魔法科高校の筋肉野郎と地球外生命体   作:アグニカになりたいマクギリス

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思ったよりも早く更新できたぜヒャッハー!
エ「第1話と設定は5月25日、第2話は7月24日。2ヶ月もかかってんぞこりゃ」
今回は1ヶ月近くで済んだ!
龍「よし、次はこれよりも早く書け」
えっちょっとそれは…無理かも…
龍「書け」
がんばります…
あと前回で誤字報告があってCROOSからCROSS-Zに変更しました。誤字報告してくれた方、ありがとうございます
エ「てかなんでCROSSだったんだよ?」
英文にしたらこうなったから…(責任転嫁)
龍「責任転嫁すんな。ってか前回の10000文字は多すぎたんじゃないか?」
やっぱりそうだよね。今回からは10000文字行かないくらいで自重します
2人「「自重とは」」
これからは基本龍夜視点となります
たまーに台詞が原作と違うかもしれませんがお許しください


入学編
第3話 入学と1科生と2科生と


 あれから俺はエボルトと一緒にフルボトルを集め始めて一年が経った…

 

 〜2094年〜

 

 春、朝や夕焼けには冬をも思わせる寒さだが、昼間の暖かさは春の初めを感じさせる今日この頃、天候に恵まれたのか空は青々としており、この入学式を祝うように桜が咲き舞い散っていた

 

 学校内には在校生らしき人達が何人かいるのだが、新入生はほとんどいない

 

 「納得できません」

 

 「まだ言うのか…」

 

 この魔法科第一高校、通称一校の校門を通り過ぎた俺と姉ちゃんの胸と肩には華を思わせる刺繍がされており、兄貴にはそれがない。理由は後々話すとして、まずは近くで不満な口調で話す姉ちゃんをなんとかする。今は人気がないからそう目立つことじゃないが、流石にもう仕方ないじゃんと俺は口にしたい…

 

 「何故お兄様が補欠な上に、龍夜までが新入生総代では無いのですか!」

 

 「仕方ないだろ姉ちゃん、俺は理論じゃ兄貴よりいい点は取れなかったんだし、実技も姉ちゃんが俺達の中でダントツだったしさ…」

 

 「どこから入試結果を手に入れたと思ったら…エボルトか?」

 

 『正解、二人に頼まれたから仕方ないだろ。どうせ在校生にも結果は出回るらしい。多分結果の横流しは黙認されてるだろうな』

 

 はぁ…あれからエボルトは暇な時にはフルボトルやパンドラボックスの研究をするか、俺の中に入ってくるかのどちらかだ…今回は俺の中に入っていやがる。本人曰くこの世界の魔法科高校の入学式とやらを見たいだのなんだの…

 

 「…結果の件はわかったとしてもここではペーパーテストよりも魔法実技の成績が優先される。補欠とはいえ、良く一校に入学できたものだ」

 

 と、我が兄の不満が一切なさそうな発言に姉は語気を強めていく。気持ちはわかるが落ち着け…

 

 「そんな覇気のないことでどうしますか!お兄様以上に総代に相応しい方はいません。それに本来の実力を持ってすればお兄様も「深雪」っ…」

 

 「姉ちゃん。落ち着こうな」

 

 兄貴は姉ちゃんの言葉を遮り、俺は姉ちゃんを落ち着かせる

 

 「それは言っても仕方がないことなんだ。俺はここの評価方法に文句を付けるつもりはない」

 

 「ですが…」

 

 「姉ちゃん。気持ちは俺にもわかるさ。けど、兄貴が決めたことなら仕方ないさ」

 

 「龍夜…」

 

 『つってもお前途中わざと間違えてただろ』

 

 エボルトォォ!!余計なこと言わなくていい!ちょっと待って姉ちゃん、その目は怖いですって!

 

 「…深雪、俺たちは楽しみなんだ。可愛い妹の晴れ姿をダメ兄貴に見せてくれないか?」

 

 兄貴ナイス!話逸らしてくれてありがとう!…いや貴方も怖い目で見ないで…

 

 「そんな!お兄様はダメ兄貴なんかではありません!」

 

 姉ちゃんの言葉に兄貴は苦笑で返す。理由を知ってるから俺も苦笑で返事してしまう

 

 「…我儘を言ってしまって申し訳ありませんでした。それでは行って参ります!」

 

 と、姉ちゃんは入学式の会場へと向かった…とても長い時間かかった気がする…

 

 『残った時間はどうするんだ?』

 

 「そうだな…建物でも見て回るか?兄貴」

 

 「そうしようか」

 

 〜〜〜〜〜〜

 

 俺達2人は建物を粗方見て回った。大学附属だからだろうか、規模や施設は大学みたいな感じだな

 

 『今は開いてないがカフェテリアもあったな。俺のコーヒーとどっちが美味いと思う?』

 

 そりゃあのカフェテリアだろうが。お前のコーヒーやっぱり不味いぞ。今朝も飲まされたけどあの味はマジないわ

 

 『やっぱり豆か?』

 

 豆云々どころじゃない気がするんだが…初めてお前の淹れたコーヒーを飲んだ姉ちゃんと兄貴なんか怪訝な顔してたぞ

 

 『それよりも余った時間どうする?』

 

 「だよなぁ…兄貴、まだ時間あるしどうする?」

 

 「そうだな…近くのベンチで時間を潰そう」

 

 「『はーい』」

 

 俺達は近くのベンチに座り、兄貴は端末で小説を読み始めた。俺は何もすることないし、空でも見上げようとしたら在校生らしき2人が前を通ったが、こっちをちらりと見ただけで何もなかったように通り過ぎた

 

 「龍夜がいてよかったよ」

 

 「はは…兄貴だけだったら姉ちゃんがキレそうなこと言い出しそうだったもんなあの2人」

 

 『あの2人からしたら、何故2科生と1科生が一緒にいるのか不思議だったろうな』

 

 そう、この学校…いや正確には一高から三校までが1科生と2科生の制度を採用している。その理由としては1年間に輩出される魔法師の数には所謂ノルマというものがある。しかし魔法の技術が進歩してるとはいえ、教師陣にはノルマ分の人数全員に授業を行える人手が足りないしだからと言ってノルマギリギリの人数で授業を行うとすると下手したら事故が起き、再起不能になった場合に都合が悪くなる

 

 そこで学校はこの制度を導入したのだ。普段教師による授業を受けられるのは1科生のみとし、万が一再起不能になった場合に2科生を穴埋めとする

 

 問題はここからで1科生と2科生を区別するために1科生には八枚の花弁の刺繍をつけ、2科生にはそれがない。それによって1科生のことを花冠(ブルーム)、2科生のことを雑草(ヴィード)と呼ばれる風潮が密かに生まれていた…

 

 「ほんと、なんて風潮が生まれ出したかな…」

 

 『1科生の奴らはエリートと自称して言い出した口だろ、んで2科生の奴らは自分を自嘲するように言い出したんだろうな』

 

 「確実にそんな感じだろうな…ふわぁ…」

 

 眠い…昨日遅くまでエボルトの研究に付き合った上に朝早かったからかめっちゃ眠い…くそぉ、夜更かしするべきじゃなかった…

 

 「兄貴、ちょっと寝る。時間になったら起こしてくれ。」

 

 「わかった。いざという時は叩いてでも起こすからな」

 

 「やめてくれよ…」

 

 俺は目を閉じ、ゆっくりと眠り始めた…

 

 

 〜〜〜〜〜〜

 

 「龍夜、起きろ」

 

 「ンン…ありがとう兄貴」

 

 俺は兄貴に起こされ、俺は目が覚めた。エボルト今何時?

 

 『入学式まであと数十分ぐらいだな』

 

 そうか、サンキュー

 

 「そろそろ行くか」

 

 「あぁ、よっこいしょっと」

 

 俺は立ち上がり、兄貴と一緒に会場まで行こうとすると

 

 「新入生ですね?間もなく開場の時間ですよ」

 

 在校生であろう人に声をかけられた。俺と兄貴は頭を小さく下げ、会釈する。その時に彼女の手首に付いてるブレスレットが視界に入った。恐らくあれはCADだろう。

 

 「ありがとうございます。すぐに行きます」

 

 兄貴のその言葉には関わらないでくださいという意思が見え隠れてる…よっぽど関わりたくない人だな?

 

 「感心しますね。スクリーン型ですか」

 

 しかし目の前の女性はその思いに気づかなかったどころか、兄貴が使ってた端末の事で話し続けた。これは長くなりそうな予感…

 

 「当校では仮想型の持ち込みを禁じています。しかしそれでも仮想型を使用する生徒が大勢います。ですが貴方たちはスクリーン型を使っているんですね」

 

 「仮想型は読書に向きませんから」

 

 兄貴のその言葉にその女性は感心の色を示したのか、表情が変わった

 

 「申し遅れました。私は第一高校の生徒会長を務めております。七草真由美(さえぐさまゆみ)と申します。七草と書いて“さえぐさ“と読みます」

 

 おっと…どうやらこの人は生徒会長のようだな…しかも十師族の一つである七草(さえぐさ)家のようだな

 

 『日本の魔法師を束ねる十師族の一つの七草か』

 

 そうだ。その七草だ

 

 「俺は…いえ、自分は司波達也です」

 

 「弟の司波龍夜です」

 

 俺達の名前に七草さんが驚いた表情を見せる

 

 「司波達也くんと司波龍夜くん…そう、貴方達があの司波くん達ね?」

 

 どうやらこの人にも俺達…てか兄貴の成績を知ってるのだろう。まさか俺も注目されるとは思ってなかったが…

 

 「先生方の間では貴方達の噂でもちきりよ。実技ではトップクラスの司波深雪さん。魔法理論で平均点70点台を満点した司波達也くん。そして実技と魔法理論共に優秀な成績を残した司波龍夜くん、ってね」

 

 「…俺は兄さん達見たいに飛び抜けた成績を収めてはいないのですが…?」

 

 なんで俺が両方とも優秀なんだ?少しとはいえ手を抜いたぞ?

 

 『それが仇になったんだろうなぁ…』

 

 「確かにそうだわ。けれども龍夜君の魔法理論は丁寧だったらしいわよ。それに魔法実技では最も模範的だったとも言われてるわ」

 

 マジかよ…手を抜いたらこうなるとか予想できないだろ普通…

 

 『まぁ自業自得だな。諦めろ』

 

 この野郎…言いたい放題言いやがって…

 

 

 

 〜〜〜〜〜〜

 

 

 真由美さんと別れた後、俺達は入学式の会場である講堂へと訪れた。中を見渡すと先が並んであり、どこに座っても自由らしいのだが、前が1科生、後ろが2科生と別れて座ってた…ここも明確な差別がみえるな…

 

 「じゃあここでお別れにするか」

 

 「そうだな。態々目立つことはしなくていいだろう」

 

 俺と兄貴は途中で別れて俺は前に向かう。流石に2科生のとこに俺が座るのも1科生のとこに兄貴を座らせるのもかなり目立つからな。こうした方が妥当だろう

 

 『おい龍夜、そこ空いているぞ』

 

 そうだけど、あそこ女子が近くにいるじゃん…

 

 『でも他に座る場所がなさそうだぜ?』

 

 はぁ…もうこうなったら仕方ない…腹を括って座りに行きますか

 

 「なぁ、そこ、いい…ですか?」

 

 「ひゃい!?」

 

 おっと、突然話しかけられたからか大人しそうな茶髪の女の子がビビってる…俺もしかして怖い顔してたかな?

 

 『いや、客観的には美人だな。どちらかというと』

 

 うるせぇ。余計なお世話じゃ

 

 「あ、いいよ」

 

 するとその子の横に座ってる子が許可してくれた。茶髪の子とは違って表情が乏しいみたいだな

 

 「ちょっと雫!」

 

 「あー…なんかありがとう」

 

 許諾されたので隣に座るが隣の子、凄い焦ってる…どうしようか…

 

 『自己紹介でもしたらどうだ?』

 

 やっぱりまずは名前言った方がいいよな…

 

 「えーと、俺の名は司波龍夜。気軽に龍夜と呼んでくれ」

 

 俺の自己紹介で落ち着いた?のかまずは茶髪の子が自己紹介してくれた

 

 「あ…あの、私は光井(みつい)ほのかって言います」

 

 ほのかは慌てて自己紹介を済ますが、その横に座ってる子がその様子にクスリと笑ってた

 

 「私は北山雫(きたやましずく)。よろしく」

 

 「あぁ、北山さんと光井さんだな。わかった」

 

 「…雫でいい」

 

 「私もほのかでいいです」

 

 「……」

 

 なんかこの子達、こんな押しが強くない?…今出会ったばっかだよな?俺ら…

 

 『入学早々に女の子と仲良くなって、青春だな〜♪』

 

 うるせぇぞエボルト!他人事だと思って言いやがって…

 

 「…わかったよ。雫、ほのか。これでいいか?」

 

 「「はい(うん)!」」

 

 まぁ、友達が出来るのはいい事だな

 

 『深雪が怖いけどな』

 

 おいコラ怖いこと言うな

 

 

 

 〜〜〜〜〜〜

 

 

 姉ちゃんの答辞は完璧だった。しかし、色んなとこに「皆等しく」だの「勉学以外」だの、聞く人によれば危ない言葉がいくつか入っていた

 

 しかし誰もその事に気づいていないらしいし、そもそも内容自体が聞いていても差別を助長させたりどちらかが優れていると明言してはいない。むしろ逆にお互いに仲良くしようという言葉を上手く言っている。これなら非難はされないだろうな

 

 『どっちにしろ深雪の美貌なら非難なんかこないだろうし、そもそも深雪の虜になってて答辞すら聞いてないだろうよ』

 

 それもそうだな。後はIDカードを受け取って兄貴達に合流するか

 

 そして俺は雫達と一緒に窓口へ行き、IDカードを受け取った

 

 「龍夜さんは何組ですか?」

 

 ほのかの質問に対して俺はカードを見ながら答えた。どうやら俺はA組のようだな

 

 「そうだな…俺はA組だな。二人は?」

 

 「私もA組です!」

 

 「私もだよ」

 

 マジか。3人ともA組とは凄い偶然だな

 

 『それほど、こいつらも優秀だったって事だろ。別クラスとかならわかるが知り合った奴らが同じクラスとは凄い偶然だけどな』

 

 そうだよな…そろそろ兄貴達と合流しに行くか

 

 「俺は兄と姉に会いに行くけどよかったら二人もどうだ?」

 

 「えっと…私達はこれから用事があって」

 

 おっと、どうやら用事があるようだな。俺のせいで2人の用事を遅らせたら悪いし、ここで別れるか

 

 「仕方ないさ。また明日会おう」

 

 「うん。ところで兄と姉って言ってたけど姉さんの方ってもしかして新入生総代の司波深雪さん?」

 

 …雫って勘良ずきない?

 

 「…そうだよ。まさかわかるとは思わなかった…」

 

 「それなら納得です。2人ともよく似てますよね」

 

 「よく言われるよ」

 

 「お兄さんもいるなら、もしかして三つ子ですか?」

 

 ほのかのその質問はよく聞かれたことあるからもはや定番だな。前の世界でも戦兎さん達に聞かれたことあるし

 

 「いや、俺と姉ちゃんは双子で3月生まれで兄貴は4月生まれなんだよ」

 

 「へ〜、なるほど」

 

 雫はその事に詳しく聞かなかった。まぁそれはそれで良いが…

 

 「じゃあな2人とも」

 

 「うん。また明日」

 

 「さようなら」

 

 俺は2人と別れ兄貴の所へ行く。あらかじめ集合場所を決めといてよかったな

 

 『しかし俺達が居た世界と違って、この学校のクラス分けは成績で決まるんだな』

 

 そうだな。魔法科高校は1科生にはA組からD組まで、2科生にはE組からI組まであってそこから成績順にクラスを入れているんだろうな

 

 『おい、達也がいたぞ。しかも女子2人と一緒に』

 

 どゆこと?って思ったが、確かに女子2人と一緒だな。もしかして…?

 

 「入学早々に女の子2人と仲良くなって、兄貴ってプレイボーイなんだから」

 

 「龍夜か…言っとくが違うからな?」

 

 「わかってるって!冗談だから!」

 

 兄貴の殺気が俺限定で来てるよ!やっぱり怖いわ!

 

 『お前も同じだったけどな』

 

 エボルトォォォ!!余計なことは言うなって言ってるでしょうが!

 

 「まぁいい…その2人は?」

 

 「あぁ、さっき知り合ってな。同じクラスになったんだ」

 

 やっぱり俺と同じ感じに知り合ったのかな?取り敢えず自己紹介だけはしとくか

 

 と口を開こうとしたら先にオレンジ色の髪の女の子が自己紹介し始めた

 

 「私は千葉(ちば)エリカ!達也くんのクラスメイトになったんだ。よろしく!」

 

 「私は柴田美月(しばたみづき)です。よろしくお願いします」

 

 「俺は司波龍夜。兄貴…達也の弟だ。こちらこそよろしく」

 

 「へー、弟さんもいたんだ。龍夜君って呼んでもいい?」

 

 「ああ、流石に司波じゃわからないもんな」

 

 と、自己紹介を済ませて後は姉ちゃんを待つだけ…

 

 『いや、その必要はないようだ。来たぞ』

 

 「お兄様!」

 

 エボルトの言葉に振り向くと姉ちゃんが来たが…1科生の奴らが俺ら…特に兄貴やエリカ達に対して冷たい視線を向けてきた。

 

 あれ?深雪さんなんか笑顔怖くありません?ちょっと兄貴達と距離を取るか…嫌な予感がする…

 

 「…早速クラスメイトとデートですか?お兄様」

 

 うわ寒い!何も怒ってないように見えて怒ってるやつだこれ!これガチで気温下がるやつだぞ!2人も寒気を感じてるよ!

 

 『美女の笑顔って怖いよな』

 

 本当にそう思う。それに姉ちゃんは意外と独占欲が強いから余計に嫉妬しているよ…

 

 「深雪、その言い方は2人にも失礼だろう。それにこの2人はクラスメイトだ」

 

 …流石兄貴…姉ちゃんの笑顔を難なくすり抜けて姉ちゃんを落ち着かせた…

 

 「申し訳ありません…」

 

 姉ちゃんは兄貴に諌められたことで少し落ち着いたようだな。しっかし兄貴に女が出来たらと思うと…

 

 『確実にその女の氷像が出来るなこりゃ』

 

 うへぇ、俺嫌だよ?そんなの…

 

 「自己紹介が遅れました。私は司波深雪といいます。これからよろしくお願いします」

 

 「私は柴田美月です。こちらこそ、よろしくお願いします」

 

 「私は千葉エリカ。よろしくね。深雪って呼んでいい?」

 

 「ええ、どうぞ。司波だとお兄様と龍夜と同じですもの」

 

 あれ?なんかデジャヴが…

 

 「ひょっとして深雪って意外とフランク?」

 

 「あら、エリカは見た目通りなのね」

 

 「ちょっとそれどう言うことよー」

 

 どうやら媚びへつらう様子じゃない2人に対して姉ちゃんも笑顔になってる。仲良くなるのも時間のもんだな

 

 「深雪、生徒会の方が見えているがいいのか?」

 

 「七草会長」

 

 姉ちゃんが振り返ると七草会長が副会長らしい男と一緒にやってきた。どうやら生徒会への入会勧誘か何かだろう。新入生総代は毎年生徒会に入ると聞いたことがある

 

 「また会いましたね。司波君達」

 

 いや俺ら同じ苗字だからって複数形にしないでほしかった…

 

 てか会長の後ろにいる副会長の顔が何故か険しい。恐らく姉ちゃんが2科生の兄貴達と一緒にいるのをよっぽど機に喰わないんだろうが…

 

 『言っとくが、お前も1科生で2科生のとこにいるからな?』

 

 そういやそうだな…てかここは俺が何か一言言うべきだな

 

 「会長、姉ちy…姉に何か話があるんですか?」

 

 「大丈夫ですよ、今日は挨拶だけをさせてもらっただけですから。それに、先約があるのでしたらそちらを優先してください」

 

 「会長!」

 

 隣の副会長は七草会長の発言に驚き、七草会長は踵を返して戻るつもりだった

 

 「では、また明日会いましょうね」

 

 と、七草会長と副会長の人はそのまま行ったが、副会長は去り際に兄貴を睨んで行った…あの人も選民思想に浸かってるのかよ…

 

 『こりゃ先が思いやられるなぁ…』

 

 だな、胃が痛くならないように注意しよ…

 

 そして2人の背中が見えなくなると姉ちゃんはしゅんと表情を変えた

 

 「すみませんお兄様。私のせいでお兄様の印象を悪くしてしまいました…」

 

 「心配ない。深雪が謝る必要はないよ」

 

 と、姉ちゃんが謝罪するけど兄貴は微笑んで姉ちゃんの頭を撫でる。んで姉ちゃんは笑顔で受け取る。当然こういうのを初めて見た美月は顔を赤くし、エリカは呆然としていた。もちろん遠くの1科生の奴らも驚愕してるし…

 

 『お前に至っては最初別人か疑ってたな』

 

 お前だって最初はうわぁ…って言いながらドン引きしてたろ

 

 「……ねぇ、いつも2人ってあんな感じなの?」

 

 「…うん。だいぶ前まではこんな感じじゃなかったんだけどね…」

 

 「へ、へ〜…」

 

 正直、俺がいない間に何が起きて姉ちゃんがあぁなったのかはこっちも知りたい

 

 

 

 その後に俺達はエリカの誘いで近くのフレンチカフェテリアで昼食にすることになったが、女性3人が集まれば話に花が咲いていき俺と兄貴の2人は相槌打ちながら夕方まで話すのを見ていた。ちなみにエボルトは途中で寝やがった




ちなみに龍夜の得意系統魔法は振動加速系統です。
理由はクローズマグマ→熱い→摩擦熱→加速→なら分子とかなんか振動させてるのを加速させたらめっちゃ熱くなんじゃね?というくっっっそくだらない理由です
龍「そんな理由で決まったのかよ…」
エ「こいつ時々適当だからな」
いい返せないのが悔しい…
ところでもうすぐセイバー終わりますね。次のリバイスに期待です
龍「この小説も全知全能の書の一部になってそう」
エ「もしかしてハーメルンの小説全部が全知全能の書に書かれてるんじゃ…」
全知全能の書にこの作品が載ってるかどうかはあなた次第です(投げやり)
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