いや〜、あのゲームは私の大好きなんでイベントを消化させる為に少し遅れました。
すみません。m(_ _)m
そして、この作品を待ってる?方から感想で更新何時ですか?と聞かれて、ヨッピーは本当に幸せ者です…。(;_;)
なので、今回は急ピッチで書き上げました。(^_^)v
シンジ「ヨッピーったら、ブレフロに熱中しすぎなんだよ…。 タブレットまで使って、二つのアカウントでやってるし」
それほど好きなんや…。
ミサト「まぁ、人には好きな物はあるのは当たり前よ。 だけど、私達の話をちゃんと書きなさい…ヨッピー」
うす
アスカ「そんな事ばかりしてると、読者の方々が離れていくわよ」
はわぁっ!?Σ(・□・;)
それはアカン。 よし…少しでも1日1日書いていくか。
レイ「…夏休みの宿題?」
シンジ「ははっ、確かにリアルの時間だと夏だしね」
そんなこんなで最新作をどうぞ!( ̄Д ̄)ノ
ジーク・ヨッピー!
シンジ・レイ・アスカ・ミサト「「「「ジーク・ヨッピー」」」」
朝、場所は第3新東京市。 この街に住む人間達は、学生であれば学校に社会人なら仕事場に通勤しているだろう。 今現代は季節は無く、常に夏の日差しが通勤している人間達の頭の上で照りつける。
ミーーンミッミッミーンミーン
第3新東京市にある木に蝉が止まっており、忙しなく鳴き続けていた。
ガラッ
「おはよ〜ん」
第一中学校に登校し、自分のクラスに入るシンジはドアを開けてクラスメイト達に挨拶を送る。
「おぉ、おはようさん。 シンジ」
「シンジ、おはよう」
「あっ、碇君。 おはよう」
上からトウジ、ケンスケ、洞木の挨拶が返ってくる。 他にも何人かのクラスメイトからの挨拶も返ってきていた。
「…おはよう」
シンジが教室に入る後に続き、レイも教室に入る手前で挨拶をする。 最初、シンジとレイが一緒に登校する際に彼の後に追うように入る彼女は今までしなかった挨拶を彼を真似るようにし始めると、その場にいたクラスメイト達は驚愕していた。
それもその筈、彼女はシンジが来るまでは口も最低限しか開かず人を寄せぬ雰囲気を漂わせる少女だった。 それが今では、普通に挨拶が出来て少ないながら他のクラスメイトから話しかけられても返すほどに改善されていた。
「綾波も、おはようさん」
「おはよう、綾波」
「綾波さん、おはよう」
そんなクラスに少しずつ馴染み始めている彼女を見て、シンジは心の底から微笑んだ。
今のシンジは、2日前の戦闘で負った傷により左の瞼が腫れ上がってしまい今だ眼帯をして生活を送っていた。 身体に負った傷は、制服に隠れて見えないが最初に彼を見たクラスメイト達は顔の傷に驚いていた。 偶に歩いてる最中、距離感が取れず物にぶつかったり蹴躓いたりする。 そんな中、彼を手助けする者がいた。
それが綾波レイ、彼女だ。 以前にも、このような事があった為にそれを見たクラスメイトからは何も言わないでいた。 他にもシンジが困っていたり、彼女がその時に近くにいなかった場合はクラスメイトが手助けしてくれていた。
今のシンジがいるクラス全員は、日々彼に色々と手伝ってくれたり手助けしてもらったり相談してくれる為にクラス一同が恩を返すように助けていた。
「はぁ〜、早く怪我治ってほしいよ」
自分の席に座るなり、彼は愚痴てしまう。 シンジ的には、助けられるよりも助ける方が好んでいる為に今の状況が好ましくなかった。
「仕方あらへんで、シンジ。 とりあえずは、ゆっくり怪我を治すのを専念しときや」
「そうそう、無理して何かあった時は俺らも悲しいからさ」
「うぐ…」
トウジとケンスケの言葉に、シンジは言葉を詰まらせる。
その後、授業が始まるのを知らせる始業のチャイムが学校全体に鳴り響き教室に教師が入ってくる。 それを見た洞木は号令をかける。
「起立…礼! 着席!」
その号令に従い、クラス全員が立ち上がり教師に向かいお辞儀をして再び座る。 それを見た教師は、授業を始める前にクラス全員に告げる。
「あ〜、授業を始める前に。 このクラスに新しい生徒が転入してきた」
ざわざわ
教師の言葉にクラス全員が騒ぎ始める。 それを見たクラス委員長である洞木が注意を入るが余り効果は無く、クラス内は賑やかになる。
「なぁ〜、シンジ。 どんな奴がやってきたのかなぁ」
「センセは男女、どっちやと思う?」
シンジの席に近いトウジとケンスケが、周りの空気に紛れるように彼に話しかける。 そんな二人の言葉に、彼は少し考える。
「う〜ん…わからないな。 まぁ、どっちでも構わないからどうでもいいかな?」
彼のセリフに聞いた二人は、シンジの性格を思い出したのか愚問だと思った。
「確かにセンセは、誰でも仲良く出来るから変わらへんな」
「本当本当。 シンジの長所だよな」
シンジは余り人を選ばない性格で、余程悪い性格を持った人間以外は簡単に交流を深めるのが彼の一つの特技でもあった。 そんな話をしている間にも、教師は廊下に待たせた転校生を教室に入るように指示を出していた。
「では、惣流。 入って来なさい」
(ん? どっかで聞いたような…)
シンジは教師の口から出た名前に心当たりがあり、その名前を何処で聞いたのかを思い出そうする。 彼は視線を机の方に下げて、右手を顎に持って行き頭を悩ませた。 そんな彼を置いていくように、周りは動いており一度クラス全員は静かになると教室のドアがスライドして転校生の姿を現わす。
それを見たシンジとレイ以外のクラス一同は、転校生の姿に驚いていた。
その転校生の性別は女子で、髪は長く色は紅茶色で頭には2つのインターフェイスが付けており明るい蒼の瞳を持っていた。 顔は整っており、抜群のプロポーションで自他共に認めるほどの美少女が教室に入ってくる。 少女は教卓の横まで歩き、そしてクラス全員と面を合わせるように向きを変えた。
「今日から、この第一中学校に転入した…惣流・アスカ・ラングレーです。 よろしく」
アスカの自己紹介が終わった瞬間に、クラスは再び賑やかになる。
「きた! 美少女!」
「髪綺麗!」
「スタイル抜群!」
「モデルみたい!」
クラスの男子と女子で、アスカを見て思った事を述べていく。 そんな中、レイは我関せずに外を眺めていた。 トウジとケンスケは、オーバー・ザ・レインボーであった少女がここにいる事に驚きの余りに声も出せないでいた。 洞木は、クラスを静かにしようと必死に声を出していた。 そんな周りの音に、吃驚したシンジは悩ませた思考を中断して顔を前に向かせた。
すると、そこにアスカの姿を見て驚いた。
(なんでアスカちゃんが⁉︎)
驚いたシンジは思考が止まっている所に、アスカに見つかり驚いている顔を見て可笑しかったのか少し笑うとそれを見た男子達は心を奪われ、女子はそんなアスカの美貌を羨ましそうに見ていた。
☆★☆★☆★
カタカタカタカタカタ
パソコンのキーボードを叩く音が鳴り響く部屋に1人、リツコはネルフ本部の一角にある研究室でパソコンに前回の戦闘データを入力していた。 自分で用意したコーヒーの匂いが部屋一面に広がり、リツコはそんな空間の中で黙々とデータを整理していた。
(とりあえずは今日シンジ君に来てもらって、テスト序でに調整出来れば…)
キーボードを叩く手は凄まじいスピードで動き、ミス一つ無い入力で画面には高速で打ち込まれた数字が流れていた。 そんな常人離れした事が平然とやってのける女性、赤木リツコだった。 作業がひと段落ついたのか、手を止めテーブルに置いたコーヒーに手を伸ばし口元に持っていく。 少し口に含み味と風味を楽しみながら気持ちを落ち着かせる。
「ふうっ」
(そうだわ…テスト終わったら、彼をまた誘いましょ。 この前頼んだ物があるから、それでも摘んで…)
と、リツコがそんな考えをしてる所に後ろから男性の姿が近寄ってくる。 彼女に近寄る男性は、気配を消している為にリツコは気づかないでいた。
そして、触れられるほどの距離まで接近すると男性はリツコの肩の両サイドから両手を伸ばして、優しく抱きしめ男性は顔をリツコの左肩に乗せる。
「少し痩せたかな?」
リツコは突然の事に身体を硬くして驚くが、今自分を抱きしめている男性の正体がわかるとふっと力を抜いた。
「…もう、加持君たら。 吃驚させないで。 それにハズレよ、1250gプラスよ」
やれやれと言いたげな顔を下げるリツコに、加持は彼女の顔を右手で自分の方に向かせる。 今の彼は、男性として女性に口説くように優しく声をかけて時に強引な行動で自分の存在をアピールしているように見える。 何処と無く映画のワンシーンのような状況の中、加持は真剣な表情をしながら一言。
「それは…実際に目で確認をしたいな」
普通の女性であれば、加持のような男性に口説かれると大半は赤面したり照れたりする女性が多い。 彼は身長も高く身体付きも良く、後ろ髪が長く少し顔も良く無精髭を似合わせる男性だ。
そんな彼にリツコは口説かれているが、彼女は加持のアピールに対して何も感じないのか最初から軽く笑った顔から変わらないでいた。
自分のアピールに反応が薄いリツコを見て、加持は不思議に思い彼女の目を見つめる。 すると、彼女の視線は自分から少しずれた所に向けられており、丁度自分の後ろを見ていた。 それを追うように加持はその方向に顔を向けようとする。
ガシッ
しかし、加持の顔は第三者の手によりリツコが向けて方向には向けなかった。
「加〜〜〜〜持〜〜〜〜?」
なんとも女性のトーンとは思えぬ低い声が室内に鳴り響く。 今加持の頭を鷲掴みしている正体は、満面な笑顔を彼女の顔にただ貼り付けたようなミサトの姿が。
「あたたたっ、降参だ。 葛城」
少しずつ加持の頭を掴むミサトの右手に力が込められ、その痛みにすぐ様に加持はリツコを離して両手を上に上げた。 それを見たミサトは素直に手を離した。 離された加持は、頭を摩りながらリツコから離れた。
「相変わらずね、加持君は。 自分の気配を消せても、ミサトの存在に気づけないなんて…」
「こいつは、女に構ってる時が一番油断するのよ。 全く…変わってないんだから」
ミサトは溜息を吐く。 そんな中、ミサトのアイアンクローから解かれた加持は先程の事を無かったように2人に話しかける。
「いや〜、こうやって3人で集まるのは何年ぶりかな? また一緒に連めるな」
「そうやって、自分が悪い状況になると誤魔化そうとする所も変わらないわね…」
ミサトは、核心を突かれ苦笑する加持の横を通りリツコに近寄る。 そして、左脇に抱えられた書類をテーブルの上に邪魔にならない所に置いた。
「これ、頼まれてた奴。 ドイツから送ってもらった二号機のデータ。 じゃあ、後任せたわ」
自分の要件を言い終えると、身体の向きを変えて場を離れようとするミサト。 それを見たリツコは後ろ姿のミサトに頼み事を言う。
「あぁそうだわ、ミサト。 午後にシンジ君を本部に来るように言っといて。 シンクロテストをさせたいのよ」
「了〜解」
リツコの言葉に軽い返事を返すミサト。 そのまま、部屋を出るために扉に向けて足を進ませると進路方向に加持がいて、横を通り過ぎようとするが彼の横に着くとミサトは止まった。
「まぁ…でも。 なんだかんだで別れたけど、あの時加持君が無事で良かったわ。 お帰りなさい、加持君。 また今度…飲みにいきましょ。 3人でね…じゃあ」
ミサトは優しい顔で加持に言いたい事を言った後、肩をポンと叩きその場を後にした。 それに変わって加持は、彼なりにミサトの事を解っていたつもりでいたがそれが間違いだと気づく。 それに気付いた加持は、少し溜息を吐きデカイ魚を逃したと言わんばかりの表情をした。 そんな加持を見てリツコはクスクスと笑っていた。
「加持君ったら、後悔してる?」
「…うーん、そうだな。 付き合ってた時より、今の方が輝いているな。 実際にさっき通り過ぎようとした時にあんな言葉を言われるなんて、前の彼女からは思えないからね。 葛城…変わった? りっちゃん」
「まぁね…。 女が変わる時は、いつも男が関係してるわ」
加持はリツコの言葉に興味を持ったのか、再びリツコに近寄りテーブルに少し寄りかかる。
「あれ? 今は葛城って誰かと付き合ってる?」
リツコはクスッと笑い、コーヒーを少し飲むと彼女は少し上を向く。 何処か愛焦がれたような表情になるリツコの横顔に、少し真剣な顔つきになる加持。 彼も何処と無く、彼女達が変わった要因が予想はついていた。
「ミサトが変わった理由は…シンジ君ね。 彼女、シンジ君と一緒に暮らし始めてから変わり始めたもの」
リツコの中では、シンジが来る前のミサトは仮面を被っているようにしか見えなかった。 最初、少し彼女とプライベートで飲んでいる時に一瞬寂しさで塗られた表情が浮き出ていた所をリツコは見ていた。 確かに、彼女は比較的に明るい女性であるとリツコも理解していた。
だが、そんな明るいと他人に思わせる所が無理しているじゃないかとリツコは感じていた。 ネルフでのミサトの立ち位置的に、仕事が多く日々夜遅くなるのはリツコは知っていた。 ミサトの家にはペットがいるのも知ってはいるが、彼女が過去の出来事を考えれば孤独感を紛らわせるのは無理に決まっている。
少しずつミサトが、何処か磨り減っているように見えた所でのシンジとの出会い。 そして同居。 そんな彼との生活にミサトは変わり始めた。 本来の明るさに無理無く、彼女の魅力も溢れ出るようになっていた。
そんな彼女を見て、リツコは羨ましかった。
リツコは天才と言われてきた。 彼女の母もまた天才の科学者の為か、娘も科学者になり周りから天才だと言われ始めた。 その為か、周りは彼女から距離を取り始める。 名の高い科学者の娘で天才と言われる為、周りの人間は彼女の事を違う次元の人間と認識してしまった為に距離を取った。 彼女本人は、確かに他の人間より少し出来るだけでリツコも普通の人間のように人との触れ合いを望んでいた。 そんな所にミサトと出会い、次に後輩のマヤと出会って最後にシンジとも出会う。 彼らに会う前に他にも色々な人間と会ってはいるが、ゲンドウと冬月以外は殆どは人との距離が遠かった。
リツコの初恋は遅く、彼女が母親に呼ばれネルフに来た時にゲンドウと出会って一目惚れ。 しかし、既婚者と知ってはリツコの恋は消えていった。 そんなこんなで時は流れてシンジが第3新東京市に来ては出会い、そして使徒と戦っては人との繋がりを広く持ち生活してる中で、シンジと彼女が関わる事は少なからず存在した。
最初リツコは、彼の事を賢いだけの子供と見ていた。 自分では子供は好かない性格と自覚してるつもりだったが、彼と接触して会話をして行くうちにリツコはシンジを他の子供と同じでは無いと理解した。 シンジの行動や思考、色々な面を見てある種の完璧超人に見えたから。 性格は悪くなく、家事が出来て人を気を使い思いやる心を持った優しい少年に彼女は歳が離れていると言えど最近は少し異性として見るようになってしまった。 父親からは思わせない人柄に、自分でも彼に興味を持つ事に驚いていた。
その為に彼をどうにか自分の下に働かせて、いつも側に居させようと考えた。 しかし、その考えにシンジは内なる意味に気づいてはいないが彼女が何度も勧誘するが断られる。 そして、ミサトがシンジとの同居の話を先に越され悔しい気持ちになるが自分だったら断られていただろうと予測し自分なりに納得した。
だから、リツコは少ない合間にシンジとのお茶会が楽しみで仕方なかった。 数少ない彼との時間を過ごすのが。
「女が変わるのは…いつも男よ。 そして私もその一人なのよ?」
リツコは優しい微笑みで言う。 今の彼女は科学者としての顔では無く、女として自分が出せる表情だった。 そんな表情を見た加持は、内心で少し心に衝撃が走る。 加持がリツコと知り合ってから、彼女の表情を今まで見た事無く余りにも女性として魅力が溢れていた。
「…あ〜、なんと言うか…凄いな彼は」
加持は彼女らと少しばかり会っていないだけで、ここまで変わっているとは思わず素直に驚いていた。
「えぇ、彼は凄い男の子よ…だから失う訳にはいかないわ」
ガラッ
パサッ
リツコはテーブルの引き出しから書類を取り出す。 彼女が出した書類に興味を惹かれたのか、加持はテーブルに置かれた書類を手に取り中身を読んでいく。 書類に書かれた内容に加持は、書類から目を離してリツコの方に向く。
「りっちゃん…これって」
「そうまだ完成はしてないけど、雛型である《ダミーシステム》よ」
☆★☆★☆★
カシャッ
一枚の写真に他の女子と話している横顔のアスカの様子が写し出される。
カシャッ
また一枚と体育の授業を行っているアスカの姿が写し出される。
カシャッ
そしてまた一枚と盗撮で色々なアスカが写し出された写真は、その実行犯であるケンスケはすぐ様に現像して放課後に体育館裏でコッソリとトウジとケンスケで第一中学校の男子生徒達に売っていた。
「猫も杓子もアスカ…アスカかぁ。 毎度あり!」
「外面だけなら普通に整ってるからのぉ」
「まぁ、そのお陰で俺は稼げるんだけどね」
客足が収まったのか、地面に敷かれたシートには幾つかのアスカの写真が並べられていたが残り数枚しかなかった。
「シンジの方も…最初の方は女子に人気あったからな」
「でも、その事をセンセに説明したら拒否られたしな」
「だけど…シンジは後々に自分の写真が出回ってる事を知っても、俺らに言わないしな」
「シンジの事さかい、条件と限度を弁えれば何もいわんし。 今のアスカの写真だって、そうやしな。 流石にシンジも一度、ワイらに注意はするがコッチの事情を知ってるからかそれ以上は口を開く事はないし…」
粗方アスカの写真を売れたのか、2人は後片付けをする。 そう彼らは少ない小遣いを、こういった事をして少しでも稼いでいた。 その事をシンジがやって来る前やっていた。 その時の被写体はレイで、意外にもその時の彼女の写真を少なからず買う生徒はいた。 そして、シンジが第一中学校にやってきて和解し連むようになると少ない機会ではあるが2人はシンジから奢ってもらう事が少々。 その事については2人も感謝しているが、ただ奢ってもらうだけでは何かが違うと感じたのか、2人は後々にシンジからの好意を止めさせた。
そのまま、彼にただ奢ってもらっては2人は友達としての何かが失ってしまうと感じた。 その為、彼らは彼らなりの稼ぎ方で少ないながらシンジと色々な所に行っては買って遊んではしゃいでいた。
そして、そんな2人からの気持ちにシンジも盗撮と売買の事を強く言えないでいた。 しかし、流石に友達が警察沙汰になる事は望んでいない為にしっかりと条件を言い渡した。
ひとつ・卑猥な所は撮らない。
ふたつ・言い逃れが出来ない盗撮の為に限度を考える。
みっつ・売った男子が他の女子に見つかってしまっても余り追求させない写真を撮る事と高額なやり取りは禁止。
この条件をシンジは2人に言った。 盗撮自体が犯罪の為に、本当に見つかってしまっても子供がやる範囲として更衣室内の盗撮は厳禁。 そして、盗撮をやっているからには限度をわきまえる事。 最後に、その事を余りバレ辛くする為に高額なやり取りはせず自然なアングルでの撮影をする事。
この三つを持って、2人の盗撮を見逃すシンジだった。
「アイツも少し甘い所があるから、色んな人間に好かれんちゃう?」
「確かに」
「今度、シンジを誘ってゲーセンいかへんか?」
「いいね。 そうだ、最新作のアイアンフィスト6出たんだった。 意外にシンジって格ゲー上手いからな」
「せやな、センセの王様はクセが強いさかい倒し甲斐あるしな」
「「ハハハハハッ」」
片付け終わった2人は、今回のアスカの転校により財布の中身が暖かくなり上機嫌で校舎に戻っていった。
☆★☆★☆★
ゴポッ
エントリープラグ内のLCLがシンジの肺に満たしたのか、残っていた酸素が口から排出された。 その様子を別の部屋でモニターを通して見ていたリツコは、エントリープラグ内にいるシンジに報告する。
「それではシンジ君。 これからシンクロテストを始めます」
『了解です』
始まったシンクロテストに、他のスタッフに仕事を任せてリツコはエヴァとシンジの動きを手にしているタブレットを持って途中経過を眺めていた。 リツコは立っている中、彼女の前に後輩であるマヤが椅子に座り端末に設置されたキーボードを操作していた。
「そう言えば、先輩? このシンクロテストって、前のと違いますね。 今まではエヴァとのシンクロ率を図る物が、今回は逆に制限をかけていくなんて」
そう今行っているシンクロテストは、エヴァとのシンクロ率を図る物では無くシンジと初号機とのシンクロ率の上限を設定するテストだった。
「それは、まだあの《システム》が完成してないからよ…マヤ。 気休めだけど」
「それにしても、何故シンジ君のシンクロ率に制限をかけるんですか? パイロットとエヴァでシンクロ率が高ければ、より使徒に勝てる勝率が上がるのに」
本来、エヴァとのシンクロは選ばれた子供である訓練を重ねてやっと乗れる物。 それに変わり、シンジは何も訓練無しに初めての起動にシンクロ率は90%オーバー。 最早、エヴァに乗る為に生まれてきたと言われても過言ではなかった。
しかし、前の海での戦闘データをリツコは気を付けないといけないデータを見てしまった為に今回のシンクロテストで彼とエヴァのシンクロ率に上限を設定させる。
「最悪な状態を避ける為よ…」
リツコの真剣な表情での姿に、マヤは彼女に何も言えなくなった。
その後、シンクロテストが終わった後はシンジとマヤとリツコの三人でお茶会を開き先程のテストには無い柔らかい空気が、その場所に充満していた。
☆★☆★☆★
お茶会が終わり、シンジはネルフを出てミサトの家に向けて帰宅していた。
(なんだろ…今日のシンクロテスト、なんか初号機との会話し辛ったな。 もしかしてシンクロ率…落ちた? でも、リツコさんは前と変わらないって言ってたけど)
ブロロロロッ
シンジが歩く歩道の横に、道路の上に走るトラックがすれ違う。 そんなトラックの存在にも、気づかずにシンジは足を進ませていた。 そのトラックがミサトの家であるマンションの方向から来た事を知らずに。
ガチャッ
「ただいま〜って言ってもいるのは、寝ているペンペンぐらいだけど…」
帰宅したシンジは、玄関で靴を脱いでる際に廊下に並べられた段ボール達を見つける。
「えっ? なにこれ…。 ミサトさん、なんか買ったの?」
シンジは何個か積まれた段ボールを見ながら、自分の部屋に向かう。 そして、自分の部屋に荷物を置いたら夕飯の用意をするかと考えながら襖を開けるとそこには大量の段ボールが部屋一面に並べられていた。 そんな部屋を見たシンジは、思考すら止まってしまったのか固まってしまった。 数秒過ぎると我を取り戻したのか一言。
「なん…これぇ?」
そんな一言を呟くとリビングの方から歩いてきた、頭にタオルを被せたアスカが現れる。
「失礼ね、私の荷物よ」
「あれ? アスカちゃんが、なんで此処に?」
冷蔵庫から拝借したのか、片手に持っていた缶ジュースのプルトップを使って開けて一飲み。
「シンジ…あんたお払い箱よ」
「ワッツ?」
「本当は加持さんの所に行きたいんだけど、加持さんと会えなかったからしょうがなくミサトの家に住む訳になったのよ」
取り敢えず彼女の言葉に理解したのか、シンジは元自分の部屋にあった荷物を探す。 その姿を見たアスカは察したのか、シンジに声をかける。
「あぁ、荷物なら居間の端に置いたわ。 さっさと出て行きなさいよ、シンジ。 男女7歳にして同衾せずよ」
アスカは自分の後ろにあるシンジの荷物に指を指す。 彼女の言葉に部屋の中を探していたシンジは、部屋から出てきて居間に向かった。
(まぁ、確かにアスカちゃんが此処に住むなら俺が出ないとな…。 アスカちゃんは男性嫌いだし、俺がいたらより一層だな)
「でもまぁ…私も鬼じゃないわ。 アンタがどうしてもと言うなら私は我慢するわ」
黙々と自分の荷物を確認していたシンジは、彼女の言葉を聞いていなかった。 そして、確認し終わったシンジはボストンバッグを肩に背負い玄関に向かう。 流れるような彼の動きに、アスカは何も言えず見ていた。 彼女は、元々ミサトの家にシンジが同居している事は知っていた。 それを悪戯心でアスカは本気で無い言葉をシンジに言った。
しかし、その行為が完璧に悪い方に進んでしまった。 リビングを出る前に、シンジはアスカの方に振り返る。
「じゃあ、アスカちゃん。 また会う時はネルフで。 あっ、後ミサトさんには…お邪魔しましたって言っといて」
伝言を彼女に頼むと彼はリビングを出て玄関に向かった。 放心していたアスカは我に帰る。 そして彼女はシンジを追う。
「ちょっ! 冗談よ、シン…」
キィー
ガチャッン
だが、彼女の言葉は間に合わずシンジはミサトの家を出ていた。
自分が起こしてしまった事に罪悪感が襲い、外に出たシンジを追いかける事が出来ずに廊下で静かにドアを眺めながら佇んていた。
★☆★☆★☆
夜の第3新東京市、街の中央部分は店の看板や街灯などの光が灯り人気は多く賑やかになっていた。 そんな所に一人の少年が歩いていた。
「さて…どうするかな。 取り敢えずは今晩だけでも寝る場所探さないとな。 明日にでも新しく住む場所を見つけないと…」
シンジはカプセルホテルやビジネスホテルの値段を眺めながら、安いホテルを探していた。 彼は莫大の給料を貰っているのにも関わらずに、節約精神が凄かった。 現にミサトの家に生活してる中、使ったのはミサトの車のローンと少し友達と遊ぶお金と生活に必要な下着や必要最低限の服しか使っていなかった。 その為にボストンバッグ一つで済んでいた。
「うーん、此処なら街の中で一番安いな」
そうしてシンジは妥協できる値段のホテルを見つけると、足を動かそうとするが彼の後ろから声をかけられる。
「シンジ君?」
シンジは後ろに振り返ると、そこには制服姿のレイがいた。
「あれ。 レイさん、今帰り?」
レイはシンジの言葉に返事するように頷く。 今のシンジの姿にレイは不思議に思ったのか、彼に質問する。
「…何故、ホテルに入ろうとしてるの?」
「あ〜、俺ミサトさんの家から出てきたんだ。 アスカちゃんが…あっ、レイさんはまだ会ってないか。 二号機パイロットの女の子が、男性嫌いだから男である俺がミサトさん家から出なくちゃいけなくなって…取り敢えずは今晩だけでも寝る場所を探してたんだ。 そして、このホテルなら安いから入ろうと…」
そうシンジが話してる最中にレイは、彼に近寄りボストンバッグを持っている逆の手を掴んだ。
「なら…私の部屋に来ればいい」
「えっ…?」
突如、レイの言葉に今日で3回目の本気の驚きに彼は固まってしまった。
第3新東京市の夜は、まだ始まったばかり…
ドン!
トウジ・ケンスケ「「誰がアホか!?誰がバカか!?誰がドジか!?」
「「ヨッピー!!」」
トウジ・ケンスケ「「そのアホな頭で、作品を書き! その一作で読者の気持ちは地に沈む!天下アホで男の中の男!! それは誰か!?」
ドン
ヨッピー!
《ヨッピー軍総大将・ヨッピー》
私こそが本物のアホだ。
どうも、キングダムで汗明のキャラが好きなヨッピーです。(≧∇≦)
あの独特なキャラは、好物ですね。^_^
最後は蒙武にやられますが…
そんなこんなで…また次回作で
ケンスケ「俺らって、これだけの為に呼ばれたのか…」
トウジ「悲しいのぉ…」
では、ジーク・ヨッピー!(`_´)ゞ
トウジ・ケンスケ「「ジーク・ヨッピー…」」