VRスポーツ総合情報誌【STRATEGIST】   作:如月遥

4 / 8
サッサーの記事によくあるスタイルの選手評価がついた記事。
見えているものと見えていないもの、それぞれがあるとは思いますが…
さて。




U-18 Game Report Round Robin Match-1(U-18日本代表 世界大会 予選リーグ 第一試合)

世界大会初戦、相手はフィンランド。今回の日本のスタメンは以下の通りとなった。

 

アタッカー

大谷 晴香

大野 晶

神沢 蘭

 

ストライカー

新城 梓

一条 恋

笠井 千恵美

池上 聖華【L】

 

サポーター

南 京子

宮島 文

 

ブレイカー

鳥安 明美

 

3-4-2-1のスタンダード編成である。

今回の舞台は渓谷ステージ。

昨年の高校LEGEND全国大会準決勝にて大阪日吉のラストアタックが火を噴いたステージだ。

しかし、序盤から誤算が日本を襲う。明らかに対策を練られた形で完全に抑え込まれたまま戦線を押し込まれる日本代表。特にブレイカーの鳥安は相手ブレイカーからの徹底マークを受けて仕事をさせてもらえない。さらにはストライカーやアタッカーも相手ストライカーの広域迫撃砲でチマチマと耐久力を削られる消耗戦を強いられる。

武装全般の強化が影響しているためか、装備更新が進んでいない、特に防御に意識を割いていない武装構成の選手を中心に押し込まれている感が強く感じられた。

 

最終盤になり、日本代表はメンバーチェンジと同時にリーダーを池上から宮島に変更、突撃を敢行しようとするも、新城、大野が集中攻撃からの砲撃で被撃墜。さらには相手のグレネード自爆に巻き込まれる形でじわりじわりと頭数自体を減らされていく。

 

最終的には920-930、一人分の被撃墜差で敗北となった。

 

この試合における各選手の成績、短評は以下の通りである。

(平均点=5.5)

 

 

アタッカー

大谷 0k-0d 5.0

グレネードもうまく作用することはなく、仕事をさせてもらえずの状態で消化不良感が残った。

 

大野 0k-1d 5.5

突撃で斬り込むも耐久力を削りきられての被撃墜。ストライカーに比して耐久力がないことを考慮すると決して責めを負う訳ではないが、迫撃砲による被撃墜は回避方向を分散させるなどでなんとか凌げなかっただろうか。

 

神沢 0k-0d 5.0

全体的に目立つミスも活躍もなし。牽制などで相手の足止めは出来ていたが、撃破まで持ち込んでほしかった。

 

黒澤 1k-1d 5.5

終盤の交代からの短時間でキルスコアを叩き出したのは、さすがKAMIKAZEと言うべきか。相手の自爆に巻き込まれたためデスも付いたが、これは考慮されてしかるべきであろう。

 

大場 1k-1d 5.5

突撃直前での交代からしっかりキルスコアをマーク。相手の自滅に巻き込まれたが最低限の仕事はこなした。

 

ストライカー

新城 0k-1d 4.5

突撃で斬り込むも耐久力を削りきられての被撃墜。装備が現環境にフィットしていないことの証左であろう。ガトリングにこだわり続けるようでは今後も厳しい戦いを強いられそうだ。

 

笠井 0k-1d 5.0

こちらも斬り込みからのダメージ蓄積による被撃墜。軒並み盾を装備していない前衛選手が撃墜されている。こちらも装備換装の必要がありそうだ。

 

一条 0k-0d 5.0

被撃墜こそないものの、押し込まれている状況を打開できていないと言う点は新城や笠井同様問題とするべきであろう。次戦以降の奮起を期待したい。

 

池上 0k-0d 5.0

リーダーとしての初陣は非常にほろ苦い結末となった。リーダーとしての力量はこれからついてくる、と期待したい。戦闘面に関しては可もなく不可もなく。

 

鈴木 1k-0d 6.0

精密な砲撃は環境が変化しても未だ健在。冷静にダメージを与え続けた活躍は殊勲ものである。拡散系の高火力武装が追加されたら面白いことになりそうではある。

 

田川 2k-1d 6.5

最後こそ自爆に巻き込まれて撃墜されたが、キルスコア2はこの試合トップタイ。装備と戦術、戦闘スタイルが噛み合った結果と言えよう。今後の活躍に期待が持たれる。

 

サポーター

南 0k-0d 5.5

戦線維持と言う観点からは合格点だが、大谷とのペア時間が長かったのが気になる。他の選手への支援も充実させることが期待される。

 

宮島 0k-0d 6.0

サポーターとしての貢献については可もなく不可もなくだが、リーダー交代後の指揮は目を見張るものがあった。今後の指揮などにも期待したい。

 

長野 0k-1d 5.5

撃破こそなかったものの最終局面での突撃支援はさすがKAMIKAZEとでも言うべき鮮やかさ。生存できていればなお良かったがそれは高望みか。

 

ブレイカー

鳥安 0k-0d 5.0

遊撃としての仕事をさせてもらえず、寧ろ窮地に陥る場面が目についた。ステージ相性かもしれないが、今日の動きでは単なる目立ちたがりの支援火力に過ぎない。

 

福田 2k-1d 6.0

世界デビュー戦での2kはアイドルとして大舞台に強いことを実証したかたちとなる。しかしファーストキルの直後に迫撃砲で撃墜されたのはマイナス材料。次回以降は狙撃終了後の速やかな移動を望む。

 

次戦はロシア戦である。昨年は決勝で対峙した強豪との激突がまさかの予選ラウンドで再発。絶対的エース不在の中、どこまで日本は食らいつけるのか。

 

文責:皇 風烈




これを読んでる方はほぼ
本編読んでいらっしゃるはずなので
不要かとは思いますが
念のために補足。

各選手のスタッツ(成績)

大谷 0k-0d 5.0

大谷選手は撃破0【0k】で被撃墜0【0d】。
評価としては
ちょっと活躍が足りない
という観点で
5.5からワンランクダウンの5.0

以下、同様に解釈してください。
平均点は5.5で最大は10.0、最低は0.0。
※大体は±2段階までで評価されます。

また、この雑誌(作品)では
相手を倒すことを撃破
相手に倒されることを撃墜/被撃墜
で統一しています。
この辺りは言葉のこだわり程度ですので
深く突っ込むのは禁止。
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