復讐者の少女・黒聖女とシンフォギア装者達 作:シス
A.一度目の投稿で5話分書置きがあったので
Q.黒鍵でノイズなんで消えるん?
A.ご 都 合 主 義
Q.このまま連載を続けるつもりか?
A.(読者の期待に私が)ついてこれるか?
Q.なんでまたQ&Aなん?
A.このスタイルの方がいいかなって……別の案があれば教えて
Q.前書きで無理にネタを入れようとするんじゃない
A.その……あの……なんだ……ごめん……なさい……
花を持って静かな病院の中、とある人が入院している病室へと向かっています。私の隣には凛々しい青髪の少女、風鳴翼ちゃんも一緒です。でも、その表情は暗い。
「ほーら、翼ちゃん。そんな暗い顔していると奏ちゃんに怒られるよー?」
「れ、レティ!?い、いきなり何を!?」
と、翼ちゃんの頬を右手の人差し指でツンツンとすると、すごく慌てた様子で私との距離をとる防人翼ちゃん。あ、皆さんどうも。一度目の投稿時に、作者が「初の部下が年上だけど、その部下がまったくもって動かないし、給料増えない名ばかりの役職の仕事なんてどーでもいいんだよ!!」とか言い出して、ストレスを
「れ、レティ。誰に挨拶しているんだ?」
「ふぇ?誰にも挨拶してないですよ?変な翼ちゃん」
っと、心の中で挨拶していたのに、なぜか隣の翼ちゃんにツッコまれてしまいました。おかしい。
『いや、私の特権じゃないから!!』
と、今回初登場のオルタ様。いやー、なかなか声が聞こえないから、どこか行ってしまったのかと思いましたよー。行ける訳ないんですけどねー。(某病弱沖さんvoiceで)
『後で帰ったら燃やすわ…。ラグロッてやるわ…。覚悟しておきなさいよ……!』
『オルタ様、自分の宝具を略しすぎじゃないですか!?』
「それでレティ。奏……大丈夫かな?」
と、頭の中でオルタ様と漫才モドキをしている私に、暗い表情で聞いてくる翼ちゃん。いや、大丈夫も何も、一命は取り止めたわけですよ。集中治療室からも出ていて、面会可になったということは、大丈夫ってことですよ。それを伝えると。
「そうなのだが……。不安なんだ。私がもっとうまく立ち回っていれば奏は――いたっ!」
「まったく。何を言い出すかと思えば……」
奏ちゃんが大怪我負ったのは自分のせいだと背負い込む翼ちゃんに、途中で私はチョップをかましてしまいました。これがカレンさんなら、間違いなく
「いいですか、翼ちゃん。私だって責任はあります。
私は
『レティ……』
『大丈夫ですよ、オルタ様。私が今いるのはオルタ様のおかげですから!』
『……そう。無理するんじゃないわよ?』
『はい!』
私のことを心配してくださるオルタ様に元気に返事を返していると、翼ちゃんが口を開きました。
「レティ……
聞いていいのかしばらく悩んでいたようですが、覚悟を決めたようで私に聞いてきました。そうですよね。私はまだ、二課の方々には
「それについては奏ちゃんも聞いたほうがいいと思いますから……病室で。いいですか?」
「ああ、私はそれで構わない」
「なら急ぎましょう!翼ちゃんの愛しの奏ちゃんが待っていますよ!」
「あ、こら、レティ!腕を引っ張らないでくれ!ここ病院!あと、『愛しの』とか言わないで!」
と、病院内なので走ることはしませんが、手を引いて奏ちゃんのいる病室へと速足で急ぎます。翼ちゃんが何か言っていますけど、気にしちゃいけませんよね!だって。翼ちゃん、奏ちゃんと話している時はいつもの凛々しい姿から一変して、まるで恋する乙女のような表情になるのですから。いやー若いっていいですねぇ。
『いや、レティ。あんたも十分若いでしょ!?』
『オルタ様。いくら翼ちゃん達と近い年齢でも、恋する乙女達には(いろんな意味で)負けます!』
『ワケがわかないわよ!?』
と、どこかの白い(悪魔的な)マスコット的なセリフを言うオルタ様。まあ、それはそれとして、ささっと奏ちゃんのいる病室へ向かった私達。扉を開けていざ!
「奏ちゃん会いに来たよー」
「れ、レティ。ここ病室だから……!」
『……あんたのその馬鹿さ加減、本当呆れるわね』
と、翼ちゃんとオルタ様に呆れられました。解せません!(二度目)暗い雰囲気より明るいほうがいいじゃないですか。やーだー。
「お!翼、レティ!見舞いに来てくれたのか!」
と、病院服に頭に包帯を巻いていますが、元気そうな笑みを浮かべて私たちの方を向いた奏ちゃん。ベッドで上半身だけ起こして何か本を読んでいたようですね。
「か、奏。もう起き上がったりして大丈夫なの?」
心配そうにすぐさまベッド横に置いてあった椅子に座って、奏ちゃんの心配をする翼ちゃん。私はその横に立って様子を伺います。いや、椅子が一個しかないんですもん。座るに座れません。床に正座でもしろっていうのでしょうか?
(´・ω・`)
『顔文字ぃ!!』
『オルタ様!これぐらいゆr(ry』
『あんたも雑な略しかたすんじゃないわよ!?』
「おう!あの毒舌シス……違った。カレンさんに、滅茶苦茶まずい飲み物飲まされてさぁー……。意識失っちまったんだけど、起きた時には体の痛みとか和らいでいてさ。医者もびっくりしてたんだよなぁ。『傷が塞がっている箇所がいくつかある……』とか言ってさ」
「あ……アハハ。アレノンダンダ?」
カレンさんからの飲み物と聞いて、イヤな記憶が蘇ってしまった私の口調がおかしくなったのは仕方ないコトデス。ええ、シカタノナイコトナノデス……!(震え声)
「れ、レティ!?顔が強張っているけど、大丈夫か!?」
「シンパイナイ、モンダイナイ、ナイナイヨ、オールライト、ダヨ?」
「レティ!?大丈夫じゃない!?」
翼ちゃんが心配してくれていますが、やはりあれは衝撃的で、体が飲んですらいないのに拒絶反応を起こしています。いやだ、あの甘いと思ったらすぐさま苦みが来て、のどが焼け落ちるような感覚がして、眩暈がして呼吸困難になるような飲み物なんてもう二度と――
『あ、あれは私でも飲みたくないわ……』
と、私の状態を察したオルタ様ですら震え声で飲みたくないと拒否しております。
ソウデスヨネ?ノミタクナイデスヨネ?ジッケンダイニ、ナリタクナイデスヨネ?『科学ノ進歩、発展ニ犠牲ハツキモノデース!』ジャネーデスヨ!?サクセス最後ノ年ニ出テクルンジャネーデスヨ!!
『レティ、ネタをぶっこむのはやめなさい!』
「まあ、だからこそ今こうやって本読んだりできるんだけどさ。本当なら絶対安静で、本すら読めない状態だったらしいんだよな」
「奏、笑えないよ……」
と、意識が飛びそうなのを必死にこらえている私と、ツッコミを入れているオルタ様を完全放置で、豪快に笑う奏ちゃんに対し、今にも泣きそうな翼ちゃん。目元に涙浮かべていますがな。まあ、それだけ奏ちゃんのことを大切に思っているんですねぇ。(遠い目)
「まあ、あたしはこんな状態だ。しばらくは
「だ、大丈夫!奏が戻ってくるまでは、私頑張るか――痛っ!」
と、隣で立っていた私が翼ちゃんの頭にチョップをかまします。翼ちゃんは自分がなぜ叩かれたのか理解していない様子で、私の名を口にし立ち上がります。奏ちゃんはびっくりした様子ですね。全く、翼ちゃんの堅いところはなかなか治りませんね。
「翼ちゃん。いいですか?貴女だけが頑張ったら、今度は貴女がパンクします。『私はしない!』と言ってもいいですけど、これはほぼ確実です。いくら天羽々斬との適合率が高いとはいえ、人間の体力ってのは無尽蔵じゃありません」
「で、でも私がやらなきゃ――」
と、少し落ち着いたのか、椅子に座って俯いて言う翼ちゃん。その翼ちゃんに手を伸ばして頭をなでなでする奏ちゃん。どうやら落ち着けと言いたいようです。ま、まあ仲がいいのはいいんですよ?でも――
「そこの前提が間違っているんですって……。私もいるんですよ?ノイズに対抗しうる力を持っているのは」
「あ……」
そこでやっと翼ちゃんは気付いたようです。
「そういうこった。翼一人が全部背負わなくたっていいんだ。あたしが復帰するまでは
「う、うん!」
「ええ、任されました」
と、ニカッと笑いながら言う奏ちゃんに真剣な眼差しで頷く翼ちゃん。私は笑みを浮かべて答えます。そのあとはしばらく雑談していました。病院食が想像していたより美味しいけれど、量が足りないとか、翼ちゃんもたまにはオシャレをしてみたらどうだとか、どう聞いても雑談です。本当にありがとうございました。
『いや、なんでそこでARIGATOなのよ!?』
『オルタ様!その言い方は、アメリカで倒産したギターメーカーのイエローキャナリーのギターが似合う人と、ライブでドーム会場を走り回りながら合計二十三曲ぐらい軽く歌える化け物ボーカリストの楽曲になっちゃいます!』
『説明長いわよ!?』
「そういえば、レティ。さっきの話し……
と、ちょうど話しが一区切りした時に、オルタ様にツッコミを入れていたら翼ちゃんがそう聞いてきました。奏ちゃんは何のことだ?と翼ちゃんに聞いていますが、そうでした。その問いに私は答えないといけませんね。一度深呼吸をしてから口を開きます。
「ええ。二人には話しておいたほうがいいですね。これからも一緒に戦うわけですから」
話しが長くなりますよと断りを入れます。二人とも黙って頷いて了承してくれました。本当にいい子達ですね。麻婆神父(別名言峰綺礼)とカレンさんに見習わせたいところですね。あ、麻婆神父の場合だと、愉悦だから見習わせる前の問題でしたね。あ、やばい。麻婆神父の笑い声が聞こえてきそうです。ここにいないのに。
っと、話しが脱線しましたね。で、復讐っていうのは、私は孤児だったんですけど……あ、そんな暗い顔しないでください。今の時代、結構当たり前ですから。ね?……え?当たり前じゃ困る?……仰る通りです。
で、今もお世話になっている麻婆神父の孤児院に入ったのですけど、ちょうど同じ時期に入った子がいたんですよ。それがコレット。私の
「「
綺麗に二人の声がハモりました。いや、さすが歌姫。高音と低音の二つに分かれていましたよ!っと、話しが脱線しかけましたね。
「ええ、過去形なのには理由があるんです。孤児院に入って三年目ぐらいですかね……あの時は確か十歳ぐらいだったかと……。二人で、孤児院の外で遊んでいたらノイズが一体現れたんです」
そうあれは忘れもしない、晴れた日の事でしたね。あの日のことは今も……いえ、一生忘れることはないでしょう。さて、話しを続けましょうか――