ウマ憑依(ぴょい)伝説 作:タイシン推し
人生というのは理不尽の連続である。 とは誰の言葉だっただろうか?
よもや人生を終えた後でも理不尽に会うことになろうとは思わなかった。今俺はそんな気分である。
『―――で?お前が誰で、わけわかんねー状況は何なのか説明できっか?』
「ちょっと待ってくれる?今人生について悟りを開けそうなの」
不良のダル絡みのような調子で顔の横に顔を寄せて「あぁ~?」と威圧してくる(顔だけ見れば)美人さんを手で制しつつ現実逃避を終える。
どこまでも真っ白な空間。地面は芝の生えたターフ。地平線は見えない。が、目を閉じて意識を集中させると全く違う景色が見える。
「―――どうか、なさいましたの?」
目の前にややアップ目に映るのは睫毛の長い清楚系の美少女。背伸びしたいお年頃(推定)で、長いストレートな美しいお髪を後ろに流しており
―――その頭の上にはピコピコと揺れる独特な形状の【耳】があった。
『 ウマ
結論から言うと、俺は死んだのだろう。
アプリでウマを育成してレースで勝ってすっごーい!ライブでたーのしー!する系のゲームでいい感じに育成を済ませ、今日はいい日になるなーとウキウキ気分で向かった先は―――競馬場。
皐月賞を制するおうまさんに投資して見返りを貰う系のお仕事で、
――来てしまったのだ。大穴馬券が……
配当金にして80万。ちょっとしたボーナス金額であるそれをネットマネーに換金してすぐさまガチャ回さなきゃ!と即座に考えた俺は配当金を受け取るとそのままその足でコンビニダッシュを敢行し―――
―――競馬場の階段を踏み外し、
激痛、悲鳴、集まる民衆。
最期の力を振り絞って取り出したスマートフォンを立ち上げる。
―――起動したまま電源を落としていたアプリが立ち上がり
推し(ウマ)のタイトルコールに見送られて、俺は意識を手放した―――。
******** そして、今に至る。
『・・・で?』
これまでの人生?を客観的に思い返してみた。が、自分がどうしてこうなったのか、それがわからない。
「とりあえず……目の前の娘をどうにかすべきじゃないかな?って……」
なので棚上げしてみた。結局は変わらないのだが時間稼ぎにはなる。
目の前の娘は「っはぁ~~~~」と長い長い溜息を吐いて
『ちっ、しょうがねぇな。そこで待ってろよお前。パッと行ってガッと帰ってくるからな?』
肩をぐるんぐるんと回してのっしのっしと歩いていく見た目は美人の娘。その頭にも耳が揺れている。
***** 【 場面転換 】
「……?あの……もしもし?」
ボケッとした間抜け顔のまま焦点の合わない目で宙を見つめている知人に、どうしたらいいのかわからないといった様子の美少女の姿が目の前一杯にある。
体のコントロールはあの残念な美人にあるらしく、イメージとしてはVRゴーグルをつけて映画を見ている感覚に近い。勝手に体が動いて、口が言葉を紡いでいる。声色は低音質に寄せているが女性のものだった。
「―――あぁん?……なんだよマックイーン?お前の方からアタシに絡んでくるとか誘い受け全開ウーマンかよ。イイぜ……お前が望むなら、朝まで生討論もどんとこいだゼ?それとも将棋王目指してみっかぁ……?」
ねっとりボイスで耳元に囁きかけるような音圧を浴びせながら、アゴクイをキメてキラリと歯を光らせる残念美人の姿に
「本当にもう……なんなんですの!!?」
目の前の美少女は盛大にブチギレて大声を上げていた。
なおこの残念美人から喜びの感情が溢れて伝播してきているのでこの反応は既定路線らしい。マジ残念な美人だわこれ。
続き?(いまのとこ)ないよ。
できる限りザザッと書いて速攻終わらせる予定
ゴルシははっちゃけてますか?
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ハジケている
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ややパンチが足りない
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ハジケていない
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今までの洗剤よりよく落ちる