魔法科高校の筋肉野郎と地球外生命体 作:アグニカになりたいマクギリス
アグニカになりたいマクギリス、完全復ッ活ッ!
あと温泉回はR-15なのかわからなかったですが一応入れておきます
懇親会が終わった翌日の夜中、兄貴は一人作業車でCADの調整をしていた。後から聞いたがCADの起動式のアレンジを行なっていたらしい
「達也君、そろそろここまでにしないかい?もうかなり時間も過ぎたし」
五十里先輩に話しかけられたところで作業を中断した兄貴。時計を見ると数時間を経過しており、周りも先ほどまで作業していた兄貴と五十里先輩、そして実はいたがCADに関する知識に乏しいので横から口出ししなかった(から存在感が薄かった)俺と、ここにはたったの3人程しかいなかったのだ。エボルトはとっくの昔に寝た
「達也君の担当はまだ先だし、早めに寝た方がいいよ。僕の担当は明日からだからまだここで作業するけど」
「ではお先に失礼します。」
啓に先に上がる事を報告して、端末の電源を切る兄貴
「…もう終わった?」
「龍夜君も、こんな真夜中にここまで来なくてもいいんだよ?デバイスの調整なんて面白くないだろうし」
「いえいえ、見てるだけでも学習になりますし面白いですよ。それに言いたくないんですが他の学校からのスパイもいないとは限りませんし」
と言ってるが本心は兄貴に何かあったら姉が何を仕出かすか不明なので確認のためにここにいるんだがそういうのは言ってはいけない気がする
「それでは五十里先輩、お先に失礼します」
「明日に備えるのもいいですけど徹夜で仕上げないでくださいね?千代田先輩がキレますよ」
「ははっ、痛いとこ突くね龍夜君…それじゃおやすみなさい」
そう言って作業車を後にする俺達
余談だが兄貴の同室は俺となっている。元々兄貴の同室となるはずだった生徒が拒否を示したが、それでは兄貴が機材と一緒の部屋になるので必然的に弟である俺に白羽の矢が立ったのだ。
「どうする?俺としてはさっさと部屋に戻って寝たいんだけど…」
「それもそうだな。明日に備えて寝てもいい────その前に、一仕事あるがな」
部屋に戻ろうか話してたら、兄貴の雰囲気が切り替わった。どうやら非常事態らしい
「マジか。まさかここに侵入者?」
「そのまさかだ。数は3人、武器は主に拳銃。生垣に扮したフェンスを乗り越えてこちらに接近してる」
そう言うや否や俺達は最大全力で外の森へと走る。森の中は星の光も満足に届かないが、大したことなく侵入者を視認できる場所までたどり着いた
「どうやらあいつららしいな」
「体つきからして男3人のようだ。向こうに気づかれる前にやるぞ」
「了か──ちょい待ち。向こうにもう1人いるぞ。暗くて見えんが一高の制服か?」
兄貴は特殊な目で見えてるが、どうやらもう1人はたまたま見えなかったらしい。俺は単に視力で捉えただけでそれが誰なのかは見えなかった。ただ魔法科高校の制服と色で一高と判断しただけだ
「何?一体誰なんだ?」
そう言ってる最中、そいつは懐から長方形の紙を取り出してそれに力を入れた…と言うより注いだの方が正しいだろう。その途端、手元が微かに輝き、侵入者…一々侵入者って言いづらいし賊でいいか…の頭上に電子らしきものが集まってパチパチと火花を散らした
「あれってもしかして、古式魔法の呪符!?」
「やっぱり幹比古か。そんな気はしていたが。だが…」
どうやら魔法を使って対抗しようとしてたのは幹比古だったらしいがそんな事は今は置いといて──こちらが魔法を確認できたように賊共にも感知され、幹比古に反撃しようと銃を取り出した
「幹比古が危険だな…兄貴!」
「わかってる」
幹比古の援護のために兄貴に声をかけたが、どうやら兄貴も同じ事を考えてたらしく自分のCADを取り出した一方で、俺は空気を肺にいっぱい入れるように深呼吸する。兄貴が賊共の拳銃を分解した
「な、なんだ!?」
奴らからしたらいきなり武器が壊れたように感じただろう。だが奴らは今度は腰に手をやり、小型爆弾か何かを取り出そうとしたその瞬間
「ああああぁぁぁぁぁ────!!!」
「「「!!??」」」
俺が勢いよく叫んだ。今はなんとでもないだろうが、いずれこの叫びを聞いた警備員がここへ向かって来るに違いない。ここで撤退するか目撃者を消すか判断に困ってしまう──その一瞬が命取りだ
空中に生じた雷が賊共に直撃、意識を刈り取られぶっ倒れて動かなくなった
『何が起きた!?叫び声で起きた途端雷が落ちたんだが!?どういう状況!?』
エボルトが俺の叫びと幹比古の雷の音で目を覚ましたらしい。めんどくさいから説明は後でな
「達也に龍夜、ありがとう。おかげで助かったよ」
賊が倒れた後に幹比古がこっちに来てるが、兄貴は幹比古が使っていた魔法に関心を示しているらしい
「それにしても、見事な腕だな。死角から複数の標的に向かって正確な遠隔攻撃。あくまで捕獲を目的とした攻撃で相手を無力化するとはな」
兄貴が他人を高く評価するなんて珍しいものだ…と思ってたが反対に幹比古の表情は暗くなってた
「ても僕の魔法は本当なら間に合わなかったよ。2人がいなかったら、僕は確実に撃たれてた」
「そうだな」
「え?」
幹比古の自嘲的な言葉にアッサリと肯定する兄貴。一瞬割って入ろうか考えてたが、兄貴は姉ちゃん以外にはいつもこうなので、余計な口出しなどせず、静観する
「俺達の援護がなかったらお前は確かに撃たれてた。だが実際には撃たれてないし、それ以外に関しては完璧な結果だ。だったら、次に向けて改善することが出来るし、改善するべきポイントはハッキリしている」
「改善するべきポイント…」
兄貴が言った事をまるで自分に言い聞かせるように幹比古はそう呟いた
実は懇親会が終わった後、俺はエリカをこっそり呼び出して幹比古について情報を聞いていた。幹比古の実家吉田家は古式魔法での名家らしく、その中でも幹比古は優秀だったことから"神童"と呼ばれたこともあったらしい。しかしとある事故により突如魔法力が低下し、2科生になったとのことだ
「幹比古、自分でも気づいてると思うが、改善するべき所は魔法の発動スピードだ」
そういや、さっきも呪符を取り出してから雷を発動させるまでに時間がかかっていた。幹比古が言ってたように俺達がいなかったらその隙をつかれ、幹比古は撃たれてたかもしれない
「発動スピード…か。でも今の僕じゃそれを改善なんてこと──」
「いや、できる」
幹比古の言葉を遮り、兄貴はそう断言する
「何だって!?」
兄貴の言葉に驚愕する幹比古。そりゃ、今まで自分じゃ出来なかったのに、それができると言われてるから、そんな反応をしてしまう
「お前の魔法には無駄が多すぎる。問題なのは自分の能力ではなく、魔法の術式自体そのものだな。それのせいで、魔法を使う際のスピードが遅くなってしまう」
「ま…待って!なんで達也はその事がわかるんだ!?この術式は、吉田家が長い年月をかけて古式魔法の伝統に現代魔法の成果を積極的に取り入れ、何度も何度も研究を重ね続けた物なんだ!それなのに、なんで君は一目見ただけでそんなことが言えるんだ!?」
「わかるからだ」
幹比古の問いに兄貴が答えを言う。兄貴にはあって、俺にはない物がある
「俺は視るだけで魔法の構造がわかる。起動式の内容を読み取って、魔法式を解析することが出来る。──まぁ、信じてもらう必要はないがな」
兄貴は突き放す様な言い方で、幹比古は戸惑ってるのか視線を彷徨わせる一方だった
『うん。ところでこの倒れてる奴ら放置しっ放しでいいの?』
エボルトに指摘されるまで忘れてた。そういや賊がいたんだった
「幹比古、話の途中で悪いが、警備員を呼んできてくれないか?」
「…あぁうん、わかったよ」
そう言い幹比古が走り去った。となると当然、ここにいるのは俺達兄弟と倒れたままの賊共だけだ
そんな時にタイミングを見計らっていたのか、背後からある男性が姿を現した。まぁ気づいていたし、驚く事ないんだけどな
「やっぱり近くにいたんですね。風間少佐」
「基本的に他人に関して無関心な特尉が、他人にアドバイスするとは、随分と珍しいな」
「ですね」
「無関心は流石に言い過ぎだと思いますが」
『とはいえ合ってるようなもんだろ。お前って基本妹弟以外には無関心ですーって、雰囲気醸し出してるぜ?』
「…風間少佐、こいつらを引き取ってもらってもよろしいですか?」
「別に構わんよ」
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三人称side
時は先戻り、達也がデバイスの調整をしている最中、女子部屋では深雪、ほのか、雫達が話をしていると、ノックがなった
「あら?誰かしら?」
「私が言ってみるよ」
深雪が疑問に思い、ほのかがドアを開けると赤髪の小柄な一高生──アメリア=英美=明智=ゴールディ、通称エイミィがいた。その隣には美少年と見間違える程の中性的な少女──
「エイミィ、どうかしたの?」
「温泉いかない?」
「温泉?あるのは知ってたけど、ここって軍の施設なんだよね?使って大丈夫なの?」
疑問を口にした雫の言う通り、ここは国防軍の施設。だから許可された場所以外への使用は憚られる
「フロントで聞いてみたらいいってさ。湯着も貸してくれるらしいよ」
「流石だねエイミィ」
こうして女子達は温泉へと向かうことになった
〜〜〜〜〜〜
地下に温泉施設があるのだが、軍事施設ゆえに観光向けのような物など存在せず、シャワーブースが別室に置いてあることくらいだ
ちなみに湯着というのは帯がないゆったりした女性用の短丈浴衣をイメージとして近い
「…ほのかってスタイルいいよね」
「ど、どうしたの急に…」
唐突に発せられた英美の言葉に身の危険を感じたほのかは少しずつ後退りしていく
「ねぇほのか」
「なに?」
「向いてもいい?」
「ダメに決まってるでしょ!」
友人の悪ふざけなのはわかっているが、やはり身の危険しか感じないほのか。周りを見渡して、1番の親友である雫に助けを請う
「雫!助けて!」
「別にいいんじゃない?」
「なんで!?」
予想外なことに雫はあっさりとほのかを見捨てた
「ほのか、胸が大きいから」
そう言って自分の胸元見てサウナへ向かう雫。数秒後、浴場にほのかの悲鳴があがる
「皆何やってるの…?」
深雪の言葉に全員が深雪の方へと向いた。いつもは下ろしてる髪が今回はアップになり、普段では見えなかったうなじが色気を感じさせる。それはいくら女子同士とはいえ見惚れるには十分過ぎた代物であった
「「「……」」」
「な、何かしら…?」
「皆!深雪は健全なんだから!やめてよね!?」
自分に向けられた視線に戸惑う深雪。その沈黙はほのかが破る
「いやーごめんね。つい見惚れちゃってた」
「いくら女の子同士と言ってもね。性別なんて関係ないって思っちゃうんだよ。深雪を見ると」
「からかうのもいい加減にして!」
エイミィとスバルの揶揄に深雪は苦情を入れる
「でないと、皆氷風呂に入るハメになるわよ?」
深雪の脅迫に屈し、全員黙った。流石に氷像になるのは嫌だから黙るしかないのだろう
「…なにこれ」
サウナから出てきた雫が異様な空気を察し、疑問を口にする
〜〜〜〜〜〜
いくら時代が変わろうとも、女子が話すことといえば恋バナやおしゃれなどである。そうすると自然に話は前日の懇親会へと移った。別の魔法科高校の男子が主にだが、例外として男性や、小父様と言った人も多い
「そういや、三校に一条の跡取りがいたよね?」
「あっ見た見た!結構いい男だったよね!」
「それそれ。男は見た目じゃないっていうけど、顔も良ければ言うことなしよね!」
流石に十師族の跡取りとなると、話が自然にそちらへと進んでいく
「一条って言えば、彼、深雪のこと熱い眼差しで見てたよね」
「えっ、そうなの!?」
「もしかして一目惚れとか!?」
「深雪ならあり得るかも。美人だし」
チームメイトが十師族の跡取りに好意を向けられているときゃーなどといった歓喜の悲鳴が起きる事もあるが、反対に深雪は顔を引き攣らせていた
「それで深雪、実のところどうなの??」
「……真面目に答えるけど、一条さんのことはよく知らないのよ。写真でしか見たことないし…会場のどこにいたのかすら知る由もなかったわ」
深雪の冷たい言葉に恋路を見守りたい少女達はあからさまに肩を落とした
「じゃ、じゃあ深雪の好きなタイプってどんなの?お兄さんとか龍夜さんとか?」
勇敢にもほのかが質問した。この質問を聞いた雫も反応する
「お兄様も龍夜も実の兄弟よ?恋愛対象として見れるわけないじゃない」
深雪の答えに雫とほのかはほっとした表情を見せる
「雫は龍夜君のこと好きだもんねー」
「ブフゥゥ!!!」
すると英美が何を考えついたのか爆弾発言をした。突然のカミングアウトに雫は吹き出す
「ちょっとエイミィ何言ってるの!?」
「えー?だってさ、龍夜君と話してる時の雫、完全に恋してる乙女だもんね?」
「………」
英美の言葉に雫は反論出来ず、湯船に沈んでいく
すると温泉に冷気が降り注ぎ、水温が下がっていく
「み…深雪…?」
ほのかが声をかけるが、深雪は返事をしない
「……雫」
「…どうしたの?」
「龍夜は渡さないわよ?」
「「………」」
仮に漫画とかなら2人の視線の間にバチバチっと稲妻が出てきてるかもしれない。それだけこの2人が対立すると言うことを示しているのだろう
(((怖いいいいいいい!!!!)))
外野3名は隅っこでガタガタ震え、ただ2人の間に巻き込まれない様祈るしかない
ネタ:ビルド世界の出来事⑦
惣一「今更言うんだが、実は戦兎、記憶喪失なんだよ」
龍夜「それであの天才キャラ立ててるんですか!?」
戦兎「俺は元々
万丈「自分で天才とか相変わらず痛いよな」
戦兎「そういう万丈は、殺人犯で脱獄犯」
万丈「だから俺は殺してなんかn」
ビュン!!(高速で何かが飛んでくる音)
ガァン!(鋸が壁に刺さる音)
4人「「「「…………」」」」
美空「………刻むよ?」
4人「「「「すみませんでした!!」」」」
衣装案のリクエストはともかく、オリジナル魔法突っ込んじゃっていいよね?答えはアンケートまで!
龍「しれっとアンケートをやりたいって言ってる感がする」
7/2 アンケート募集したのにそもそもやってなかった件について、すみませんでした。投稿して浮かれて寝てましたw
龍夜にオリジナル魔法つけてもいいかな?
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(つけて)よし!
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(つけて)よくない!