ラブライブ!~school Knight Live~   作:龍玖

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とうとう10話です。ここだけの話、あと少しでμ's編は完結します。


STAGE10

あれから1ヶ月。組織は全く動きがない。不自然すぎる。それが平和というならそれが1番なんだが。

 

 

「ん?なんだ…」

 

スマホを見ると1件のメールが届いていた。差出人は無名だった。内容としては3月の全国大会、貴様の大切なものを破壊する。それが嫌なら組織に戻れ、戻らないなら実力行使ということで3月、作戦を実行する。と書いてあった。

平和は保たれない。しかしその平和を守る者がいる。

俺は即座に警察にこのメールを添付し、送信した。

 

 

 

 

 

 

 

「ということだ。ごめんな、花陽」

 

「ダメ!」

 

「これは俺の決めたことだ。第一、俺のせいでμ'sのライブを楽しみにしてる人、そしてμ'sの為にも。俺は戦うよ」

 

「でも!」

 

花陽は激昂した。まるで俺を静止するかのように。

 

「花陽の言いたいこともわかるよ。でも、もう俺の手の届かないところにいるならせめて、俺のケジメとしてライブは成功させてやりたいんだ。成功して欲しいんだ。今だけ許してくれ、兄としてのわがままを。」

 

「わかった…穂乃果ちゃん達には…」

 

「明日伝えるよ。名目上は少しの有給って事にしといてあるから。」

 

翌日、俺は理事長に少し長めの有給を貰い、最後の決戦に臨んだ。

 

 

 

 

 

廃工場、と呼ぶには荒廃した場所に来ている。

そこへ、男が現れた。

 

 

「一人で来たか、小泉賢人、いや、クリスタルミラージュ」

 

「もうその名は捨てた、今の俺はただの教師なんだよ。ナイトこそ、1人なんだな」

 

「今の俺はナイトではない。ホーリーナイトだ。」

 

「悪いやつがホーリーなんて、笑わせてくれるぜ。」

 

「次言ったらその命、貰い受ける。」

 

しかし、やけに視線を感じた。周りを見るとかなり視線を感じた。

 

「1人じゃないな?」

 

「貴様にはわかってしまうか」

 

「いいぜ、時間なら腐るほどあるからやろうか!」

 

ナイトは指を鳴らすと、90人近くの改造人間、いや自我を失い、戦うことしか知らない可哀想な者たちが現れた。

 

「お前らにみっちり教えてやるよ、俺が、小泉賢人がこの4ヶ月という短い時間で…教えて貰ったことを!」

 

「こいよ!俺の知ってる、クリスタルミラージュさんよぉ!」

 

 

 

ganpurabattlesystemstart

 

「ミラージュナイトアバリス装備形態」

 

「アークエンドガンダム」

 

 

フィールドはコロニーレーザー内部、機動戦士Zガンダムに登場したあのフィールドだ。

 

 

数分後

フィールドにあるのは数機大破したガンプラと中破したミラージュナイトだけだった。

 

「っ…」

 

「なぁ!俺の知ってる『辻斬りの賢人』は何処に行っちまったんだよォ!なぁよォ!」

 

「クリスタルミラージュも…辻斬りの賢人も…もう今の俺じゃない!今の俺は…!!ただの教師だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

ミラージュナイトはアークエンドガンダムを両腕でがっしりと掴んだ。

その時だった。俺は目を瞑り、全神経をガンプラと両腕に集中した。

 

「なっ…!」

 

そして、アークエンドガンダムごとミラージュナイトを結晶化させた。

 

そして、虚無の世界に俺の意識は旅立った。

 

『出して!』

 

青年の声がした。

助けを求める声だった。

 

「わかった、出してやるよ、一つだけ条件がある。」

 

『いいから誰でもいいから僕を助けてよ!』

「お前の機体、貰うぞ。」

 

『ガンプラなんでどうでもいい!いいから助けて!』

 

その声はあまりにも悲痛に聞こえた。苦痛、悲しみ、辛さ。そのすべてがわかる。

 

 

 

 

 

 

 

「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!おめーはぁ!俺だぁぁぁぁぁ!!!俺の新しい器になれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

 

そして、新たな機体が生まれた。

 

その機体はあまりにも小さかった。そして、ホーリーナイトは呪縛から開放された。

 

「あとは任せろ、今は休め」

 

 

ナイトにそう言うとミラージュナイトのガリアシステムは継承され、瞬時に索敵が行われた。武装はガンブレイド、ビームサーベル、バルカンという乏しい武装だった。

 

 

「やれる、この機体なら!」

 

運動性は申し分なかった。

それに加え、ガンブレイドの性能も悪くない。

しかし、空戦を強いる敵に対してはめっぽう弱かった。

 

「もしかしなくてもってやつだ!試してみるか!」

 

コンテナⅣ、Ⅴをカタパルトに置き、射出させた。

 

 

「ミラージュチェンジザファントム!!」

 

その掛け声とと共にコンテナは外装が剥がれ、緑色のアーマーが露出した。

 

そして、脚部、腕部、頭部、腰部、胴体にアーマーが装備された。

 

PHANTOM Mirage

 

それがこの機体のコードだった。

 

「ファントム…ミラージュ、か。やってやろうじゃん。」

 

「食いやがった…」

 

「っ…!」

 

ナイトの引き連れていた80人弱の1人がそう言った。

 

「彼奴はもうナイトと言う名では無い!ただのガキンチョだ!」

 

「リーダーが…ただのガキンチョ?ふざけるな!」

 

「分からないというのなら!」

 

カーソルを切り替え、システムを起動させた。システムコード、『PHANTOM HADES』ファントムライトをリミッターつけた状態で発動させ、HADESをリミッター状態で発動させた。機体は放熱状態を表すかのように全身に炎を纏った。

 

「ファントムハデス!」

 

俺はファントムハデスを発動させ左腕の小型シールドをフレイムソードにし、接近戦を仕掛けた。

 

「出力が!」

 

ファントムミラージュの炎は敵の出力を下げる作用があった、それに加え、通常のファントムライト同様ミノフスキードライブを採用しているため、炎に触れただけで敵機は損傷する。

 

「ぶった斬る!」

 

フレイムソードの出力が安定しない状態で出力を上げた。

そうすることで80人弱なんてあっという間に片付いた。

 

「ちくしょー!」

 

WINNER MirageKnightabarisuWeapons

 

システム音が鳴ると、俺はガンプラを回収し、新しい相棒を片手にこういった

 

「さて、情報は…ないか…でも今ので全てがわかった。よかった、長めに休暇を取っておいて。」

 

まだまだ道は長いだろう。途方もない道だろう。それでも戦わなくてはならない。守るべきものの為にも、そして、9人の女神達の為にも。




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