ラブライブ!~school Knight Live~ 作:龍玖
「ま、いいことなんじゃないか?」
「よくないわよ!」
街にはあらよるところにμ’sの海外ライブの映像が流れていた。
俺は前から知っていたが、連絡するのを忘れていた。
「学校経由で帰れば?」
「余計目立つじゃない!」
「はぁ、変装しても不審者扱いされるのも困るしな」
「変装しなければいいんじゃないかな?」
「まぁ迎えに来た俺も巻き込まれてるからなぁ…」
高坂の言う通りだ。
実際、A-RISEも変装してるという噂を耳にしない。
後日、俺が職員室で普通の学校業務をしていたら花陽から連絡がきた。
話というのは部室でするということなので部室に来た
「で、話ってのはなんだ。やたらと空気が重いが」
「簡単な話よ」
「いや、三年生が来ているということは只事じゃないな?」
「μ’sを存続するかということよ」
矢沢がそういった、確かに、ラブライブ優勝、アメリカでのライブも成功。
μ’sの人気はうなぎ登りだ。このまま人気急上昇の状態で解散すると、ファンにも申し訳ないし、今まで応援してきてくれた理事長、俺にも申し訳がつかないという考慮したのだろう
「解散するんじゃなかったのか?」
「それがね、お母さんが音ノ木坂の為にもμ’sは必要って言ってて…」
「ちょっと理事長室行ってくるわ。」
「お兄ちゃん!」
「大丈夫、花陽たちにはなんの危害も与えないから。」
理事長室にて。
「理事長、彼女達の意見を受け入れるべきだと思います。」
「わかっています。それでも彼女等は、今の音ノ木坂に必要なんです。」
「一言言わせてもらいます。それでも、あんたは教師、いや、理事長なんですか?」
空気は凍った。俺は理事長がμ’sをただの知名度上げに使ってるように思ったからだ。
まぁ、あくまでも偏見だけど。
「えぇ、そうよ。」
「なら、認めてあげましょうよ、μ’s解散を」
「わかりました」
「それならよかった。」
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「というわけで」
「問題は、いつ『解散を伝えるか』よ。」
「あー、あれだ。」
「なんですか?」
「知りたいか?」
「早く言ってください、もったいぶってないで言ってください」
「じゃあ、μ’s史上最大級のライブ、それは────」
「全国のスクールアイドルを集めたライブだ」
俺は、μ’sの顧問、小泉賢人として最後の、最初で最後の我儘、といううか、多分、μ’sのやりたいことだと思う。でも後悔だけは、悔いの残るライブだけはさせたくない。そう心から思った、願った。