魔法科高校の筋肉野郎と地球外生命体   作:アグニカになりたいマクギリス

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えー、誠に申し訳ないのですが、今回からは投稿ペースを早くしていくために本文を8000〜7000文字以内から6000〜5000文字くらいまで下げます。長い方がいいと思う方は感想でお聞かせください
エ「しれっと感想貰おうとする辺り卑怯だよな」
龍「それにそもそも投稿ペース早くなるのかどうかだよな。だけど読んでくれる皆様方には申し訳ありませんが、内容が少なくなりますのでご了承ください」
エ「内容が少ないよう…くくっ」
しょうもねぇ…けどこれからは文字数が少なくなるのでご了承ください!あと今回からタイトルも変えます
龍「このタイトル、オーズのパクリだもんな」
…ちがうもん!最初の1話と2話を投稿してから気づいただけだもん!
エ「もん使うんじゃねぇよ、気色悪い」
はい…


第5話 司波兄弟一同、勧誘される

 俺たち3人はいつも通り、一高まで歩いていると、後ろから七草生徒会長が走ってきてた。そして大声で兄貴の名前を呼んでた

 

 「達也くーん!龍夜くーん!」

 

 「流石兄貴、早速七草会長に好かれてるな」

 

 『現実逃避してるとこ悪いがお前も呼ばれてるぞ』

 

 うっそだろ…逃げるか…と思ったら姉ちゃんが袖を強く掴んでた。姉ちゃん、伸びるのでやめてください

 

 『まぁ仮に深雪から脱出できても達也がいるんだけどな…』

 

 まさに四面楚歌…いやエボルトこっち側だから三面楚歌か

 

 『俺その気になったら、向こう側つくから実質四面楚だぞ』

 

 この野郎、速攻で裏切りやがって…

 

 「達也くん、龍夜くん、オハヨ〜。深雪さんも、おはようございます」

 

 兄貴と俺に対して姉ちゃんとの対応の差…

 

 『お前と達也、生徒会長に相当好かれてんな。もう逃げられないんじゃね?』

 

 不吉なこと言うなよ…

 

 「おはようございます。会長」

 

 「おはようございます」

 

 取り敢えず挨拶されたから挨拶する。これ大事。あとこの人生徒会長だから言葉遣いも丁寧にしなくてはならない

 

 「会長、今お一人ですか?」

 

 「うん。朝は特に待ち合わせはしないのよ」

 

 だからってついてくるのですか…

 

 「深雪さんと少し話したいこともあるし、ご一緒しても構わないかしら?」

 

 そう言って姉ちゃんに質問するが、正直な話、拒否権なんかないんだろうな

 

 「あ、はい。別に構いませんが…」

 

 「別に内緒話するわけじゃないから。それなら、また後にしましょうか?」

 

 この人悪魔だ…笑みが悪魔だ…兄貴も姉ちゃんも固まってるよ…

 

 「お話ということは、生徒会の事でしょうか?」

 

 「ええ。一度、ゆっくりと説明したいと思って。お昼はどうする予定かしら?」

 

 「食堂でいただくとおもいます」

 

 「達也くんと龍夜くんと一緒に?」

 

 「いえ、兄はクラスが違いますし…」

 

 姉ちゃんが言ったものの、消えていった言葉の続きは間違いなく昨日のことを思い出したんだろうな

 

 「変なことを気にする生徒が多いですものね」

 

 七草会長もそのことを思い出したらしい。どうやら、この人はこの状況をなんとかしようとしてるのだろう

 

 「じゃあ、生徒会室でお昼を一緒にしないかしら?」

 

 「いや、でも」

 

 「ランチボックスでよければ、自動配膳機があるし」

 

 七草会長の提案に俺と兄貴2人は最初は乗り気ではないものの、七草会長の押しに負けて昼食は生徒会室で取ることになった…

 

 『災難だなお前』

 

 やかましいわ。他人事のように言いやがって

 

 〜〜〜〜〜〜

 

 昼休み、俺たち3人は生徒会室の前まで向かうことにした。先に階段を上がっていく我が姉は足取りがとても軽やか。それに対して俺と兄貴は足取りがとても重い

 

 そしてとうとう生徒会室までたどり着いた

 

 「…姉ちゃん、頼むわ」

 

 「…」

 

 姉ちゃんが扉の横にあるドアホンを押して、入室の許可を得ると、扉が開いた

 

 「いらっしゃい。遠慮しないで入って」

 

 「では…失礼します」

 

 七草会長の声を受けて最初に姉ちゃんが入り、礼儀作法の手本を見せるように綺麗なお辞儀をした

 

 俺もそれに倣って入り、お辞儀をする

 

 「…失礼します〜」

 

 姉ちゃんの丁寧なお辞儀によって七草会長を始めに、同席していた役員の人達も雰囲気に飲まれていたが、姉ちゃんと対照的に半分ふざけた感じを出した挨拶だからか、なんとか肩の力を抜いて行った

 

 『お前ら育ちの良さが出てるんだよな』

 

 反論できないから悔しい…けど姉ちゃんも兄貴のためだからってこんなことしなくていいと思うんだよなぁ…

 

 「さぁさぁ座って。お話は食事をしながらにしましょう」

 

 そういい生徒会室の上座に座る七草会長。その反対側に上座から姉ちゃん、兄貴、俺へと座って行く

 

 『普段お前か兄貴の方座らせたがるよな。お前の姉ちゃんって』

 

 そうだな。けど今回は姉ちゃんが主役だから無理を言ってでも上座に座らせる

 

 そうして俺達に食事が配膳された。渡辺先輩の分だけないが?…と思ったらこの人は弁当らしい

 

 『しかも手の絆創膏の数からして結構頑張ったよな。恋人に弁当でも渡したのか?』

 

 お前なんでそんなこと詳しいんだよ?

 

 『美空が子供の頃に一緒に見た恋愛ドラマだな』

 

 お前もそんなことに興味あったんだ…

 

 「そのお弁当は渡辺先輩が自分で作ったんですか?」

 

 話し始めに差し当たりのない程度に俺がそう質問する

 

 「そうだが…何か意外か?」

 

 「いいえ。これは俺の第六感ですけども、そのお弁当ってもしかして彼氏さんのために練習で作ったんじゃないですかね?先輩の彼氏さんって先輩のような素敵な彼女を持てて幸せでしょう」

 

 「…なっ!?」

 

 渡辺先輩は顔を真っ赤に染めて狼狽し始めた。笑えるなこりゃ

 

 『あーはっはっはっは!これだから人間は面白い!!』

 

 お前内海さんが杖折った時みたいに笑うなや…ごめん俺も笑い堪えてた

 

 

 「それじゃ、改めて自己紹介させて頂くわね。私が今期の生徒会会長の七草真由美(さえぐさまゆみ)。そして長い髪の女の子が会計の市原鈴音(いちはらすずね)、通称リンちゃん」

 

 「私をリンちゃんなんて名前で呼ぶ人は会長だけです」

 

 と、黒髪の長い女性の市原先輩がツッコミを入れる。この人も苦労してんだな…

 

 『他に誰が苦労してんだよ』

 

 お前の世話に手を焼いてる俺と一年近くかけてお前を倒そうとした戦兎さんと万丈さんも一海さんと幻さん

 

 『俺のせいかよ。まぁ知ってたけど』

 

 「そしてこちらの小さい女の子が書記の中条(なかじょう)あずさ。通称あーちゃん」

 

 「私のことをあーちゃんって呼ぶのはやめてください!下級生の前なんですから!」

 

 背が小さく最悪小、中学生にしか見えない中条先輩も七草会長に文句を言っていた。たった3日しか会ってないけど言っても無理だと俺は思う。いやもう言っても無駄だなこりゃ。この人絶対にやめる気ないだろ

 

 「それから、ここにはいないけど副会長の服部くんを入れた四名が今期生徒会メンバーです。そしてこちらは風紀委員長の…

 

 「渡辺摩利(わたなべまり)だ」 

 

 「自己紹介も終わったし食事をしながらでいいから、そろそろ本題の方に移りましょうか」

 

 食事しながら七草会長が改めてそう言った

 

 「これは毎年恒例なのですが、新入生総代を務めた生徒は生徒会の役員になってもらいます。深雪さん、あなたが生徒会に入っていただくことを希望します。引き受けていただけますか?」

 

 姉ちゃんは七草会長からの勧誘をしばらく考え始め、顔を上げると何故か思い詰めた目をして、口を開いた

 

 「会長は兄の成績をご存知ですか?」

 

 「…深雪?」

 

 おおっと?姉ちゃんが急に兄の成績のことを聞き出したぞ?これって…

 

 「ええ、知ってますよ…凄いですよね。正直にいってしまうと先生にこっそり答案を見せてもらった時には自信をなくしました」

 

 「成績優秀者、または魔法師としての実力。有能な人材を生徒会に入れるなら私よりも兄の方が相応しいかと」

 

 姉ちゃんはどうやら自分よりも兄貴を生徒会に入れた方がいいらしい。やっぱりというか、なんというか…

 

 『流石に生徒会の奴らも2科生を生徒会に入れろなんて言われてはいわかりましたで済むとは限らないが…』

 

 だよなぁ…姉ちゃんもそれを知ってるはずだろうに…そんなに兄貴と一緒にいる時間が欲しいんだろうな…

 

 「残念ながらそれは出来ません。生徒会役員は1科生から選出されます。これは不文律ではなく、規則です」

 

 と、市原先輩が冷淡に答えた。姉ちゃんはそれを聞いて落胆の表情を見せた…と思ったらまた顔をあげてまた口を開いた

 

 「…なら弟の龍夜はどうでしょうか?理論はともかく、本当は魔法力は私よりも上です」

 

 「えっ?」

 

 あまりの発言に俺は姉ちゃんの顔をガン見して変な声が出た

 

 「龍夜君の成績は2人よりも低く、総合では5位ですが…」

 

 「…それに龍夜君には元々、部活連に入ってもらう予定だったの」

 

 「…えっ?」

 

 まさかの衝撃発言に俺はもう口がまともに動くことさえしなかった

 

 「そうですか!ならそれで「ちょちょちょちょちょちょっと待って!?」どうしたの龍夜?」

 

 「どうしたのじゃないよ姉ちゃん!会長も何故そんな事黙ってたんですか!」

 

 「だって聞かれなかったし、今日言おうとしたのよ」

 

 「うっそーん……そもそも、部活連ってなんなんです?」

 

 なんでこうなったし…そう思いつつ俺が出した質問に渡辺先輩が答えた

 

 「部活連というのは主に学校内の争乱の取り締まりや、毎年ある論文コンペの警備隊員などを担うというものだ」

 

 「だけど、俺は成績で5位って…」

 

 「あれは龍夜が実技で手を抜いただけです」

 

 姉ちゃんんんんん!暴露やめてくれぇぇぇ!そんなに入学した時のこと根に持ってるのかあなたは!?

 

 「本当のことなの?龍夜君?」

 

 ヤベェ…七草会長がこっちに狙いをつけてきた…

 

 「何を言ってるんですか?そんなはずはありませ…」

 

 すると真横、隣の兄貴のさらに隣から強烈な冷気が襲ってきた!この感覚まさか!

 

 「龍夜?」

 

 『アンコントロールスイッチ!ブラックハザード!』

 

 ヤベーイ!ってこんなコントやってる場合じゃねえ!

 

 「姉ちゃん、あの、冷気がダダ漏れで…」

 

 「龍夜?

 

 「いえ…あのお姉様…これには深い都合で…」

 

 龍夜?

 

 「はい、手を抜いて申し訳ありませんでした!」

 

 俺が姉に頭を下げると冷気が収まった…他の人たち引いてるよ…

 

 『お前が手を抜くからだろうが。今度からはちゃんとしろよ』

 

 もはや何も言い返せない…が、お前に言われるとなんか悔しい…

 

 「ということらしいです」

 

 「…なら決まりね。龍夜君は部活連の役員決定〜」

 

 「俺に救いはなかったのか…ん?ちょっと待ってください」

 

 「なんだ?」

 

 俺はとあることを思いつき、内心悪どい笑顔を浮かべた

 

 「あの、1科生だけの制限があるのは生徒会だけなんですか?」

 

 「ええ、確かそうだけど…」

 

 「つまり、風紀委員の生徒会枠に2科生を入れても問題はないのでは?」

 

 「…龍夜君!まさか!」

 

 七草会長はどうやら俺の考えてることがわかったようだな。姉ちゃんのおまけが俺だけとは限らないぞ!

 

 「そう、つまり兄貴を風紀委員にすればいいと思いますよ」

 

 「龍夜!?一体何を!」

 

 「龍夜君…あなた…」

 

 俺の発言に会長は目を見開き、中条先輩や市原先輩方は唖然としていた。そして会長は口を開き

 

 「ナイスよ!!」

 

 「はぁ?」

 

 と会長はそれだと言わんばかりにいい、兄貴は珍しく変な声を出す。作戦成功だな。どうせなら兄貴も道連れにしてやるぜぇ!(彼は唐突なことでテンションが変になっております)

 

 その後兄貴は必死に断ったが、昼休みが終わり放課後に持ち越すようになった

 

 生徒会室を出た後俺は兄貴に睨まれ、姉ちゃんは嬉しくキラキラした目をしていた…

 

 〜〜〜〜〜〜

 

 昼休み後の授業が始まった。今日の課題は規定のCADを使いレールの上にある小さい台車を端から端まで三往復というやつだ。今日の授業はガイダンスらしく、兄貴達2科生の方も大体は同じだろう。と言っても、違いは教えてくれる人がいるかどうか、だけどな

 

 ちなみに4人グループで姉ちゃん、ほのか、雫、俺だ。理由は俺がどのグループに行こうか悩んでたら姉ちゃんと雫に強く推されたからだ。そのせいか時々他の男子から殺気を帯びた視線を感じるよ…

 

 「龍夜、生徒会室はどうだった?」

 

 後ろから雫に昼休みのことを話しかけられる

 

 「あぁ、姉ちゃんが生徒会に勧誘させられたよ。ちなみに俺は何故か部活連に入ることになるんだとよ」

 

 「…なんで?」

 

 「俺にもわからんし…あということは放課後もまた生徒会に行かなきゃ行けないことだな…はぁ〜…」

 

 「…ドンマイ」

 

 と言いつつ雫は俺の背中を軽く叩いて慰めてくれた。すっげぇいい子じゃん…

 

 『はぁ…朴念仁すぎる龍夜も悪いが、簡単に堕ちた雫も雫だろうなぁ…』

 

 なんか言ったか?

 

 『いや全然?ところでもうすぐお前の番だぞ』

 

 はいはいっと…俺は学校規定のCADの前に立ち、想子(サイオン)を流し込む。いつも使ってるやつとは違うからか、少し違和感を感じるが、なんとか堪えて魔法式を展開した。今回の魔法の工程は加速と減速の2工程を6回繰り返すだけなのですぐ終わり、台車は簡単にレールの上を三往復した

 

 〜〜〜〜〜〜

 

 〜放課後〜

 

 俺と姉ちゃんは途中で兄貴と合流すると、生徒会室へと足を運ぶ。既に認証IDは登録済みらしく、そのまま生徒会室に入る…これもう俺の部活連入り、兄貴の風紀委員入りが決められてるような気がするが、もう仕方ない。腹を括っていこうとするか…

 

 「失礼します」

 

 俺はそういい、入ると敵意の視線を感じた。正確には俺の後ろの兄貴に向けてるらしいが…とりあえず俺と同じく視線を感じたらしい姉ちゃんが兄を庇うように前に出ると、視線から敵意が消えた

 

 「副会長の服部刑部(はっとりぎょうぶ)です。司波深雪さん、司波龍夜さん。生徒会へようこそ」

 

 といい、兄貴を無視して自分の席へと戻っていった。多分この人は2科生に対する優越感などではなくて1科生だという誇りを持っているのだろうが…なにしろ姉ちゃんの前で兄貴を無視する時点で姉ちゃん的にOUT…

 

 「よっ、よく来たな」

 

 「いらっしゃい。深雪さん、龍夜君に達也くんも」

 

 既にこの人達の対応にはもう何も言わない。言いたくない。言ったら負けだ

 

 「早速だけど、あーちゃん、2人をお願いね」

 

 「はい…」

 

 中条先輩に案内され、兄貴と別れようとしたその時

 

 

 「渡辺先輩、待ってください。その一年生を風紀委員に任命するのは反対です

 

 …どうやら、また一悶着起こるようだな…

 

 『くくくっ、面白いことになりそうだなこりゃ!』

 

 

 

 

 

 

 

 ネタ:ビルド世界での出来事その①

 

 〜nascitaにて〜

 

 戦兎「取り敢えず、お前が知ってることを教えてくれ」

 

 龍夜「どんな…?」

 

 戦兎「知っていること全てだ」

 

 龍夜「…わかりました」

 

 龍夜「俺が生まれたのは、四葉という家でした。2人とも3150gのとっても元気な双子の赤ん坊で…」

 

 戦兎「誰が生い立ちから話せつったよ!」

 

 龍夜「何するんですか!」

 

 戦兎「流れでなんとかわかるだろバカ2号」

 

 龍夜&万丈「「誰がバカだよ誰が!!」」

 

 戦兎「あーもううるさいよバカ共!」




魔法科高校の劣等生追憶編とうとうアニメ化ですね。あとFGOでハロウィンイベントです。ハロウィン…カボチャ…うっ頭が
龍「やってみせろよ、マフティー」
エ「なんとでもなるはずだ!」
ガンダムだと!?
\ナラナイコトバヲモウイチドエガイテー/
閃ハサ見たかったなぁ…コロナ禍の都合で見れなかった。あと追憶編多分契約チャンネルと時間帯的に見れないかも…
エ「ちなみにこの小説で追憶編やるのか?」
いや、正直な話もう1話でざっくりと解説したしいいかな
龍「姉ちゃん!兄貴!この作品追憶編ないってよ!」
密告はやめ…深雪さん凍らすのだけはk
エ「まぁ、次回も頑張るから是非読んでくれ!」
チェイテピラミッド姫路城ってなんなんだよ一体…

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