転生先は、新世紀エヴァンゲリオン   作:㐂眼翔

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ドーン。(^O^)/

知らぬ仏より馴染みのヨッピー!( ^ω^ )

天命により只今投稿!(`_´)ゞ

あざーす!

いや〜…書き上げましたわ。(~_~;)

トウジ「お疲れさん、ヨッピー」

ケンスケ「とりあえずは、一ヶ月内に更新出来たな」

お〜う、今回は長〜く書いたから疲れたお…

それにしても、今回のヨッピーのお部屋にはゲストで原作で三バカトリオの2人のトウジとケンスケでーす。♪(v^_^)v

トウジ・ケンスケ「どうも〜」

これでヨッピーのお部屋でのメンバーが増えたお。( ´ ▽ ` )ノ

ケンスケ「まぁ、作品内ではそこまで出番の無いキャラだけどね」

トウジ「せやなぁ…ヨッピー。 ワシらの出番増やしてぇな」

いやいや、この先増えますよ?

今は物語の土台を繰り広げてるから少ないだけで…

トウジ「そないかぁ? なら、ええけど」

では、そんな2人に夏が近いって事でヨッピーが一つお話を…

ケンスケ「おっ? どんな話だ」

男の子ならではの怖〜い話をしましょう。(・Д・)ノ

ある都会に住む高校生がいました。 その男の子の両親は共働きの為に、偶に部活をやっている為に時間が夜になってしまい家に帰っても両親がいない時もあります。

トウジ・ケンスケ「ほぅほぅ」

そんなある日、いつも通りに彼は帰宅して玄関のドアを開けて家に入った。すると、彼には何処か違和感を感じました。 何と無く彼の中では危険だと思わせる雰囲気が、家の中に漂っていました。

トウジ・ケンスケ「…………」

不思議な感覚と警戒心を胸に、とりあえず暗い家の中を電気で照らし自分の部屋に向かいました。 だが、彼は自分の部屋の前に立つとより一層に嫌な雰囲気を感じとりました。 そして、彼はそんな雰囲気を漂わせる部屋に入る事を決心してドアを開けた。 すると…

トウジ・ケンスケ「…ゴクリ」

暗い部屋が彼を待ち侘びたように、危険な予感を彼は感じながら暗い部屋に明かりを灯しました。
すると、そこには………


















彼の勉強机には、彼の母親の置手紙がありました。

『掃除しときました。 by母より』

その置手紙の周りには、彼が集めていたエロ本やAVなどが並べてあった。

メイドやナース、他にはおっ◯い・洋物・幼馴染・2次元と書かれた物達が…

トウジ・ケンスケ「ギャーーーーーーー!!!」














では、どうぞ




壊れかけた歯車

 

 

 

 

 

 

シュボッ

 

シュボッ

 

シュボッ

 

ドーン

 

ドーン

 

ドーン

 

戦艦から打ち出された魚雷は、海面から水飛沫をあげる正体不明な物に追尾して直撃するが対象物は変わらず、海を駆け抜ける。 そして、無情にも対象物はミサト達が乗る戦艦とは違う戦艦に突撃する。 攻撃された戦艦は、為すすべなく沈没していく。

 

「何故落ちん!!」

 

何発も攻撃したにも関わらず、対象物の動きは一向に変わらず落とされていく戦艦を見て声を荒げる艦長。 その間にも、魚雷やミサイルが対象物に襲いかかる。 しかし、結果は変わらないでいた。

そんな所にミサト達が、ブリッジに姿を現わす。

 

「ちわ〜、こちらネルフになりま〜す。 これは使徒の攻撃ですな」

 

「煩い! 意地でも落とす!」

 

ミサトの言葉に艦長は切り捨てる。 それをミサトは呆れた顔になり、一言小さく呟く。

 

「…無駄な事を」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★☆★☆★☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2号機を乗せた輸送艦の甲板からシンジは、柵に手をかけ今の現状を見渡し把握する。 すると、後ろからアスカがやってきてシンジと同様に柵に手をかけて身を乗り出し水飛沫を上げる対象物を見つける。 アスカは、初めて使徒との遭遇に驚く。 だが、自分が何の為にエヴァに乗っているのかを理解している為にそれほど驚いてはいなかった。

 

「や〜ばいな…早くミサトさん達と合流しないと」

 

アスカの横でシンジが呟くと、ハッと彼女はなり名案を思いついたのかニヤリと笑う。 今の彼女の顔は、目の前に面白そうな玩具を見つけた子供のような表情であった。 彼女は、その顔を彼に見えない方に向けて一言。

 

「チャ〜ンス♫」

 

シンジが今に必要な行動を考えていると、横にいる彼女から声をかけられる。

 

「サード、ちょっと着いてきて」

 

するとアスカは、その場を後にするように再び船の中に向けて走り出す。 そんな彼女の姿を見て、シンジは彼女に何か良い案があるだろうと感じ彼もアスカの後を追いかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カンカンカンカン

 

カンカンカンカン

 

2つの走る音が館内の通路に鳴り響く。 今彼女の手にはバックがあり、一度そのバックがある部屋まで行き再び目的地に向けて走り出す。 今の所、シンジは彼女の行動に疑問に思っていなかったが現状が芳しくない為に早くミサト達の乗る船に向かいたかった。 突如、走っているアスカは一度通り過ぎた階段に戻る。 その場所で構わないと思ったのか、後ろにいる彼に振り返る。

 

「サード、ここで待ってなさい。 絶対によ!」

 

「…お、おう」

 

アスカはシンジに凄い迫力を持った顔付きで言った為に、彼は力無く返事を返してしまう。 彼女はシンジの返事を聞くと、素早く階段をかけ下がり彼が見えない場所で着替え始める。 そんな事を知らない彼は、焦る気持ちを抑えながらアスカの言う通りに壁に寄りかかりながらその場で待った。

 

数分立ってアスカは、プラグスーツに着替え最後に手首にあるスイッチを押してスーツ内の空気が外に吐き出された。 そして、彼女は何かを決心したのか呟いた。

 

「行くわよ…アスカ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バサッ

 

「⁇」

 

アスカと共に2号機がいる格納庫まで着いてきたシンジに、彼女は彼に自分のプラグスーツをシンジに投げ渡す。 しかし、当の本人はなんだこれは?と言ったような顔で彼女の顔を見る。

 

「着替えて」

 

「はっ?」

 

「サードも! 来るのよ!」

 

シンジに指を差しながら、力強く言うアスカ。 余りに突然の事を言われた彼は、プラグスーツとアスカを何回か見て疑問に思った事を彼女に聞いた。

 

「…なんで、惣流さんのプラグスーツを来て2号機に乗らなくちゃいけないんだ? それにこれ…女物やん!」

 

そう今シンジが持つプラグスーツは、本来アスカが着るプラグスーツの為に女物だった。 確かに、本人も自分の外見が女子よりだと理解はしていたが女物のプラグスーツに着る事に納得が出来なかった。 その為に最後に関西弁が混じってしまった。 そんな彼を見て、アスカは挑発するようにシンジに言った。

 

「あれ〜? エヴァパイロットであるお方が、非常事態な今を些細な事でエヴァに乗る事に躊躇されるとは…。 パイロットとして失格じゃないかしら?」

 

そんな彼女の言葉に、シンジはぐぬぬと顔を歪めてしまう。 確かに彼も非常事態である為に、着なくちゃいけないのは分かる。 しかし、シンジの中では昔実家にいた時に祖母が彼に女物の服を着せた為にちょっとした事件があった為に彼は躊躇していた。

 

ゲンドウと別れ、母親の実家である京都にいる老夫婦に預けられて数年。 祖母がある日、シンジに着て欲しい物があると言われて出された物が女物であった。 彼の母親である碇ユイが幼い頃の服を家の整理中に見つけたのか、祖母が中性的でユイに似ている為に着て欲しいと頼む。 だが、彼も男であった為に着るのを拒むと祖母が必死にせがんだ。 そんなせがむ祖母の姿を見て、その時お世話になっている事もあって泣く泣く彼は女物に着替えた。

すると老夫婦は女物を着たシンジを見て、幼きユイの姿を思い出したのか無言のまま抱きしめていた。 その後も、シンジは一日だけ外見を女子になった。 そして夕飯の買い出しの時に事件が起きた。

買い出し中に祖母がお手洗いに行っている間、店のトイレの前で祖母を待つ彼に何人かの男達が近寄ってきた。 最初シンジは『何だろう…この人達』と言うぐらいの事しか思っていなかったが、少しずつ彼らはシンジを見る目が疑問に思えた。 何処か幼い子供が好きな大人のような雰囲気があった。 そして、彼らの中でシンジの事をお持ち帰りを考える輩や連れ出そうとする輩だと感じた彼は、自分の事を男だと発言。 そんな彼らは最初は驚くが、数秒立った後の彼らは『男の子でも構わない!』と叫ぶ。

それを聞いたシンジは、身を震わせてその場を逃走すると彼らはシンジの事を追いかけ始めた。 追いかけきた彼らの顔を見たシンジは、恐怖に駆られ全力疾走で交番に逃げ込んだ。 その後シンジを追いかけた彼らは捕まるが、シンジの中で女装は恐怖しかなかった。 その為、祖母はその日から彼に女物を着せる事はなかった。

 

閑話休題

 

そんな過去があり彼は渋るが、背に腹変えられない状態の為着替える事を決心。

 

「わ〜たよ! 着れば良いんだろう! 着れば!」

 

最早、シンジはヤケクソな気持ちになりながら着替える為に場所を移動してから着替え始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女が着ている物と同じプラグスーツに着替えたシンジは、彼女がエヴァの外部から操作しているのを見ていた。

 

バシュッ

 

2号機の背中からエントリープラグが排出され、アスカはシンジを見下ろしながら言う。

 

「さぁ、私の華麗な操縦を間近で見せてあげるわ! だけど…邪魔だけはしないでね? …それにしても違和感ないわね…」

 

最後ら辺の彼女は小さく呟いていた為に、シンジには聞こえていなかったが彼女が言う通りに今の彼の姿は違和感の無い物だった。 彼女の予備のプラグスーツは、女物である為に胸の部分が女性の物を収める形を再現している為に今の彼は誰が見ても女子にしか見えない格好であった。 当の本人は、開き直ったのか羞恥心を投げ捨てたのか普通にしていた。

そんな事を考えながらも2人はエントリープラグに乗り込む。

 

(初めてだなぁ…初号機以外のエヴァに乗るなんて)

 

そんな事を思いながらもシンジは彼女の後ろ側で、インテリアに掴み衝撃に耐える体制になる。 そして、電気供給がされていない為に彼女は2号機の内蔵電源で起動シーケンスを行う。 アスカが2号機を起動する為に手順を踏んでいる中、シンジは不思議な感覚に襲われていた。

 

(…なんだろ? 不思議な雰囲気がプラグ内から………い…意識……が)

 

シンジは少しずつ意識が無くなっていく中、プラグ内はerrorの文字が大量に表示されアスカが彼に問題があるのだろうとシンジに話しかけるが、彼は既に意識を無くしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2号機に乗った筈の俺は、何故か向日葵畑にいた。

 

「はて? 何処此処……」

 

摩訶不思議な現象に囚われ周りを見回す俺。 しかし周りには自分より背の高い向日葵しか存在せず、上を向けば気持ちが良いほどの晴天の空があった。 ただ今の俺の姿は惣流さんのプラグスーツであった。

そんな場所で俺は困り果てていると、何処からか声が聞こえてくる。

 

『…ら、可愛……しい…ね。 …イに似……わ』

 

「誰かいるんですか?」

 

途切れ途切れであるが、女性の声が聞こえた俺は探しながら女性に声をかける。 だが、少しその場を離れて女性を探すが見つからない。

 

『貴………、ア……ちゃ…を。さっき…、…りが……。 …けて……て』

 

俺は女性が何が言いたいのか全くもってわからないでいた。 彼女が俺に対して何を言いたいのか…だけど、何処か彼女が俺に何かをお願いするような雰囲気だけは何と無くわかった。 少し向日葵畑で向日葵を分けながら歩いていると目の前に小さな広場があった。

 

『……子は、寂し………から。 お…い…ス…ちゃんを、………あげて』

 

その広場の真ん中に1人の女性が、此方に向きながら俺に何かを言っていた。 見た目は外国人で、髪は長く金髪でハッキリと顔は見えないでいたが何処か申し訳なさそうな顔に見えた気がした。 そんな女性の顔を見た俺は、彼女が今まで言った言葉を思い出しながら一言。

 

「すみません…貴女が俺に何を話しているかはわかりません。 でも貴女は惣流さんの事を心配しているのが、何と無くわかりました。 絶対とは言えませんが…俺が出来る限りで彼女を手助けていきます」

 

俺は笑顔を彼女に向けて言うと、女性の姿は少しずつ見えなくなっていくが何故か声はハッキリと聞こえるようになった。

 

『じゃあお願いね、ユイの子…シンジ君』

 

その言葉を最後に女性は、姿が消える瞬間に俺に笑顔を見せた。 暖かく子を見守れる強い母親のような笑顔を見せられた俺は、胸に少し暖かい感覚と痛みに襲われながら再び意識が無くなっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「サード? サード! サードったら!!」

 

「はっ!?」

 

アスカの呼びかけに意識を取り戻したシンジ。

 

「なんなのよ、あんたに合わせて思考言語を日本語に合わせたのにerrorが発生するから声かけてるのに」

 

今の彼女は、シンジに無視されたかと思ったのか不満気な顔を彼に向けていた。 それを見てシンジは謝る。

 

「あ〜…ごめんごめん、人のエヴァに乗ったからなのか緊張して何も聞こえないでいたよ。 ごめんなさい、惣流さん」

 

素直に謝るシンジを見て、アスカは不満気な顔で溜息を一つ漏らすと呆れた表情に変わる。

 

「も〜邪魔しないでって言ったじゃない、もう一度やり直さないと…」

 

前に向き直して再び起動させる彼女。 そんな中、シンジは不思議な感覚に手間取っていた。 意識を無くしていた時に何かを見ていた感覚があるのに覚えておらず、もう一つ彼は胸に暖かい感覚と痛みがあった。 そして不思議と2号機が起動していく中、普段初号機と変わらない感覚を捉えるシンジであった。

そして無事に2号機は起動を始め、アスカは力強い言葉を放つ。

 

「エヴァンゲリオン…2号機、起動!」

 

彼女の言葉に連動するように、2号機の4つの瞳に光が宿った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザッパーン

 

凄まじい音を立て、使徒に攻撃された船は次々と海に沈んでいく。 海中にいる使徒の勢いは衰えず、また次に目標を見つけるとその船に向けて突撃していく。

 

『護衛艦3隻撃沈! 未だ目標を捕捉できず!』

 

「くそっ! 何がどうなってる…」

 

オーバー・ザ・レインボーのブリッジから水飛沫を上げながら、無力に堕ちていく船を見ながら悪態をつく艦長。 非常事態に騒然とした空気がブリッジ内に漂う中、ブリッジに設置されたスピーカーからは他の船が沈む状況報告が無情にも鳴り響く。

 

「艦長! これは使徒の攻撃による物です。 直ちに権限をネルフに譲渡してください。 これ以上の通常兵器での目標の攻撃は無意味です…。 無駄な犠牲は抑える事をお勧めします、艦長」

 

ミサトは窓際に立つ艦長に、後ろから話しかける。 しかし、艦長は後ろに立つミサトの方には振り返らず体を震わせていた。 それもその筈、戦闘の為に学び鍛え軍に入り敵対する物は排除するスペシャリストとも呼ばれる彼等軍人は目の前の使徒相手に手も足も出せず、ミサトの言葉にオブラートに包まれた意味に艦長は悔しさに駆られていた。 言った本人であるミサトも、先程の発言も言いたくて言ってる訳では無い。 このまま被害を大きくなる前に、使徒に抵抗できる唯一の存在であるエヴァを使い殲滅するのがネルフの仕事だと解ってもらうために…。 そして、少ししてから艦長は溜め息を吐きミサトの方に向いた。

 

「すまない…頼んだ」

 

艦長はミサトと目を合わせてから一言呟くと、顔を下に下げた。 ミサトも彼等にプライドと言う物があるにも関わらず他の組織に頼るのは悔しい気持ちを痛いほど感じとっていた。 それを見た彼女は艦長に言う。

 

「いえ…艦長。 貴方方にも手伝って貰います。 使徒相手にはエヴァは必要ですが、今貴方方の力も必要なんです。 どうか、協力お願いします」

 

ミサトは艦長に頭を下げて、彼等にも協力を申し出る。 今の彼女は自分のプライドより、少しでも勝率を高める為にも彼等の協力を求めた。 そんなミサトを見てブリッジ内にいる軍人達の心に少しずつ熱い気持ちが込み上がってきた。

 

「…そうか、では私達は君達に助力させて貰おう」

 

艦長は一言呟き帽子のツバを片手で掴み深く被り直すと、彼はブリッジ内に響くほどに声を上げて言う。

 

「おまえら! 今から私達は、ネルフに…いや彼女達を助ける為に動くぞ! 疑問や不満持つ奴は動くな! 居なければ直ちに動け! 以上!」

 

「「「「「「「サー・イエッサー!!!」」」」」」」

 

ブリッジ内にいた軍人達は、艦長の叫びに火がついたのか彼等の動きが速まった。

 

「ありがとうございます…艦長。 …後はあの子達ね」

 

そう言ってミサトは、近くにいる軍人に非常用のソケットを用意するよう指示を飛ばした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やはり…あの程度の物じゃ、A.T.フィールドは破れないか。 それにしても話が違いませんか?」

 

『問題無い、予備がそっちにいる限り』

 

オーバー・ザ・レインボーの船室で、加持は椅子に座りながら部屋の窓からオペラグラスを使って使徒の動きを眺めていた。 無数の魚雷やミサイルを撃ち込まれた使徒だったが、全く衰えずに船に対しての攻撃の手を休めなかった。 加持は通信機器を使い、ネルフ本部にいるゲンドウと話をしていた。

 

「それは彼。 碇シンジ君を信用しているからこそのお言葉ですか?」

 

『あぁ、アイツは人の為ならどんな状況でも切り開く力を持っているからな』

 

通信先にいるゲンドウの言葉に加持は驚く。 彼の中では、ゲンドウは冷たく目的の為なら非情な人間と覚えていたが通信機器から聞こえたゲンドウの思わぬ言葉に驚いていた。 しかし、加持は表に出さずに通話を続ける。

 

(碇司令も人の親…か)

 

「それにしても司令も人が悪い。 こちらのシナリオとは違う展開ですよ」

 

『この世はイレギュラーに満ち溢れている。 万が一……君だけでも脱出したまえ』

 

パタン

 

加持はオペラグラスを畳み立ち上がる。

 

「えぇ、わかってます」

 

通話が終えた加持は、通信機器を仕舞い足元にあるトランクを持ち上げる。 だが、そのトランクは厳重に封印された対核仕様の特殊トランクであった。 その中身には重要さを雄弁を語っていた。

 

「アスカちゃんとシンジ君の戦いぶりを見たかったが……まっ、背に腹は変えられ無いか」

 

そして加持はトランクを片手に部屋を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それにしても…周りは海。 今2号機はB型装備…落ちたら最悪だな」

 

「落ちなければいいのよ」

 

プラグ内で喋る2人。 今2号機は内部電源で起動させて格納庫から体を、ゆっくりと立ち上がらせる。 すると、通信が入る。

 

『誰が乗っているの!?』

 

「はーい、ミサト。 私と…」

 

「俺こと…シンジが一緒に乗ってまーす」

 

2号機は輸送機オセロウの甲板上に、2号機の上に被せられていた保護シートを身に纏い紅い巨人が其処にいた。 オーバー・ザ・レインボーにいるミサトは予想外の事に驚いていた。 前回の戦闘に民間人を搭乗させた事はあったが、2人とも選ばれた子供の為エヴァにどんな作用されるかはミサトは想像も出来ないでいた。

 

「とりあえずミサト、使徒の迎撃に移るわ」

 

『えぇ、大丈夫よ。 思う存分やっちゃって』

 

『子供が2人…いや待て、確か2号機はB型装備の筈だ』

 

エヴァには色々な兵装装備がある。 今2号機のB型装備は、特殊な装備や武装も無くエヴァの一般装備であった。 周囲は海に囲まれて、使徒自体が海中に居る現状には適してはいなかった。

 

「ミサトさん、今は最初の問題である電源の確保。 なのでソケットの準備を…」

 

『それは大丈夫。 もう用意出来てるわ』

 

既にオーバー・ザ・レインボーの甲板には、非常用のソケットが置かれていた。 ミサト達が乗ってきたヘリに積まれた物だった。 ミサトは念のために準備が良い方向に結果になっていた。

 

「流石!」

 

シンジが喜びをあげると船の上に立つエヴァを見つけたのか、使徒は方向をエヴァに向けた。

 

『目標、エヴァに急速接近!』

 

そんな人間の彼等をあざ笑うかの様に、使徒は2号機がいるオセロウに突進していく。 それを見たシンジは、アスカに話しかける。

 

「惣流さん! 被害をなるべく出さない為にも、早くここから離脱を!」

 

彼の言葉にアスカが返そうとすると、使徒は身体を海面に出した。 それに彼等は、海面から見えてるだけの使徒の大きさに驚きを隠せなかった。 シンジは幾多の使徒に対しても大き過ぎると驚き、初めて見る使徒で予想以上に驚くアスカ。 しかし、使徒は彼等にそれ以上の驚きをプレゼントした。

一度使徒は海中に身体を沈めたと思った矢先、海面から身体を突き出し魚のトビウオのように2号機に向かって飛んでいく。

 

『「「うっそー!!?」」』

 

余りの光景に、それを見た人間達は驚きを隠せないでいた。 だが、彼は一早くに正気に戻り彼女に指示を飛ばす。

 

「惣流さん!」

 

「はっ!?」

 

2号機は素早くしゃがみ、オセロウを踏み台してその場を跳躍する。 使徒は2号機が居なくなったオセロウを飛び越えて、再び海に着水して2号機にいる方向に旋回し始める。

使徒の攻撃を避けた2号機は、付近にいた護衛艦に強引だが着艦する。

 

「惣流さん、残り1分切った!」

 

「ちっ、アイツら充電疎かにしたわね。 早くあの船に行かないと…」

 

そして2号機は再びしゃがんで、力強く甲板を蹴り跳躍し始める。 護衛艦や戦艦を次々と足場に飛んでいく中、使徒は再び海から飛び出して2号機を襲う。 最悪な事に使徒は、2号機が乗り移る最中の為に避けようが無かった。

 

『ヤバイ!』

 

ミサトの焦る声がプラグ内に鳴り響くが、アスカはその状況を打破する。

 

「あら…よっと!」

 

2号機は身に纏っていたマントを上に振り上げ、左側からすぐ其処まで襲いかかる使徒に被せると上手い具合にシートは使徒の身体に引っかかる。 そして、2号機はシートをより一層に下に引っ張ると使徒は海中に落とされ2号機は少し浮き上がりシートを捨て難を逃れた。

今の操縦技術に、一緒に乗る彼は感激して声を荒げる。

 

「すっげー!!」

 

「ざっとこんな物よ!」

 

『お見事、アスカ!』

 

そんな彼を見てアスカは良い気分になる。 無事オーバー・ザ・レインボーまでたどり着いた2号機は、非常用のソケットを背中に挿して電源の問題を解消させる。 しかし、そんな2人に休む暇を与えずに使徒はオーバー・ザ・レインボーに向けて海面を駆ける。

 

「惣流さん、目標左九 時方向!」

 

「了解、武装がプログナイフしかないけど…魚相手なら十分ね!」

 

2号機は右肩の装甲からプログナイフを展開し、使徒の方向に向きながらプログナイフを抜く。 そして両手を前に出して、高周波を出したプログナイフを左手で持ち右手はナイフを添える構えになる。 それを見た使徒は、望む所だと言わんばかりに2号機に向けて海面から身体を浮かせて突撃していく。 その間に2号機は船の端に出来る限りに前に寄った。

 

ズゥゥゥゥゥン

 

飛んで襲いかかる使徒を相手に、ぶつかる瞬間に2号機は突き出したプログナイフを使徒の先端に横に刺してそれを取っ手して、大質量の使徒に体当たりされ甲板に金属音を鳴らし後ろに下がりながら受け止めた。 だが、オーバー・ザ・レインボーの甲板上での事により甲板にあった戦闘機達は無残にも破壊されたり海に落とされていっていた。 それをブリッジから見ていたケンスケは一言。

 

『勿体無い…』

 

見事オーバー・ザ・レインボーの甲板に使徒を捉える事を成功する。

 

『流石、アスカ! 良く止めたわ!』

 

しかし、問題な事に余りにも使徒が大質量の為に少しずつオーバー・ザ・レインボーが沈んでいく。 それに一早く気づいたシンジは、アスカに指示を出す。

 

「早くこの船から離れて、惣流さん!」

 

「何でよ? まさに日本で言う使徒はまな板の上の鯛じゃない…」

 

「良いから早く!」

 

シンジの余りに焦る表情を見たアスカは、一先ず2号機を他の船に乗り移る。 すると、オーバー・ザ・レインボーはエヴァが居なくなって少しずつ浮き始める。 それを見たアスカは、シンジの発言に納得した。

しかし、問題が発生する。

 

「だけど…使徒を倒す為に海から引きずり出して難なく倒すのに、船が使徒とエヴァの総重量に耐えられないなんて」

 

そうアスカが言った通り、今の2号機には水中戦闘が出来ない為に使徒を海から出さなくてはいけなかった。 だが、非常にも使徒のサイズが余りにも大き過ぎる為にエヴァも乗せると船がその重さを耐えられるようには造られてはいなかった。

そんな所に、使徒は奇妙な行動をし始めた。 甲板には陸に引き上げられた魚のように、悶えているかと思うと使徒の身体の後ろに続く3本の触手と思われる物を使い始める。 2本の触手は自分の身体の下に潜り込ませ、残りの1本は後ろにバランスを取るようにすると使徒はオーバー・ザ・レインボーの甲板上で身体を起き始める。 余りに奇妙な光景に、プラグ内の2人は唖然としていた。

 

それをあざ笑うように使徒は、甲板の上を3本の触手を上手く使い2号機の方向に向き始める。 すると口が大きく開かれ口内にコアだと思われる物が見えると、次の瞬間に口内から凄まじい光が放つ。

 

シュン

 

使徒の口から放たれたビームは、2号機が乗る戦艦を通過する。 使徒に攻撃された戦艦は爆発してしまい、足場にしていた2号機は無情にも海に投げ出されてしまった。

 

「うわっ!?」

 

「きゃあっ!?」

 

海に沈む2号機を見て、使徒は追いかけるように3本の触手を使い跳躍すると再び海に潜り込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海に投げされた2号機は、海中でアンビリカルケーブルに繋がれている為に漂っていた。

 

「いたたっ…なんとも最悪な状況だな」

 

「な〜に呑気に言ってんのよ、サード! それにしても…本当に最悪ね」

 

プラグ内で話す2人だが、既に使徒は2号機の周りを回るように泳いでいた。 何か警戒しているのか、何処と無く観察されてるように見えた。

少しすると、使徒は2号機に危険では無いと感じたのか身を2号機に向けて突撃していく。 それを見たアスカは、自信満々に言う。

 

「しょうがないわね、陸が駄目なら水中で仕留めてやるわ」

 

そんな自信に満ち合われた言葉を言うアスカは、2号機を使徒に対して構えを取るように操作するがピクリとも動かなかった。 それにアスカは、さっきとはうって変わって焦りが身を駆ける。

 

「な…何よ!? 動かないじゃ無い!」

 

「だから〜B型装備なんだって、今の2号機は〜」

 

「なんとかなん無いの!?」

 

「なんとかって…」

 

「もぅ〜! 頼りにならないのね、サード・チルドレン癖に!」

 

「酷い言われようでござる…」

 

そんな会話をしている間にも、使徒はすぐそこ迄に接近していた。 身を動かせない2号機に、容赦無い体当たりをする使徒。 凄まじい衝撃がプラグ内を襲い掛かり、シンジはインテリアにしがみ付いて耐えるが2号機とシンクロが繋がっている彼女には激突された痛みに襲われていた。

 

「くぅ〜!!」

 

「大丈夫!? 惣流さん!」

 

「なんて事…無いわよ」

 

強がりを見せるアスカだったが、隠しきれて無い発言に彼は顔を顰める。

 

「惣流さん、君は2号機でA.T.フィールドは張れる?」

 

「無理よ…訓練の時にすら発現しなかったわ」

 

(不味い…動けないのに、防御すら出来ないとは。 …最悪だな)

 

そんな思考している間にも、使徒は再び2号機を攻撃し始める。 何度も何度も甚振るように、使徒は2号機に突撃していく。 その際、少しずつと2号機の装甲が剥げていく。 それほどの衝撃が今の2号機に襲いかかっていた。

何度も攻撃を食らい、フィードバックで痛みに目を瞑りながら耐えるアスカの横で彼は彼女が持つレバーを操作して、2号機とのシンクロを彼女が7でシンジを3にと操作していた。 流石に今の状況を覆すのは苦難の為に、少しでも彼女の痛みを和らげる為にシンジがカバーする。

そんな時に、彼は胸から突如に痛み始める。

 

(な、なんだ!? この痛みは! 後…嫌な予感がする!)

 

いきなりの使徒からの攻撃以外での痛みに焦るシンジ。 だが、その痛みは何処か違和感を強めたような痛みなのかシンジは困惑していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし…脱出するなら今だな」

 

艦内に収納された戦闘機の前にヘルメットを被り加持は呟く。 戦闘機には、既に1人は操縦席に座っていた。

 

『加持、準備出来たぞ。 何時でも発進可能だ』

 

「了解」

 

そのパイロットの言葉に、加持はトランクを持ちながらパイロットが搭乗する後ろの席に座る。 それを見たパイロットは、操縦席にあるパネルを操作すると戦闘機は持ち上げられていき甲板の上に姿を現わす。

 

(大人の事情で子供を振り回すのは…良い気分には慣れないな)

 

戦闘機の後部座席でトランクを自分の身体に固定しながら、加持はそんな事を思っていた。 そんな所に、戦闘機に無線が入る。

 

『あー! 38改!』

 

『加〜持〜!』

 

加持は戦闘機の中からブリッジの方に見てみると、そこにミサトの姿を確認する。 彼女の顔は期待したような表情だった為に、加持は今から逃げる自分に罪悪感に襲われながらブリッジと無線を繋げる。

 

「葛城、俺ちょっと用事があるから…先に行くわ」

 

加持の言葉にミサトは少しずつ表情が引き攣り始める。 そんな彼女の表情を見ながらパイロットに指示する。

 

「じゃあ、頑張ってな。 葛城一尉〜」

 

戦闘機は浮き始め、その場を離れようとすると無線からミサトの叫ぶ声が鳴り響く。

 

『加持! 避けて!!』

 

すると、戦闘機の下から使徒が口を開き迫る姿があった。 戦闘機は船から離れてそこまで高度を上げていなかった為に、海面から飛び出た使徒から避ける事は不可能であった。 加持も突然の光景に思考が止まっていた。 彼は今の光景はゆっくりと時間が流れていくような感覚に捉われていた。 走馬灯が過ぎり、死が迫ってくる中加持は左程驚いていなかった。

 

(此処までか…)

 

少しずつ迫る使徒に彼は最後脳裏に浮かび上がったのは、自分が殺してしまったと思っている弟の姿だった。

 

『間に合えーーー!!』

 

だが、そんな所に無線から少年の声が鳴り響き使徒が迫る前に赤い巨人の大きな手が戦闘機を包んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何かおかしいな…」

 

先程から攻撃されていた2号機は、突然使徒から距離を取られ何故か海面を様子見るように泳いでいた。

 

「あいつ…なんか探しているのか?」

 

未だに彼は胸に走る痛みを堪えながら、使徒の様子を見ていた。 そんな彼の横にいるアスカは、使徒からしこたま攻撃された事に腹を立てているのかドイツ語で怒鳴り散らしていた。

 

『あの野郎! 絶対に殺してやる! グチャグチャにして魚の餌にしてやるわ!!』

 

物騒な事をドイツ語で言ってる彼女に、少し距離を取るシンジ。 そんな中、突然使徒は2号機を無視して何処かに泳いでいく。

 

「あいつ、逃げるわ」

 

「…いや、違う」

 

シンジはより一層に違和感が胸を襲いかかられ、使徒の行動を観察する。 すると、使徒が泳いでいく方向は2号機が繋がれたアンビリカルケーブルの先にあるオーバー・ザ・レインボーの方向だった。 それを確信したシンジは、彼女の上に覆い被さるように2つのレバーを持った。 しかし、突然の事に彼女は男であるシンジに防御本能で暴行をふるう。

 

「いやーーーーー!!」

 

何発も後頭部や背中を殴られ、膝で顔を蹴られながらもシンジは苦痛の表情を浮かべながら操作を続ける。

 

「イタッ!? っく…ケーブルリバース!」

 

シンジの操作によって、2号機はオーバー・ザ・レインボーにケーブルを巻き上げられて水中を引っ張られていく。 その間にも彼はアスカの暴行を受け続けた。

 

「なんなのよ!あんた! 触んないでよ、私に!! そして勝手に2号機を動かさないでよ!!!」

 

容赦無い彼女の攻撃にシンジは傷ついていくが、彼はケーブルを引っ張られている2号機を操作を続ける。

 

「……シンクロを全カット。 再起動…メインパイロットを惣流・アスカ・ラングレーから碇シンジに変更…

 

ドコッ

 

アスカの膝が彼の左目に直撃する。 そして、彼女の右フックがシンジのテンプルに入りプラグ内の壁に打ち付けられる。 やっとの思いで自分の上から男を退かしたことに、安堵するがつかの間。 再び彼は戻ってきた。 ボロボロになりながらも自分に迫る様に見えた彼女は、シンジに向けて足蹴りを放つ。 プラグ内に彼が流血した血が漂う中、アスカに何度も何度も蹴られるが彼は彼女の蹴り続ける片足を掴む。

掴まれたアスカはより一層に、残った足でシンジを蹴るが彼は暴行受けながら話し始める。

 

「…ぐっ。 悪い…けど、ゲッ…嫌な予感が……ガッ! 少しだけ、ガハッ…2号機……使わせて貰いたい。 グハッ」

 

彼に暴行を続けた彼女は疲れ始めて、少し気持ちが落ち着いたのかアスカは彼の目を見る。 シンジの左目は酷く腫れあがるが残った右目からは、何か強い思いを乗せた眼差しだった。 それを見たアスカは、トラウマである男の姿を思い出すがその時の目とは違うとわかると蹴っていた足を止める。

それを見たシンジは腫れあがる顔で少し微笑み、すぐさま2号機とオーバー・ザ・レインボーとの距離を確認する。

 

「…ゴメン、惣流さん。 許可無く2号機を操作する事も、君に触った事は謝る。 ゲホッ、だけど嫌な予感があるんだ。 何も無ければ良いんだけど、後の後悔はしなくないんだ。 だから、今だけ2号機を貸してくれ!」

 

2号機は引っ張られながらも、使徒を追い越していった。 船との距離は残り少ない中、シンジは彼女を説得する。 そんな真剣に言う彼にアスカは一言。

 

「……い、今だけよ…」

 

「! ありがとう!」

 

彼女の言葉にシンジは再び彼女の上に乗りレバーを掴む。 乗られたアスカは少し身を強張らせて我慢していた。

そして、シンジは船に巻き上げられ水面から2号機が出るとケーブルをフリーにする。 そんな所に使徒は海面から飛び出していた。 その向かう所には一機の戦闘機がいた。

それを見たシンジは、2号機を操り右手で甲板を掴まり勢いをつけて海から出て甲板に乗り上げて戦闘機の方に跳躍し始める。

 

「間に合えーーー!」

 

2号機は左手を戦闘機に伸ばして優しく掴み使徒の攻撃から守った。が、後から来た使徒に右足を噛まれてしまい重力に従って再び海に引きづり込まれそうになる。

 

「⁉︎ くそっ! お…らぁっ!!」

 

掛け声とうって変わって、戦闘機を右手に瞬時に持ち替えて紙飛行機を飛ばす様に軽く平行に投げる。 この時、この繊細で正解なシンジの行動が無ければ戦闘機は墜落してしまっている。

 

元々、戦闘機は敵対する航空機との空対空戦闘を主にした兵器である。 他の軍用航空機の多くがセミモノコック構造で胴体部が構成され中央翼構造を備えているのに対して、ほとんどの戦闘機は剛性の高い削出/溶接フレーム構造で構成され、外板は内部保護と空力特性向上を担う要素が大きい。 一般に1-4名程度の乗務員は狭い操縦室に着座したまま飛行する。 与圧の有無は任務によるが、ジェット戦闘機の場合はほとんど例外なく操縦室を与圧している。

そして戦闘機は、超音速飛行が出来る。 マッハと言う言葉があり、気圧や気温で変化はあるが大まかに言えば時速1200km/h以上の物である。 それを達すると飛行速度が音速に近づくにつれて、空気の圧縮性の影響から生ずる造波抗力の急増、翼表面に生じる衝撃波の後流における流れの剥離、その他空力変化や空力弾性的な問題が生ずる事となる。

それに生半可な機体では、空中分解の可能性も出てきてしまう。

もう一つ問題があり、戦闘機の運動が0の時に外から突如力を凄まじいほど加えられるとどうなるか?

答えは、その戦闘機に乗っている人間は間違いなく死亡してしまうであろう。 慣性の法則と言った言葉があるように、例えで電車に乗った人間が突如止まっていた筈の電車が発進すれば進行とは逆の方向に身体が持ってかれるであろう。 それと同じで、それの力を強ければ強いほど中にいる人間にかかるGは大きくなる。

 

それを見越したのか、機体や中に搭乗された人間の事を考えての行動なのかはわかるのはシンジ本人だけである。

 

無事戦闘機を使徒の攻撃を回避させた2号機は、足を咥えられながら水中を縦横無尽に泳ぎ始めた。 その中、シンジは精神面と肉体的に疲労が来てしまいアスカの上でグッタリしていた。

 

「ちょっと…サード! 大丈夫!?」

 

流石のアスカも今の彼の姿を見て、彼女の方からシンジに触り揺さぶり意識の確認をとっていた。

 

「……うん。 大丈夫よ…惣流さん……」

 

途切れ途切れではあるが、言葉を発するシンジに安心するアスカ。 そんな時、オーバー・ザ・レインボーから無線が入る。

 

『アスカ! アスカ!? 聞こえる?』

 

ミサトの声がプラグ内に鳴り響く。 アスカはシンジの上半身を自分の腹部の上に誘導して、彼の状態を楽な姿勢にさせながらミサトの返答する。

 

「聞こえるわ、ミサト。 どうしたの?」

 

『アスカ…本当にありがとう。 加持を助けてくれて…』

 

「えっ?」

 

『今さっき使徒の攻撃から守った戦闘機に加持が乗っていたの』

 

ミサトの言葉に、アスカは思わず自分の上にいるシンジを見る。 偶然とも言い切れない事が、先程シンジは行っていた。 彼女の手加減無しの暴力に堪えながら、実際に加持が乗っているとはわからない戦闘機を救い出した。 もしあの時に彼が、あのまま彼女の暴力に屈していたら加持は確実に死んでいたであろう。 今の彼女に心の支えとなっている加持が居なくなれば、もしかしたら心が壊れてしまっていたかもしれない。

そんな事をアスカは思うと身震いを起こした。

 

『さっき加持の方から無線で、「助けてくれてありがとう、アスカちゃん」だって言ってたわ』

 

「ち…ちが」

 

アスカがミサトに否定の言葉を送ろうと、口を開こうとすると自分の下からシンジの手によって止められる。

 

「……とりあえず、引き続き使徒殲滅を行います。 ミサトさん」

 

『お願いね。 2人とも』

 

そうして無線が途切れ、プラグ内には使徒に引きづられる水中の音が鳴り響いた。

 

「なんで自分がやりましたって言わないのよ…」

 

アスカは腹部にあるシンジの頭に手をのせる。 今彼女自身では、無意識に男性である彼に触っていたが嫌な感覚は無かった。

 

「ははっ……俺はそんな事よりも、今やらなくちゃいけない事が…あるから」

 

「……私はサードに酷い事を、傷つけたのよ…」

 

彼女は自分が彼にトラウマだと言え暴行してしまった事に、罪悪感に襲われ顔を下げる。 すると、自分の上に乗っていた重みが消えてしまい不思議に思い顔を上げると、横に彼の傷ついた顔で笑みを浮かべていた。

 

「だったら…手を貸して。 今使徒を倒せるのは、惣流さんだけだから」

 

シンジは彼女に向けて右手を差し出す。 アスカは一瞬彼の行動が理解できず、手間取ってしまうが彼の顔を見ていく内に彼に対して加持と同様に嫌悪感が湧かなくなっていた。

何処と無く彼からは、自分に向けられるのは卑しさや醜い感情は無く逆に支えて助けてくれる暖かい光に思えたアスカ。 今までがトラウマの所為で周りの男が敵に思えるほど嫌い、気の休まる事のない日々。 だけど、彼となら気を休める事が出来るかもしれないと一筋の希望の光が見えるように思えた。 自分の直感を信じ決意して、自分に差し出す彼の手を両手で柔らかく掴む。

 

「任せなさい! こんな魚に負けてたまるもんですか!」

 

力強く言い放つアスカを見て、シンジは彼女に両手で包まれた手を優しく握り返す。 そして、彼は前を向き2号機の視点に写る使徒の姿を見る。

 

「じゃあ…漁といきますか。 惣流さん!」

 

「…アスカ」

 

「うん?」

 

シンジは力強く使徒殲滅に移ろうと彼女を呼ぶと、アスカからは自分の名前を言い出したので不思議に思い彼女の方に顔を向けると、そこには可愛らしく照れながら彼と目を合わせないように顔を背ける女の子がいた。

 

「これから一緒に戦う仲なんだから…名前で呼びなさい。 『シンジ』 後、ゴメン」

 

照れ臭いのかフンッと言う彼女に、少しでも心が開いた事に嬉しさを感じるシンジ。 彼女の要望に応える為に、シンジは彼女の名前を呼ぶ。

 

「改めて宜しくね、『アスカ』ちゃん。 いいよ、許してあげる」

 

再びシンジは前を向くと、後を追う様にアスカも前を向く。

 

「でも、どうするのよ。 シンジ。 この状況から覆すのは苦難よ」

 

「……一つだけ策はあるよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……それって、出来るの?」

 

「てか、これしか無いよ。 今の2号機はB型装備だから、水中では戦えないよ」

 

アスカはシンジの提案に溜め息を吐くが、彼に賛同する。

 

「確かに。 私は何も案を出せないし、やるしか無いわね」

 

一度シンジは彼女の邪魔にならないように、再びインテリアの横に移動する。

2号機は、片足を咥えた使徒に刺さっているナイフを取る為に泳ぎ周る為に水の抵抗を逆らいながら身体を動かす。 そして、2号機はナイフを掴むと力強く引き抜くともう一度、使徒にナイフを突き立てる。 すると使徒は痛みに悶え、口が開き2号機の足は解放された。

 

「ミサト、使徒相手に有りっ丈の魚雷を! そして、その後ケーブルをリバース!」

 

『わ…わかったわ』

 

アスカの指示通りに、生き残った戦艦での魚雷の集中砲火が始まる。 使徒に降り注ぐ魚雷が爆発の連続により目眩ましになる。 その間に2号機は、ケーブルを巻き取られオーバー・ザ・レインボーに戻っていく。

 

「でも大丈夫なんでしょうね〜?」

 

「大丈夫、アスカちゃんが俺を…2号機を信じてくれるなら」

 

2号機は船に辿りつくと、甲板によじ登り使徒がいる方向に身体を向かせる。 しかし、問題が発生する。

 

「やっぱり片足が駄目になってるわね」

 

2号機の片足は使徒に噛まれた為に、損傷してしまい片足立ちしか出来ないでいた。 だが、シンジはその状況を打破する。

 

「ちょっとゴメンね、触るよ」

 

シンジは彼女に断りを入れてから、右手でアスカの左手に乗せて目を閉じ集中し始める。

 

バキッバキ

 

折れ曲がった2号機の右足は、不自然に動き始めるが両足で立てるようになる。 折れ曲がった箇所には、A.T.フィールドが覆うように展開されていた。 それを見たアスカは驚く。

 

「何よ、シンジ。 張れるじゃない」

 

「いやいや、最初は張れなかったんだよ? でも、今は張れるようになったんだ」

 

今の2号機は、メインにシンクロしているのはアスカだが追加にシンジとも両立にシンクロをしていた。 何処か彼女がシンジに対して、心を開いた為か2号機も応えるように一つのエヴァに2人の子供とのシンクロを可能にさせていた。

 

「まぁ、細かい事はほっといて…捌きますか!」

 

アスカは2号機を右自然体の体制に動かし、片手に持っていたナイフを両手で持ち頭の上に持っていく。 見た目は剣道の上段の構えであった。

全艦の魚雷が打ち終わったのか、海から音が無くなり代わりに使徒が海面に水しぶきをあげていた。 そして、使徒は2号機を見つけたのかオーバー・ザ・レインボーに向けて突撃し始める。

 

「アスカちゃん、イメージして。 今持っているものがナイフじゃなくて、巨大な剣って」

 

「わかってるわよ」

 

カシャン

 

アスカはシンジの言葉に返事しながら、レバーのロックを外して高起動モードに切り替える。 高起動モードは、より高い精度に操作をエヴァに伝達させる為のシステムだった。

迫り来る使徒を見て、アスカは緊張が高まり手が震え始める。 が、彼の手が再びアスカの左手に乗せられて少しずつ収まっていく。 そして彼女は2号機とのシンクロが上昇し始め一体感が身体全体に広がっていく。

使徒は海面から飛び出し、2号機に向けて大口を開いて飛んでくる。 それを見てシンジはアスカに叫ぶ。

 

「いっけぇーー!!」

 

「デアァーーーッ!!」

 

目の前まで迫る使徒に、2号機は4つの目が光り輝き頭上に構えたナイフを力強く振り下げた。 ナイフの先からオレンジに輝く薄い刃が使徒に向けられた。 すると、使徒は何かにぶつかったように空中で減速し始める。

 

「ぐぐぐぐぐぐっ!」

 

だが、使徒の勢いは止まらず逆に2号機の身体が少しずつ後ろに下がり始める。 アスカは負けじとレバーを押すが途中から前に進まないでいた。 それをブリッジで見ていた人間達は、誰もが敗色の色しか見えなかった。 だが、諦めでいなかった人間は一人いた。

 

『「アスカちゃん! 負けるな!!」』

 

シンジは彼女に対して声援を送ると、胸に感じていた痛みが無くなり何処か自分が消える様な感覚に捉われる。 それに対して彼の声援とかぶる様に懐かしい誰かの声により、アスカの心に火が灯り目に力が入る。

パイロットの心に応えるように、2号機は彼女とのシンクロ率を大幅に上昇させ顔の装甲が開き中から新たな4つの複眼が輝く。

次の瞬間、2号機の両腕がバンプアップしたように太くなり徐々に使徒の身体にナイフの先に展開されたA.T.フィールドが食い込んでいく。

 

ズバッ

 

2号機が両手を下げ終わると、使徒の身体は2つに裂かれ2号機の両脇を通り過ぎて海に落ちていった。

 

『……や、やったわ! アスカ、シンちゃん! 使徒を倒したわ!!』

 

プラグ内にミサトの声が鳴り響き、その言葉にアスカは安堵してインテリアに深く寄りかかる。 だが、シンジは彼女の声は聞こえてはいなかった。

 

『………とうね。 シン……ん、あ…子を…長く……くね』

 

今の彼は向日葵畑にいる女性の何処か嬉しそうな顔を眺め、ゆっくりと意識を闇に沈んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

使徒の撃退後、無事艦隊は日本に到着して新横須賀で船を止めていた。 そこにネルフからリツコを始めとする技術班が来ていた。 オーバー・ザ・レインボーの甲板に横たわる2号機を回収作業が行われていく。

 

「よく被害をここまで小さく出来たわね」

 

リツコは残った艦隊を見て呟く。

今回の戦闘で、元々2号機を輸送している時に護衛艦は30隻が配置されていたが10隻も破壊されていなかった。

 

「まぁね、2号機が出る前に数隻で…出撃の後は1隻ぐらいしか落ちなかったんだから」

 

船から降りたミサトがリツコの横で状況の説明をしていた。 そんなミサトが説明をしている中、リツコは今回の戦闘記録を眺めていた。

 

「でも、今回の戦闘で貴重なデータ取れたんでしょ? 初エヴァに適格者の子供2人を乗せた記録」

 

「…えぇ、物凄く貴重なデータよ」

 

束になっているデータが書かれた紙を、早めな速度でリツコは読み上げていく。 徐々にリツコは、データを見ていく内に顔に力が入っていく。 隣にいるミサトは、疲れが溜まっているのか身体を伸ばす際に顔を上に向けている為にリツコの表情は見ていなかった。

 

(これは…一度碇司令に報告しないと。 思った以上に事が進んでるわ…早くあの『システム』を完成させないと、シンジ君の身が)

 

険しい顔でリツコは思い耽る。

 

(今回の戦闘でわかった事は、戦闘中でシンジ君は2号機とのシンクロに問題無く接続できた事。 本来は適格者に適したエヴァしか乗れない常識だった。 だけど…シンジ君はそれを覆した。 データ上では一時的にシンクロ出来た結果になっているけど…もはや『同化』とも言っていい。 シンジ君は2号機と『同化』して動かしていた。 そのお陰か、戦闘の最後にアスカのシンクロ率を手助けして過去最大の96.8%まで上昇させた…。 彼はアスカと2号機の中継を補い、人とエヴァとの間を繋ぎ合わせた。 だけど本来…人がエヴァと『同化』してしまえばエヴァに取り込まれる。 でも、結果はシンジ君は無事…。 これは早急に『システム』以外の対処と細かい事を調べないと)

 

一度読み終えたデータをリツコは、ペラペラと読み返していた。 ふと、リツコは疑問に思った。

 

「ミサト、そう言えばシンジ君は? もう降りている筈よね」

 

「…あ〜、シンちゃんなら一足先に本部に行かせたわ。 治療の為に…」

 

ミサトからのハッキリしない言い方にリツコは疑問符を浮かべる。 リツコの目から2号機の損傷は、第3新東京市に襲来してきた使徒との戦いの中では小さい物だった。 それに『同化』の為にフィードバックが大きくても、たかが擦り傷程度の筈なのだから。

 

「えっとね…私も聞いて驚いたんだけど。 戦闘中でシンちゃんがアスカに触れちゃって……。 ほら、アスカってトラウマ持ちでしょ?」

 

「……そういう事ね」

 

リツコもデータでアスカの過去を知っている為に、ミサトの言葉に察した。 毎度の事ながらシンジが戦闘に出る度に負傷している事を思い出したのか、ミサトとリツコは顔を顰めてしまう。

 

「シンちゃんって、いつも怪我してるわね…」

 

「そうね…殆どが要らぬ怪我だけど」

 

その場に2人の声は周りの人間には聞こえずに静かに消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやはや…人生初で走馬灯を見た船旅でしたよ。 でも使徒は無事殲滅、届け物も何も無くお渡しできました」

 

ネルフ本部の司令室では2号機に助けられながらも、一足先に脱出した加持はゲンドウと冬月の前に立っていた。 この司令室に入室許可を彼は貰っている時点で、加持は一介の職員で無い事が分かる。 そして、加持は手に持っているトランクを執務机の上に置く。

 

ピッピッピッピッピッピッ

 

ピー

 

カチャッン

 

トランクには指紋認証と暗証番号を入力する機械が備えられており、加持は6桁の暗証番号を入れて指紋をスキャンさせると鍵が開けられた。 加持はゲンドウと冬月に見せる為に、トランクを開け2人の方に向ける。 トランクの中身を見た冬月は驚く。

 

「ほぅ、ここまで復元出来たのか」

 

「えぇ…硬化ベークライトで固めていますが。 生きてます、間違いなく…。 いや〜、こんな物を持って運ぶのは心臓に悪いですよ。 金輪際はこう言う仕事は遠慮しますよ。 碇司令…これが人類補完計画の一つなんですね?」

 

「あぁ、そうだ。 これが最初の人間である…アダムだよ。 我ら人類の悲願を果たす為の一つである存在だ」

 

ゲンドウは目の前にある物を眺めながら、サングラス越しからでも分かるほどに彼の目には何処か怪しい光を灯っていた。 ふと加持は、ゲンドウの言葉に疑問に思った事を聞く。

 

「碇司令。 では、これ以外にも計画に必要な物は多数あるって事ですか?」

 

「…計画に必要な物は合計で5つ。 これら全部を揃えば計画を発動できる」

 

それを聞いた加持は、自分の中で計画の正体を暴く為に考えながらその場を後にしようとする。

 

「そうですか…では、碇司令。 また後ほど」

 

プシュー

 

加持は司令室から退出する。 そんな加持の後ろ姿を見送った2人は、執務机の上に置かれた物に目を向ける。

 

「碇、後は時と残りの物だけだな…」

 

「あぁ、計画の時は…もうすぐだ。 老人達も知らない方法で、私が計画を実行させる…ユイ。 待っていてくれ」

 

ゲンドウは、硬化ベークライトに固められたアダムを眺めながら暗く静かな司令室に一言呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いや〜、2万文字近く書くと疲れるわ〜。(-。-;

そんなともあれ、作中で出たガギエルさんはコチラ!


【挿絵表示】


漢字間違えてる所はありますが、スルーでお願いいたします。(^人^)

姿形はそこまで変えずに、彼等を新しい展開を生む為にこうなりました。

そして! とうとう感想数が100越えしました! 皆様、ありがとうございます!

ヨッピーは、感激しましたね。

こんな作品ながら、最初から見てくれて感想くれる方や新しくお気に入りに登録してくれたにも関わらずに感想までくれる方など!

これからもガンバらる!

そんなヨッピーの心境でした。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

シンジ「確かに嬉しい事だよね、少しずつと人が増えて行くのわ」

アスカ「私をもっと出せばより、人が増えるんじゃないかしら?」

レイ「自意識過剰…」ボソリ

ミサト「そう言えば、あの2人は?」

あぁ、彼等なら家に帰って宝物を新たな所に隠しに帰りました。

ミサト「男の子って、そういう所ってナイーブよね」

そんな事言って、ミサトがシンジの部屋に入ったら彼が◯◯◯ーしてる場面に出くわしたらどうよ?

シンジ「ヨッピー…お前はっ!!!! 神破・閃神塊!!」

ドゴォォン

ぐああああぁぁぁぁ! キラーン☆

シンジ「ふぅ、悪は滅ぼした」

レイ・アスカ・ミサト「…………」

シンジ「皆さん、スミマセン。 ヨッピーが急遽、お部屋から退出した為に俺が最後締めさせて貰います。では、次回で…ジーク・ヨッピー!」

レイ・アスカ・ミサト「「「……ジーク・ヨッピー」」」(((…怖い)))



























ジーク・ヨッピー!(`_´)ゞ
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