能登・金沢30秒の逆転   作:新庄雄太郎

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そして、歩夢達は部活の時間に捜査会議をした。


第3章 イニシャルS

北陸へ旅行から戻った、歩夢と侑としずくは特捜班にやって来た。

 

「えっ、犯人はSのと言う頭文字から始まる男。」

 

「うん、石川県警の刑事の話だとSという名の男らしいの。」

 

「ほう、それで歩夢と侑はその男が怪しいって訳か。」

 

「ええ。」

 

と、歩夢は言った。

 

「それで、海岸へ行った時に何か気づかなかったか。」

 

「ええ、被害者はどうやら看護婦ではなく、病院の薬の仕事らしいの。」

 

「なるほど、すると看護婦ではなく薬剤師なんだね。」

 

「はい、病院の薬の仕事なのは事実なんだから。」

 

そこへ、1人の男がやって来た。

 

「ごめんください。」

 

「あ、あのー、あなたは。」

 

「私は石川県警・七尾署の嶋中です。」

 

「あっ、石川県警の方ですか。」

 

「はい、実はですね被害者の牧原の部屋にSの文字が残されてたんです。」

 

「えっ、カレンダーにSの文字が。」

 

「はい、何か分かりましたか?。」

 

「ええ、被害者は東京の薬業の専門学校を卒業していた事は確かです。」

 

「その後、石川県の金沢第一病院の薬剤師として採用されたそうです。」

 

「オー、よくご存じですね。」

 

「ええ、念のため確認しておきました。」

 

「それで、発見者はしずくちゃんと歩夢ちゃんだね。」

 

「ええ。」

 

「そのSと言うのは男性ですか?。」

 

「はい、石川県警ではこの2人と思われます。」

 

「どの男か。」

 

「はい、まずは庄司啓介さん七尾市在住です、もう1人は富山市在住の島谷 弘さんです。」

 

「と言う事は、この2人が犯人の可能性があるって事か。」

 

「はい、今の段階では。」

 

「よし、特捜班も全面的に協力しよう。」

 

「お願いします。」

 

虹ヶ咲学園

 

次の日、歩夢としずくと侑は、せつ菜と一緒に事件の捜査会議を行った。

 

「歩夢、海岸で殺された牧村さんの死因は。」

 

「うん、石川県警では溺死と見て考えられるの。」

 

「と言う事は、誰かに海岸に突き落としたって事は?。」

 

「それも考えられるけど。」

 

「そう言えば、牧村さんの部屋にSと言う文字がこのされていたんだよね。」

 

「うん、わかってるのは庄司啓介と島谷 弘の2人だけなの。」

 

「つまり、2人の内1人が犯人って事ね。」

 

「うん、私は庄司と言う人が怪しいと思うの。」

 

「なるほど、つまり庄司と牧村は何かの関係にあるのかしら。」

 

「うーむ、それは考えられるわ。」

 

「とにかく、私は調べて見るわ。」

 

「うん、頼むわよせつ菜ちゃん。」

 

と、せつ菜は牧村の関係を調べることにした。

 

「えっ、庄司さんは製薬会社の役員」

 

「ええ、その方は沢村製薬の会社役員らしいの。」

 

「そうなんですか。」

 

そこへ、歩夢がせつ菜を迎えに来ていた。

 

「何か、分かった。」

 

「庄司は医療薬メーカーの沢村製薬の会社役員って事が分かったの。」

 

「えっ、本当なの。」

 

「つまり、病院の関係者って事は確かみたいだわ。」

 

「そうね。」

 

 




そして、この2人の関係は?

この後、第2の殺人が起きようとは歩夢達は知らなかった
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