒ってるじゃないんですよ? 俺は本人の意思を聞きたいから、今こうして聞いているんです。 ミサトさんが俺の父親との事で同情して、一緒に暮らそうって言った訳じゃ無いことは知ってるつもりです。」

 

シンジの言葉に、ミサトは返事をしようとするが口をパクパクさせるだけで声を出せていなかった。そんなミサトを見て、シンジは軽く笑う。

 

「まぁ、仕事上の事で言えなかったんでしょうね。 でも、俺もね…。 疑うって事はありますよ、人間なんですから。 どんなに親しくても。だから、これを見てミサトさんの事を疑ったままでいるのは気持ちが悪かったです。」

 

シンジは目を瞑りながらミサトに語る。

 

「初めてミサトさんと会ってから、今まで少しだけですが色々なミサトさんを見てきました。 最初の方は、只の明るい女性と思ってました。 だけど、ミサトさんは人に元気をわけるような笑顔を持って楽しくさせてくれて気さくな人なんだなと最近思うようになりましたね…。 感じた事は、ミサトさんは一度幸せを得て手放したのか無くした経験した雰囲気ですね。 だから1人になるのが、怖く感じるでしょう…。 でも、それを別にして俺をこの家に招き入れてくれたミサトさんに感謝してんですよ?」

 

ミサトは、シンジの言葉の前に堪える事が出来ずに数滴の涙をテーブルに落とす。

 

「家族と言えど、言わなくちゃいけないと言うつもりは俺はありませんからね? 人間なんですから。 でも、家族であるミサトさんにはこれだけ言わせてもらいます。どうなんですか?」

 

ミサトは感情が制御出来ず、ダムが決壊したように目から涙を流れ顔の表情は崩しながら口を開く。

 

「わ…、私…。 …ひっ。 最初…は、断るつもり…だった…。 シン…ちゃんを…、監視…ひっ、なんてする…つもりなんか…な…かった。 使徒…と戦…う…シンちゃんが、日々の…生…活、ひっ…、だけでも…楽し……くして…貰う…為に、…誘ったのよ…」

 

泣きながら喋る所為か、ミサトの言葉は途切れ途切れになっていたがシンジは笑顔でうなづきながらミサトの手を優しく力を入れる。 ミサトは、シンジから伝わる温もりに彼女の心は開いていき頬に流れる涙は増えていく。

 

「…でも! シンちゃんは!逆に…、私に温もりをくれた! ひっ。 だから! そんなシンちゃんに! 私は感謝してる! 監視なんかするつもりもないわ! シンちゃんに疑われたく無い! 唯、楽しく一緒に生活がしたいだけなの!」

 

最早、最後の方は叫ぶミサトだが心から言葉だった。 言い終えたミサトは下を向きながら泣いているとシンジはミサトの手を離す。ミサトは突如無くなる温もりに驚き、顏を上げる。

 

 

 

 

 

 

ポフッ

 

 

 

 

 

いきなり横からミサトの頭と肩が包まれる。 ミサトが包まれた方向に顏を向けるとシンジの笑顏が近くにあった。 今、ミサトはシンジに抱き締められるような状態だった。

 

「ありがとうございます。 ミサトさんの本音を聞かせてもらえて…。 」

 

身体は小柄で子供な筈の彼から、ミサトは14年しか生きていない彼に優しく大きな存在と思わせる雰囲気を纏いながら、ミサトをシンジの胸に抱きしめられた。 血も繋がらない最近まで赤の他人だった2人であったが、ミサトは人の優しさをシンジから伝わり声を出して彼の胸で泣いた。

 

「うあああああああああああっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

 

 

 

(……考えてみると私って、年下相手に胸借りて泣き叫んだのよね…!? でも、プライドより大切な物は貰えたし良いか…。 ふっふっふっ。 シンちゃん、今まで私をお熱にさせた責任で今日はスキンシップを多めにするからね!)

 

ミサトは、内心でスキンシップをシンジにすると意気込んでいたが大半は諦めていた。 色々と彼にスキンシップをしようと行うミサトだが、成功率が殆ど0に等しかった。 ひらりひらりと躱してスキンシップを拒むシンジだが、本の稀に普通にスキンシップをとらせて貰えた時もあった。 その稀を賭けて日曜日の朝からミサトは決意した。

 

その後、シンジが食器を洗い終え洗面台の方に行き歯を磨いている所にミサトは近づく。忍び足で近づくミサトは、シンジは目を瞑りながら歯を磨いている為に鏡を見ていなかった。 距離が殆ど無い状態まで近寄り後ろから抱きしめようと構えるとシンジが振り返らずミサトに声をかけられた。

 

「どおひまひた?ミヒャトひゃん…」

 

ビクリと身体か震えるミサト。 だが、後に引くことはせず返答しながら歯を磨く作業を邪魔にならないように優しく抱きしめた。

 

「う〜ん、なんでもないわよ?」

 

抱きしめられたシンジは、一度磨く手が止まるが再び動かす。 それを見たミサトは賭けに勝った。

 

(やったぁぁぁぁぁ! …はぁ、やっぱりシンちゃんは抱き心地がいいわ。 よし! 今日はネルフの仕事は無く一日中、シンちゃんといれるわ!)

 

シンジを抱きしめながら、ミサトは彼の頭に顏を押し付け和んでいた。第三者視点から見た場合、姉弟の姉のブラコン状態に見えるであろう。その後も、家事を午前中に終わらせ昼飯は素麺を食べて一通り終わったシンジは、居間でテレビを見ていた。

ミサトは、テレビよりシンジを観察していると彼の身体がユラユラと揺れていた。 窓辺に座るシンジは、窓が開いており程よく風と太陽の光を浴びて睡魔に襲われて船を漕いでいた。 それを見たミサトは、何かを思いつくと座椅子から立ち上がりシンジの近くまでに持って行き、ある程度距離に座椅子を起きミサトはシンジの脇に手を入れて引きずりながら座椅子の方まで運んだ。

 

「…うぉ…?」

 

殆ど睡魔にやられて意識の無いシンジは、無抵抗のまま声だけをあげていた。 そして、後ろ向きのままシンジを引きずり先にミサトが座椅子に座り足を開いて、その間にシンジを入れて彼の身体をミサトに預ける体制にした。

 

完成した体制がミサトは座椅子に座り、シンジは彼女の身体を預ける姿勢になり頭がミサトの胸に少し挟まり手足は引きずられた状態でだら〜と伸ばしていた。思い浮かべていたものが完成したミサトは心の中で歓喜極まっていた。

 

(きゃあぁぁぁぁぁ! 何これ!? 可愛すぎ! 本当に男の子!? いやぁぁぁぁ!! もう、幸せよ!)

 

はしゃぎたい自分を抑えながら、シンジの頭を撫でて一時の幸せに浸っていた。風でカーテンが揺れ、テレビから音が流れて寝ているシンジの顏を見てミサトは時間がゆっくりに感じていた。その時、リビングからペンペンが現れ2人を見つけると側に寄りシンジを起こさないように静かに彼の下腹部に乗り、ペンペンはシンジの上で横になった。

 

「ペンペンもシンちゃんの事、好きだもんね。」

 

「…クェ〜♫」

 

そんな会話をしているとぐっすり寝ているシンジは、上にいるペンペンを優しく抱き上げた。ペンペンもシンジに抱かれご満悦になり、ミサトは引き続き彼の頭を撫でて和んでそんな時間はゆっくりと過ぎて行った。

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

数時間後

 

夕方になる前ぐらいから、シンジは起きるとミサトに寄っ掛かりながら寝ていることに気づく。 ミサトは、シンジにつられたのか寝ていた。 そんな彼女を見てシンジは微笑み、シンジの上で寝ているペンペンを抱きしめたまま起き上がる。 ペンペンは寝床に入れて、買い物の準備するシンジ。 準備が終わるとシンジはミサトを優しく揺らし起こす。

 

「ミサトさん。 俺、買い物に行ってきますね?」

 

「…う〜ん、私も行くわ…」

 

寝ぼけた声でシンジと一緒に買い物に行くと言うミサト。

 

(大きな子供か…)

 

そんな思いがシンジに過る。数分後、完全に覚醒したミサトは準備している中シンジは戸締りをしてから玄関で待っていた。

 

第3新東京市にある商店街に向かう2人。 横に歩く2人は姉弟に見えてもおかしく無いほどだった。 その理由は2人は手を繋ぎながら歩いていたのだから。 最初、ミサトが思い切ってシンジの左手に右手で掴むとシンジは何も言わずに笑うだけだった。

 

(…私はシンちゃんとの関係は、こんな感じが一番幸せに思うな…。 恋人とかじゃなく家族のように一緒にいれるだけでも…)

 

そんな思いをミサトは持ちながら、シンジに手を引かれていた。 商店街に入るとシンジを知る人達は、声をかけて色々話をして冷やかされながらも笑いが常にあった。 1人や2人だけでは無く、商店街にある店大半がシンジを知っていた。 誰もがシンジと話す時は笑顔だった。

 

(やっぱりシンちゃんは、人の繋がりを大事にするタイプだわ…。 でも、それが長所とも言えるわね。後、誰もが彼に惹かれているのがわかるわ)

 

老若男女問わず、人気があるシンジは上手いやり取りしながら安く買い食材を買い集めていた。 無事、買い物が終わりミサトの家に帰る2人。

 

「ミサトさん」

 

帰り道、突如シンジからの問いかけに驚くミサト。

 

「何?」

 

「今日は休めました?俺と一緒に寝て」

 

ニヤリと笑うシンジの顏を見て、ミサトは顔を赤くしていた。 声に出さず頷くミサト。 それを見て笑顔でシンジは言う。

 

「それは良かったですね…」

 

(駄目だわ…。 一生彼に敵わないわ、私)

 

その後、無事にミサトの家まで着き晩飯を食べ風呂も入り晩酌も終わり居間で柔軟しているシンジは寝ようと自分の部屋に戻ろうとしたがミサトが少し顔を赤くしながらモジモジして口を開く。

 

「…シンちゃん、今晩だけ一緒に寝ない…?」

 

それを聞いたシンジは、溜め息を吐いた後笑顔でミサトの部屋に足を向けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日

 

朝、2人とも艶やかな顔になっていた。

 

2人でお互いの温まりを感じながら寝れたお陰かもしれない。

 

そんな彼らの日常もあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(欲求に勝ったぞぉぉぉぉぉぉ!)

 

そんな彼も男だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ああああぁぁぁぁぁ!((((;゚Д゚)))))))

あ、どうも。お久ヨッピーです。(・ω・)ノ

うあああああああああああっ!((((;゚Д゚)))))))

私は何を書いているのだぁぁぁぁぁ!

訳がわからん!

「いや、書いたのはお前だろ。ヨッピー…」

恥ずか死しそうだぁぁぁ!

なんでミサッティの話になってるんだ!?

当初はシャムシャムの死骸の話だったんだ!信じて、シンジ!

「シャレか!」

くっ!ヨッピー、羞恥心ガリガリに削ってもうた。モンスター・アブソリュートゼロ飲んで回復せねば!

そして!気づいたらお気に入り数が300越えwたんてこったい、ダリナンダ・アンタ、いったい!

これ以上語ると、またあの人が来るから逃走!ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

「ちょっ!?置いていくなよ、ヨッピー!」ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(`_´)┘

「こら〜!あんた達!」

サラダバー!税込1980円!ドリンクバー付き!

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