ラブライブ!~school Knight Live~ 作:龍玖
そして、朝になった。
「みんな!朝だよ!ラブライブだよ!」
「朝か…」
数時間後─────────
「随分とでかい会場だな…」
「先生、はい、これ。」
「ん?あー、パフォーマンス順か助かる。」
俺は西木野からもらったパンフレットを見て、驚いた。
「大トリか頑張れよ、俺は1度家に帰って学校業務に移るから、お前らは体力の温存、何かあったら俺に連絡をよこせ、授業中でも出てやる。そしてそれまでには戻ってくるから」
「お兄ちゃんも気をつけてね。」
そうして、俺は学校に戻って、バイクを家まで走らせ、荷物の整理をした。
そして、授業後、会場に急ぎ足で向かった。
1度、控え室に向かった。
「入るぞ。」
「先生!!」
そこには最後のトリを決めるには十分の覚悟と気合があった。
「あとはやるだけってとこだな。」
「はい!」
「μ'sの皆さん、スタンバイお願いします」
「行ってこい!」
そして、俺は客席に移動した。
「いります?先生」
「問題ないです」
そう言って片手に5本、無理やり持って、もう片手に4本持った。もちろん全員分の色。
「番号!」
「1!」
「2!」
「3!」
「4!」
「5!」
「6!」
「7!」
「8!」
「9!」
『μ's!!ミュージック、スタート!』
曲は成功した。これ以上ないほどに成功した。
俺自身こんなに凄いんだ、と思った。もう俺の手の届かない場所に行ってしまったのだろうか。いや、俺が単純に遠くに行きすぎてしまったのだろう。
そして、曲が終わった。
「音ノ木坂学院、μ's、ありがとうございました!」
俺は叫んだ。
「アンコール!」
と、心の底から全身全霊をかけて叫んだ。
「アンコール!」
「アンコール!」
そしたら、周りもアンコールをし始めた。
「アンコール!」
そして、再びμ'sは現れた。
そしてアンコールを披露した。
俺自身この日を忘れることは出来なかった。
何故なら───────────
「ラブライブ全国大会、優勝は───」
「μ's!!」
観客席で俺は泣き叫んだ。嬉し泣き叫んだ。
「穂乃果ちゃん!」
「穂乃果!」
「やったんだね!私達!」
後日────
卒業式となった。
高坂は式辞の代わりに曲を送った。
話によればかなり悩んだらしい。
そして、思わぬニュースが飛び込んできた。
「た、た、た、大変です!」
「花陽?どうしたんだ」
「どうしたにゃー?」
「先生何か知ってるんですか?」
「知らないよ、今3年生を送ろうとしたら花陽がいきなり慌てて来たから俺も部室にダッシュしてるだけで…」
「行くわよ!とりあえず!」
「ちょっと、私達、卒業したのよ?」
部室に着くと、その情報が解禁された。
「第3回ラブライブ…」
「それがアキバドームで行われます!」
「花陽、1度落ち着こうな?」
μ'sは全国大会でおしまいという約束だ。俺もそれでイエスと言ってしまった。
「招待状よ、宛が分からないのだけれど…」
「なになに…oh…」
「なんなのよ!」
「聞くか?」
「もったいぶってないで早く教えなさいよ。」
「知りたいか?」
「早く教えるにゃ!」
全員が唾を飲んだ。
「えーと、『μ'sへ、第2回ラブライブ全国大会優勝おめでとうございます。そこで、あなた達に海外にもスクールアイドルという存在を知ってもらおうということでニューヨークに行ってライブをしてもらおうと思います』…だってさ…」
全員がポカーンとしていた。
「に、ニューヨーク!?!?」
「俺も今何が起きてるかさっぱり分からないが俺もわからん。で、出発だが…1週間後だ。」
1週間後──────
μ'sだけ、ニューヨークに向かった。
俺は普通に学校業務があったので申し訳ないがパスした。
何事もないのは知ってる。そもそも世界のニューヨークだ。迷子になるとしたら…高坂ぐらいかな…
そして、連絡が来た。
ライブの衣装を纏った状態での9人の写真が送られてきた。
「成功したんだな。よくやった。」
後日─────
「おかえり…と言いたいがなんじゃこりゃ」
「私が知りたいわよ。」
「とりあえず…お疲れ様。」
荷物を受け取った後、ロビーにでてきた9人の前には待ち伏せが来ていた。
「俺は先行ってる。」
その後、μ'sはサイン責めにあったとさ。