D✕D✕D《デュランダル・デート・ドラゴン》   作:デュランダ流

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久し振りに忙しかった。
エタったと思われたのならすみません。
前のペースだとしんどいということがわかったので更新頻度が落ちてしまいます。
何卒お許しください〜


第三話

「一体どうしたんだよ2人とも」

 

そこに現れたのは黒い服に長く綺麗な黒い髪の女性とゴスロリ衣装を着た細身の少女。家にいるはずの龍神姉妹が2人して病室へやってきた。リリスはまぁオーフィスについてきたのだろう。つまりオーフィスが伝えたい何かあってきたということになる。

 

普段は家の敷地から出ない2人がわざわざワープしてきたんだ。もしかしたらこれ以上更にまずい状況になるかもしれない。そんな懸念はオーフィスの発言により一瞬で消し飛ばされる。

 

「我、アーシアの場所わかる」

 

「わかるー」

 

「それ本当なのかッ!?」

 

「我、嘘つかない」

 

そうか!オーフィスは前にもアーシアの気配を覚えていて俺に居場所を教えてくれたのとがあった!今回も気配を辿って居場所を突き止めてくれたのか!

 

「流石だぜ2人共!それで?アーシアはどこにいるんだ?」

 

俺はオーフィスに問いかける。

 

「この世界じゃない世界」

 

「この世界じゃない世界…ってことはつまり異世界か?」

 

コクリとオーフィスは頷く。

あいつはアーシアを異世界へ連れてったのか…。どこを探しても見つからないわけだぜ。もう既にこの世界にはいないんだからな。

 

「なぁ、その世界はどんなところかわかるか?」

 

フルフルと首を横に振るオーフィス。

 

「わからない」

 

そうだよな…だいたい違う世界にいるアーシアの気配がわかるだけでもオーフィスはやはり凄い。そのおかげでアーシアが生きてることは確認できたんだ!それだけでも十分だ。

 

どうすればアーシアのところへ行けるか皆と話し合おうとした時、オーフィスは俺達が喉から手が出るほど欲しかった情報を教えてくれた。

 

「我がわかるもの、アーシアの気配とアーシアの元への行き方のみ」

 

「………本当なのか…?行けるのかッ!?俺達はアーシアのいる世界へ行けるんだなッ!?」

 

オーフィス達によってもたらされた情報はどん詰まっていた俺達を希望へと導くものだった。これで俺達はアーシアを助けに行くことができる…ッ!

 

「私達も当然一緒に行くわ。アーシアは大切な家族ですもの!」

 

リアスの言葉に皆が頷く。だがリアス達に対しオーフィスは少し悲しそうな顔をする。何か問題でもあるのか…?

 

「我らが連れていける者、イッセー合わせて2人のみ。皆まで連れて行くこと、今の我らでは力不足。」

 

「そうなのか…」

 

今のオーフィス達の力は無限ではない。悪い奴らに利用され無限から有限にされてしまった。俺は2人と友達になることができたが元々は敵だったため、厳重な封印が施されている。今は少し強すぎるドラゴンレベルだそうだ。

 

「イッセーごめんね…」

 

リリスが申し訳なさそうに謝る。謝らなくていいんだ…ッ!そんな必要はお前たちにはないんだから…ッ!

 

「2人は何も悪くないッ!………むしろありがとうな…。お前たちのおかげで俺達はアーシアを助けに行けるんだ。誰がお前達を責められるかってんだ」

 

皆が俺の言葉に同意してくれる。

それを聞いた2人は嬉しそうに笑うのだった。

 

「…それでどうするんですか?イッセー先輩の他に誰が行きますか?」

 

小猫ちゃんが聞いてくる。皆俺の方を向いていた。え…?俺が決めるのか…?どうやらそのようらしいので少し考え、連れて行く人物に問いかける。

 

「イリナ、付いてきてくれるか?」

 

俺の言葉にイリナは二つ返事で了承した。

 

「えぇ!わかったわ!アーシアのためだもの!

それにゼノヴィアの仇も取らないとね!」

 

「おい、私は死んでないぞ」

 

「貴方が決めたのなら私達は何も言わないわ」

 

帰りを待っている。そう言ってリアスは俺の意見に賛同してくれた。流石俺の惚れた女性だ。

 

「あいつの勢力やハーデスがいつ攻めてくるかもわからない。だからリアスには冥界を守ってもらいたいんだ。そして皆にはリアスを支えてあげてほしいんだ」

 

俺のお願いを皆受け入れてくれる。

 

「わかった。イッセー君、アーシアさんを頼んだよ。僕も必ず皆を守ると君に誓う。だから絶対、無事で帰ってくるんだよ。」

 

「あぁ!任せろ!必ず助け出すから!」

 

「イッセー君、君達ばかりにこんな辛い目にあわせてしまって本当に申し訳ないと思っている。せめて私は君達へ全力のバックアップをさせてもらうよ。D✕Dのメンバーにも君が不在の間、もしものことがあったらこの世界を防衛できるよう呼びかけておく。だから君は安心してアーシア君を助けることに集中してくれたまえ」

 

「ありがとうございます。アジュカ様やD✕Dの皆なら安心してこちらの世界を任せられます。」

 

「イッセー、イリナ、行こう」

 

「たすけにいこう!」

 

オーフィスとリリスは美しい笑みを浮かべながら手を差し伸べてくれた。

 

「準備はいいか?イリナ」

 

「えぇ!いつでも行けるわ!」

 

俺達4人は手を繋ぐ。

すると目の前に龍門(ドラゴン・ゲート)のような扉が開かれた。

 

「ふ、2人とも…頑張ってください!」

 

「…アーシア先輩を連れて5人で必ず帰ってきてください」

 

「皆様のお帰りをお待ちしておりますわ」

 

「イッセー、イリナ、動けない私達の代わりにアーシアを頼んだぞ」

 

「イッセー君、イリナちゃん、どうかお気をつけて」

 

最後にリアスから送り出される。

 

「いってらっしゃい」

 

「「いってきます」」

 

そして俺達は門の中へと進んでいった。

待ってろアーシア。今助けに行くからな。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

イッセーたちが異世界へ旅立った後。

 

現在この世界における唯一の魔王である男はとある人物へ今回の件について報告をしていた。相手は歴代最強の二天龍を育て上げたとある堕天使の男だった。

 

「――ということがあり、イッセー君達はオーフィス達と共に異世界へと向かいました。」

 

その報告を聞き、堕天使の男は頭を抱えた。

 

『俺達が未来のギャスパーから聞いた『エヴィーズ』の特徴と全く異なる。ってことはつまり『エヴィーズ』とは別の『UL(ウル)』ってことかよ…っ!』

 

「彼らはおそらく情報通り30年後にくるでしょう。ですが今回の1件、彼らは全く関与していないと思われます。」

 

『そうだろうな…クソッ!俺達がここから出られない時に限ってとんでもねぇ事態になっちまったっ!』

 

「30年後に起こる事態について、

そして今回の件について各勢力に報告致します。『エヴィーズ』については

『Under world's Life from』―― 『UL(ウル)

そして今回の彼らについては

『Another Under world's Life from』――

AUL(オウル)』として伝えるつもりです。」

 

『予定が相当狂ったな…』

 

「30年後の件に関してですが詳細はまだ伏せるつもりです。しかし今回の件で多少の報告をせざるを得ません。」

 

『リゼヴィムの野郎が余計な真似をしたせいで異世界から襲撃を受ける、それを退けたとして実は30年後に他のところからも襲撃されますなんて後から言ったら面倒なことになりそうだもんな…

それなら先に"未来からの使者により、30年後異世界から襲撃されると伝えられたが、その時の干渉により、この世界の歴史にズレが生じてしまった"って報告したほうが余計な混乱を与えずに済むからな』

 

その言葉に対し魔王は頷く。

そして現在の状況を伝える。

 

「とにかく今は彼らを信じてこちらは防衛の準備を急がせています。首都に突然現れるような連中ですからね。いきなり各勢力の拠点を襲撃するということもあり得るでしょうから」

 

『そうだな…D✕Dだけじゃとても守りきれねぇ。神滅具使いやその他の協力が不可欠だろう。そういや国際大会はどうする?中止にするのか?』

 

「幸い、まだ時間はあります。なるべくギリギリまでは開催の方向で行くつもりです」

 

『ならエントリーしているチームに協力を要請してもいいな。帝釈天とか神クラスは直接動くことは無理だろうが他のチームなら開催のために動いてくれると思うぞ』

 

「では私は早速、各勢力への報告と協力要請をしてきます。何か進展がありましたらまた連絡致します。」

 

『あぁ…頼んだぜ』

 

 




AULという言葉は私が適当に考えたものなので原作にはない言葉になります。英語ができない私にしてはマシなそれっぽい名前です。安心してください。これ以降はおそらく出てこない単語です。

そういえばパワーバランスを見直しました。
真紅=シンフォギアはやはり無理があるとのことでしたので真紅>イグナイト>限定礼装≒シンフォギアくらいのイメージで書いていこうと思います。あくまで私のイメージですのでこれが絶対というわけではございません。状況によって強さはどのようにも変わりますし。あくまで目安として捉えていただけると幸いです。

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