「え、えーっと」
「ようこそ! 人類最後の砦、特異対策機動部二課へ!」
と言われ、そこから響は様々な検査や事情説明をされたのだった。
それから響は、奏者としての訓練を受けながら、徐々に実践にも出ることが多くなってきた。
二課のトレーニングルームでは今日も響は二課の戦闘教官である流竜馬、巴武蔵、車弁慶に扱きを受けていた。
「おらおら、どうした響、そんなんじゃ、ノイズから人を守るどころか、その前に自分がおっ死んじまうぜ!」
「まあまあ、そこまでにしとけや、竜馬、響もなんだかんだでここまでお前についてこれてんだ。これ以上はオーバーワークだ。ノイズが出た時に影響が出たんじゃどうしようもねえからな。」
「けっ!、まあ、いい響、今日はもう上がっていいぜ。」
「はい、ありがとうございました。」
「おう、あ、そうだ、響」
「はい?」
「帰る前に、櫻井博士のところに寄ってくれってよ。ご本人は隼人の部屋に居るはずだ。」
「神副司令の部屋にですか?」
「おお、まあ、なんかの報告だろう。さっさと了子のとこ行って、今日はもう帰りな。」
「はい、ありがとうございました。」
響は、言われたとおりに、副司令である隼人の部屋に向かう。
部屋の前に着くと
コン、コンッ!と部屋をノックする。
「失礼します。響です。」
『立花か、開いているから入ってくるといい。』
「失礼します。」
「響ちゃんもいらっしゃい。」
「どうした。立花」
「ええ、弁慶さんから帰る前に了子さんのところに顔を出すようにと言われまして、副司令の部屋にいるとおっしゃられたので」
「あら、そうだったわ。最近はシンフォギアを纏って闘うことが多くなったから、定期検診をと思って、弁慶くん達にも
「そうか、分かった。櫻井博士、少し話すぎたらしい。もう行ってもらって構わない。それと立花くんの寮の門限もあるだろうからあまり長く引き止めないように」
「はーい」
と了子は響を連れて部屋を出るのだった。
それから響は了子に簡単な診察を受けてレントゲンなどを取り、ようやく帰宅ルートに入った。
「ノイズ・・・、いったいなんなんだろう。おじいちゃん達がしてくれた昔話にはものと同化するタイプのノイズなんかもいたみたいだしそのノイズと戦い、同化したヨロイを片っ端から壊しまくった為に、古代にはヨロイという兵器の絶対数が少なくなったって言ってたな。」
「それにしても同化するノイズねえ、そんなノイズがいたなんておじいちゃん達の話を聞くまではそんなこと、思わなかった。」
「かつて、ノイズにも様々な種があった。だが、エルドラと言われるレプリカ最強のヨロイやオリジナルセブンの面々に駆逐され大半の種が滅んだとされています。」
「誰?」
「ふふふ・・・・・・」
とそこには黒髪の長い美しい髪に琥珀色の色彩を持つ目に女として超特大の戦闘力を秘めたバスト、見立てでも響は出会ったことのないくらいの爆乳で何カップか計測できない。
「貴女はいったい誰なんですか?」
「私はファサリナと申します。立花響さん、ああ、伝説の勇者の意思を受け継ぐ者として私は貴女を迎えにきたのです。」
「私を?」
「そう、我らの同士は貴女の協力を欲していますわ。」
「協力?、私が貴女に?」
「いいえ、我らが同士にです。我らが同士の計画を成就させるには多くの力が必要なので・・」とそのとき、響とファサリナの間に一振りの斬撃が通り過ぎる。
「貴女は⁉︎」
その攻撃をしていた人物は先日、響が助けてご飯を奢った、黒いタキシードの女性だった。
「見つけたわよ、貴女、鉤爪のところにいた奴よね?」
「これはこれは、貴女は確か・・・・」
「お前達のボスに義理の兄と実の姉を殺された。ヴィオラだ!」
今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。