ラブライブ!~school Knight Live~ 作:龍玖
あれから1ヶ月。組織は全く動きがない。不自然すぎる。それが平和というならそれが1番なんだが。
「ん?なんだ…」
スマホを見ると1件のメールが届いていた。差出人は無名だった。内容としては3月の全国大会、貴様の大切なものを破壊する。それが嫌なら組織に戻れ、戻らないなら実力行使ということで3月、作戦を実行する。と書いてあった。
平和は保たれない。しかしその平和を守る者がいる。
俺は即座に警察にこのメールを添付し、送信した。
「ということだ。ごめんな、花陽」
「ダメ!」
「これは俺の決めたことだ。第一、俺のせいでμ'sのライブを楽しみにしてる人、そしてμ'sの為にも。俺は戦うよ」
「でも!」
花陽は激昂した。まるで俺を静止するかのように。
「花陽の言いたいこともわかるよ。でも、もう俺の手の届かないところにいるならせめて、俺のケジメとしてライブは成功させてやりたいんだ。成功して欲しいんだ。今だけ許してくれ、兄としてのわがままを。」
「わかった…穂乃果ちゃん達には…」
「明日伝えるよ。名目上は少しの有給って事にしといてあるから。」
翌日、俺は理事長に少し長めの有給を貰い、最後の決戦に臨んだ。
廃工場、と呼ぶには荒廃した場所に来ている。
そこへ、男が現れた。
「一人で来たか、小泉賢人、いや、クリスタルミラージュ」
「もうその名は捨てた、今の俺はただの教師なんだよ。ナイトこそ、1人なんだな」
「今の俺はナイトではない。ホーリーナイトだ。」
「悪いやつがホーリーなんて、笑わせてくれるぜ。」
「次言ったらその命、貰い受ける。」
しかし、やけに視線を感じた。周りを見るとかなり視線を感じた。
「1人じゃないな?」
「貴様にはわかってしまうか」
「いいぜ、時間なら腐るほどあるからやろうか!」
ナイトは指を鳴らすと、90人近くの改造人間、いや自我を失い、戦うことしか知らない可哀想な者たちが現れた。
「お前らにみっちり教えてやるよ、俺が、小泉賢人がこの4ヶ月という短い時間で…教えて貰ったことを!」
「こいよ!俺の知ってる、クリスタルミラージュさんよぉ!」
ganpurabattlesystemstart
「ミラージュナイトアバリス装備形態」
「アークエンドガンダム」
フィールドはコロニーレーザー内部、機動戦士Zガンダムに登場したあのフィールドだ。
数分後
フィールドにあるのは数機大破したガンプラと中破したミラージュナイトだけだった。
「っ…」
「なぁ!俺の知ってる『辻斬りの賢人』は何処に行っちまったんだよォ!なぁよォ!」
「クリスタルミラージュも…辻斬りの賢人も…もう今の俺じゃない!今の俺は…!!ただの教師だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ミラージュナイトはアークエンドガンダムを両腕でがっしりと掴んだ。
その時だった。俺は目を瞑り、全神経をガンプラと両腕に集中した。
「なっ…!」
そして、アークエンドガンダムごとミラージュナイトを結晶化させた。
そして、虚無の世界に俺の意識は旅立った。
『出して!』
青年の声がした。
助けを求める声だった。
「わかった、出してやるよ、一つだけ条件がある。」
『いいから誰でもいいから僕を助けてよ!』
「お前の機体、貰うぞ。」
『ガンプラなんでどうでもいい!いいから助けて!』
その声はあまりにも悲痛に聞こえた。苦痛、悲しみ、辛さ。そのすべてがわかる。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!おめーはぁ!俺だぁぁぁぁぁ!!!俺の新しい器になれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
そして、新たな機体が生まれた。
その機体はあまりにも小さかった。そして、ホーリーナイトは呪縛から開放された。
「あとは任せろ、今は休め」
ナイトにそう言うとミラージュナイトのガリアシステムは継承され、瞬時に索敵が行われた。武装はガンブレイド、ビームサーベル、バルカンという乏しい武装だった。
「やれる、この機体なら!」
運動性は申し分なかった。
それに加え、ガンブレイドの性能も悪くない。
しかし、空戦を強いる敵に対してはめっぽう弱かった。
「もしかしなくてもってやつだ!試してみるか!」
コンテナⅣ、Ⅴをカタパルトに置き、射出させた。
「ミラージュチェンジザファントム!!」
その掛け声とと共にコンテナは外装が剥がれ、緑色のアーマーが露出した。
そして、脚部、腕部、頭部、腰部、胴体にアーマーが装備された。
PHANTOM Mirage
それがこの機体のコードだった。
「ファントム…ミラージュ、か。やってやろうじゃん。」
「食いやがった…」
「っ…!」
ナイトの引き連れていた80人弱の1人がそう言った。
「彼奴はもうナイトと言う名では無い!ただのガキンチョだ!」
「リーダーが…ただのガキンチョ?ふざけるな!」
「分からないというのなら!」
カーソルを切り替え、システムを起動させた。システムコード、『PHANTOM HADES』ファントムライトをリミッターつけた状態で発動させ、HADESをリミッター状態で発動させた。機体は放熱状態を表すかのように全身に炎を纏った。
「ファントムハデス!」
俺はファントムハデスを発動させ左腕の小型シールドをフレイムソードにし、接近戦を仕掛けた。
「出力が!」
ファントムミラージュの炎は敵の出力を下げる作用があった、それに加え、通常のファントムライト同様ミノフスキードライブを採用しているため、炎に触れただけで敵機は損傷する。
「ぶった斬る!」
フレイムソードの出力が安定しない状態で出力を上げた。
そうすることで80人弱なんてあっという間に片付いた。
「ちくしょー!」
WINNER MirageKnightabarisuWeapons
システム音が鳴ると、俺はガンプラを回収し、新しい相棒を片手にこういった
「さて、情報は…ないか…でも今ので全てがわかった。よかった、長めに休暇を取っておいて。」
まだまだ道は長いだろう。途方もない道だろう。それでも戦わなくてはならない。守るべきものの為にも、そして、9人の女神達の為にも。
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