ラブライブ!~school Knight Live~   作:龍玖

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11話です。まもなくμ’s編完結します。


STAGE11

「次、行くか…」

 

あのバトルから5時間後、食料を接収し、警察に電話し、GPSの位置情報を送った。俺はその後、やるべきことを果たすため、次の階層へ向かった。タケシ氏も来ていたが、これは俺のやることだと言い、そのまま捜査に移ったそうだ。

 

「やぁ、小泉賢人。」

 

玉座に座る男がそう言った。その男は俺がよく知っている男だった。かつて俺が仕えた人物であり、倒すべき敵、ラスボスだ。

 

「そっちの名前で覚えてた。組織のリーダーさんは。」

 

「まぁいいさ、やろうか。」

 

「その前にひとついいか?」

 

「なんだい?」

 

「なんであんな脅迫メールを俺宛に送った。あの時組織を裏切ったのは俺以外にもいたはずだ。」

 

「それはね、君があの時、能力を使ったからだ。」

 

ネオプラチナジードの話がもうバレていたのか。

そうとなればネオプラチナジードは使えない。

 

「それに、1番早く能力の副作用から寛解したのも君だ。」

 

「わかった、だいたいな。」

 

「それでいいなら、やろうか」

 

 

 

ganpurabattlesystemstart

 

 

「ミラージュコア、ファントムアーマー。」

 

「ランスロットイーター」

 

 

両機、カタパルトから射出され、フィールドは宇宙、ブラックホール付近だった。

 

ランスロットイーター。騎士の名を持ちながらも、それに反した見た目をしており、右半身はまるで生物のような見た目をしていた。

 

「ちっ!」

 

「ほら!どうした!」

 

「こうなったら、ミラージュチェンジザファントム!」

 

ファントムアーマーをミラージュコアに纏わせ、ファントムミラージュになった。

 

「接近戦はダメだって言ったはずだ!」

 

左腕に装備された大きな槍で弾かれた。

そして、フィールドの端に追いやられた。

 

「ファントムHADES…リミッター解除…コード、HADESver.mirage-PHANTOM」

 

HADESver.mirage-PHANTOM。それは花陽と約束して使わないと誓った。禁忌のシステム。それにファントムライトを掛け合わせた代物。代償は己のメンタル、そして、誰かから忘れられる。まさに幻影(ファントム)の死の神の(HADES)システム。

 

 

「俺は…誰が…何を言おうと…教師なんだよ!だから!力を貸せ!ファントムミラージュ!」

 

「面白い!ならば!ランスロットイーター、フルーフモード!」

 

ランスロットイーターの各部が排熱機構を持ち、排熱を開始した。

 

俺は即座に機動戦に持ち込んだ。

そして、フレイムソードを出力最大&瞬間的に全廃熱システムを解放した俗に言う完全解放を使った。そうすることでフレイムソードの熱を逃がしながら一気に決める短期戦にシフトチェンジした。

 

しかし、そんな事なぞいら知らず。

 

出力の上がった剣と槍だ。出力の差で負けた。

 

「まだまだぁ!」

 

と、その時だった。

俺の記憶がこう叫んでる、危険だと。また何かを失いかねないと。そしてフラッシュバックした。

 

 

 

 

 

 

─────────────────────

 

「ふぅ、帰った帰った。」

 

「おや?君かい?小泉花陽のお兄さんは?」

 

「勘弁してくれ、今日は疲れたんだ。」

 

「君に用があるんだ。1戦、交えないかい?」

 

これが俺の組織のリーダーとの出会いだった。

 

「ペイルライダーBWS、出るぞ」

 

「ランスロットエクス、行くよ」

 

もちろん負けた。

改造されたガンプラVS殆ど無改造でBWS(バックパックウェポンシステム)を積んだだけのガンプラじゃ天と地の差な訳で。そして、俺は睡眠薬を無理やり口に含まされた。そして、誘拐された。

 

目が覚めると知らない場所に居た。

そして、改造されたペイルライダー、ミラージュナイトEx-Sがあった。

 

「これが新しい君の器だよ、ミラージュ」

 

「その名前は俺の名前じゃない俺は小泉賢人だ」

 

「洗脳が足りないみたいだね。」

 

そして、その中で俺の能力が芽生えた。

それはガンプラバトル中に敵機を結晶化させるという能力、逆にそれを応用して自分のガンプラを補修するということも出来た。

 

そして、俺は途方もない戦いを始めた。片っ端からガンプラバトルをするという行為だ。もちろん相手の機体は粉々。

 

 

しかし、その傍らにもう1人の自分がいた。少し信じ難いがここは意識の世界。そりゃもう一人の自分がいる訳で。

 

「賢人、お前はどうしたい。」

 

『戻りたい。花陽の元に。でも戦わなくちゃだから戻れないや。』

 

「もうその必要は無いよ。」

 

 

 

 

 

──────────────────────

 

 

「やはり、あとをつけておいてよかったようだな!」

 

「ちっ、分が悪いな」

 

生物のようなものでタケシの操るパーフェクトガンダムを破壊しようとした時だ。

もう一機のガンダム、A-Zガンダムが生物の部分を高火力のビームで焼き払った。

 

A-Zガンダム、ファイターは三代目メイジンカワグチ、またの名をユウキ・タツヤ。

 

「させない!」

 

「ユウキ少年!」

 

「おそらく彼は今、過去の自分と対話しています。その時間だけでも稼ぎましょう!」

 

「わかった、無理はしないように」

 

「猪口才な!」

 

 

 

───────────────────

 

『その必要は無いって?どういうこと?』

 

「今、俺は過去の俺と話してる。過去の俺からしたら変な話だろ?」

 

過去の俺はうんと頷いた。

 

「なら答えは出てるな、ミラージュナイトとミラージュコア、ふたつの蜃気楼をひとつにするぞ。」

 

『頼む、未来の自分』

 

「あばよ、過去の俺」

 

 

 

 

 

─────────────────────

 

「戻ってきたか!」

 

「行くよ過去の小泉賢人。」

 

そういうと、機体と思考がシンクロしたように動く。

まるでサンダーボルトのリユースサイコデバイスのように。

 

「なっ!」

 

「特別講義と行こうか」

 

ランスロットイーターは翻弄されていた。

想定してた時間より早い小泉賢人の記憶時間からの復帰、予期せぬ来訪者。そのふたつの不確定要因が関係し、組織のリーダー、元い、アスターのリーダー、アンラは冷静に居られなかった。

 

しかし、それも想定内かのように振舞っていた。

理由としては能力がアンラはふたつある。

ひとつは相手を記憶時間に閉じこめる。

 

 

 

2つ目は─────────




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