絶対に寝ないドクターvs絶対に寝かせるオペレーターズ 作:8OROCHI丸
マジ?
あなたが新しく入られるドクター希望の方ですね?初めまして!私はロドス・アイランド製薬会社営業部門最高統括官のアーミヤと申します。よろしくお願いします。
さて、ここでの業務内容は、ありとあらゆる病気に対する治療薬の研究、及び開発・製造、また治験や治療をベースとする研究員と医者を兼ねたものとなっております。
私は営業部門の管轄なので、これから貴方の直属の上司に当たる、医療・研究合同部門最高統括官のケルシー先生という方にご紹介致します。付いてきてください。
このロドス・アイランドは各国と多数の業務提携を結んでおります。なので、場合によっては各国に医療チームを派遣するので、あなたにも要請がかかるかもしれません。
もし要請がありましたら、書類で出張を申請の上、オペレーター指揮管理最高責任者のエレーナさんに、届け出をしていただくことになります。
一人のエリートオペレーターを基準とした数人で構成されるチームで、派遣されるという形になりますので、ご了承ください。
さて、ここがあなたに使用していただく執務室になっています。平時の際はここでの書類業務や、オンラインによる会議への参加などをしていただくことになります。
…え?この花瓶のお花、ですか?ああ、それは、パフューマーさんという調香師のオペレーターが、何方かからプレゼントされたものをいたく気に入られたようで、新規で入られるという方にもれなく贈っているお花です。
―確か、『ベルフラワー』と、『ナナカマド』というお花らしいですよ。
☆☆☆☆☆
あの後、目が覚めたとき、全てが変わっていました。
ケルシー先生と共にロドスに帰ったとき、すべての
そして、私を除く全員から、
これは夢だと思いました。あれだけ、ドクターを心配していた皆さんが、ドクターを救いたいと思っていた皆さんが、ドクターの事を綺麗さっぱり忘れてしまったなんて、信じたくありませんでした。
………でも、現実は変わりませんでした。
ロドスは
私は、CEOという立場もあり、かつてドクターが抱えていたような書類作成に悩殺されていました。ドクターの能力の高さにかまけていたバツが、ここに来てしっぺ返しを喰らってしまったんです。
ですが、それでも、私は諦めることはできませんでした。ここで諦めてしまったら、私たちに全てを託してくれたドクターに顔向けができない。そう考えていたんです。
許されることではない。分かっていたんです。
でも、周りの人は、ドクターが居ないほうがあたり前である、という記憶に変わっていたんです。私だけ引き摺っているのは、それこそ異端だったんです。
だから、せめてもの手向けとして、私しか知らない場所に、私しか知らないドクターのお墓を作りました。
パフューマーさんから譲っていただいた、ピンク色の鮮やかなエゾギクというお花を植えました。
私たちの幸福を祈って頂いたドクターに、
自分の身を省みず全てを救おうとしたドクターに、
―私が、心から愛した、一人の男性に。
花言葉?サーナンダロウナー
というわけで完結でございます!!
一時期は消そうかとか迷うくらいにはエタってまして、最後もかなり駆け足になってしまったのはだいぶ申し訳ないんですが、初めて完結を迎えられたということで、わたくしだいぶ嬉しく思います。
さて、今回のエピローグ、実はいくつか考えていたもののうち、3番目くらいに思いついたものを採択したんですよね。最初何もかも曇らせてやろうかなーとか思ったんですけど流石に救いがなさすぎて怒られるかなと思ってこうしたんですよ。え?どっちみち救いない?知らんな。
で、一応ネタとしては置いてあるのでアンケートします!見たいIFを選んで頂ければ書きます!!勿論選ばなくても結構です!!
自分の書きたいものがよくわかんなくなった結果がこれなのでほんとに申し訳ない気持ちでいっぱいです。ですが、こうして描ききることができたのは、ひとえに見ていただけて、感想まで書いて頂いてる方たちのおかげです。ほんとにありがとうございます。
これにて閉幕!!
見たいIF
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ちょっと救いあるタイプのやつ
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まぁまぁ救いないタイプのやつ
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何もかも救われないタイプのやつ
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全部書けよオラオラ