ラブライブ!~school Knight Live~   作:龍玖

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STAGE16

「ま、いいことなんじゃないか?」

 

「よくないわよ!」

 

街にはあらよるところにμ’sの海外ライブの映像が流れていた。

俺は前から知っていたが、連絡するのを忘れていた。

 

「学校経由で帰れば?」

 

「余計目立つじゃない!」

 

「はぁ、変装しても不審者扱いされるのも困るしな」

 

 

 

 

「変装しなければいいんじゃないかな?」

 

「まぁ迎えに来た俺も巻き込まれてるからなぁ…」

 

高坂の言う通りだ。

実際、A-RISEも変装してるという噂を耳にしない。

 

 

 

 

後日、俺が職員室で普通の学校業務をしていたら花陽から連絡がきた。

話というのは部室でするということなので部室に来た

 

「で、話ってのはなんだ。やたらと空気が重いが」

 

「簡単な話よ」

 

「いや、三年生が来ているということは只事じゃないな?」

 

 

 

「μ’sを存続するかということよ」

 

矢沢がそういった、確かに、ラブライブ優勝、アメリカでのライブも成功。

μ’sの人気はうなぎ登りだ。このまま人気急上昇の状態で解散すると、ファンにも申し訳ないし、今まで応援してきてくれた理事長、俺にも申し訳がつかないという考慮したのだろう

 

 

 

「解散するんじゃなかったのか?」

 

「それがね、お母さんが音ノ木坂の為にもμ’sは必要って言ってて…」

 

「ちょっと理事長室行ってくるわ。」

 

「お兄ちゃん!」

 

「大丈夫、花陽たちにはなんの危害も与えないから。」

 

 

 

理事長室にて。

 

 

「理事長、彼女達の意見を受け入れるべきだと思います。」

 

「わかっています。それでも彼女等は、今の音ノ木坂に必要なんです。」

 

「一言言わせてもらいます。それでも、あんたは教師、いや、理事長なんですか?」

 

 

 

空気は凍った。俺は理事長がμ’sをただの知名度上げに使ってるように思ったからだ。

まぁ、あくまでも偏見だけど。

 

「えぇ、そうよ。」

 

「なら、認めてあげましょうよ、μ’s解散を」

 

 

「わかりました」

 

「それならよかった。」

 

 

 

 

 

───────────────────────────────

 

 

 

 

「というわけで」

 

「問題は、いつ『解散を伝えるか』よ。」

 

「あー、あれだ。」

 

「なんですか?」

 

「知りたいか?」

 

「早く言ってください、もったいぶってないで言ってください」

 

「じゃあ、μ’s史上最大級のライブ、それは────」

 

 

 

 

 

 

 

「全国のスクールアイドルを集めたライブだ」

 

 

 

俺は、μ’sの顧問、小泉賢人として最後の、最初で最後の我儘、といううか、多分、μ’sのやりたいことだと思う。でも後悔だけは、悔いの残るライブだけはさせたくない。そう心から思った、願った。

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