「立花さん!」
「すいません。この子が木から降りれなくなっていたものでして」
「それで?」
「お腹を空かせているのではないかと」
「はぁ〜、後で反省文を書いて職員室まで来るように」
とこんなことは入学してからそっち、日常茶飯事である。
そんなことがありながらも高校に進学してから再会したルームメイトであり、幼馴染の小日向未来と寮に向かっていると響は黒いテンガロンハットにタキシードを改造したような格好をした女性が倒れていた。
「うわぁー!だ、大丈夫ですか?」
「お腹・・すい・・・た。」
響はその女性を連れて、近くのファミレスに入る。
「1番安い定食と調味料ありったけ」
と響は出てきた料理にテーブルに置いてある調味料を片っぱしからかけ始めたその女性を見て驚いた。
「あ・・・・、あの」
「なに?」
「そんなにかけて大丈夫なんですか?」
「これが1番美味しいの」と女性は調味料をかけ終わった料理を口に入れる。
「う〜ん!、うまぁぁぁぁい!」
「あはは・・・・」
とそこで響は気付いた、店の中がやけに静かになっていて、そして外ではサイレンが鳴り響いていたことに、そして店内には、チリの山が出来上がっていた。
「え、うっそ、普通定員が客を置いて逃げる?、とりあえず逃げましょう!」店員
「とりあえず、二手に分かれようか。私はそっちの奴を惹きつけるから、逃げなさい。」
「でも、そしたら貴女が」
「大丈夫・・・・」彼女が腰のベルトを掴むとそれは蛮刀の形に変化した。
「行きなさい!」
「はい、あのもし、また会えたら名前を教えてください。」
「ええ、またあえたらね。」
と響は店を出ていく。
「・・・・・とびっきりの死亡フラグじゃない。さっさと片付けて合流したほうがいいかな。」と女性はその蛮刀をふるってノイズに向かっていくのだった。
一方その頃、響は逃げ遅れていたら女の子を抱えてノイズから逃げていた。
「お姉ちゃん・・・」
「大丈夫だから、だから生きるのを諦めないで」
(私もおじいちゃん達の誇り高き、5人の勇者の孫娘だ。まあ、義理なんだけど、そんなお爺ちゃん達のように私も正義に生きよう。一歩を踏み出す勇気をこの子を守る為に、2年前のライブの後、私に危害が加えられないように、お爺ちゃん達の下に送り出してくれたお父さん、お母さん達のように、さっき、私を助けてくれたあの人のように)
響が心の中で覚悟を決めたその時
『Balwisyall nescell gungnir tron』自然とその歌を口にしていた。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。よければ次回も見に来てください。