能登・金沢30秒の逆転   作:新庄雄太郎

5 / 7
本当に上越新幹線に乗ったのだろうか?


第5章 鉄壁のアリバイ

南と高山は、島谷のアリバイを確認した。

 

1日目

 

富山発 6時15分 特急「北越1号」に乗車

 

長岡着 9時02分 長岡で下車

 

長岡から東京へは上越新幹線に乗車 東京で1泊

 

2日目

 

23時03分 上野発寝台特急「北陸」金沢行に乗車

 

5時36分 富山で下車

 

「アリバイ成立ですか。」

 

「本当に、寝台特急「北陸」に乗ったのか。」

 

「朝早くから出張へ行くんだから、朝いちの特急か夜行に乗って東京へ行くんだからな。」

 

「うん、もしかしたら「かがやき」と「あさひ」に乗ったとも考えられないかな。」

 

「それもあるな。」

 

小海が時刻表を調べて見ると

 

富山発 6時29分 特急「かがやき1号」に乗車

 

長岡着 8時20分 長岡で下車

 

長岡発 8時27分 上越新幹線「あさひ2号」に乗車

 

東京着 9時51分

 

「それを乗るのは可能ですね。」

 

「うん、それは考えられるな。」

 

「いや、夜行と上越新幹線とは限らんぞ。」

 

「菅さん、何か考えがあるんですか。」

 

「名古屋か京都で東海道新幹線に乗り換えて東京へ行ったと考えられるよ。」

 

「なるほど、特急「しらさぎ」か「スーパー雷鳥」に乗って東京へ行ったって事も考えられるわね。」

 

「それも考えられるな。」

 

「うん。」

 

そこへ、歩夢としずくがやって来た。

 

「ねぇ、犯人は名古屋から新幹線に乗ったって事は考えられないかな。」

 

と、しずくは言った。

 

「待てよ、富山から名古屋だったら特急「しらさぎ」号があるな。」

 

「多分、それじゃないかな?。」

 

と、歩夢は言う。

 

富山発 7時10分 L特急「しらさぎ4号」に乗車

 

名古屋着 10時49分 名古屋で下車

 

名古屋発 10時55分 新幹線「ひかり104号」に乗車

 

東京着  12時49分 東京着

 

「もしそうだとしたら、昼食を取って東京へ行ったと考えられるな。」

 

「ええ。」

 

次の日、歩夢としずくはせつ菜と侑と一緒に捜査会議を行った。

 

「えっ、金沢で絞殺。」

 

「うん、犀川畔で車内で絞殺死体が発見されたの。」

 

「それで、死因は?。」

 

「首を絞めた跡があるって。」

 

「と言う事は、凶器はワイヤーかロープって事ね。」

 

「うん。」

 

「それで、犯人はどんな列車に乗ったの。」

 

「現段階では、富山から特急に乗り、新幹線に乗り換えて東京へ行ったと思われるの。」

 

「帰りは夜行に乗ったって言ってたわね。」

 

「うん、上越線経由の寝台特急「北陸」に乗ったと言ってたわ。」

 

「そうね、本当に上越新幹線に乗ったのかしら。」

 

「そうよね、そこなんだよね。」

 

「名古屋か京都で新幹線に乗り換えたって事も。」

 

「それは、考えられるわ。」

 

「よし、さっそく調べて見るわ。」

 

と、侑は帰りに図書館へよって帰宅することにした。




次回は、ついに犯人が判明される
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。