魔法科高校の筋肉野郎と地球外生命体 作:アグニカになりたいマクギリス
エ「作者もなんかタイトルのように変わったのか?」
実を言うと作者も専門学校に入学しまして、これから長い投稿期間がさらに長くなりそうです
龍「でも頑張って書いていきますのでこの作品を引き続き宜しくお願いします!」
兄貴の九校戦代表入りが決まり数日が経ち、学校は夏休みに入った。俺は夏休みの課題+兄貴に課せられた課題を必死にやっている。あの後姉ちゃんに耳にタコが出来るまで怒られた。『次は筆記も10位以内に入りなさい』って言われたら従うしかありませんよ…
『自分の兄どころか姉にすら頭が上がらないのワロタwwww』
お前後で覚えておけよ?
後数分で日付が変わる時間帯でも、俺は眠気と戦ったりエボルトの煽りを無視したりしながら課題を進めていくと、ドアがノックされる音がした。こんな時間に…兄貴が姉ちゃんのどっちだ?
「龍夜、まだ起きてるかしら?」
どうやらノックしたのは姉ちゃんらしい。しかしこんな時間になんで俺の部屋を?
「姉ちゃんか。いいよ入ってきて」
ドアが開くと、物語に出てくる妖精を想起させるデザインの服を着た姉ちゃんがいた
『深雪、その服って…もしかしてお前が参加するミラージ・バット?って種目のコスチュームか?』
「あー、そういや姉ちゃんってミラージ・バットと俺と同じアイス・ピラーズ・ブレイクに参加だったな…んで、なんでこの時間に俺の部屋に来たの?」
「実はお兄様にお茶を出そうと思ってね。龍夜も喉乾いたでしょ?」
なるほど、兄貴のためにか
「兄貴はこの時間だと多分地下でなんか実験でもしてるんじゃないか?ついでだし俺もいくよ」
〜〜〜〜〜〜
俺と姉ちゃんはお茶を入れ、兄貴がいる地下室へと運んで行った
「おーい兄貴、お茶持ってきたぜ」
『こういう夜中には眠気覚ましにコーヒーでもよかったんじゃないか?』
「お前のコーヒーは不味いからな。兄貴に出せるわけないだろ」
「そんな事したら姉ちゃんに氷漬けにされる」と付け加えたいが本人の前で言うのもダメなのであえて言わない
「おう、ありがと…深雪、その服装はミラージ・バッドのコスチュームか?」
「えぇ、その…どうでしょうか…」
「あぁ…凄く似合ってるよ」
まーたこの2人惚気てやがる。客観的に見ている方も色々と辛いんだよなぁ…
『それよりも龍夜、達也の足元見てみろよ』
「?…って兄貴!」
エボルトに言われるまで気づかなかったが、兄貴の身体が宙に浮いていた。俺の驚愕の声につられて、姉ちゃんも足元を見て驚く
「まさかお兄様…かの三大難問とも呼ばれる『常駐型重力制御魔法』を完成させたのですか!?」
「嘘でしょ!?さすが兄貴!!」
俺と姉ちゃんはまるで自分のように喜んだ。その間にエボルトは龍夜の中から現れ、兄貴に近寄っていく
「まさかそんなモン完成させちまうとはなぁ…達也、一体どんな手を使ったんだ?」
「あぁ、それにはまず何故常駐型重力制御魔法が難問になるかを説明しようか」
「あぁ頼んだ。俺は魔法はてんで苦手でな」
喜んでる俺らをよそ目にエボルトに説明を請われ、否応なく兄貴は説明を始めた
「一度魔法によって作用した物体の状態を変化させようとした場合、作用している魔法よりも高い干渉力を持った魔法が必要となる。魔法による飛行中、速度や角度を変えようとすると、魔法の重ね掛けが必要になってしまう」
「なるほど、つまり飛行魔法の使用で移動して速度や角度を変えたい場合、魔法の重ね掛けがあるせいで干渉力を高めなくてはいけないという事か。それじゃ魔法師からしたら難しくなるんじゃないか?」
「そう言う事だ。そこで逆転の発想だ」
「どういう事だよ?」
逆転の発想と言われ答えがわからなくなったエボルト。兄貴はヒントを与えるように言葉を続ける
「つまりは、重ね掛けではなく
「それを可能にさせるのが
「正解だ。まさか答えがわかるとは思わなかったがな」
「兄貴ーそのデバイス貸してくれ。飛行してみたい」
「いいぞ。ちょうど二つあるから、深雪と2人で使え」
「サンキュー!」
兄貴にデバイスを貸してもらい、俺と姉ちゃんは浮遊して楽しんだ
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三人称side
〜翌朝〜
天気はあいにくだったが、龍夜達3人はとある場所へ向かっていた。郊外へと歩き、目的地へと着いた
その名は『ファウスト』、創設され僅か一年で大手のCADメーカーとして瞬く間に名を挙げた企業。その認知度は凄まじく魔法師はおろか魔法関係に携わる者でも知らぬ者はいない大企業であった。またCADの開発だけでなく魔法の研究なども行われている
そんな大企業の玄関口から堂々と入り、達也達はある部署に向かった。そこはCADの開発などを行う部署だ
「おう御曹子、お嬢に坊ちゃん。なんかの用事ですかい?」
彼らが入ると、ある男から声をかけられた。彼はこの部署の主任を務めている
「牛山さん。いい加減、御曹子なんて言うのは勘弁してください。ここはFLTじゃないんですから」
「いや、俺達は
「しかし、ここの売り上げは実質貴方のおかげでもあるんですよ。
「そもそも俺がファウストを設立させなかったら、お前ら全員、ここにいなかったけどな」
「へっ、一応あんたにも感謝してるよ。
実はこのファウストはエボルトが四葉の力を借りて作った企業だった。牛山達は本来、
「ところで御曹子、そのデバイスは…まさか飛行術式のデバイスですかい!?」
「えぇ、テストも成功しましたが、俺達兄弟は一般的な魔法師ではないので」
ゴクリと唾を飲んだ牛山は近くの研究員を呼んだ
「おいテツ、Tー7型の手持ちは何機ある?」
「…じ、10機です」
「馬鹿野郎!なんで補充してないんだよ!いいから全部持ってきてこのシステムをコピーしろ!テスターも全員呼べ!休みなんか関係あるか!首に縄つけてでも連れてこい!残りは今の作業を中断して観測室で精密計測の準備だ!いいかお前ら!魔法の歴史が変わる瞬間なんだぞ!」
牛山の怒鳴り声に周りの研究員も慌ただしく動き始める。機械に齧り付いて起動を確かめたり、相手に怒鳴りつける勢いで電話したりなど、とにかく観測室は大騒ぎだった
「いつもよりすっごい慌てようだな」
「それだけお兄様が優秀ってことよ」
「そんなもんかねぇ…後であいつらの給料でもアップするか」
〜〜〜〜〜〜
テストの結果だけを言うと、飛行術式のテストは成功に終わった。しかし飛べることに興奮したテスターが皆、仕事を忘れて飛び回り、果ては予定にすらなかった空中鬼ごっこを始めたのだ。そんなことをしてると、当然想子がなくなって行き、終了した時にはテスター全員が床にへたり込むほどたった
「馬鹿野郎共。あれだけ飛び回ったらそうなるに決まってるだろ。超勤手当は出さねぇからな!」
「そりゃないっすよ!鬼!悪魔!主任!」
「社長からもなんか言ってやってください!」
「だがお前ら仕事サボってあんなことやってたしなぁ。恨むんならぶっ倒れるまで鬼ごっこしてた自分達を恨めよ」
「………ハイ」
ブーイングしたもののエボルトの反論に言いくるめられるテスター達を他所に牛山はテスト結果を真剣に見つめる達也に話しかける
「御曹子、結果を見れば分かると思いますが、当面の課題は起動式の連続処理による負担を軽減することでしょうね」
「そうですね。ここは想子の自動吸引をハード面で解決した方がよろしいでしょうね。それと他の企業に出し抜かれないようにこのノウハウを発表して、9月を目処に製品化しましょう」
「部品面はFLTあたりに発注しておく。後で必要な部品をリストアップしてくれ」
その会話にエボルトも挟みつつ、仕事は終わった
〜〜〜〜〜〜
龍夜side
ファウストから自宅に帰宅し、俺と兄貴はリビングに座る。その間姉ちゃんは紅茶の用意をしていた
「…なぁ兄貴、こないだ風間少佐が言ってたことだが…」
「あぁ、あのことか」
実は夏休みに入る前、風間少佐から連絡が届いていた
〜回想〜
兄貴が九校戦のエンジニアとして参加が決まり、夏休みに入る頃──司波家の電話に非通知と書かれた電話が来た。本来は警戒して取るか悩むところだろうが、あいにく俺達からしたら珍しくないことなので兄貴は躊躇いなく電話をとった
画面に映った相手は、日焼けや火薬焼けによりなめし皮のような顔をした中年の男性。画面上に映る上半身だけでも鍛えられてる事がわかり、見る人によってはその鍛え方がスポーツの類で身についた筋力ではない事を教えている
「お久しぶりです。狙ってかけたようなタイミングですね」
『言ってる意味はわからないが…久しぶりだな。──大黒特尉』
「その呼び方、秘匿回線で伝えてるんですか?風間少佐」
『なるほど、
電話の相手は陸軍
『簡単にはいかなかったがな。特尉らの家のセキュリティーは一般の家と比べても厳重過ぎないか?』
「サーバーの深くまでアクセスしようとしない限り、クラッキングシステムは作動しないのですがね」
『ははっ、うちの若い奴らにも良い薬になっただろう。──それじゃ、事務連絡だ』
途端に風間少佐の口調が変わる。その様子に俺と兄貴は眉を顰めた。何かあったのだろうか?
『本日“サード・アイ”のオーバーホールを行い、部品をいくつか新型に更新、それに合わせて、ソフトウェアのアップデートと性能テストを行ってほしい』
「了解しました。明朝に出発します」
「俺──いえ、小官はどうすれば?」
明日、兄貴がテストのために行くってことはわかった。だが俺はどうなの?
『そちらにはエボルトと共に待機を頼む。今回は単なるテストだから、心配はいらないがな』
「わかりました」
『──それでは、いつもの場所で。本官は立ち会えないので真田に話を通じてある』
「了解しました」
やっと用件がおわったと思い、俺は電話を切ろうと手を伸ばした──その時
『聞くところによると、今年の九校戦には特尉らも参加するらしいな。選手はわかるが、まさかエンジニアとして参加とはな』
…兄貴の代表入りが決まったのは数時間前だよな?なんでこの人が知ってるんだ…
「えぇ、小官は自ら希望しましたが、兄は成り行きで…」
『そうか。──気をつけろよ。達也、龍夜』
「「ッ!」」
風間少佐からの呼び方が変わり、兄貴は目を細め、俺は驚愕してしまう。この人がこの名を呼ぶことは旧知の者として警告し、同時に軍の情報を
『九校戦の開催地、富士演習エリアに不審な動きがあった。国際犯罪シンジゲートの構成員らしき人物の目撃情報もある。時期的に見ても、奴らの狙いは九校戦で間違いない』
俺や姉ちゃんなど、九校戦に参加する選手は皆が皆優秀な魔法師になり得る逸材、そんなところでテロが起きたら、日本の人材的な被害は相当な物となる
『壬生の報告だと、香港の犯罪シンジゲート、『
「壬生って言うと…」
「あぁ、壬生先輩の父上の壬生勇三さんだろうな」
あの後聞いたがあの人は現在、内閣府情報管理局の外事課長として働いているらしい。風間少佐と個人的な付き合いもあるって言ってたから、情報は間違いないのだろう
『おっと、長話が過ぎたようだ。部下が焦っているから、そろそろ切らせてもらう。九重師匠にもよろしく伝えておいてくれ』
「わかりました。それでは」
『あぁ、それではな』
そういい電話を切った
〜回想終了〜
「兄貴、今年って厄年かな?」
「かもな。師匠のところでお祓いしてもらったらどうだ?」
「あの人住職だけどお祓いとかやってんの?」
「お兄様、どうかしましたか?」
「「いや、なんでもない」」
そ〜ら〜を自由に〜飛びたい〜な〜♪
エ「ハイ、飛行術式CAD〜」
イヤそれ魔法師じゃないと使えない奴だから!
どうでもいいけどミスター・トーラスとミスター・ドーナツってなんか似てるよね
龍「確かに似てるけど…」
最近スパロボDD入れました。楽しいです
エ「そして執筆をサボる無限ループ」