転生先は、新世紀エヴァンゲリオン   作:㐂眼翔

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こんなにも作品を書くのに睡眠時間を削れば投稿が早くだせるんだ…。

はぁい、寝不足のクアンタムヨッピーバーストです。(つД`)ノ

これから仕事だが、これだけでも投稿しようと思いました。

いやぁ、頑張ったわ。途中、変な事を書いていたら意識がヨピスに持ってかれたって事で。(⌒-⌒; )

これから仕事だわ、ヨッピーもエヴァワールドに行きたいわ〜。

風呂に入ってこよう。では、ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘


自分の命を天秤に

 

 

 

 

 

「……と言うわけで。人類は科学の発達と、ともに爛熟した文明を謳歌してきたわけですが…。全てが灰燼に帰す時がやってきたのであります。」

 

第壱中学校、熱い日差しに照らされ疎開で少ない学生が通う場所。シンジが今いる2年A組に、授業が始まっており教師が歴史を語っていた。

 

「20世紀最後の年、巨大隕石が南極に衝突したのは皆さんもご存知だと思いますが…。これにより氷の大陸は一瞬にして溶解し、海洋の水位は20mも上昇したわけであります。」

 

教室の中は、教師が話す言葉を聞く子がいれば友達同士で教師の目を盗みながら喋る子もいれば寝ていて聞いて無い子もいた。シンジは真面目に聞いて教師の言っている言葉をノートに写していた。

 

「そして干ばつや洪水、火山の噴火など。異常気象が世界中を襲い、さらに経済恐慌に民族紛争や内戦。」

 

生徒の中、シンジから離れている隣同士の女子が小さい声で話していた。

 

(ねぇねぇ、聞いた?)

 

(えっ?)

 

(さっき男子が話してたんだけどさ)

 

「僅か半年の間に、世界の人口の半分が永久に失われたのであります。」

 

(何よ?)

 

(ほら、今日きたあの転校生の碇シンジ君。)

 

「これが世に言う[セカンドインパクト]であります。」

 

(碇君、例のロボットのパイロットって噂よ。あの怪我も、そうなんじゃないかって…。)

 

「えっ?嘘!マジ⁉︎」

 

一人の女子が授業中と言う事忘れ、声を上げてしまう。その声を聞いていた茶髪で頬にそばかすがあり眼鏡を掛けた少年がシンジを見ている。

 

「………………。」

 

いきなり声を上げた為に教師は、話していた事を止めて女子2人を見ていた。女子2人は余所余所しく誤魔化す。それを見た教師は続きを話す。

 

「あれから15年。僅か15年で私達はここまで復興をとげることが出来ました。これは私達、人類の優秀性もさることながら…。皆さんのお父さんやお母さんの血と汗と涙の結晶。努力の賜物と言えるでしょう。」

 

シンジは教師の声を聞きながら窓際に席に座るレイを見る。レイは授業を聞かず窓の外を眺めていた。

 

「では、今日はこれまで。」

 

そして、授業は終わる。

 

 

 

 

休み時間、シンジは雑誌を読んでいた。読んでいる雑誌は、[WEB小説投稿サイト・HAMELN☆今月のランキング50位以内の作品を大習得]と書かれている雑誌を読んでいた。そこにシンジに近寄る女子2人が、シンジに話しかける。

 

「ねぇねぇ、碇君。ちょっといいかな?」

 

「ん?何。」

 

シンジは雑誌を閉じ、先程授業中に話していた女子2人に目を向ける。

 

「疎開始まってんのに、なんで今頃この学校に来たの?やっぱり、噂は本当なのね。」

 

「そうだねぇ、父親がこっちで仕事をしていて一緒に住む為に引越してきただけだよ?あと、噂って?」

 

シンジは真実9割嘘が1割で話していた。

 

「とぼけないでよ、碇君があのロボットのパイロットだって噂よ!その怪我もその時に負ったんでしょ?」

 

「あれ本当なんでしょ?」

 

女子2人は、シンジに真実を吐かせようと凄い形相でシンジを見る。が、シンジは女子に気にせず話す。

 

「さぁ?この怪我は、この前の騒動で巻き込まれて負った怪我だし…。しかもイキナリ、俺がロボットのパイロット?この前の騒動は、ロボットの話なの?」

 

シンジは、しれっと本当にあったように怪我の理由を嘘を付きしらばくれていた。

 

「逆に聞きたいんだけど、そんな話何処から聞いたの?確かにタイミングが重なっての転校だから、疑う気持ちもわからなくないよ。俺だって知りたいし…。」

 

上手く相手に自分は知らないアピールを送り、理由を上手く使い自分も知りたいアピールを送れば大半の子供には、「あぁ、本当に知らないんだ」と思うだろう。そして、この噂を流した情報源を探す。シンジは、エージェントになれるんじゃなかろうか。

 

「えっとね、彼処に座る眼鏡を掛けた子で相田君って言うんだけど。あの子が、碇君がパイロットじゃあ無いのかって言ってたから。彼のお父さん、ネルフの人だから。」

 

女子が指差してその情報源であろう男子を探す。指差した先には、シンジの席の後ろでシンジは振り向くと先程シンジを情報を探るように見ていた男子だった。相田と言われる男子をシンジは見つけ、犯人を見つけると前に振り返る。

 

「ふーん…。確かに、彼のお父さんがネルフの人なら信頼性はあるね?だけど、残念。俺は本当に知らないんだ。」

 

「そっか、噂も噂って訳ね。ごめんね、碇君。いきなり変な事聞いて。」

 

完璧に凌いだシンジは笑顔で女の子に返す。

 

キーンコーンカーコーン

 

そして次の授業の鐘が鳴る。

 

 

 

 

 

昼休みになり、シンジはレイの方に歩を進める。

 

「レイさーん、一緒にご飯食べよう。」

 

シンジがレイに声をかけると、教室にいる全員が驚く。

 

(なになに?碇君、綾波さんの事…。)

 

(誰も綾波に声もかけないし、綾波も必要以上口を開かない奴に碇が…。)

 

(凄いな、碇君。)

 

(碇の野郎、早速女に手をつける気か!いや…、見た目が女の子っぽいから…。百合に見えるな。)

 

小さい声で色々と話している生徒達。

 

(おい!最後の奴、後で覚えてろ!)

 

シンジは最後の男子に怒りを心に込め、レイに近づき再び声をかける。

 

「どう?レイさん。屋上にでも行って食べようよ。」

 

「お弁当、持ってきてない…。」

 

「だったら、俺の弁当で良ければ一緒に食べよう。多く作りすぎちゃったんだよ。」

 

「…肉、嫌い。」

 

「へぇ〜、レイさん。肉嫌いなんだ、だが所がどっこい。今日の弁当はベジタブル弁当なのだ。これなら、レイさんにも食べられるよ。箸も二つあるし小皿も。」

 

「……。行くわ…。」

 

「やった!」

 

このやり取りを見ていた生徒達は、唖然としていた。他のクラスでは、レイの事を[動かないクールビューティー]とも言われたレイをシンジが動かした所を見て唖然としていた。

 

「じゃ、行こう。屋上に。」

 

シンジはレイを連れて屋上に移動する。

 

 

 

 

 

「どうぞ、レイさん。」

 

屋上に移動して、元から置かれたベンチに2人で座りシンジは弁当から料理をされた物を小皿に移して右手で渡し左腕は添えていてレイに渡す。

 

「……。」

 

レイは無言でシンジから箸と小皿を受け取る。

 

「じゃあ、頂きます。」

 

「……頂きます…。」

 

レイもシンジの後に、声を出し箸を料理に運ぶ。シンジが作ってきた弁当は、きんぴらごぼうにオカラで作ったハンバーグや肉の入ってない野菜炒めと大豆を砕いて小麦粉で固めたミートボール擬きが入っていた。レイは、小皿に乗るミートボール擬きを箸で挟み口に運ぶ。そして口を動かす。

 

(・_・)

 

(゚д゚)

 

(´・_・`)

 

レイの顔は、最初は目が点になりその後に目が見開き口を少し開けては無表情に戻った。シンジは自分の料理が、レイの口にあっていないのかと心配していた。

 

「どうかな?レイさん。口にあった?」

 

「…美味しい。」

 

「そっか!よかったぁ。あ、味噌汁もあるから。」

 

シンジは喜び、水筒を取り出し蓋を膝に置き左腕で支え器にして味噌汁を出した。それをレイに渡す。レイは、膝に小皿を置きシンジから味噌汁を受け取り口をつけた。

 

「美味しい…。シンジ君…、料理が出来るのね…。」

 

「まぁ、簡単な奴ぐらいしか作れないけどね。レイさんの口あって良かったよ…。」

 

笑顔で話すシンジを見てレイは、先日感じていた問題を解こうとするがレイにはまだ分からない様だった。2人は、昼休みの時間一杯に弁当を食べていた。

 

 

 

 

 

学校が終わりネルフ本部にレイと一緒に来ていた。だが、シンジは少しずつ左目だけの生活に慣れて来たが、まだ普通の歩きの速度では転びそうになる為レイに断って手を引かれてネルフに到着する。

 

「レイさん、ごめんね?こんな事頼んで。」

 

「構わないわ、別に。…いつかまた、食べたいわ。シンジ君のお弁当…。」

 

余程気に入ったのか、レイはシンジの料理に虜になっていた。それ聞いてシンジは、顔が喜びに満ち溢れていた。

 

「よし、レイさん。明日から君のお弁当は、俺が可能な限りに作ってこよう。リクエストがあれば何かあれば聞くけど?」

 

「無いわ…、シンジ君が作る物なら間違い無いわ。」

 

無表情でレイはシンジに言うと、シンジはワナワナと体を震わせていた。

 

「レイさん、可愛い!抱きしめていい!?」

 

「…何を言ってるの?」

 

2人は仲良くなっていた。

 

 

 

 

あの後、レイと別れてシンジはリツコの部屋にいた。

 

「シンジ君、レイと仲が良さそうね。凄いわね、あの子癖が強いのに。」

 

「まぁ、まだまだ壁は厚いですが…。そう言えば何で俺は呼ばれたんですか?リツコさん。」

 

椅子に座ってシンジは首を傾げていた。リツコは、机から視力を図る板を取り出し壁に貼り付けていた。

 

「先程、治療ポットに入ってもらったわよね?それに出たデータから見て、そろそろ治ってきたらしいのよ。その確認よ。」

 

リツコは壁に貼り終わると、シンジに近づき右眼にかけられた眼帯を外す。シンジの右眼は瞑っていた。

 

「じゃあ、シンジ君。目を開けて見て。」

 

リツコの指示通りに、ゆっくり右眼を開けるシンジ。すると少しボヤいている右眼の視界が広がった。

 

「うわ〜、相当に視力下がったなぁ。右眼。」

 

「大丈夫よ、今は眼の機能が一時的に落ちてるだけだから。さあ、シンジ君。左目を閉じて、これ見える。」

 

リツコはシンジから離れて、先程に壁に貼り付けた視力を図る板を物差し棒で指摘する。

 

「うーん、リツコさんの方向に向いた○ックマン!」

 

「これは見えてるわね…。後、シンジ君?真面目にやりなさい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元々シンジの視力は、1・5の視力があったが今の右眼は1・0まで下がっている事にわかった。

 

「…これぐらいなら、シンジ君一時的に眼鏡をかけて調節しましょう。後で、渡すわ。」

 

「分かりました。」

 

シンジが返事すると、リツコは次にシンジの左腕に手をかける。

 

「こっちも大丈夫そうだから、ギプスをとってしまいましょ。」

 

リツコは、シンジの左腕につけられていたギプスを取り外す。

 

「どう、シンジ君?痛みはある?」

 

ギプスの取れた左腕を、少し振り左手を握ったり開く。シンジは顔が笑顔になる。

 

「大丈夫ですね、今の所は痛みは無いです。」

 

「では、完治したわね。でも、いきなり重たい物や負担がかかる事は控えてね?」

 

リツコはシンジに注意をする。

 

「シンジ君、この後時間大丈夫?また、良いお菓子が入ったのよ。」

 

「本当ですか?大丈夫ですよ、一時間ぐらいなら。それ位に帰らないとミサトさんのご飯とペンペンのご飯を作らないといけないんで。」

 

リツコは呆れた顔になる。

 

「ミサト、シンジ君に何をやらせているのよ。やっぱり、その為に引き取ったじゃ無いかしら?」

 

「本当ですよ、誘拐に近い事をされて。連れて来られた先が、ゴミ屋敷でしたから。半日近く掛かりましたよ、片付け。しかも、俺だけで…。」

 

「………。」

 

手を顔に被せる様にして何も言えないでいたリツコ。そしてリツコは気を取り直し、シンジの左手を取る。

 

「今から遅く無いわ、今日から私の家に来ない?歓迎するわ!」

 

「それで一緒になり、少しずつ自分の助手にする計画が…。」

 

(#゚̀皿゚)

 

リツコはまだシンジを助手にする事を諦めていなかった。その後、お茶会が始まりリツコとシンジは楽しく話していたが途中でリツコのしつこいヘッドハンティングがあったのは、また此処だけのお話。

 

 

 

 

 

 

「ただいま〜。」

 

シンジは、ネルフでの用事を終わらせ家に帰ってきた。外は暗く夜になっていた。

 

「ギャッギャッ!」

 

リビングから走ってきたペンペン。もうペンペンは、家を綺麗にしてキチンとご飯を与えそして可愛がってくれるシンジに懐いていた。玄関に立つシンジを見て、走る足を止めシンジの前に立ち見上げた後お辞儀をするペンペン。

 

「ギャッ!」

 

「ただいま、ペンペン。偉いな〜、よしよし。」

 

礼儀正しいペンペンにシンジは靴を脱ぎ、廊下に足をつけるとペンペンの頭を優しくなでる。

 

「ギュウ〜。」

 

「ペンペン、これからご飯だから待っててくれるかい?」

 

それを聞いたペンペンは、シンジが持つカバンを掴む。

 

「どうした、ペンペン?カバンなんか掴んで?」

 

「ギャッギャッ、クェ〜!」

 

「もしかして持っててくれるの?」

 

「ギャッ!」

 

唸づくペンペン。シンジは嬉しそうに顔を笑顔にしてお願いする。

 

「じゃあ、俺の部屋の机にお願い。」

 

シンジはペンペンにカバンを渡すと、声を上げながら家の奥に走っていくペンペン。

 

「クェー!」

 

「ふふっ。本当に愛い奴。」

 

シンジはリビングに入り長袖のYシャツを捲り、椅子にかけたエプロンを身につけご飯の用意をし始める。

 

 

 

 

20分後

 

「キュウ〜…。」

 

ご飯を食べ終えたペンペンは、居間で胡座かくシンジの足の中で仰向けになりお腹を撫でられ気持ち良さそうに寝ていた。シンジは撫でながら、居間のテレビを見ていた。

 

「ただいま〜、私の城よ〜。」

 

玄関から聞こえるミサトの声が聞こえてきた。シンジはペンペンを起こさないよう優しく抱き上げペンペンの部屋に入れてあげた。

 

「お帰りなさい、ミサトさん。待ってましたよ。」

 

リビングまで歩いてきたミサトに、声をかける。ミサトは嬉しそうにシンジを見ていた。シンジは不思議に思い首を傾げた。

 

「どうしたんです?ミサトさん。」

 

「やっと怪我が治ったわね、シンちゃん。これでお構い無くシンちゃんにスキンシップとれるわ〜!」

 

ミサトはシンジに近づき、抱きつき頬釣りをし始めた。

 

「はいはい、ご飯冷めますよ。せっかくミサトさんを待ってたのに…。」

 

「ごめんごめん、じゃあ食べましょう。」

 

抱きつくミサトはシンジを離した。

 

「じゃあ、座って待ってください。ショタサトさん。」

 

「がっ!?」

 

( ゚д゚)!〜(´・_)

 

そして、ミサトは美味しくシンジの食べてその後は風呂に入る。先に入ろうとしているミサトは食器を洗うシンジに言う。

 

「シンちゃん、一緒に入らない〜。」

 

「入っても良いですが、加減できませんよ?」

 

食器を洗いながらシンジはしれっと言う。

 

「シンちゃんもやっぱり男の子だからね〜、狼なってしまったら私困るな〜。」

 

ミサトは体をクネクネして誘惑する。それを見たシンジはイラっとする。

 

「何を言ってるんですか、背中を流す話してるのに。エロいですわ〜、エロトさん。」

 

「がっ!?」

 

ミサトは一生、シンジに口で勝てる日がなさそうだ。

 

 

 

1日が終わり、また新しい日を向かう。

朝、5時頃にシンジは起床。

 

「ふぁ〜…。」

 

シンジはベットから体を起こして、体を伸ばす。

 

「………!ふぅ。」

 

そして、ベットから出て机に置かれた髪を縛る輪ゴムを後ろ髪を縛る。

 

「よし!」

 

シンジは動物の書かれた可愛らしいパジャマから、ジャージに着替えて家を出た。マンションの前で軽く準備体操をしてから少し走り始めたシンジ。

 

「今日も良い天気だな〜、洗濯日和だな。」

 

走りながら子供のセリフでは無く、主婦のような事を呟いていた。

 

10分位走っているといきなりシンジは、アクロバットに途中に見つけた階段の手摺に飛び乗り足で乗り滑って行く。

 

「ひゃっほー!」

 

シンジは手摺の終わる手前で、飛び前中して地面に着地すると着地した衝撃を逃がす為に体を転がし受け身をとる。流れるように立ち、再び走り壁があれば壁走りをして塀があれば電柱を使い三角飛びで塀に乗ると、再び塀の上で走り始める。家の屋根に、音の無い走り方をしながら屋根から飛び降り電柱を一瞬掴み勢いを殺し地面に着地して受け身を取り尽かさず走り去って行く。

これを見ていた新聞の人が一言。

 

「忍者…?」

 

 

 

 

 

フリーランニングを終わらせて、マンションに帰ってきたシンジ。

 

「やっぱ、楽しいな〜。新しい土地でのフリーは。今日は軽くしとかないとな。左腕と右眼がまだ戻ってないし。」

 

そんな事を言いながら、マンションの前でクールダウンしているシンジ。

 

シンジの護衛・監視していた諜報部員は余りのシンジの行動に口をあんぐりとして驚いていた。そして、一度諜報部員の監視から逃げられしまった事はここだけの話。

 

 

 

家に戻り、シンジは少し汗をかいた体を流す為にシャワーを浴びた。

(見た目が女の子に近いが男の子である為に、入浴シーンカット。)

 

シャワーを浴び終えて、風呂場から出ると居間でペンペンが起きていて新聞を見ていた。シンジはパンツ一丁で、ペンペンに声をかける。

 

「おはよう、ペンペン。」

 

声をかけられて振り向くペンペン。

 

「クェー。」

 

ペンペンもシンジに返事を返した。そして、ペンペンは新聞を畳みシンジに渡す。

 

「ギャッ!」

 

「ありがとう、ペンペン。俺は後で読むから。さっ、ご飯にしよう。ペンペン。」

 

シンジは着替える為に部屋に戻り、学校に行く為に制服に着替えてリビングに戻る。

 

「クェー。」

 

戻ってきたシンジを見るとペンペンは鳴く。

 

「どうした、ペンペン?」

 

「ギャッギャッ。」

 

ペンペンは身を低くしたシンジに、長い爪を持った一本の爪で方向を指した。そこにはシンジがまだ準備していなかったテーブルにご飯と味噌汁のお椀を逆さまに置き、箸も箸置きに置いてあった。とてもペンギンがやったと思えない光景だった。

 

「これ、ペンペンがやってくれたのか?賢いな〜。それとありがとう、ペンペン。」

 

「キュウ〜。」

 

シンジはペンペンを両手で持ち、クルクルと回りながら褒めるシンジ。褒められたペンペンは嬉しそうに鳴く。そして、回転を止めペンペンを下ろしてシンジはペンペンにお願いする。

 

「ペンペン、お願いがあるんだ。ミサトさんを起こしに行ってくれない?」

 

「ギャッ!」

 

シンジのお願いに承諾するペンペン。軍人のように短い腕を使って敬礼していた。

 

(`>´)ゞ

 

そして、ペンペンはミサトの寝ている寝室に向かって歩いていた。

 

「よし、作るか。今日は〜、何しましょうか〜?」

 

 

 

シンジは、朝食とお弁当を一緒に作っていると足に突つかれる感触があり足元を見る。

 

「キュウ!」

 

長い爪を親指以外を器用に畳み、オッケーサインをしているペンペン。これは間違いなくペンギンなのだ、普通?のペンギンに出来るのかは別のお話。

 

「ありがとう、ペンペン。じゃあ、ご飯はもう少しで出来るから待っててね。」

 

「クェ〜。」

 

ペンペンは、シンジの言葉を理解して椅子を引き飛び上がり座る。今の光景を他の人に言ったら、高性能なAIを積んだペンギンロボットって言わない限り信じてくれないだろう。それ程にペンペンは凄かった。

 

「ふぁ〜…。おはよ…う、シン…ちゃん。」

 

リビングにまた一人、ミサトが寝ぼけ眼で入ってきた。

 

「おはようございます、ミサトさん。口を開けて上を向いて喉を閉めてください。」

 

シンジはキッチンで料理をしながら、ミサトにそう言う。まだ頭が回りきれてないミサトは、シンジの言う通りに口を開けて上を向いて喉を閉めた。

 

「ほいっ!」

 

シンジは何かを投げ、放物線を描くようにミサトの口の中に入る。

 

「シュー!超!エキサイティング!」

 

「!!!???」

 

シンジは楽しそうに声を上げ、ミサトは口に入ってきた物に吃驚していた。

 

「…〜すっぱーい!」

 

「もう一度おはようございます、ミサトさん。寝ぼけた頭に梅干しはどうですか?目覚めたでしょう?」

 

ミサトは顔を窄めていた。ミサトの口に入れたのは梅干しだった。

 

「…はぁ、吃驚したのと酸っぱいので目覚めたわ。」

 

「では、ご飯食べましょう。ペンペンも待ってくれたんだし。」

 

人間2人とペンギン一匹が囲う朝の食卓だった。

 

 

 

 

 

 

第3新東京市、第壱中学校。

生徒が通い学ぶ中学生が、朝中学校に向かって歩いていた。シンジは少し早めに登校していた。

 

「おはよーロッパ連合軍!」

 

シンジは2年A組に入り変わった挨拶をしていた。

 

「おはよう、碇君。」

 

「いつも元気だな、碇。おはよう。」

 

何人か返事を返してもらい、シンジは自分の席に近づきカバンを置く。そして、カバンの中から一つ弁当を出しもう登校しているレイに近づくシンジ。

 

「おはよう、レイさん。」

 

「…おはよう。」

 

レイは控えめな返事をする。まぁ、レイの場合は控えてるのでは無く口数が少ないだけだろう。

 

「はい、レイさん。お弁当。昨日言った通りに作ってきたよ。」

 

「…あ…、ありがとう。」

 

シンジはお弁当をレイに渡し、渡されたレイは少し顔を赤くする。来ている生徒達はヒソヒソと話していた。

 

(本当に出来てるじゃない?)

 

(もう!?手が早いわね、碇君。)

 

((((許されずリア充!!))))

 

最後のは男子達の声だろう。

 

「じゃあ、後で感想お願い。ちゃんと中身はベジタブルな物しか入ってないから。」

 

そう言って、シンジは自分の席に戻る。

数分後に授業が始まる所、教室の扉が少し強く開かれた。そこに短髪でジャージを来た男子が立っていた。

 

「鈴原!あなた、数日無断で学校を欠席をしてーー。」

 

1人の女子が鈴原という男子に注意をしていた。この女子は後ろ髮を二つに縛っておりそばかすを持ち素朴な女の子[洞木ヒカリ]と言う名前を持つ女子だった。このクラスの委員長をやっている。

 

「じゃかあしい!黙っとれ!」

 

そう鈴原は、洞木に言い残し席をかき分けるようにシンジに向かって歩く。

 

「ちょっと、トウジ!?」

 

相田は鈴原を停止を求めるが、鈴原はシンジの目の前に近づくとシンジの使っている机を叩く。

 

バシッ

 

「転校生!!ちょっと、顔貸せや。」

 

怒った形相でシンジを睨みつけた。

 

「いいよ、洞木さん。少し授業遅れるのを先生に報告してくれないかな?ちょっと話がありそうだから。じゃあ、行こうか?鈴原君。」

 

鈴原は先に教室を出るとシンジは笑顔で洞木に頼み事をすると、鈴原の後をシンジは追った。それを見ているしか出来なかった洞木は悲しそうだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

体育館裏に移動した鈴原とシンジ。暑い日差しを照らし地面を熱していた。シンジの後ろから相田が困った仕草をしながら着いて来ていた。

鈴原はシンジに振り返り話し始めた。

 

「えーか、転校生。よう聞けや。ワシのオトンと妹はなぁ、今怪我して入院してんねんぞ!オジーがおまえのおる研究所勤めで看病するんはワシしかおらん!」

 

なぜ、鈴原がシンジがネルフに属しているのを知っているのか不思議に思い着いて来た相田を見ると、相田はシンジと目が合い物凄い勢いで逸らした。それでシンジは理解した。

 

「まぁ…、ワシの事はどうでもええ…。そやけど、オトンは生活の為に働いていたのを意識が今の所戻っておらず、そして妹の顔に傷でも残ってみいっ!ぺっぴんが台無しや!!可哀想やろ?それが、誰のせいやと思う…?」

 

シンジは薄々勘付いていた。鈴原はシンジに近づく。

 

「オマエのせいや!オマエが無茶苦茶に暴れたせいで、ビルの破片がオトンと妹に当たってもうたんや。どないしてくれるんや!?」

 

確かに、鈴原の言う通りシンジは街中でエヴァを動かし多少の街の被害は出していた。だが、それ以上の被害は出さず逃げ遅れた人まで助け使徒を街の外で倒して街を救った人物に言う言葉ではない。だが、シンジは頭を下げて謝った。

 

「俺の所為で鈴原君の家族に怪我をさせしまい、申し訳ない…。」

 

シンジの中学生とは思わせぬ態度に、一瞬鈴原は戸惑うが罵声を飛ばす。

 

「なめとんのか、ワレ!!謝っただけで事が済まされるかぁ!」

 

「お、おい。トウジ…。その辺でやめとけよ…。」

 

殴りかかろうとする鈴原を止めようとする相田。

 

「鈴原君に聞くよ。俺はどうすればいい?エヴァに降りてネルフを辞めればいい?それと気が済むように俺を殴る?」

 

シンジの落ち着いた対応を見て、鈴原は相田の拘束から外れシンジに殴りかかった。シンジは鈴原の拳を捉えていたが敢えて動かなかった。

 

ガッ

 

鈍い音が体育館裏で響く。シンジは鈴原に殴られて体を傾ける。

 

「オイ!大事なパイロットに、なんてことを!」

 

相田は声を上げる。シンジは殴られて口の中が切れた為に、血を吐き出す。そして、鈴原に向き直す。

 

「おーし、やる気かな?くるんならこいや!」

 

「お、おい!トウジ!いい加減に…。」

 

鈴原は好戦的になり、相田は本気で止めようとする。そこでシンジは右手を一度上げ、少し経ってから下ろした。鈴原達はシンジの行動が理解できなかった。

 

「本当に申し訳ない、鈴原君の言い分もわかる。家族が傷つけられば誰でも怒るだろう。俺も人類を守る為に、この肩に乗ったプレッシャーは重いんだよ…。だから、君に選択肢を与えるよ。後ほど、鈴原君の家族に謝罪と慰謝料と生活費を出してこれからの戦いで気をつけて戦おう。だが、それが許されないなら…。」

 

シンジは左ポケットから取り出す。2人はシンジの取り出した物を見ると驚愕した。シンジの手の中に小型の拳銃があった。

 

「俺を殺して欲しい。それで償えるなら、俺は捧げよう。」

 

シンジは鈴原に近づくと2人はビクッとして恐怖のあまり、動けなかった。

 

「だけど、俺が死んだらエヴァに乗る人がいない。それだと、人類が滅亡してしまう。だから、鈴原君。君が乗って戦ってくれ。」

 

鈴原との距離が、さほど無い距離になりシンジは鈴原が殴った手を掴む。

 

「確かに俺には護衛・監視をしているネルフの諜報部員が近くにいるから殺すのは困難だ。」

 

そして鈴原の手にシンジが持つ小型の拳銃を持たせた。

 

「だけど今さっきその監視を外したから、簡単に俺を殺せるようになったよ?さぁ、どうする?鈴原君、選んで。」

 

シンジは小型の拳銃の先を自分の胸に向かせて、周りに見えないようにシンジは鈴原とより一層距離を詰める。相田はその現場を見て腰を抜かしていた。小型の拳銃を持たされシンジの胸に向けトリガーを指をかけられている鈴原はそれ以上に恐怖をしていた。今自分の指には、人の命を掴んでるのと変わらないのだから。鈴原の体は、恐怖の余りに震えて顔を蒼白になっていた。

鈴原はシンジに土下座をさせて謝罪をさせ慰謝料を貰えれば納得する気だった。だが、今の現状にはなるとは考えられずただ今は恐怖で体を震えさせていた。

 

「あぁ、震えでトリガーを引かないでくれよ?俺は、君に選んで撃つか撃たないかを聞いているんだから。」

 

シンジはしれっと自分の命を、相手に持たせているのに冷静に鈴原に質問をしていた。そこに洞木がやってくる。

 

「こらぁ!いつ迄やってるのよ、あんた達っ!」

 

洞木が声を上げると、止まっていたと勘違いする程に冷たい空気が暑い日差しでの暑い空気に戻っていた。シンジはすかさず鈴原の手から小型の拳銃を取り、誰にも見えない速さで左ポケットに仕舞った。

 

「やれやれ、鈴原君が早く決めてくれないから…。まぁ、後でもう一度聞くよ。じゃあ、教室に戻ろうか?」

 

シンジは、何もなかった様に話す。鈴原は、正気を取り戻し先程の勢いは無くなりながらシンジに言う。

 

「ええか、ドアホ…。これだけは言わせて貰う。今度戦うときゃ、足元をよお見てから戦えや…。わかったか。」

 

そう言い残し、腰を抜かした相田を立たせ肩を組み去って行った。一人残されたシンジは、携帯電話を取り出し電話をする。

 

「すみません、もう大丈夫です。仕事に戻ってください、ありがとうございます。」

 

そう言い電話を切ると、シンジはパタリとその場を倒れた。そして体に震えが走っていた。

 

「人類を守るのは骨が折れるなぁ、自分の命を賭けなくちゃいけないんだから。ハハッ…。」

 

シンジは一人、体育館裏で呟き乾いた笑いを漏らす。その場を学校の廊下からレイは無表情で見下ろしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

その数分後、警報機が鳴り響く。

 

ウウウウウウゥ

 

『ただいま、東海地方を中心とした関東中部全域に特別非常事態宣言が発令されました。速やかに指定のシェルターへ避難してください。繰り返します、住民の皆さんは速やかに指定のシェルターへ避難してください。』

 

 

 

東京湾の向こうから、巨大な物体が海に発生している陽炎からぼやけながら第3新東京市に向かっていた。

 

再び始まるエヴァと使徒との戦闘が始まろうとしていた。

 

第4の使徒

 

今回はどんな事が起きるかは、誰も知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今の所、一番長く書いたなぁ。

ヨッピーは、怪物と言う飲み物を飲んで仕事を頑張ラル!

コメントを待ってまーす。

ダメだ、ネタに走れない。(= ̄ ρ ̄=) ..zzZZ

はっ、では。仕事に行きたくなぁい!ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
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