転生先は、新世紀エヴァンゲリオン   作:㐂眼翔

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いや〜、本当につかれました。(^◇^;)

本当に二日で作ったよ。トランザムヨッピーの手によって!

だが、これも感想を書いてくれる人がいるから…。




さてさて、今回の戦闘は8割オリジナルで2割シナリオ通りですかね。

ネタはあるのだが、それを繋げる文才が無いから辛い…。w

待っていてくれた人達に駄文ですが投稿します。どうぞ!

そして、ヨッピー逃走!ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘


新しい未来の為に…。

 

夜、第3新東京市で暗闇の中に2体の巨人が対峙している。

一体は紫で金属で包まれた鬼のような巨人。

一体は黒く緑が混じり胸に紅く光る水晶のような玉を持ち二つの顔を持つ巨人。

 

今、人類と使徒での戦いが幕が上がった。

 

 

 

 

『良いわね、シンジ君!』

 

「はい!いつでもどうぞ!」

 

『最終安全装置解除‼︎エヴァンゲリオン初号機、リフト・オフ!』

 

 ミサトの号令で、初号機の肩の装甲を支えていた輸送台兼拘束具がレール解除された。固定されていた肩と腕のパーツが外されて、自由になった初号機は猫背気味に自立する。

 

(頑張るのよ、シンジ君…)

 

対峙する2体の中、シンジはエントリープラグの中で思考を走らせる。

 

(とりあえずは、コイツを動かしてアイツを倒さなくちゃ行けないわけだが…。不思議な事に身体に少し重りが乗った感じするな。ましてや、風なのか肌に感触があるんだよな。)

 

「すみません、リツコさん!コイツはどうしたら動くんですか?両手のレバーだけで、動かせなんて言いませんよね?」

 

シンジはエヴァ初号機の操縦方法まで詳しく聞けなかったので即時にリツコに聞く。

 

『エヴァはパイロットの思考。即ち、シンジ君の考えた通りに動いてくれるわ。レバーは、パイロットの思考との補助なのよ。意識を集中して行動を考えるだけなの。』

 

エヴァの操縦は、エントリープラグに乗せたパイロットをエヴァに寄生させて一心同体に近い物で操縦する兵器である。

 

「理解しました。」

 

シンジは、本人の目でエヴァ初号機の右手がある方に見て頭の中で顔の目の前まで持って来て手を握る開くと考える。

その時、エヴァ初号機はシンジが考えた通りに右手を顔の目の前まで持って来て握る開くと言う行動を起こした。

 

『やった!』

 

『動いてる!行けるわ!』

 

エントリープラグ内でミサトとリツコの声が鳴り響くがシンジは気にせず、エヴァンゲリオンとしての操縦を少しずつ理解していく。

 

(要するに自分の体を動かすのは反射で…コイツを動かすには思考ってわけか。)

 

その時にエヴァ初号機が動くのを見て使徒は、左手を上げエヴァ初号機に突き出す様に構えを取る。シンジは使徒の動きを見て警戒する。

そして使徒の左腕の肘から伸びる針が光始める。

 

「まさか!」

 

シンジは無意識だが、危機を感じて体をその場から離れるイメージを頭の中で思い浮かべていた。

3本指の間である手の平にある穴から、光の槍が飛び出した。だが、エヴァ初号機を狙った光の槍はシンジの無意識による回避でそこにはおらず使徒の攻撃は外れる。

エヴァ初号機は左に避けたが、回避と言う行動だけで動きその後の動きをシンジは考えておらず倒れる事になった。

 

ドガァッ!

 

エヴァ初号機が転倒した為に、街に凄まじい音が鳴り響く。

 

「いってぇ〜!…そうか、『避ける』だけを考えたから避けただけで転けたのか…。くそっ!やりづらいし、酔いで気持ち悪いし、痛いし嫌な事が三拍子もあるな。」

 

(今の攻撃、あの時見てなかったら確実に串刺しだな…。)

 

頭を抱えながら愚痴を漏らすシンジ。

 

『シンジ君!逃げて!』

 

ミサトの声で意識が戻ると、目の前には使徒が立っていた。使徒は左手でエヴァ初号機を捕まえようとする。

 

「くっ!」

 

尽かさず行動を思考を走らせる。シンジは、エヴァ初号機を動かし使徒の左手から逃げる様に転がりその場から離れ立ち上がる。

 

(少しずつだが、動かし方は慣れてきてコイツを思った通りに動かせるが…。如何せん、目を開けても閉じても視界が無くならないから酔った…。オェッ…。)

 

今のシンジは、例えるとクオリティが高いゲームでTPSやFPSと言った視点になっていた。自分の目で、仮想の景色を見て脳が処理をしてどう言う物かを理解する。

人それぞれだか、このTPSやFPSが苦手な人もいるだろう。ゲームをやっている筈なのに乗り物酔いが酷い状態になる。単純に脳の処理が間に合わず、実際にエヴァ初号機の中で戦っている為エントリープラグ内が揺れ三半規管を刺激し酔いがシンジを責め立てる。

自動車に乗りながらTPS・FPSのようなゲームやったら大半の人は酔うであろう。

 

(さて、アイツはどうしたら倒せるか?このままじゃあ、ジリ貧だな間違いなく。出来れば街から、離れて倒したいな。ここだと建物があって、邪魔で動き辛い!)

 

「ミサトさん!街から離れて民家や建造物が無い場所って有りませんか⁉︎」

 

シンジは、使徒から距離を取りながらミサトに聞いた。

 

『シンジ君、もしかして使徒を街から離す気?そんな無茶しなくていいのよ、そこで戦いなさい。そこなら倒せなくても援護出来るわ。』

 

「それもあるでしょうけど、実際に動き辛いし街を壊したく無いんです。だから…!」

 

ミサトと会話をしながら使徒から距離を取り続けたがエヴァ初号機の足元に車が止まっており、それを左足で踏んでしまい車が爆発してエヴァ初号機はバランスを崩す。

 

(マズイ‼︎)

 

その瞬間を待っていたのか、使徒は顔の仮面の目が光り怪光線を打ち出す。その時のエヴァ初号機は、バランスが崩れており躱す事も出来ず右上腕部に被弾する。

 

「ぐああああああああっ!」

 

エヴァ初号機からのフィードバックによる凄まじい痛みが襲い声が上がる。被弾した勢いでエヴァ初号機は、横に回転して顔を建物に突っ込む形で倒れる。

 

ドガシャッ

 

ズズーン

 

『シンジ君!大丈夫⁉︎日向君、ダメージは!?』

 

『右上腕部、中度!パイロット、脳震盪発生‼︎』

 

意識が途切れそうなシンジは、耳に人の声は聞こえていたが内容まで聞き取れない状態であった。動かないエヴァ初号機を見て、使徒は素早く飛び上がりエヴァ初号機の近くに着地する。

 

『シンジ君!しっかりして!早くっ!早く起き上がるのよっ‼︎』

 

無常にもミサトの声は、シンジの耳には入らず意識朦朧だった。使徒は左手を振り上げるとエヴァ初号機の顔を3本指で掴む。

 

「ぐあっ!」

 

倒れた所から無理矢理左手1本で持ち上げられ、シンジは声を上げる。使徒は余った右手を、持ち上げられ使徒の左手からぶら下がる状態であるエヴァ初号機の左腕を掴む。

 

「あぐっ⁉︎」

 

凄まじい力で左腕掴まれとシンジはもう、意識朦朧中では声を上げるだけの人形に化していた。

そんなのをお構いなしに、使徒は突如細い両腕がパンプアップしたように膨張すると引きちぎろうと考えたのか。使徒は、両手を広げて引っ張り始めた。

 

バチィッ

 

「ぎゃああああああああああああああっ!!」

 

エヴァ初号機は左腕が引きちぎられるほどの力を加えられ人工肉である左腕から色々と切れた音が生々しく街に響く。

発令所でエヴァ初号機と使徒との戦闘をモニターで見ながら、少年の悲鳴を聞く人間達は顔を歪めていた。それもその筈、14歳の少年に戦わせ自分達は見ているだけで少年の悲鳴を聞いているのだから。

使徒の猛攻は止まらず、掴んでいた左腕を3本指で握り潰した。折れたエヴァ初号機の左腕は、ひしゃげた。

 

 

 

「左腕損傷!回路断線!」

 

マヤはエヴァ初号機の状態を声に出す。

 

『あああああああっ』

 

発令所ではエントリープラグ内で痛みに悶えるシンジの声が鳴り響く。

 

「なんとかしてよっ、リツコ!これじゃ、まともに戦えないじゃ無い!」

 

ミサトは、余りの光景とシンジの悲鳴で心を締め付けていた。

 

(こんなの有りないわ、まさか…)

 

リツコは何かに気づくとマヤの方に近寄る。

 

「シンクロ度数が、変動しているとでも言うのっ!!神経回路のフィードバック側のレギュレーターのレベルを一桁下げられる!?マヤ!」

 

「はいっ!やってみます!」

 

リツコはマヤに指示を送り、マヤは尽かさずキーボードを打ち込む。

その中、使徒はエヴァ初号機から動きが見られず折れた左腕から右手を離しエヴァ初号機を持つ左腕はより一層持ち上げる。

肘から伸びた棘と左手の手の平から光を灯した。それを見たミサトは叫んだ。

 

「いけないっ!シンジ君、避けて‼︎」

 

光の槍はエヴァ初号機の右目に打ち込む。そして光の槍を戻しもう一度打ち込む。パイルバンカーの様に、エヴァ初号機の右目を何度も打ち込み。発令所にいる何人かは目を逸らすほどの悲劇が行われている。

 

「頭蓋前部に亀裂発生‼︎」

 

その瞬間、エヴァ初号機の装甲が持たず右目を貫かれ頭部が貫通する。

 

『 』

 

シンジにはもう言葉が出せなかった。

頭を貫かれたエヴァ初号機は、使徒の左手から出た光の槍ともに飛んで行き第3新東京市の中で背の高いビルに貼り付けられる様に叩きつかれる。

その後、エヴァ初号機の頭部とビルから貫かれた光の槍はユックリと引き向かれた。エヴァ初号機は支えが無くなり顔を俯かせると貫かれた穴から夥しい血が吹き上がる。

それを見たミサトやリツコ、オペレーター達絶望を帯びた顔になる。

 

ビービービー

 

「頭部破損!損害不明!制御神経断線!シンクログラフ反転!パルスが…逆流していきます!」

 

悲鳴に近いマヤの声が警告音が鳴り響く発令所でエヴァ初号機の状態を報告する。

 

「回路遮断!せき止めて!」

 

「駄目です!信号拒絶!受信しません‼︎」

 

リツコは、今の状況を打破する為にマヤに指示を言うが打破する事なす事できず。

 

「シンジ君は!?日向君!」

 

「モニター反応しません、生死不明‼︎エヴァ初号機、完全に沈黙!」

 

ミサトとリツコは苦悶とした顔になる。ミサトは決断する。

 

「作戦中止!パイロット保護を最優先!プラグを強制射出して!!」

 

しかし、負の連鎖は止まらず。

 

「駄目です!完全に制御不能です‼︎」

 

「‼︎なんですって!」

 

警告音が鳴り響く発令所で、ミサトは声を荒げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(?……………ここは?確か俺は、アイツと戦っていたんだよな…。)

 

シンジは人肌の様な暖かさを持つ暗い空間に漂っていた。

 

(負けちまったのか…俺は…。ましてや、死んじまったのか…?…ん?)

 

シンジのいる空間に突如、シンジの後ろから光が灯す。振り返り光の方に向く。

 

(…あれは?)

 

その光の中から髪の長い女性と思わせる姿が見えてきた。

 

(…だ…れだ?)

 

シンジの目の前まで、女性と思わせる物は一変。人工肉で覆われた人間に変わる。右目には穴が空いており血が涙の様にも見えるようだった。

 

(お前は…。俺が乗っていた奴の中身か…?そうか…俺が下手なもんだから、怒ったのかな?)

 

シンジは余り驚かず、人工肉で覆われた人間はシンジに近寄る。人工肉で覆われた人間はシンジを壊れ物扱うように優しく抱きしめる。

 

(謝っても済まされないだろうな…俺の受けた痛みはお前の痛みだもんな。こんな俺を恨んでも構わない。良けりゃあ、この身を食わせたっていい…。だが、厚かましいが俺に力をくれ。使徒から守れる力を…。皆を守れる力を…!)

 

シンジは人工肉で覆われた人間に、優しく抱きしめ返しながら目を閉じながら悲願する。

すると、抱きしめられる力が無くなりシンジから離れていく。シンジは、そこにいた筈の存在が消えて不思議に思い目を開ける。

 

「「「じゃあ、頑張りなさい…。」」」

 

人工肉で覆われた人間は、シンジから離れていくに連れ女性の姿に変わり優しくシンジに言った。

 

「…あぁ!この身にかけて…。」

 

シンジのいる空間は明るくなり、シンジは目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……つぅ!」

 

シンジは痛みを走り目を開ける。視界には暗いエントリープラグの中を写した。

 

「さてと…やるこ…と有るし…起…きますか…。」

 

痛みを耐えながらシンジはレバーを握る。今のシンジは、ショック死を引き起こすほどの痛みを体に帯びている。ましてや、頭部を貫かれた痛みは尋常ではない。しかし、シンジは異常な精神力で耐えていた。

 

「?あぁ…右目が見…えないと…思ったら…。」

 

シンジは、右手で右目の付近を触ると血が付いていた。右目から涙を流すように血が辿っていた。

 

「まぁ…コ…イツも同…じだし。」

 

そして、エントリープラグ内が電源が入ったのか少しずつ明るくなる。

 

「じゃ…あ…頑張ります…か…。」

 

エヴァ初号機の左目に光が再び灯る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発令所

 

 

 

「エヴァ初号機、再起動!」

 

「有り得ないわ!完全に回路が全部切れてるのよ!…まさか、暴走!」

 

リツコは余りの事にパニック状態である。ミサトは両目から涙を嬉しさで流す。

 

「シンクログラフ、正常に復帰。」

 

「再び、制御神経接続開始。」

 

「パルスも安定位置まで戻りました。」

 

「シンクロ率、89.2%。」

 

オペレーター達は、言葉に暗さは無くなっていく。そこにエヴァ初号機からの回線が入る。

 

『ミ…ミサ…ト…さん。聞こえ…ます…か?』

 

回線からシンジの弱った声が聞こえてきた。

 

「シンジ君!大丈夫⁉︎」

 

シンジが無事だと知るとミサトは歓喜極まってより一層涙を流す。

 

『ま…ぁ、今…の所…は。肉…眼で、アイ…ツがその場…を離れ…よう…としてい…るのは、確認…して…ます。』

 

途切れ途切れで今にも消えそうな声を出すシンジ。

 

『リツ…コさ…ん、すみま…せ…ん。アド…レナ…リ…ンって、そっち…で操…作できま…せん…か?』

 

「え、えぇ…。出せるけど、それよりもシンジ君。今あなた、痛みが酷いんじゃないの?シンクロ率を調節して痛みを和らげられるわ。」

 

『それ…じゃ…あ、コイ…ツを…う…ごか…すのが…お…そく…なりま…す。いい…か…ら……は…や…く…………。』

 

今すぐ消えてしまいそうな声を聴き続けてミサトはリツコに言う。

 

「リツコ‼︎早く‼︎」

 

「わかったわ、マヤ!」

 

「はい!」

 

マヤはキーボードに操作し始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(良し、少し…ずつ…痛みが和らげ…てきた。アイツは、コッチが動か…ないから倒し…たと思ってやがる。ちっ、…どっちも…右目が…見えない…な。)

 

幾分か痛みが和らげたシンジは、使徒を倒す為に考える。だが、気づいてしまう。負の連鎖はまだ途絶えていないと。

 

(なん…で!?まだ、避難して…いない人間がいる…んだよ!)

 

エヴァ初号機の左足の付近に、小さな女の子と4〜50代の男性が余りの恐怖で座り込んでいた。

 

(ま…ずい‼︎今、動か…いたら…この…人達を踏んでしまう。)

 

「ミサト…さん!緊…急事態!!まだ、避難し…終わってない…人達…が!早…く、救出…を!!」

 

『なんですって⁉︎わかったわ。早くエヴァ初号機の足元にいる民間人を救出を!!』

 

ミサトの指示を飛ばす所を聞き、使徒から目を離さずに気づかれないように動かないようにしていた。

 

だか、神がいたら確実に楽しんでいるであろう。この状況を…。

 

エヴァ初号機が、寄っかかっているビルが崩れその瓦礫が民間人の2人に落ちて行く。

 

(くそったれ!!!)

 

シンジはレバーを握りイメージを作る。右手をお椀を似せると言うイメージを。そして、2人に降り注ぐ瓦礫の雨から守るように右手を被せる。

瓦礫は、エヴァ初号機の右手に阻まれ2人から守った。

 

しかし、使徒はエヴァ初号機から背を向けていたが今の動きにより再び、こちらに向き直す。そして、仮面の両目から怪光線が放たれる。

シンジは体に鞭を打ち、体ごと2人から守る体制に入る。

 

ズドォォォォン

 

鈍い音が爆発ともにエヴァ初号機の背中から鳴り響く。

 

「ぐああああああああああああああっ!!」

 

今日で何回目の悲鳴だろう。シンジは、意識を切らさないよう舌を強く噛んでいた。

ようやく2人は、ネルフの人に救出される。

 

「はあっ!はあっ!はあっ!」

 

息を切らし、エヴァ初号機の上体を起こさせる。

 

『シンジ君!後は使徒を倒すだけよ!好きなようにやりなさい!頑張って‼︎』

 

ミサトは、シンジに最後になるだろう応援を送る。

 

(もう、コイツを倒…して。ユックリと…寝たい…な。本当…。)

 

左腕をダラリと下げながら構えを取るエヴァ初号機。シンジは、幾度なる痛みと咄嗟の行動でエヴァ初号機を自然に動かせるようになっていた。

 

「ああああああああああっ!」

 

シンジは、雄叫びを上げてエヴァ初号機を使徒に走り始める。使徒はエヴァ初号機を、迎撃する為3度目の仮面の目から怪光線を打ってくる。

 

「ああああああっ!!だぁっ!」

 

キンッ

 

エヴァ初号機は折れた左腕を下から上に振る行動を自分の前で行うと怪光線は左腕に弾かれ夜空に舞い上がり爆発する。

エヴァ初号機は、使徒と間合いに入り右手を拳を作り走る勢いともに使徒の右肩を殴る。

 

ゴッ

 

右肩を殴られた使徒は、右回りの様にも身体を回転する。エヴァ初号機は、逆に殴った勢いで右足で軸を取り左回転すると半回転した所に左足で後ろを向いた使徒背中の腰の部分を蹴る。

エヴァ初号機に蹴られた使徒は、海老反りの様に身体を後ろに反らす。シンジは勝機を見出し、右手を振り上げて振り下ろすイメージを作る。

エヴァ初号機は、右手を握り振り上げ力一杯に振り下ろして使徒の顔である仮面を叩きつけた。

 

ピシッ

 

使徒の仮面は斜めにヒビが入る。

叩きつけられた勢いで使徒は、エヴァ初号機に頭を向けて仰向けに盛大に倒れる。エヴァ初号機は、一瞬の猶予も使徒に与えない為に右手の人差し指と中指で仮面の目に突っ込み引っ掛けるようにする。

 

「だああああああああああっ!」

 

シンジは雄叫びを上げながる。

エヴァ初号機は使徒を引きずりながら走り始める。夜、静まり返る第3新東京市の街に使徒が引きずりながる音を立てながらエヴァ初号機は颯爽に走っていた。ネルフの人間達は、その光景を見つめながら勝利を願う。

 

『アンビリカルケーブル、残り5000!』

 

「ミサトさん!これから使徒を投げるから、投げた所にプラグ内のモニターに写して!」

 

『⁉︎わ、わかったわ!日向君、モニター準備!』

 

シンジは若干敬語が抜けてミサトに指示を出した。

 

『残り1000!』

 

エヴァ初号機は休まず、使徒を引きずりながら街から離れる為に街の外に向かって走る。引きずられている使徒は、余りにも早く走って引きずられている為動けないでいた。

 

『残り50!ケーブル、オーバー!』

 

アンビリカルケーブルに繋がれたエヴァ初号機は、ケーブルの長さの限界を迎えて走っていたエヴァ初号機はケーブルに引っ張られて急停止を起こす。

 

「っおらああああああああああっ!」

 

ブン

 

走っていた勢いを使徒に乗せたまま、エヴァ初号機は急停止をして感性の法則を利用して右腕1本で軽々と使徒を街の外に放り投げる。

 

「ケーブル、パージ!」

 

バシュッ

 

エヴァ初号機の背中に接続されているアンビリカルケーブルは、勢い良く外れるがエヴァ初号機の命とも言える電気が供給が止まりプラグ内に制限時間が表示される。

 

[活動限界まで、あと4分52秒]

 

エヴァ初号機が停止するまでカウントが進む。

 

『シンジ君!エヴァは本来の活動限界は5分だけど、高機動で1分しか持たないわ!』

 

「了解!間に合わせる!」

 

リツコからエヴァの電源仕組みを聞き、エヴァ初号機はケーブルが無くなり身軽になっていた。素早く体を丸くしゃがみ込み使徒が落ちた山に向かって弾けたように体を伸ばしてその場から、飛翔する。

 

『すごい…。』

 

使徒は、襲いかかるように飛んできたエヴァ初号機を見て距離が無くなる前に、エヴァ初号機は突如現れた光壁に阻まれる。

 

 

 

 

「「A.T.フィールド!?」」

 

「やはりもっていたのね…。」

 

「あれがある限り…。」

 

「使徒には近づけない…。」

 

「残り45秒!」

 

最後で使徒にA.T.フィールドを展開され、エヴァ初号機はA.T.フィールドを斜めの角度で乗っていた。

そしてエヴァ初号機は、使徒のA.T.フィールドに乗りながら折れた左腕を上に上げた。

それをモニターで見ているネルフの人間達は不思議に思っていた。

 

 

 

 

(さっきの感覚を…思い出せ!アイツの怪光線を弾いた時の感覚を‼︎この壁を叩き割る為に!)

 

シンジは先程、使徒の怪光線を左腕で弾いた時は不思議で仕方なかった。民間人2人を助ける時に身を呈して守った時と左腕で弾いた時の、音と現象が異なっていたのだから。

シンジは勘付いたのか、その時の現状を比べると感覚が違う事に気づいた。

 

2人を助ける時の場合は、体を被せるだけのイメージ[だけ]だった。

 

しかし、左腕で使徒の怪光線から最小限で済ませる為に左腕を犠牲にして、使徒の懐に入る為だけの事が何故弾けたのか。

 

理由は簡単。

本来、A.T.フィールドは心の壁とも言われている。心の[壁]と言われるだけあって、相手との遮断・拒絶する為の物である。

シンジの心の拒絶と言う気持ちが、エヴァを通して具現化される。使徒の場合は、自我は無くとも危険感じれば拒絶する心を持ちA.T.フィールドを発生させる。

シンジがあの時、左腕を犠牲にする気持ちを持ちながら怪光線を拒絶する心がA.T.フィールドを発生をさせたのだ。そのおかげで左腕に着弾せず弾けたのだ。

そこにシンジは考えた。この現象は、自分で起こしていることに他の使い方があるのではないかと。

 

(左腕に細く鋭い刃のイメージを持って、この壁を無くせればいいんだ…。)

 

そんな思考を持たせたシンジは、エヴァ初号機の左腕に異変が起きる。折れ曲がった左腕は、別の力によって痛々しい音をたてながら真っ直ぐになる。

 

(うぅぅぅっ!痛みがっ!だが、これで!)

 

「オラァ!」

 

エヴァ初号機は使徒のA.T.フィールドに向かって左腕を振ると、見えない刃が通ったかのように切断されA.T.フィールドはズレると消滅した。

 

 

 

 

 

「A.T.フィールドに、あんな使い方が…。」

 

「これで使徒に近づけるわ!」

 

リツコはエヴァ初号機のやってのけた事に驚き、ミサトは喜びで声を上げる。

 

「残り30秒!」

 

 

 

 

 

使徒のA.T.フィールドが無くなり、エヴァ初号機が使徒の上に落ちる。

 

ベキャッ

 

その際、使徒の右腕をエヴァ初号機の左足で踏み折る。

 

「これで!ラストォォォォォ!」

 

馬乗りに近い状態でエヴァ初号機は右手を使徒の胸にある球を鷲掴みをする。相当な握力を持って握り潰そうとすると、使徒の球にヒビが入る。

使徒の体は痙攣を起こすと、残った左腕を使い肘から伸びる棘が光り始める。そしてエヴァ初号機の顔に狙いを定めた。だが、エヴァ初号機は右目が潰されておりその行動が見えないのか変わった様子も無く球を握り潰そうとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

「駄目!シンジ君、避けてぇ!」

 

「無理よ!シンジ君は右目を潰されて見えてないわ。」

 

最後の最後で使徒の反撃の芽に、敗色が見えてしまいネルフ一同は諦めかけていた。

 

「残り10秒!」

 

 

 

 

 

そして使徒の最後とも言える渾身の一撃、光の槍がエヴァ初号機の顔に襲った。誰もが、この時人類の敗北だと思った。

 

 

しかし

 

 

光の槍がエヴァ初号機の顔に当たる直前、スッと元から[見えて]いるように交わした。

 

「はっ!こちとら4つの目から2つに減っただけで俺が!コイツの右目になれば死角なんてないんだよおおおおぉ!」

 

『残り5秒!』

 

今シンジが乗るエントリープラグ内のモニターは、エヴァ初号機と使徒の戦いを写した映像になっていた。

シンジの脳に見えるエヴァ初号機の左目の視界。そしてそれを賄うシンジ本人の左目で2体の巨人の戦い写した映像で死角を無くしていた。

 

「いい加減…くたばれぇ!」

 

最後の使徒の攻撃は虚しく、エヴァ初号機に当たらず握り掴まれた球は乾いた音を立てて割れた。

 

カッ

 

ドッ

 

ズドドオン

 

ゴゴゴゴゴゴゴ

 

球が破壊された使徒は、街から離れた山中で凄まじい爆発を起こす。そして、その爆発は天に上がり十字架の形になり使徒の墓標とも見えるようになっていた。

 

 

 

 

 

 

静まり返った発令所、その中少しずつ人の声が聞こえてくる。

 

「いっ………!や、っ、たー!シンジ君、使徒を倒したわ!」

 

最初に声を出したミサト。それが切っ掛けになり発令所に人間全員が歓喜をあげる。

この勝利で人類に希望が見えた。

 

 

 

 

 

 

使徒が爆発した所から少し離れ、エヴァ初号機は力無く倒れていた。暗いプラグの中、シンジはコックピットに一杯に使って体を伸ばしていた。

 

「…本当、疲れ…た。や…っと、や…す…め……る…。お疲れ…さん…。エ…ヴァ……ン…ゲ…リオ…ン…………。」

 

そして、凄まじい痛みと疲労と緊張の糸が切れシンジは意識を闇の中落ちていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第3使徒との戦闘結果

 

第3新東京市 軽微の損害

 

エヴァ初号機 中破

 

パイロット・碇シンジ 緊急入院

 

これが人類と使徒との最初の戦いであった。

この先、彼らはどのような未来が待ち受けているだろう。

それは誰も知らない。

 

今の世界に決まれた運命は無い。

これはまた違うお話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いやいや、一万近くの文字数に自分で笑える。w

今回の戦闘では、エヴァを暴走はさせませんでした!(^O^)/

あれをやっちゃうとテンプレのテンプラでしたので…。汗

本当、ご都合主義すぎるといつか石投げられるんじゃないのかな。苦笑

だが、ヨッピーは挫けな…い…かな。w

まぁ、第3使徒のサッキーさんも終わりこの先の事は書きやすくなっているでしょう。^_^

色々と書きたいものもあるんで、真剣に投稿しようと思います。(^ー^)ノ
例 ゴットイーター、オリジナル、とある科学etc

そして、感想者四人目の方長い感想アザーした!


では、次回!

華麗に逃走できたら良いなと思うヨッピー。ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
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