転生先は、新世紀エヴァンゲリオン   作:㐂眼翔

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やっと本編を出せる…

でも、人に見せると考えると…ガクガクブルブル((((;゚Д゚)))))))




新しき道に…

 

 

西暦2000年、南極に大質量隕石が落下。

かくして有史以来未曾有のカタストロフィーである「セカンド・インパクト」が発生。

 

水位の上昇し、世界の陸地激減。

天変地異により、季節や地盤が変化。

経済の崩壊で、人類はパニック状態。

民族紛争、内戦が起こり戦争の一歩前。

そんな状態、世界人口は半分に減少した。

 

 

それから15年、ようやく復興の兆しが見え始めた頃、人類に追い打ちをかけるように危機が訪れる。

 

彼や、彼の周りにいる人々はどのような展開を起きるか誰も知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

定期的に揺れる電車の中

 

 

ガタンゴトン、ガタンゴトンとリズミカルに音ならし車内を揺らす電車の中。

座席に座り端の手すりに寄りかかる少年が1人、ウォークマンからイヤホンを繋げ耳に差し曲を聞いていた。

 

(はぁ~~~。 …数年ぶりに連絡があったと思ったら、有無と言わさずに指定した場所まで来いとは酷いと思うのだが…)

 

心の中で盛大に溜息を吐いている少年、碇シンジは電車の壁に貼られている広告を上の空で見ながら、心の中で愚痴を溢す。

 

碇シンジは、親戚に幼い頃に預けられ数年が過ぎ突拍子も無く彼の父親から書類と思われる封筒が届けられた。

中身を見ると、碇シンジの書類と指定された場所の書かれた地図に手紙一通。

 

 

『来い』

 

 

この一言であった。

流石に、三日前に届けられ親戚に預けられた京都から神奈川県の第3新東京市まで来いと言われたら、誰でも愚痴は言いたくなるだろう。

 

 

(まぁ、「来い。」と言われたら用があるんだろうからいいけど…。 もう少し準備できる猶予は、欲しかったなぁ)

 

 

第3新東京市に向かっている電車の中、シンジは実の父親に心の中で苦笑する。

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

 

海辺沿い

 

 

 

数十台の戦車が海の方向に砲台を向け、季節が変わらない夏の日差しに当てられ陽炎ができるほど熱していた。

軍隊と思われる部隊の隊員が数人が、戦車から体を出し双眼鏡で海を見渡していた。

隊員が海を監視して数十分。 暑い日差しに、額から汗が流れ顎に辿り戦車の装甲に滴り落ちた瞬間。

海から巨大な水飛沫が上がる。

 

 

 

 

 

 

★☆★☆★☆

 

 

 

 

 

ネルフ本部

 

 

 

「正体不明の物体、海面に姿を現しました」

 

鳴り響く警報の中、巨大なモニターが設置され映し出される地図の画像。

その施設で高い場所に、一人は白髪でオールバックの老人が立っており一人は中年の男性でサングラスをかけて顎の髭は、揉み上げまで繋がっており両肘を机につき口元に両手を組んでいた。

 

「15年ぶりだな…碇」

 

白髪の老人は、「碇」とサングラスをかけた男性に問いかけた。

 

「あぁ、間違いない…使徒だ。 あらゆる手段をとったとしても、我々は使徒を倒さなくはならない。 冬月、サードチルドレンの所在地は?」

 

碇は、白髪の老人を「冬月」と呼びサードチルドレンの所在地を聞く。

この碇と言う男性は、「碇ゲンドウ」はネルフの指令でトップの存在である。 隣にいる冬月は、「冬月コウゾウ」はゲンドウの一つ下である副司令に属している。

 

「サードチルドレンは、特別非常事態宣言により電車がストップして足止めされている。 葛城君が、今迎いに行っている」

 

「…そうか」

 

2人が話している間に、巨大な怪物である使徒と軍事との戦いがモニターに映し出されていた。

 

 

 

 

 

★☆★☆★☆

 

 

 

 

 

無人駅

 

 

 

『特別非常事態宣言が発令されました。 住民の皆様は、速やかにシェルターへ避難して下さい』

 

警報と共に、女性のアナウンスが流れておりシンジは駅の改札出た所で欠伸をしながら公衆電話を探していた。

 

「ふあぁぁ~。 …気がついたら電車が止まっていて、喧しい警報とアナウンスが流れて周りには誰もいない駅に自分一人とは…。 しゃあない、連絡するしかあるまい。 おっ?あった、あった」

 

シンジは、公衆電話を見つけ受話器を取りお金を入れて番号を入れたが…

 

『特別非常事態宣言発令時は、通常回線の使用は出来ません』

 

シンジは、受話器から聞こえるアナウンスに少し苛立つ。

 

「非常事態だから、使いたいのだが…。 しゃあない、シェルターを探すか」

 

受話器を起き、シンジはシェルターを探しに街を歩き始めた。

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

無人の街

 

 

 

 

 非常事態宣言発令のため無人となった街を、一台の車が走り抜ける。

 法定速度などお構いなしの猛スピードで。

 

「参ったわね~。 あの道路が通行止めになってるなんて」

 

 運転席に座るサングラスを掛けた女性が、忌々しげに呟く。

 

(非常事態宣言で電車が止まったのなら、恐らくあの駅ね)

 

脳裏に素早く進行ルートを浮かべ、見事なハンドル捌きで車を操る。 エンジンとタイヤが限界を訴えているが、女性は更にスピードを上げていく。

 

(結構ギリギリのタイミングか。不味いわね、もし間に合わなかったら……)

 

背筋がゾッとする想像に、女性の頬を冷や汗が伝う。

 

「お願いだから、動かないで待っててね」

 

祈るように呟きながら、急カーブを華麗なドリフトで突破する。 車内に強力な遠心力がかかり、助手席に置いてあった鞄から書類の束が零れた。 その一番上にあるファイルの表紙には、黒い髪で前髪は癖っ毛で横髪は少し長め後ろ髪はストレートヘアーで背中の肩甲骨まで伸びており、首の所で束ねている。 顔つきは、幼そうな感じに中性的な男子?女子?とどちらとも通りそうな男の子写真が書類と一緒にクリップで止められていた。

優しそうな顔で男女問わず気を引く笑顔で映る碇シンジの写真があった。

 

 

 

 

 

 

★☆★☆★☆

 

 

 

 

 

その頃、シンジは。

 

 

 

 

後ろ髪が風に煽られ、夏の日差しが容赦なく道路を照らし砂漠とも思わせるほどに空気が歪んでみえる。

 

「あちぃ…。 暑過ぎて、ジャーキーになりそうだ…。 何処を探してもシェルターは、見つからないし誰かに聞こうにも誰もいないし…。 どうしろと…?」

 

学生服で、長袖のシャツが少し汗で皮膚にくっ付いてシンジは気を落としていた。

シンジは、誰もいない街を歩き続けながらズボンのポケットから一枚の写真を取り出す。

写っているのは美しい妙齢の女性。 薄着で色っぽいポーズを決めている脇には、

 

『シンちゃん江。 私が迎えに行くから待っててね♪』

 

手書きでシンジへのメッセージが書き加えられていた。

 

(葛城ミサトさんか……綺麗な人だけど、ちょっと変な人かな)

 

左隅についたキスマークを見て、シンジは思わず苦笑する。

 

シンジの顔に微笑みを見せた瞬間、突然静かな街に爆音が響き渡り、振動が伝わってきた。

 

「…な、なんだ?」

 

 ビックリしながらシンジは、音がした方へ視線を向ける。 遠くにそびえる山々。 その切れ間から、無骨な灰色の戦闘機が姿を現した。

 だが、編隊を組んだ戦闘機は、何故か後方へ飛行を行っていた。 まるで、何かから距離を取ろうとするかのようにじわじわと後退していく。

 

「軍用の戦闘機…? でも、何かから距離を取りながら下がっている? だが、何から?」

 

シンジは、疑問に思って戦闘機が出た山を見てみると巨大な怪物「使徒」が現れた。

 細い四肢と盛り上がった肩。 首は無いが胸についている仮面のようなものが、顔のようにも見える。 全身が緑色のそれは人間に近い姿をした、しかし全く別の怪物だった。

 

「あらま…。 世の中、何があるかわからないと言ったもんだが…。 これはとりあえず……逃げるに限る!!」

 

シンジは、手に持ってボストンバックを脇に抱えて使徒とは逆の方向に走り始める。 

使徒から遠ざかる為に、逃げるシンジの後ろでは戦闘機と使徒との戦いが行っていた。 数機の戦闘機が、凄まじい数のミサイルや機関銃を火を吹かせていたが使徒にはダメージは無かった。

 

「…あまり効いてなさそうだな、何か不可視の壁にでも遮られているのか? おいっ!? なんで、こっちに墜落すんだよ!」

 

走りながらシンジは、後ろを向きながら見ていたら使徒による攻撃で一機やられシンジの近くに落ちた。

落ちた戦闘機の風圧で、シンジは足を止め体を吹き飛ばされないように身を守った。

 

ブオッ!

 

使徒は落ちた戦闘機に追い打ちをかけるように、空を飛び戦闘機を踏み潰した。 それにより、戦闘機から爆発が起きシンジに襲う。

 

「うわっ!」

 

シンジはボストンバックを盾にするように前に出し、目を閉じ身を小さくした。

爆風がシンジに襲いかかる所、一台の車がシンジを爆風から守るように割り込んできた。

 

(……?)

 

いつまで経っても、爆風が来ないことにシンジは目を開けると目の前に車が一台シンジから守るように止まっていた。

車の運転席からドアが開き現れたのは、サングラスを掛けた、青い髪の女性だった。

 

「ごめ〜ん、お待たせ!」

 

「か、葛城さん?」

 

「そう、早く乗って!」

 

使徒は、戦闘機を踏み潰し終えると再び行動し始めた。

それを見たシンジは、葛城に指示を出した。

 

「すみません、葛城さん! 座席を倒してください!」

 

葛城は一瞬、シンジの言っている事に疑問が出たが助手席の窓見てみるとドアの前には使徒の足が存在していた。それ見た葛城の行動は早かった。

尽かさず座席を倒し、自分体を退かし人が通れる空間作る。 それを見たシンジは、車に向かって走りボストンバックを抱えて身を小さくして車の中に飛んだ。

曲芸とも言わせる技で、シンジは車と葛城にはぶつからず助手席のドアに衝突する。

 

「くっ!」

 

シンジは痛みが走り、葛城は座席を直しドアを閉め使徒の足踏みから逃げるように車を出した。

 急発進した車は、猛烈な加速で危険な場所から即離脱。 背後で次々と戦闘機が撃墜していく中、そのまま速度を上げ続けて、無人の街を駆け抜けるのだった。

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

ネルフ本部

 

 

 

「馬鹿な! 全て直撃の筈だ!」

 

 巨大なモニターには、あの怪物に雨霰と攻撃を仕掛ける戦闘機、戦車の姿。 しかし、怪物は全く効いた様子を見せずに歩き続けている。

 

「こうなれば総力戦だ! ありったけの兵力で奴を迎撃する」

 

「出し惜しみは無しだ!」

 

三人の軍服姿の男達は、必死の思いで命令を下す。

 

 そんな彼らから少し離れた場所に、2人は落ち着いた態度でモニターを見つめている。

 

「……ATフィールドか」

 

「ああ、使徒に対して通常攻撃では役にたたんよ」

 

冬月に、ゲンドウが答える。 その間にも、モニターでは次々に増援と思われる戦闘機が姿を現す。

 

「おやおや、結構な戦力を投入するものだ」

 

「……精々時間稼ぎをしてもらうさ」

 

机に肘をつき、組んだ手で口元を隠すゲンドウ。 隠されたその口は、ニヤリと嫌らしい笑みが浮かんでいた。

 

怪物へ容赦ない攻撃が続き、しかし効果はない。 そんな光景を繰り返していると、不意に軍服達の元に一本の電話が入った。

「はい……はい……分かりました」

 

一人の男がそれを受け、やがて苦渋に満ちた表情で受話器を置いた。

 

「やはり、あれしか無いか?」

 

「ああ。 許可は下りた」

 

「周辺の部隊を下がらせろ。 巻き添えをくうぞ」

 

軍服の男達は、覚悟を決めた顔でモニターを睨み付けるのだった。

 

 

 

 

 

 

★☆★☆★☆

 

 

 

 

 

無人の街から外れた場所

 

 

 

「あれっ?」

 

助手席の窓から外を眺めていたシンジが、異変に気づく。

 

「どうしたの?」

 

葛城は、運転しながらシンジに問いかける。

 

「戦闘機が、化け物から逃げるようにしてるんで…」

 

「なんですって!?」

 

 葛城は急ブレーキを掛けて車を強引に停止させると、大急ぎで懐からオペラグラスを取りだし、助手席の窓を全開にして、食い入るように外を覗いた。

 状況を察したのか、オペラグラスを持つ手が震え、表情もみるみる青ざめていく。

 

「まさか、N2地雷を使うわけ!?」

 

「地雷? …爆弾⁉︎」

 

「やばい、シンちゃん伏せて!」

 

葛城はシンジを覆い被せるように身を伏せた。

その瞬間、鼓膜が破裂するんじゃないかぐらいの爆発音が鳴り響き無人の街は消し飛ばされていた。

少し遅れた時間差で、無人の街から離れたシンジ達が乗った車に爆風が襲った。

 

 

 

 

 

 

★☆★☆★☆

 

 

 

 

 

ネルフ本部

 

 

 

 

 灼熱地獄。正にそんな言葉が相応しい光景だった。 先程まで怪物が居た場所には巨大なクレーターが形成され、爆煙と共に凄まじい熱が充満している。

 

「ふははは、勝った」

 

「N2地雷にはあの化け物も耐えられなかったな」

 

爆発の余波の影響で映像が途絶えたスクリーンを見て、軍服の男性達は勝利を確信する。

 

「残念ながら、君達の出番は無かったようだよ」

 

軍服の一人が、離れて見ていた男性二人に向けて、嫌みの籠もった台詞を突きつける。

だが、現実は甘く無かった。

 

「映像回復します。」

 

 オペレーターの報告と共に、再び映像が映し出された巨大スクリーンを見て、彼らは絶句する。

 真っ赤に燃えるクレーターの中心に、緑の怪物は立っていた。 多少のダメージはあったのだろう。 しかし、致命的にはほど遠く、払った犠牲には到底釣り合わぬ結果だった。

 

「化け物め……」

 

「街を一つ犠牲にしたんだぞ!」

 

忌々しげに拳を机に叩き付ける軍服の男性。犠牲を覚悟してまで投じた切り札が、怪物に通用しない。

もはや彼らに打つ手は無かった。 

 

「……はい、分かりました」

 

軍服の一人が受話器を置くと、離れてみている二人の男性へと向き直る。

 

「現時刻を持って、本作戦の指揮権は君に移った。お手並みを拝見させて貰おう」

 

「了解です」

 

ゲンドウがスッと立ち上がる。

 

「碇君。我々の兵器が奴に通用しないのは認めよう。だが、君達なら勝てるのかね?」

 

「ご安心下さい」

 

ゲンドウはサングラスを軽くかけ直し、

 

「その為のネルフです。」

 

自信に満ちた声で答えた。

 




…燃え尽きたぉ_| ̄|○


次出せるかなぁ…。

では、逃走!ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
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