灘浦海岸の殺人は、特捜班にも伝えられた。
「何、灘浦海岸で女性の死体が発見された。」
「ええ。」
「それで、発見者は。」
「この2人だ。」
「ああ、歩夢ちゃんとしずくちゃんか。」
「うん、でもどうして能登半島に。」
「それがな、2泊3日で北陸へ旅行するんだって。」
「ほう。」
「能登へ観光していたら、死体を発見したって事か。」
「うん。」
「能登でか。」
「それで、次の予定は。」
「和倉温泉を1泊して、その後は輪島を観光、朝市と能登金剛を観光だ。」
「被害者は。」
「石川県警の話だと、金沢第一病院の薬剤師・牧原由紀恵と判明した。」
「それで、死因は。」
「解剖によると、恐らく溺死と見て間違いないな。」
「ええ。」
富山県・高岡駅
彼女は、名古屋発の特急「しらさぎ5号」に乗って高岡へ到着した。
彼女の名前は速水菜穂子、24歳である。
速水は、高岡駅のロータリーで彼氏を待っていた。
「啓介ーっ。」
「おう、菜穂子。」
「今着たのか。」
「ええ、今日名古屋でね。」
「そうか。」
と、言って庄司啓介のアウディのクワトロを高岡駅を出発した。
庄司が乗ったアウディは、砺波と庄川へドライブした。
次の日は、金沢へ行く予定である。
「それで、明日は金沢へ行くのか。」
「ええ、友人がひがし茶屋街で待ってるって。」
「そうか、俺もあって見たいな。」
「いいわよ。」
菜穂子と啓介はこの日、砺波でチューリップフェアに入ったりや庄川の温泉で1泊を楽しんだ。
次の日、庄川で一泊した2人は砺波インターから高速で金沢へ向かった。
「へぇー、高校の時の。」
「うん、その子は彼氏はいるのって聞かれたのよ。」
「なるほど、それでこの子は会いたいって訳か。」
「そうなの。」
金沢ひがし茶街
「あっ、菜穂ちゃん。」
「あかりーっ。」
「あっ、初めまして庄司です。」
「もしかして、菜穂ちゃんの彼氏。」
「ええ、そうよ。」
「啓介、私はあさっての特急で名古屋に帰るの。」
「そうか、じゃあ金沢駅まで送ってやるよ。」
「うん、ありがとう。」
次の日、菜穂子は金沢駅で富山発の特急「しらさぎ10号」に乗り名古屋へ帰ることにした。
金沢駅
「じゃあ、元気でね。」
「うん、また会いに来るね。」
「啓介もね。」
「ああ、又電話してくれよ。」
「うん、わかってるわ。」
ファーン!ピィーッ!
と、警笛を鳴らしL特急「しらさぎ10号」は14時16分に金沢を発車した。
一方、歩夢と彰としずく達は金沢へ観光していた。
「兼六園って素敵ね。」
「ああ、秋も素敵だろう。」
「そうね、今度は彰と一緒に金沢に行こうかな。」
「うん、それいいね。」
「ああ。」
次の日、歩夢としずく達は金沢から長岡行特急「かがやき7号」に乗って長岡から上越新幹線に乗って東京へ帰京した。
そして、歩夢はこの事件の謎を解くことに。